櫻木学園物語〜君のために〜

AKA

文字の大きさ
3 / 3

翌日

しおりを挟む
「ふあ~」
「もう、朝か」
布団から出たくは無かったが、今日は平日。そう学校があるのだ。
なので、布団から出て支度をしなければならない。
「はぁ~学校めんどくさ」
そう言いつつ俺は、制服に着替え一階に降りた。
改めて今、時計を見てみる。7時35分を指していた。
「うぉっ、時間やばっ遅刻するじゃん」
俺はキッチンにいつも常備している。カロリーメイトを取り、急いで食べながら荷物の準備して家を勢いよく出た。
俺は走った。
「まだ、間に合うはずだ。このままのペースで少し余裕を持って、学校に着くはずだ」
だが、このペースで走れるはずもなく。
「はぁっ、はぁっ」
っと、息がきれ切れてきた。
「このままのっ、ペースじゃっ」
「はあっ、またギリギリだっ」
その後も走るペースは同じだった。
学校が見えてきた。急いで校舎の中に入り、下駄箱で靴を履き替えた。
廊下を走り、教室のドアを開けた。
「お前どこ受験すんの…」
「昨日、本当にやばかったんだって…」
クラスメイトが喋っている。先生もまだきていない。
どうやらセーフのようだ。
「ねぇ、今セーフとか考えてたでしょ」
言い当てられてしまった。
ズバリっと俺の心を当ててきたのは、幼馴染みの音咲 彩音(おとさき あやね」だ。
「そっ、そんなことはないぞ」
「動揺している時点で確定じゃない」
「どうせ、アラームをかけ忘れたとかだと思うけど」
「そんな事はない」
まぁ、おおよそは当たっているんだが、実はあのあと布団に入った後能力について考えていた事も原因だろう。
そのおかげでまた、ギリギリの登校だ。
「ふうん、まぁどうだか」
「そんな事よりさっ」
俺の会話を遮るように
「ガラッ」
という音が教室に響いた。
「みんな、席に着け」
っと、先生が言う。
先生がHRを始めた。今後の予定についてなどを喋っている。
俺はそんな話は聞き流して、今度は櫻木学園について考えた。
正直に言って、あの説明では結構自分勝手過ごしても大丈夫だと捉えられる。
だが、あまり派手に行動すると多分上級生とかに目をつけられたり、しそうだなぁ。
まぁ、自分は大人しく生活をしようと思う。
先生の話が終わり、HRが終わった。
彩音が話しかけてきた。
「さっき、何か言いかけてたけど、何だったの」
「いや、お前はどこの高校に行くのかなぁって思って聞こうとしてた」
「そうなんだ」
「私は氷雪高校に行く予定だけど」
「意外と普通の高校に行くんだな」
「意外とは余計よ」
「そういう、あんたはどこに行くの」
「普通の高校だよ」
「本当に?」
「本当に」
そう答えるが、本当は櫻木学園に入学するんだけど、あえてその事は伏せておく。
「じゃあ、高校の名前は」
「それはちょっと」
「何、躊躇ってるのよ」
「青葉高校だよ」
「へぇー、案外あんたも普通の高校に入るのね」
「さっきから言ってるだろ」
「そうね。問い詰めて悪かったわね」
っと教室のドアを開ける音が聞こえ、みんな席に戻った。
「授業始めるぞ」
授業が始まった。
俺は櫻木学園に入学することになっているからきかなくてもいいんだが、ここで授業をしっかり受けていないと怪しまれる。音咲彩音に再び問い詰められる。
昼休みにでも、先生に櫻木学園の件を話しに行こう。
授業も一応受け、昼休みの時間になった。
先生の元に行き、一通り話し終えた。
午後も授業がある。午前中と同じように受けた。
学校から帰る途中ある事を思い出した。
買い出しをしなければ事を。
急いで、家に戻り、ショッピングモールに行った。
今日の晩ご飯の材料と日用品などを買った。
帰り道、銀行に寄りお金を引き出す。
親戚の人が、居なくなった時に銀行のカードと暗証番号が書いてある紙が置かれてなかったら、俺は生きていないだろう。
家に着き、晩ご飯を作る。
無難にカレーでいいだろう。
自分の料理はすごくおいしいとはいかないけれど、普通においしいと思っている。
自分の料理でなかろうと、おいしい料理を食べるのは良い。
そうしている内に料理が完成した。
作ったカレーを机に置き
「いただきます」
っと言うって、カレーを食べ始める。
やはり、お腹が空いている時に食べるご飯は格別だ。
何より、おいしいご飯を食べているからだと思う。
自画自賛している間にご飯が食べ終わった。
食休みをしてから、お風呂に入った。
体を洗い、お風呂に入った。
俺は思った。
お風呂はやっぱり気持ちが良いなと。
一日の体の疲れが取れ、心が落ち着く。
風呂から上がり、体拭いた。
さすがに、疲れたのでそのまま布団に直行した。
そして布団に入り、すぐに眠ってしまった。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

【完結】ある二人の皇女

つくも茄子
ファンタジー
美しき姉妹の皇女がいた。 姉は物静か淑やかな美女、妹は勝気で闊達な美女。 成長した二人は同じ夫・皇太子に嫁ぐ。 最初に嫁いだ姉であったが、皇后になったのは妹。 何故か? それは夫が皇帝に即位する前に姉が亡くなったからである。 皇后には息子が一人いた。 ライバルは亡き姉の忘れ形見の皇子。 不穏な空気が漂う中で謀反が起こる。 我が子に隠された秘密を皇后が知るのは全てが終わった時であった。 他のサイトにも公開中。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...