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しずかな決意
「あの、おれ、テーブルマナーとかよくわかんなくて……」
うつくしい断面のテリーヌが乗った前菜の皿を前に、リトは困り果ててそう打ち明けた。一皿一皿サーブされてくるコース料理なんてものを食べた経験もない。
呆れられてしまうかと思ったが、ダレンもハロルドも、馬鹿にしたり嗤ったりしなかった。
「好きなように食べていいんですよ。ヴォルフさまは人型のときも基本的に手づかみですし」
「俺だって普段は適当に飲み食いしてるしな。マナーがどうとか、そんなことで誰も君を責めたりしないよ」
ほっとして、リトはようやくナイフとフォークを手に取った。ゲームに出てくる料理は地球のものと変わらなかったとはいえ、実際に口に運ぶまではすこしドキドキした。
「……! おいしい」
フォークの先ですくったテリーヌを口に入れた瞬間に、不安など消し飛んでしまった。ジュレ状になっているコンソメと、小気味よい歯応えの野菜たちの旨みが、舌に広がっていく。
しずかに感激しているリトを見遣って、ダレンがほっとしたように眦を下げた。
「お口に合ってよかったです。たくさん召し上がってくださいね」
前菜の次は、クリーミーな冬瓜のポタージュが出てきた。これも甘くてとろとろしていてとても美味しかった。
(いまって、冬なのかな?)
城から外に出たとき、カーディガンを着ていてもすこし肌寒かったから、たぶんそうなのだろう。不思議なことに、邸の中は見たところ空調もないのに快適な温度が保たれている。魔法のたぐいなのだろうか。
「そういえば、父上から返信はあったのか?」
メインの牛ヒレ肉へナイフを入れながら、ふと、ハロルドがダレンへそう訊ねた。
「ありましたよ。『そのうち帰る。よきにはからえ』とだけ」
「まったく、あの御方は……そのうちそのうちと言いながら、三年はお姿を見ていないぞ」
「ケネス殿下が乳離れされた途端、またすぐ出て行かれてしまいましたものね」
(ハロルドのお父さん……魔界の王様、だよね。ゲームの中でも、ずっと旅に出てるって設定だった)
「我らが王は、ひとところにじっとしていられないたちなんだ。本来なら、召喚の儀には国王が立ち会うものなんだが」
「そもそも、召喚の儀が決まったのが急だったんですよね。そろそろだろうということで数年まえから準備はしていたんですが、今朝になっていきなり、ヴォルフさまが『次の守護者を喚ぶ』と仰って」
「そうだったんですか」
ゲームの中では、魔界はすでにマナのバランスが崩れはじめていて、急いで聖獣を召喚しなければならない、というシナリオだった。条件を満たして召喚イベントを起こさないと、当然ながらダレンルートのバッドエンドになる。
「儀式には、五百年かけて守護者さまが集めたマナと、魔術師の術式、そして王族の血が必要なんです。先程ハロルド殿下が仰られた通り、通常は国王陛下が立会人になられるんですけど、いまどこにおられるのかもわからなくて……仕方なく早文だけ出して、今日唯一お城にいらしたアデル殿下に立会人をお願いしたんです」
「正確には末の王子のケネスもいたが、まだ四つだからな」
「なるほど……」
頷いて、リトはフォークに刺したアスパラガスのグリルを口に入れた。香ばしくてジューシーでおいしい。
ちなみに、この世界での早文とは、伝書鳩のような魔法生物のことだ。宛先の人物の魔力を辿り、正確に伝言を届ける。
「あの、国王様がお城にいなくても、大丈夫なんですか?」
政治的なことはリトにはなにもわからないが、王様がいないのに、どうやって国を動かしているのか不思議だった。
「もっともな疑問だ、リト」
ハロルドはからりと笑って、注ぎ足されたワイングラスを手に取った。
「大丈夫ではないんだが、兄上たちやお妃たちや宰相たちが、がんばって大丈夫にしている」
「はあ……」
