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お姫様が態度を改めて正統派ヒロインに堕ちるまで
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『スターアライト』とは大人気ファンタジーラノベのことだ。
そして『スターアライト』を原作とする同人誌がたくさん世の中に出ていた。
そんな『スターアライト』の同人誌の1作が『スターアライト』のヒロインであるお姫様のお部屋の中に置いてあった。
その同人誌でじぶんが勇者に対していつものようにきつい態度をとったことで勇者が怒り距離を置かれていた。
そんなじぶんの姿を見てもしかしてわたし勇者に対して失礼だったのではと思い勇者に対するきつい態度を改めたりする。
これは無自覚ツンデレ系お姫様がじぶんが出る同人誌を見て行動や考えを改める物語だ。
物語に入る前に少しだけこの物語のあらすじについて説明をしよう。
『スターアライト』とは佐久間 雄平(さくまゆうへい)を主人公とした物語だ。
佐久間雄平が夜に家のベランダでのんびりと空を眺めていると流れ星が目の前を通りすぎる。
突然のことで驚くが次の瞬間世界は反転し目を覚ますとそこにはじぶんの知らない世界が広がっていた。
その世界で出会った一国のお姫様からのお願いで世界を救う旅に出ることになる。
そのためお姫様の出番は少ないが佐久間雄平に助けられたことで頬を赤らめて照れたりなどかわいいシーンが多くツンデレ系ヒロインとしての人気を獲得していく。
それに一国のお姫様としての責務などを幼いながらに抱えておりそのことを佐久間雄平が気がつき助け船を出してあげようとするなど関係性もよい。
ただ同人誌ではお姫様のツンの部分が強調されることで佐久間雄平に嫌われてしまう展開がよく描かれる。
素直になれず強く当たってしまうお姫様の態度に怒り距離を置かれてしまいお姫様はひどく落ち込んでしまう。
そのお姫様の姿を見て佐久間雄平が悪いと考えて謝り仲直りする。
そしてそのままラブラブエッチに突入という。
いわゆるエロ同人誌というやつだ。
確かにエロはあるがそれは添え物でストーリーメインの物語
エロの良さも確かにあるので大人の男性を中心に人気を獲得していった同人誌
同人誌でありながらその人気は原作を追い越すほどの人気
ちなみに1万冊以上買われたらしいので相当な人気があることがうかがえる。
そんな人気同人誌がお姫様の部屋にいつのまにか置いてあった。
それを読んでみるとじぶんがこれまでどれだけ最低なことをしていたのかを同人誌を通じて理解していく。
しっかりと集中して読み進めていきいつしかページがめくる音だけが聞こえてくる。
ああやはりわたくしはこのままではよろしくない。
その同人誌を見て最初に思った感想はそれだったらしい。
ちなみになぜその同人誌が置いてあったのかといわれたらこの世界にやってきた異世界人がこの同人誌を好んでいた。
そして異世界人はいたずら好きでお姫様にこれを見せたらどうなるのだろうと思い部屋に置くことにしたようだ。
その行為をしたお陰でお姫様はじぶんの態度を改めるきっかけとなった。
そのことを思うとこの異世界人の行動はファインプレーといってもよいかもしれない。
ただお姫様が自分の同人誌を見て竿役への態度を改めることに成功をしたが同人誌みたいに距離を置くことになってしまった。
お姫様のきもちとしてはじぶんが勇者を傷つけてしまった。
最低だあんなことばかり言ってしまってなにをやっているんだろうかと考えるようになり傷つけたくないから避けた方がいいと考えるようになり距離が必然的に開いてしまっていた。
この距離を縮めるにはどうすればよいのだろうか
そんなことを異世界人は遠くから眺め考えた。
なぜなら異世界人としてはじぶんが同人誌を置いたからこうなってしまったのにほっておくわけにもいかない。
そう考えて行動を起こそうとする。
勇者はそんなお姫様の態度を気にしてもしかして本気で嫌いになったとかうーん少しいやかなり傷つくな。
だっていつも明るく笑ってくれていた彼女がいたから俺は楽しく毎日を過ごせていたのに
お姫様の大切さを距離が置いたことで気がつくという同人誌と同じ展開に
「まあそんな感じのことが今俺の目の前で起きているわけなんだがさてどうするか
俺の名前は倉木 海良(くらき かいら)
お姫様のお部屋に忍び込み同人誌を置いた異世界人だ。
そして恐らくこの物語の主人公にあたる
俺は本を眺めるふりをして勇者とお姫様を見ているわけだがさてさてここからどうなるのだろうか
ふつうに考えるなら俺がなにをしなくてもこのままふつうに付き合うのだろう
だが俺には少しこれだけじゃ足りないと思う。
まあ本当のことをいうとさ俺が同人誌を置いたのはいたずらもあったがそれ以上に付き合ってほしいからなのもある。
なぜなら俺はお姫様と勇者のカップリングが好きだからだ。
だが本編では付き合うことなく終わってしまった。
