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第二話②
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そして風呂から上がった俺たちは部屋で休憩していた。
「風呂に入って、疲れが一気にとれたわ。水を汲みに行った甲斐があるわね」
「そうだな~」
「まぁ、ハプニングはあったけどね」
「ごめんって」
「これはしばらくは忘れないかもね」
「ほどほどにしてよ」
「考えておくね。さて、そろそろお腹も減ってきたから、ご飯食べましょ」
「そうだな、いっぱい動いたしそうしよう」
「なに食べる」
「でも、あんまり種類ないぞ。パッとカップ麺、缶詰、レトルトとかそんなもんくらいしか」
「あっ、あれにしましょ。確かまだ食べてなかったと思うし」
「なんかあったか」
「ちょっと待ってて」
「あぁ、それはいいけど」
あやは台所の方に行き、あさっているようだ。
「見つけた。これよ、これ」
「そんなのあったのか。知らなかったぞ」
「まぁ、そうでしょうね。だって、私が食べようと思って、隠してたやつだし」
「今、とんでもないこと言ったな」
「これを食べられるということで、許して」
「しょうがない、許そう。他にもどっかに隠してそうだが」
「いやいや、他には隠してないよ」
「まぁ、今は聞かないでおくか」
「食べましょ」
「じゃあ、お湯を沸かすな」
「よろしく」
「カップ麺とかこれもだけど不思議だよね」
「不思議って?」
「だってこれは、お湯を入れただけでカレーが食べれるじゃん。カップ麺も同じでお湯を入れただけでラーメンとかうどんが食べれるじゃん」
「確かにな。レトルトのカレーだったら、お湯につける必要があるし、ご飯も準備しないといけないもんなぁ。でも、それならお湯を注ぐだけで出来ちゃうし、よく見つけてたなぁ」
「偶然見つけて、こっそり隠してたんだよね」
「まったく、これは家を隅々まで片付ける必要がありそうだな」
「それで、変なの出てきたら、私のせいになるよね」
「まぁ、そうだろうな。今みたいなことがあったからな」
「ですよね」
やかんの音がなった。
「お湯も沸いたし、入れるぞ」
「準備してあります」
「行動が早いな」
「じゃ、入れるぞ」
「いいよ」
お湯を入れた。
「あと三分待つだけだな」
「三分か、この待ってる時間どうしようか悩むよね。こういう風に会話をするのもありだし、なにか作業するのもいいしね」
「そうだな。今日はまだ半分ちょっとしか経ったてないのに、もう一日が終わった感じの内容だな」
「そうなんだ。私はつらい思いと恥ずかしい思いしかまだないかな」
「そんなにさっきのこと思い出させないでよ」
「まさか、思い出して想像してないわよね」
「想像してないよ」
「その言葉を信じるとしますか」
「まったく、そんなやつに見えるか」
「う~ん、見えるか見えないかと言われると、見えるかもしれないわね」
「見えるのかよ」
「だって、一見真面目そうな人はそう見えるのかも?」
「なんで俺に聞くんだ」
「あんまり分からないから」
「俺だって分からねぇよ。まっ、この話は置いといて、そろそろ経っただろうし食べようぜ」
「そうだね、食べよう」
かき混ぜて、スプーンですくって食べる。
「うわ、レトルトカレーと同じ味だ。もしかしたら、それ以上かもしれない」
「うんうん、本物のカレーかと思う味だよね。これもカレーだけど作ったカレーみたいなね」
「そうだな。これあと何個かあるのか」
「いやぁ、この二つだけなんだよね」
「この味また、食べたくなるな」
「ねぇ~」
楽しく会話をしながら昼食を食べ終えた。
「ご飯も食べ終えたからさ、次はなにする?」
「今日はこれでいいんじゃない。もうあれで疲れたよ」
「疲れたのは疲れたけど」
「あとなにかするにも外は雨だからね」
「そっか、そういえば、そうだった」
「だから一旦休んどこよ。ほら、横になって」
「あぁ」
「あとはぼ~っとすれば休めるから」
その助言通りにすると、眠気に誘われていつの間にか眠ってしまった。
目が覚めると、窓から見える景色は真っ暗だった。慌ててあやを起こす。
「あや、起きろ。寝過ごしてるぞ」
あやは起きる気配がない。いつも通り接してと言われたしこれは仕方ない。そう、仕方なくこちょこちょをするしかないのだ。
「うわっ、ちょっ、やめ」
「おっ、起きたか。寝過ごしたみたいだ」
「えっ、寝過ごしたってなにが?」
「もう真っ暗になってるだろ」
「あぁ、そういうこと。そもそも少し寝て起きるつもりじゃなかったから、いいんだよ」
「また、そんなことを」
「でも、しっかり体を休めることも大事だと思うけどな」
「それはそうだけど」
「今日はそういう日だったということだよ。さぁ、二度寝するよ」
「おい」
「だってやることもないし、ご飯食べると言ってもめんどくさいし、そんなに減ってないでしょ」
「まぁ、そう言われるとそうだけどさ」
「つまりそういうことさ。じゃ、私は至福の二度寝を楽しむね。はるも早く寝なよ。おやすみ」
「それはもう夜に起きることがないような」
あやの言う通りお腹もそんなにすいてないし、やることも特にはない。もう一回寝るしかなさそうだ。