「本当に大変なときは帰ってきてくださいますしね。王子だった頃から破天荒な方でしたけど、このお城にいる魔族はみ~んな、あの御方のことがだいすきなんです。『よきにはからえ』なんて適当な王命でも、全力でよきにはからっちゃうくらいに」
「生まれついてのひとたらしなんだ、父上は」
国王の話をするふたりは、なんだかとても楽しそうだった。本当に国王のことが好きなんだな、とわかる。
(でも、アデルは、お父さんのことが嫌いなんだよね……)
アデルが幼い頃、国王が旅先の人間界から連れてきた人間の王妃が、魔王の命を弑しようとクーデターを起こした。そのとき後宮の一部を焼いた火事に巻き込まれて、アデルの母が命を落としてしまったのだ。
アデルはクーデターを起こした人間と同じように、人間を魔界に連れてきた国王のことも憎んだ。国王がすべての責は己にあり、人間の王妃に罪はないとして人間界への報復をしなかったことも、アデルは許せなかった。
かつて母親の宮があった後宮の野原で、「今度こそ、私は愛する者を守りたい」とレヴィに告げるこのシーンは、何度プレイしても泣けてしまう。もっとも、アデルがレヴィを守ろうとするその言動が、すべての攻略ルートで見事な当て馬行為になってしまうのだが――。
(うう。かわいそうな推し。そんなところも好き)
「リトはきっと、父上に気に入られると思うぞ」
「えっ?」
「陛下、ちいさくてかわいらしいものが大好きですものねえ」
「ち、ちいさい……」
(おれ、いちおう170はあるんだけどなあ……)
向こうではちいさいと言われたことなどなかったが、確かにここに来てから目にする魔族たちはみんな背が高い。そもそも人間とは平均身長が違うのだろう。
デザートは、オレンジソースのあたたかいクレープだった。あんまりおいしくて、食べ終えてしまうのが惜しかったくらいだ。
前菜からデザートに至るまで、ぜんぶすごく美味しかった。食欲がなかったことなど嘘のように、きれいに平らげてしまった。
(こんな贅沢しちゃって、いいのかな……)
食後に出された澄んだ色の紅茶も、とてもいい香りがする。つい数時間前まで深夜のコンビニバイトをしていたのに、いまではまるでお大尽のようだ。
「お食事は楽しんで頂けましたか?」
「はい、とても」
ダレンの問いにうなずいて、リトは手にしていた精緻な絵柄のティーカップをそっとソーサーへと置いた。
「おれ……早く聖獣の力に目覚めて、みなさんのお役に立ちたいです」
先程からずっと胸のうちに渦巻いていた情動が、言葉となってくちびるからこぼれ落ちた。
「このままじゃ、おれ、ただよくしてもらうばっかりで……」
「リトさま」
申し訳ない、と言いかけたリトの言葉を、ダレンのやわらかな声が押しとどめた。
「焦らなくても、いいんですよ。召喚されてきたばかりの聖獣が、すぐ守護者となるわけではありません。まずは、今代の守護者のもとで力の使い方を学びながら、マグナルクへ慣れていただくのが通例なんです」
「俺たち魔族からしてみたら、次代の守護者殿がこうしてここへ居てくれるというだけで心強く、ありがたいことなんだ。どうか健やかに過ごされることだけを考えてくれ」
「……はい。ありがとうございます」
ふたりとも、きっと本心からそう言ってくれているのだろう。焦ったところでどうしようもないことは、リトにもわかっている。
(……でも、)
『――私が喚んだのは聖獣だ。穢らわしい人間などではない』
最愛の推しの、冷たい声音が脳裏に響く。
国王の代わりに大事な儀式に立ち会って、そうして召喚されてきたのが人間の姿をした聖獣未満だったなんて、彼はきっととてもショックだったに違いない。もし、自分のせいでアデルが悪く言われたりするようなことがあったら、リトはとても耐えられない。
(……おれ、がんばらなきゃ)
膝の上の両手をぎゅっと握って、リトは決意を新たにした。
推しに見合う男になるために、二年間必死に自分磨きをがんばってきた。
これから一体どのような試練が待ち受けているのか想像もできないけれど、だいすきな推しのためになら、リトはなんだってがんばれる。
