学校1のイケメン♀️から逃げ出した先には地獄しかありませんでした

山田空

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第6話 嫉妬

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一週間が立ってから俺は早島水と張り合っていた。

給食をたべるときも運動をするときもなにをするときも張り合う俺たちはいつしかライバルになっていた。

今考えるとすごく中二病だった。

ライバルってマジで恥ずかしいなそんなものあるはずないのになあ。

そんないわゆる外れものな俺はいじめられる。

逃げ出したいじめっこは俺の復讐をするためにやってきたんだ。

外れものな俺を助けてくれるわけもなく俺は殴られ続けた。

悲しかったが涙は流さなかった。

心が壊れる気がしたから涙を流すのはしょうもないときで本当に辛いときは涙を流さない。

そう俺は心の中で決めたんだ。

本気で辛いときに涙を流したら壊れてしまう。

そんなときだ早島水と山谷雫が現れる。

俺は早島水と山谷雫が太陽のように輝いて見えた。

そして俺は少しずつあいつらに心を開いていった。

いつの間にか俺は山谷雫に恋をした。

まあたったそれだけの話だ。

でもこの過去の話はもう少し続く。

だが俺がはじめて恋をした話はここで終わりだ。

俺が恋をした話は1人だった男がずっと一緒にいてくれる女の子を見つけてそいつに心を開いた。

たったそれだけのお話なんだからな。

それでとどめになったのはあの言葉だった。

俺が聞いた。

「なんで助けるなんでいてくれる弱いからか?」

「強いも弱いも助けない理由はなりません」

「なんだよ善人ぶって結局俺みたいな場の空気を読めないやつはどうせ誰も相手してくれないお前らはも最後はそうなる」

一緒にいてくれて支えてくれてバカにしないでいてくれて助けてくれるそんな女の子に恋をした。

どうせ俺は嫌われものだ。

それにわかっているんだ最後はみんな場の空気を読めない俺を外してしまうことを俺が1人になることも全部わかっている。

一匹狼なんてかっこいい言葉があるがあれは弱いがゆえにそうなっているだけなんだ。

だから俺は嫉妬をした。

全てが恵まれているあいつらが気にくわなかった。

なにもかも捨て去って笑えたならよかったのに俺はなにも笑えやしない。

弱くて空気が読めないなんの取り柄もない空気だ。

いじめられっ子を助けたのもヒーローになりたかったからだ。

主人公になりたかったからだ。

もう誰にも無視をされたくない人の心を知ってみたい。

そんな主人公に憧れた俺がヒロインみたいな山谷雫に惹かれるのもむりはなかった。

彼女はどれだけ悪口を言った俺も助けようとしてくれた。

まるでヒロインみたいだった。

だが、俺は山谷雫から手を引いた。

ヒロインのとなりにいるべきヒーローが既にいたから俺はひいたんだ。

「おいまさか」

そういって俺は叫んだ早島水にむかって

早島水が倒れたから保健室まで運んで熱を測ろうとした。

そしたら早島水の胸元を見てしまった。

そこにはあるはずのないものがあった。

「女だったのかよ」

「なんだ?知らなかったのか」

「知るわけないだろだって男子制服だったし」

「意外と男子の制服を着ることって許してもらえるんだぜ」

「えっマジで?」

「おうマジだ」

「……つうかなんで教えてくれなかったんだ」

「わかるかなあとおもって」

「わかるわけねえだろ」

「そうか」

「そうかじゃねえよ」

「バレてなかったのかだからなぜか男子から嫉妬の念を向けられることがあったのか」

「いやわかれよなんで嫉妬の念をぶつけられていることがわかって男子だと勘違いされていることはわからなかったんだよ」

「いや興味がなくてさ」

「興味を持とうぜ」

「楽しければいいや」

「良くないね」

「まあそろそろ冗談はやめておくか」

「あっ冗談なの?さすがにわかってたか」

「いやわかってはいなかったが」

「じゃあどこが冗談だったんだよ」

「……さあ知らねえ」

「お前だいじょうぶかよ」

「だいじょうぶでしょ」

「全然だいじょうぶに感じられないんだけど」

「あははそれでなんでぼくが男装をしていたのかの話をしようか」

「おうそうだな」

「ただ好きになった女の子を守りたかったからなだけ」

「へえ……えっ?」

「ぼくはさ雫のことが好きだ」

「だからいつも一緒にいたのか」

「ああそういうことさ」
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