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突然なる電話と如何わしい未来からの招待状

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けにゃタンさんは道端に落ちてコールしている携帯電話を拾い

「もしもし!」

と話しかけた。

しかし、ツーツーという音だけが鳴りひびいた。

音が鳴りやむとスピーカーから白い糸が沢山伸びて携帯電話を包んだ。

「ひぇ」

と声をだし手から電話を落とした。



地面で真っ白に包まれた電話がバイブの振動でうねうねと動きだしシュパッという音とともに消えてなくなりました。



その瞬間至る所からシュパッ!シュパッ!と音がした。

周りの人間が履いている靴が消え服も消え髪の毛も消え、ついには私一人になってしまった。



と!おもいきや!!

なんということでしょう。



周りの人間が消えたと思ったのは気のせいであり、私のカバンの中に詰め込まれていました。



グチャグチャという形になって。



けにゃタンさんは中身を見て声をだした。

「あれまー!せっかくの買ったカバンが汚れたわ!使い物にならないわ!」

悲しそうな顔をして近場のゴミ箱にすてました。



すてたゴミ箱からゴゴゴという音がしたので振り向くとゴミ箱から美しい少女が私を見つめてました。



しかも!全裸で!



その少女が僕にめがけて全速力で走ってくる。



見た感じ時速1mくらいの速度だろうか。

とてつもなく!遅い!



っとおもったら少女が手に持っているロケットランチャーで僕に目掛けて発射してきた。



「やばい!」

と声を上げ目を背けたが爆発音がなく僕は無事だった。



恐る恐る目を開け少女の方へ振り向くと目の前に男が立っていた。

男の手には見たこともないラケットでミサイルを少女へ跳ね返していた。



「大丈夫だったか?ボーイ!」

「あなたは誰ですか?」

「未来から遣ってきた君だよ!」

「なんですって!」



ミサイルは少女にブチ当たったが少女の頭が吹っ飛んだだけだった。



少女は一歩後ろに下がったが又、頭がはえてきた。



「やっぱりあいつは再生能力の持ち主か!しかたねぇ俺もアレを使うしかねぇ。」

というと男は目の前に男を召喚した。

「あれはなんですの?」

とけにゃタンさんは男にいった。

「俺の未来の男だよ!」

「何の意味があるの?」

「特にない!」



少女は目の前の男に向ってキョトンとした。



少女は大きく泣き出し時速1kmの速度に上昇させ走り出し男に抱き着いた。

未来の未来の男が一言いった。



「僕の娘だよ!」



すると未来の男とけにゃタンさんは同時に

「え!」

と右手を口に添えて驚き世界は平和になりました。



                   なろうにも投稿してます。
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