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第3の異世界ー死にたい魔王
第48話 ツクナは神を恐れない
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……今日も一緒に寝てくれると言われて、俺はツクナの部屋にあるベッドで横になっていた。
隣で寝ているツクナの腹に手を乗せ、自分も眠ろうとするがなかなか寝付けない。疲れているはずなのに眠れないのは、リュアンの言ったことが気になっているからだった。
『わたしが神様だったら、自分にとって不都合な存在は排除すると思いますよ』
不都合な存在は排除する。
確かにそうだ。神が力のある存在ならば、人間に屈服などするはずはない。自分にとって不都合があるならば、強い力でそれを排除をするのみだろう。
いつか神が俺たちを排除するためになにかしてくるのか?
しかし科学者であるツクナは神と同等の存在らしいし、そんなに恐れることもないのかもしれないが。
そんなことを考えながら乗せている手でツクナの腹を撫でると、
「……なんじゃ? まだ起きとったのか?」
「うん? ああごめん。起こしちゃったか」
薄ぼんやりしたオレンジ色の明かりが部屋を照らす中、うっすらとツクナが目を開く。
「眠れんのか?」
「ああ、ちょっと考え事をしててね」
「ソシアのことか?」
「ソシア? いやまあ、あいつのことも気にはなるけど」
いろいろありはしたが、大切な幼馴染なことには変わりない。
しかたがなかったとはいえ、ソシアをどこだかわからない異世界に送り込んだことには少し心配に思うところがあった。
「すまんかったの。嫌なことをやらせてしまった」
「気にするな。むしろ俺がやるべきことだったと思うし、ああせざる負えなくなったのはあいつの自業自得だ」
「……ふむ。ハバンは好きだったのかの? あの女のことが」
「好き? ああ、子供のころからの付き合いだし、大切には思ってるよ
「そうではない。もうよい」」
ぷくっとツクナは頬を膨らます。
なにか怒らせてしまったようだが、理由はよくわからなかった。
「……まあそれはともかくじゃ。他にも気になることがあるようじゃな」
「えっ? ああまあ……」
俺はリュアンの言葉を聞いて沸いた懸念をツクナに話す。
「なんじゃそんなことか」
「そんなことって……たいしたことじゃないのか?」
「想定済みじゃ。排除しようとする力があるならば、それをはねのけて神を屈服させてやるのがツクナの目的じゃからな」
「お、おお」
恐れなどまったく無いと、そんな様子で言ったツクナの言葉に俺は感嘆した。
「ハバンは神が怖いのかの?」
「そりゃまあ……大きな存在だし、怒らせるのは怖いよ」
「安心せい。ツクナがいれば神など恐れる必要は無い」
「そうか。そうだな」
ツクナは神の定めた不幸な運命から俺を救ってくれた子だ。神に抗う力を持つこの子の側にいれば、神など恐れることは無いと俺は思う。
「うん。安心した。もう眠れそうだよ」
ツクナの腹を撫でながら俺は目を瞑る。
「ハバン」
「うん。起こしてごめんな。もう平気だから寝よう」
「そうではない。ハバン、お前はツクナに触れたいのかの?」
「えっ? あ、ごめん。嫌だったか?」
腹から手を離そうとするが、
「いや」
その手をツクナが掴む。
「そうではない。好きな女に触れたいと思うのは男として当然のことじゃ」
と、ツクナは上着をめくって素肌の腹を晒す。
隣で寝ているツクナの腹に手を乗せ、自分も眠ろうとするがなかなか寝付けない。疲れているはずなのに眠れないのは、リュアンの言ったことが気になっているからだった。
『わたしが神様だったら、自分にとって不都合な存在は排除すると思いますよ』
不都合な存在は排除する。
確かにそうだ。神が力のある存在ならば、人間に屈服などするはずはない。自分にとって不都合があるならば、強い力でそれを排除をするのみだろう。
いつか神が俺たちを排除するためになにかしてくるのか?
しかし科学者であるツクナは神と同等の存在らしいし、そんなに恐れることもないのかもしれないが。
そんなことを考えながら乗せている手でツクナの腹を撫でると、
「……なんじゃ? まだ起きとったのか?」
「うん? ああごめん。起こしちゃったか」
薄ぼんやりしたオレンジ色の明かりが部屋を照らす中、うっすらとツクナが目を開く。
「眠れんのか?」
「ああ、ちょっと考え事をしててね」
「ソシアのことか?」
「ソシア? いやまあ、あいつのことも気にはなるけど」
いろいろありはしたが、大切な幼馴染なことには変わりない。
しかたがなかったとはいえ、ソシアをどこだかわからない異世界に送り込んだことには少し心配に思うところがあった。
「すまんかったの。嫌なことをやらせてしまった」
「気にするな。むしろ俺がやるべきことだったと思うし、ああせざる負えなくなったのはあいつの自業自得だ」
「……ふむ。ハバンは好きだったのかの? あの女のことが」
「好き? ああ、子供のころからの付き合いだし、大切には思ってるよ
「そうではない。もうよい」」
ぷくっとツクナは頬を膨らます。
なにか怒らせてしまったようだが、理由はよくわからなかった。
「……まあそれはともかくじゃ。他にも気になることがあるようじゃな」
「えっ? ああまあ……」
俺はリュアンの言葉を聞いて沸いた懸念をツクナに話す。
「なんじゃそんなことか」
「そんなことって……たいしたことじゃないのか?」
「想定済みじゃ。排除しようとする力があるならば、それをはねのけて神を屈服させてやるのがツクナの目的じゃからな」
「お、おお」
恐れなどまったく無いと、そんな様子で言ったツクナの言葉に俺は感嘆した。
「ハバンは神が怖いのかの?」
「そりゃまあ……大きな存在だし、怒らせるのは怖いよ」
「安心せい。ツクナがいれば神など恐れる必要は無い」
「そうか。そうだな」
ツクナは神の定めた不幸な運命から俺を救ってくれた子だ。神に抗う力を持つこの子の側にいれば、神など恐れることは無いと俺は思う。
「うん。安心した。もう眠れそうだよ」
ツクナの腹を撫でながら俺は目を瞑る。
「ハバン」
「うん。起こしてごめんな。もう平気だから寝よう」
「そうではない。ハバン、お前はツクナに触れたいのかの?」
「えっ? あ、ごめん。嫌だったか?」
腹から手を離そうとするが、
「いや」
その手をツクナが掴む。
「そうではない。好きな女に触れたいと思うのは男として当然のことじゃ」
と、ツクナは上着をめくって素肌の腹を晒す。
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