それがいやだったという人が多かったというのもありあの同人誌は人気が出たのだろう。
まあそんなことはどうでもいい。
今大切なのは勇者とお姫様をどう付き合わせるのかだ。
作戦は3つ考えてある。
それもどれも同人誌を組み合わせた作戦だ。
いやふざけてないよ半分だけしか
『作戦① 同人誌をお姫様と勇者の中心に落とす』
そうすりゃお姫様が慌てて同人誌を隠そうとするはずだ。
そんで勇者はいつもと違うお姫様の様子からその本がなにかあると考える。
勇者がどんな方法を取るかは知らないがどうにかして見ようとするはずだ。
そして見ることが出来ればめでたく付き合う展開に……いや待てよお姫様が描いたと勘違いしてうわっお前こんなこと考えてたんだな無いわあとか言われるのではないか」
そう考えている俺の目の前に本が飛んできた。
俺が異世界からもってきた同人誌だった。
なにが起きたのかと投げられた方を見るとお姫様が腕を振りかぶったようなポーズで固まっていた。
顔を真っ赤にしていたので恥ずかしいことするんじゃねえと投げてきたのだろう。
ならば俺がこの作戦を立てた本人であることとかお部屋に置いたのが俺なのとかバレているみたいだな。
まあまた作戦を立てようか
「さて作戦②は同人誌を」
2つめの作戦を考えていた俺の耳にはこんな声が聞こえてくる。
「好きです付き合ってくれ」
「はいお願いします」
勇者が片ひざをつきお姫様に向けた愛の告白
その告白を見ていて俺は思った。
「いいね」
お姫様と勇者が付き合いめでたしめでたしと拍手を送りたいところだったが追いかけられた。
だれにといわれたらお姫様にだ。
やはりバレていたかと思いながらも怖いので逃げていく。
お姫様がじぶんの同人誌を見て竿役である勇者への態度を改めたことで負けヒロインだったお姫様はめでたくゴールインしたわけだがさてこれからどうなるのだろうか
「ふむまあそんなことは神のみぞ知ることだな……あっいたあいつ俺にもの投げてきたせっかく助けてやったのに全然竿役への態度以外が変わらねえんだけど」
「竿役ってなにを言っているんですの」
「うるせえうぜえといってんだよ」
「なんですって?」
「ギャァァァやめろ暴力を振るうな」
俺たちがそうやって笑いながら取っ組み合いをしている姿を見ながら笑っている一人の姿があった。
それは勇者
世界を救った英雄はただ2人の友だちの姿を見てポツリと思いにふけるのだった。
「この関係のままでありたいと思うよそれが恋人になった今でさえ」
勇者が発したそのことばは空気に流れて消えていく。
それでも確かにその言葉は発せられんだ。
だれの耳にも届かなくても確かにそのことば発せられたんだ。
そして『スターアライト』を原作とする同人誌がたくさん世の中に出ていた。
そんな『スターアライト』の同人誌の1作が『スターアライト』のヒロインであるお姫様のお部屋の中に置いてあった。
その同人誌でじぶんが勇者に対していつものようにきつい態度をとったことで勇者が怒り距離を置かれていた。
そんなじぶんの姿を見てもしかしてわたし勇者に対して失礼だったのではと思い勇者に対するきつい態度を改めたりする。
これは無自覚ツンデレ系お姫様がじぶんが出る同人誌を見て行動や考えを改める物語だ。
物語に入る前に少しだけこの物語のあらすじについて説明をしよう。
『スターアライト』とは佐久間 雄平(さくまゆうへい)を主人公とした物語だ。
佐久間雄平が夜に家のベランダでのんびりと空を眺めていると流れ星が目の前を通りすぎる。
突然のことで驚くが次の瞬間世界は反転し目を覚ますとそこにはじぶんの知らない世界が広がっていた。
その世界で出会った一国のお姫様からのお願いで世界を救う旅に出ることになる。
そのためお姫様の出番は少ないが佐久間雄平に助けられたことで頬を赤らめて照れたりなどかわいいシーンが多くツンデレ系ヒロインとしての人気を獲得していく。
それに一国のお姫様としての責務などを幼いながらに抱えておりそのことを佐久間雄平が気がつき助け船を出してあげようとするなど関係性もよい。
ただ同人誌ではお姫様のツンの部分が強調されることで佐久間雄平に嫌われてしまう展開がよく描かれる。
素直になれず強く当たってしまうお姫様の態度に怒り距離を置かれてしまいお姫様はひどく落ち込んでしまう。
そのお姫様の姿を見て佐久間雄平が悪いと考えて謝り仲直りする。
そしてそのままラブラブエッチに突入という。
いわゆるエロ同人誌というやつだ。
確かにエロはあるがそれは添え物でストーリーメインの物語
エロの良さも確かにあるので大人の男性を中心に人気を獲得していった同人誌
同人誌でありながらその人気は原作を追い越すほどの人気
ちなみに1万冊以上買われたらしいので相当な人気があることがうかがえる。
そんな人気同人誌がお姫様の部屋にいつのまにか置いてあった。
それを読んでみるとじぶんがこれまでどれだけ最低なことをしていたのかを同人誌を通じて理解していく。
しっかりと集中して読み進めていきいつしかページがめくる音だけが聞こえてくる。