(アデルのためにも、立派な聖獣になるんだ)
うつくしい断面のテリーヌが乗った前菜の皿を前に、リトは困り果ててそう打ち明けた。一皿一皿サーブされてくるコース料理なんてものを食べた経験もない。
呆れられてしまうかと思ったが、ダレンもハロルドも、馬鹿にしたり嗤ったりしなかった。
「好きなように食べていいんですよ。ヴォルフさまは人型のときも基本的に手づかみですし」
「俺だって普段は適当に飲み食いしてるしな。マナーがどうとか、そんなことで誰も君を責めたりしないよ」
ほっとして、リトはようやくナイフとフォークを手に取った。ゲームに出てくる料理は地球のものと変わらなかったとはいえ、実際に口に運ぶまではすこしドキドキした。
「……! おいしい」
フォークの先ですくったテリーヌを口に入れた瞬間に、不安など消し飛んでしまった。ジュレ状になっているコンソメと、小気味よい歯応えの野菜たちの旨みが、舌に広がっていく。
しずかに感激しているリトを見遣って、ダレンがほっとしたように眦を下げた。
「お口に合ってよかったです。たくさん召し上がってくださいね」
前菜の次は、クリーミーな冬瓜のポタージュが出てきた。これも甘くてとろとろしていてとても美味しかった。
(いまって、冬なのかな?)
城から外に出たとき、カーディガンを着ていてもすこし肌寒かったから、たぶんそうなのだろう。不思議なことに、邸の中は見たところ空調もないのに快適な温度が保たれている。魔法のたぐいなのだろうか。
「そういえば、父上から返信はあったのか?」
メインの牛ヒレ肉へナイフを入れながら、ふと、ハロルドがダレンへそう訊ねた。
「ありましたよ。『そのうち帰る。よきにはからえ』とだけ」
「まったく、あの御方は……そのうちそのうちと言いながら、三年はお姿を見ていないぞ」
「ケネス殿下が乳離れされた途端、またすぐ出て行かれてしまいましたものね」
(ハロルドのお父さん……魔界の王様、だよね。ゲームの中でも、ずっと旅に出てるって設定だった)
「我らが王は、ひとところにじっとしていられないたちなんだ。本来なら、召喚の儀には国王が立ち会うものなんだが」
「そもそも、召喚の儀が決まったのが急だったんですよね。そろそろだろうということで数年まえから準備はしていたんですが、今朝になっていきなり、ヴォルフさまが『次の守護者を喚ぶ』と仰って」
「そうだったんですか」
ゲームの中では、魔界はすでにマナのバランスが崩れはじめていて、急いで聖獣を召喚しなければならない、というシナリオだった。条件を満たして召喚イベントを起こさないと、当然ながらダレンルートのバッドエンドになる。
「儀式には、五百年かけて守護者さまが集めたマナと、魔術師の術式、そして王族の血が必要なんです。先程ハロルド殿下が仰られた通り、通常は国王陛下が立会人になられるんですけど、いまどこにおられるのかもわからなくて……仕方なく早文だけ出して、今日唯一お城にいらしたアデル殿下に立会人をお願いしたんです」
「正確には末の王子のケネスもいたが、まだ四つだからな」
「なるほど……」
頷いて、リトはフォークに刺したアスパラガスのグリルを口に入れた。香ばしくてジューシーでおいしい。
ちなみに、この世界での早文とは、伝書鳩のような魔法生物のことだ。宛先の人物の魔力を辿り、正確に伝言を届ける。
「あの、国王様がお城にいなくても、大丈夫なんですか?」
政治的なことはリトにはなにもわからないが、王様がいないのに、どうやって国を動かしているのか不思議だった。
「もっともな疑問だ、リト」
ハロルドはからりと笑って、注ぎ足されたワイングラスを手に取った。
「大丈夫ではないんだが、兄上たちやお妃たちや宰相たちが、がんばって大丈夫にしている」
「はあ……」
「本当に大変なときは帰ってきてくださいますしね。王子だった頃から破天荒な方でしたけど、このお城にいる魔族はみ~んな、あの御方のことがだいすきなんです。『よきにはからえ』なんて適当な王命でも、全力でよきにはからっちゃうくらいに」