「おやすみ」
そうして俺は再び眠りについた。
「風呂に入って、疲れが一気にとれたわ。水を汲みに行った甲斐があるわね」
「そうだな~」
「まぁ、ハプニングはあったけどね」
「ごめんって」
「これはしばらくは忘れないかもね」
「ほどほどにしてよ」
「考えておくね。さて、そろそろお腹も減ってきたから、ご飯食べましょ」
「そうだな、いっぱい動いたしそうしよう」
「なに食べる」
「でも、あんまり種類ないぞ。パッとカップ麺、缶詰、レトルトとかそんなもんくらいしか」
「あっ、あれにしましょ。確かまだ食べてなかったと思うし」
「なんかあったか」
「ちょっと待ってて」
「あぁ、それはいいけど」
あやは台所の方に行き、あさっているようだ。
「見つけた。これよ、これ」
「そんなのあったのか。知らなかったぞ」
「まぁ、そうでしょうね。だって、私が食べようと思って、隠してたやつだし」
「今、とんでもないこと言ったな」
「これを食べられるということで、許して」
「しょうがない、許そう。他にもどっかに隠してそうだが」
「いやいや、他には隠してないよ」
「まぁ、今は聞かないでおくか」
「食べましょ」
「じゃあ、お湯を沸かすな」
「よろしく」
「カップ麺とかこれもだけど不思議だよね」
「不思議って?」
「だってこれは、お湯を入れただけでカレーが食べれるじゃん。カップ麺も同じでお湯を入れただけでラーメンとかうどんが食べれるじゃん」
「確かにな。レトルトのカレーだったら、お湯につける必要があるし、ご飯も準備しないといけないもんなぁ。でも、それならお湯を注ぐだけで出来ちゃうし、よく見つけてたなぁ」
「偶然見つけて、こっそり隠してたんだよね」
「まったく、これは家を隅々まで片付ける必要がありそうだな」
「それで、変なの出てきたら、私のせいになるよね」
「まぁ、そうだろうな。今みたいなことがあったからな」
「ですよね」
やかんの音がなった。
「お湯も沸いたし、入れるぞ」
「準備してあります」
「行動が早いな」
「じゃ、入れるぞ」
「いいよ」
お湯を入れた。
「あと三分待つだけだな」
「三分か、この待ってる時間どうしようか悩むよね。こういう風に会話をするのもありだし、なにか作業するのもいいしね」
「そうだな。今日はまだ半分ちょっとしか経ったてないのに、もう一日が終わった感じの内容だな」
「そうなんだ。私はつらい思いと恥ずかしい思いしかまだないかな」
「そんなにさっきのこと思い出させないでよ」
「まさか、思い出して想像してないわよね」
「想像してないよ」
「その言葉を信じるとしますか」
「まったく、そんなやつに見えるか」
「う~ん、見えるか見えないかと言われると、見えるかもしれないわね」
「見えるのかよ」
「だって、一見真面目そうな人はそう見えるのかも?」
「なんで俺に聞くんだ」
「あんまり分からないから」
「俺だって分からねぇよ。まっ、この話は置いといて、そろそろ経っただろうし食べようぜ」
「そうだね、食べよう」
かき混ぜて、スプーンですくって食べる。
「うわ、レトルトカレーと同じ味だ。もしかしたら、それ以上かもしれない」
「うんうん、本物のカレーかと思う味だよね。これもカレーだけど作ったカレーみたいなね」
「そうだな。これあと何個かあるのか」
「いやぁ、この二つだけなんだよね」
「この味また、食べたくなるな」
「ねぇ~」
楽しく会話をしながら昼食を食べ終えた。
「ご飯も食べ終えたからさ、次はなにする?」
「今日はこれでいいんじゃない。もうあれで疲れたよ」
「疲れたのは疲れたけど」
「あとなにかするにも外は雨だからね」
「そっか、そういえば、そうだった」
「だから一旦休んどこよ。ほら、横になって」
「あぁ」
「あとはぼ~っとすれば休めるから」
その助言通りにすると、眠気に誘われていつの間にか眠ってしまった。
目が覚めると、窓から見える景色は真っ暗だった。慌ててあやを起こす。
「あや、起きろ。寝過ごしてるぞ」
あやは起きる気配がない。いつも通り接してと言われたしこれは仕方ない。そう、仕方なくこちょこちょをするしかないのだ。
「うわっ、ちょっ、やめ」
「おっ、起きたか。寝過ごしたみたいだ」
「えっ、寝過ごしたってなにが?」
「もう真っ暗になってるだろ」
「あぁ、そういうこと。そもそも少し寝て起きるつもりじゃなかったから、いいんだよ」
「また、そんなことを」
「でも、しっかり体を休めることも大事だと思うけどな」
「それはそうだけど」
「今日はそういう日だったということだよ。さぁ、二度寝するよ」
「おい」
「だってやることもないし、ご飯食べると言ってもめんどくさいし、そんなに減ってないでしょ」
「まぁ、そう言われるとそうだけどさ」
「つまりそういうことさ。じゃ、私は至福の二度寝を楽しむね。はるも早く寝なよ。おやすみ」
「それはもう夜に起きることがないような」
あやの言う通りお腹もそんなにすいてないし、やることも特にはない。もう一回寝るしかなさそうだ。
「おやすみ」
そうして俺は再び眠りについた。
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