ああやはりわたくしはこのままではよろしくない。
その同人誌を見て最初に思った感想はそれだったらしい。
ちなみになぜその同人誌が置いてあったのかといわれたらこの世界にやってきた異世界人がこの同人誌を好んでいた。
そして異世界人はいたずら好きでお姫様にこれを見せたらどうなるのだろうと思い部屋に置くことにしたようだ。
その行為をしたお陰でお姫様はじぶんの態度を改めるきっかけとなった。
そのことを思うとこの異世界人の行動はファインプレーといってもよいかもしれない。
ただお姫様が自分の同人誌を見て竿役への態度を改めることに成功をしたが同人誌みたいに距離を置くことになってしまった。
お姫様のきもちとしてはじぶんが勇者を傷つけてしまった。
最低だあんなことばかり言ってしまってなにをやっているんだろうかと考えるようになり傷つけたくないから避けた方がいいと考えるようになり距離が必然的に開いてしまっていた。
この距離を縮めるにはどうすればよいのだろうか
そんなことを異世界人は遠くから眺め考えた。
なぜなら異世界人としてはじぶんが同人誌を置いたからこうなってしまったのにほっておくわけにもいかない。
そう考えて行動を起こそうとする。
勇者はそんなお姫様の態度を気にしてもしかして本気で嫌いになったとかうーん少しいやかなり傷つくな。
だっていつも明るく笑ってくれていた彼女がいたから俺は楽しく毎日を過ごせていたのに
お姫様の大切さを距離が置いたことで気がつくという同人誌と同じ展開に
「まあそんな感じのことが今俺の目の前で起きているわけなんだがさてどうするか
俺の名前は倉木 海良(くらき かいら)
お姫様のお部屋に忍び込み同人誌を置いた異世界人だ。
そして恐らくこの物語の主人公にあたる
俺は本を眺めるふりをして勇者とお姫様を見ているわけだがさてさてここからどうなるのだろうか
ふつうに考えるなら俺がなにをしなくてもこのままふつうに付き合うのだろう
だが俺には少しこれだけじゃ足りないと思う。
まあ本当のことをいうとさ俺が同人誌を置いたのはいたずらもあったがそれ以上に付き合ってほしいからなのもある。
なぜなら俺はお姫様と勇者のカップリングが好きだからだ。
だが本編では付き合うことなく終わってしまった。
それがいやだったという人が多かったというのもありあの同人誌は人気が出たのだろう。
まあそんなことはどうでもいい。
今大切なのは勇者とお姫様をどう付き合わせるのかだ。
作戦は3つ考えてある。
それもどれも同人誌を組み合わせた作戦だ。
いやふざけてないよ半分だけしか
『作戦① 同人誌をお姫様と勇者の中心に落とす』
そうすりゃお姫様が慌てて同人誌を隠そうとするはずだ。
そんで勇者はいつもと違うお姫様の様子からその本がなにかあると考える。
勇者がどんな方法を取るかは知らないがどうにかして見ようとするはずだ。
そして見ることが出来ればめでたく付き合う展開に……いや待てよお姫様が描いたと勘違いしてうわっお前こんなこと考えてたんだな無いわあとか言われるのではないか」
そう考えている俺の目の前に本が飛んできた。
俺が異世界からもってきた同人誌だった。
なにが起きたのかと投げられた方を見るとお姫様が腕を振りかぶったようなポーズで固まっていた。
顔を真っ赤にしていたので恥ずかしいことするんじゃねえと投げてきたのだろう。
ならば俺がこの作戦を立てた本人であることとかお部屋に置いたのが俺なのとかバレているみたいだな。
まあまた作戦を立てようか
「さて作戦②は同人誌を」
2つめの作戦を考えていた俺の耳にはこんな声が聞こえてくる。
「好きです付き合ってくれ」
「はいお願いします」
勇者が片ひざをつきお姫様に向けた愛の告白
その告白を見ていて俺は思った。
「いいね」
お姫様と勇者が付き合いめでたしめでたしと拍手を送りたいところだったが追いかけられた。
だれにといわれたらお姫様にだ。
やはりバレていたかと思いながらも怖いので逃げていく。
お姫様がじぶんの同人誌を見て竿役である勇者への態度を改めたことで負けヒロインだったお姫様はめでたくゴールインしたわけだがさてこれからどうなるのだろうか
「ふむまあそんなことは神のみぞ知ることだな……あっいたあいつ俺にもの投げてきたせっかく助けてやったのに全然竿役への態度以外が変わらねえんだけど」
「竿役ってなにを言っているんですの」
「うるせえうぜえといってんだよ」
「なんですって?」
「ギャァァァやめろ暴力を振るうな」
俺たちがそうやって笑いながら取っ組み合いをしている姿を見ながら笑っている一人の姿があった。
それは勇者
世界を救った英雄はただ2人の友だちの姿を見てポツリと思いにふけるのだった。
「この関係のままでありたいと思うよそれが恋人になった今でさえ」
勇者が発したそのことばは空気に流れて消えていく。
それでも確かにその言葉は発せられんだ。
だれの耳にも届かなくても確かにそのことば発せられたんだ。
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