「生まれついてのひとたらしなんだ、父上は」
国王の話をするふたりは、なんだかとても楽しそうだった。本当に国王のことが好きなんだな、とわかる。
(でも、アデルは、お父さんのことが嫌いなんだよね……)
アデルが幼い頃、国王が旅先の人間界から連れてきた人間の王妃が、魔王の命を弑しようとクーデターを起こした。そのとき後宮の一部を焼いた火事に巻き込まれて、アデルの母が命を落としてしまったのだ。
アデルはクーデターを起こした人間と同じように、人間を魔界に連れてきた国王のことも憎んだ。国王がすべての責は己にあり、人間の王妃に罪はないとして人間界への報復をしなかったことも、アデルは許せなかった。
かつて母親の宮があった後宮の野原で、「今度こそ、私は愛する者を守りたい」とレヴィに告げるこのシーンは、何度プレイしても泣けてしまう。もっとも、アデルがレヴィを守ろうとするその言動が、すべての攻略ルートで見事な当て馬行為になってしまうのだが――。
(うう。かわいそうな推し。そんなところも好き)
「リトはきっと、父上に気に入られると思うぞ」
「えっ?」
「陛下、ちいさくてかわいらしいものが大好きですものねえ」
「ち、ちいさい……」
(おれ、いちおう170はあるんだけどなあ……)
向こうではちいさいと言われたことなどなかったが、確かにここに来てから目にする魔族たちはみんな背が高い。そもそも人間とは平均身長が違うのだろう。
デザートは、オレンジソースのあたたかいクレープだった。あんまりおいしくて、食べ終えてしまうのが惜しかったくらいだ。
前菜からデザートに至るまで、ぜんぶすごく美味しかった。食欲がなかったことなど嘘のように、きれいに平らげてしまった。
(こんな贅沢しちゃって、いいのかな……)
食後に出された澄んだ色の紅茶も、とてもいい香りがする。つい数時間前まで深夜のコンビニバイトをしていたのに、いまではまるでお大尽のようだ。
「お食事は楽しんで頂けましたか?」
「はい、とても」
ダレンの問いにうなずいて、リトは手にしていた精緻な絵柄のティーカップをそっとソーサーへと置いた。
「おれ……早く聖獣の力に目覚めて、みなさんのお役に立ちたいです」
先程からずっと胸のうちに渦巻いていた情動が、言葉となってくちびるからこぼれ落ちた。
「このままじゃ、おれ、ただよくしてもらうばっかりで……」
「リトさま」
申し訳ない、と言いかけたリトの言葉を、ダレンのやわらかな声が押しとどめた。
「焦らなくても、いいんですよ。召喚されてきたばかりの聖獣が、すぐ守護者となるわけではありません。まずは、今代の守護者のもとで力の使い方を学びながら、マグナルクへ慣れていただくのが通例なんです」
「俺たち魔族からしてみたら、次代の守護者殿がこうしてここへ居てくれるというだけで心強く、ありがたいことなんだ。どうか健やかに過ごされることだけを考えてくれ」
「……はい。ありがとうございます」
ふたりとも、きっと本心からそう言ってくれているのだろう。焦ったところでどうしようもないことは、リトにもわかっている。
(……でも、)
『――私が喚んだのは聖獣だ。穢らわしい人間などではない』
最愛の推しの、冷たい声音が脳裏に響く。
国王の代わりに大事な儀式に立ち会って、そうして召喚されてきたのが人間の姿をした聖獣未満だったなんて、彼はきっととてもショックだったに違いない。もし、自分のせいでアデルが悪く言われたりするようなことがあったら、リトはとても耐えられない。
(……おれ、がんばらなきゃ)
膝の上の両手をぎゅっと握って、リトは決意を新たにした。
推しに見合う男になるために、二年間必死に自分磨きをがんばってきた。
これから一体どのような試練が待ち受けているのか想像もできないけれど、だいすきな推しのためになら、リトはなんだってがんばれる。
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