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異世界
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今日は夜風が気持ちよく肌に触れる。夜とはこんなにも素晴らしいものだったと再確認できるほどに空気も澄んでいた。
俺は草原に一人寝転がっていた少年に話しかける。
「何? 話って?」
俺の勇者との想像と実際の勇者の容姿はかけ離れていた。
俺とそこまで変わらない低身長に、無邪気な子供のような話し方。
実力を測れない一般人から見たらただの子供だ。
「単刀直入に聞くよ。君、唐沢かい?」
レンは今までになく真剣な表情だ。
しかし、その視線は夜空に向けたままである。
その表情は何かを懐かしむような表情であった。
今までの勇者としての表情とは別。レン個人の表情なのかもしれない。
しかし、知らないものは知らない。そのため俺は正直に答えた。
「…………なに? カラサワ? それは誰かの名前だったりするの?」
一度も聞いたことのない名前である。この名前は絶対に聞いたことないとすぐに分かった。
何故ならそんな呼びにくい名前を持っている人間はいないからだ。最近の流行はアーサーとかウィルとかである。
「そうか…………ならアニメという単語はどこで知ったんだ?」
「え? 普通にみんな知ってるんじゃないかな?」
二年前には少なかったものの、今ではモニターやらテレビやらはディルガイナに溢れかえっている。
設計者の魔王も金が入るといって大喜びしていたことをお覚えている。そのため、逆に知らないん人の方が少ないのではなかろうか。
「…………は? そんなアニメを映すテレビなんて普及してるはずがないだろう」
「いや、それが本当なんだって」
「……………………ガチ?」
「…………ガチ」
俺とレンは顔を見せあって何か少し気まずい空気を漂わせてしまう。
そして、先にレンがその空気の均衡をぶち壊すかのように叫んだ。
「は、はああああぁぁ!? この世界ってテレビ見れんのかよ!」
「アニメもめっちゃ見れるよ?」
「まじかああああああぁぁ!」
少しレンの反応が面白いため、別に俺が作ったわけでもないのに少し自慢げに言ってしまう。
しかし、そんな俺の言葉を気にすることなく、レンは頭を抱えて叫んでいる。
「なんだよ! テレビとかないとか嘘つきやがってバカ女神!」
レンは先ほどまで撫でるように見ていた夜空に、まるで視線を突き刺しているかのような鋭い視線を送って叫んだ。
しかし、特にそうしたからと言って何かが起きるわけでもない。
「はぁ…………戦争を終わらしたら見にでも行こう」
「アハハ。そんなにアニメ見たいんだ…………」
俺はそんなレンの隠れざる一面を見て苦笑いをする。
レンはそんな苦笑いをしている俺を見て、今度は真剣な表情をして口を開いた。
「正直、俺は指揮は上げるけど、事情で参加は出来ないんだ」
「…………え?」
俺はその唐突なレンの告白に驚きを隠せない。
レンは俺の予想しきれないほどの実力を持っているはずだ。もしかしたら魔王でも…………
そんな実力の持ち主が参戦しないというのだ。驚くのもしょうがない。
「まぁ理由としては…………この世界が好きだからかな?」
「…………ん?」
「まぁいずれ分かるさ。それより今はこの戦争を終わらせることが先決さ」
よく話の内容を理解できていない俺を見てレンはそう口にした。
その先を見据えた視線が何故か魔王と重なる。既視感と言ったらいいだろうか。
まるで自分は一線下がった部外者であるとでも言いたげなその視線が俺は少し嫌いだ。
「まぁ頑張ろうよ。俺はアレンには期待してるからさ」
そう言い残して、レンは足早に狐族の里に帰っていった。
「はぁ……………………」
俺はそのまま草原に寝転がって光り輝く満月を見る。
もしかしたら自分でも気づかないうちに疲れがたまっていたのかもしれない。
いろいろな感情が俺の心の中を渦巻く。
改めて今までを思い返せば、今まで俺は配下たちにどれほど助けていてもらったのだろうか。
俺一人なら泣き出していた場面も多くあったと思う。
「みんな今頃何してるんだろうなぁ………」
俺は何百キロも離れたところ、しかし【テレポート】を使えば一瞬で会える距離にいる配下たちのことを思いながら空を眺め続けた。
俺は草原に一人寝転がっていた少年に話しかける。
「何? 話って?」
俺の勇者との想像と実際の勇者の容姿はかけ離れていた。
俺とそこまで変わらない低身長に、無邪気な子供のような話し方。
実力を測れない一般人から見たらただの子供だ。
「単刀直入に聞くよ。君、唐沢かい?」
レンは今までになく真剣な表情だ。
しかし、その視線は夜空に向けたままである。
その表情は何かを懐かしむような表情であった。
今までの勇者としての表情とは別。レン個人の表情なのかもしれない。
しかし、知らないものは知らない。そのため俺は正直に答えた。
「…………なに? カラサワ? それは誰かの名前だったりするの?」
一度も聞いたことのない名前である。この名前は絶対に聞いたことないとすぐに分かった。
何故ならそんな呼びにくい名前を持っている人間はいないからだ。最近の流行はアーサーとかウィルとかである。
「そうか…………ならアニメという単語はどこで知ったんだ?」
「え? 普通にみんな知ってるんじゃないかな?」
二年前には少なかったものの、今ではモニターやらテレビやらはディルガイナに溢れかえっている。
設計者の魔王も金が入るといって大喜びしていたことをお覚えている。そのため、逆に知らないん人の方が少ないのではなかろうか。
「…………は? そんなアニメを映すテレビなんて普及してるはずがないだろう」
「いや、それが本当なんだって」
「……………………ガチ?」
「…………ガチ」
俺とレンは顔を見せあって何か少し気まずい空気を漂わせてしまう。
そして、先にレンがその空気の均衡をぶち壊すかのように叫んだ。
「は、はああああぁぁ!? この世界ってテレビ見れんのかよ!」
「アニメもめっちゃ見れるよ?」
「まじかああああああぁぁ!」
少しレンの反応が面白いため、別に俺が作ったわけでもないのに少し自慢げに言ってしまう。
しかし、そんな俺の言葉を気にすることなく、レンは頭を抱えて叫んでいる。
「なんだよ! テレビとかないとか嘘つきやがってバカ女神!」
レンは先ほどまで撫でるように見ていた夜空に、まるで視線を突き刺しているかのような鋭い視線を送って叫んだ。
しかし、特にそうしたからと言って何かが起きるわけでもない。
「はぁ…………戦争を終わらしたら見にでも行こう」
「アハハ。そんなにアニメ見たいんだ…………」
俺はそんなレンの隠れざる一面を見て苦笑いをする。
レンはそんな苦笑いをしている俺を見て、今度は真剣な表情をして口を開いた。
「正直、俺は指揮は上げるけど、事情で参加は出来ないんだ」
「…………え?」
俺はその唐突なレンの告白に驚きを隠せない。
レンは俺の予想しきれないほどの実力を持っているはずだ。もしかしたら魔王でも…………
そんな実力の持ち主が参戦しないというのだ。驚くのもしょうがない。
「まぁ理由としては…………この世界が好きだからかな?」
「…………ん?」
「まぁいずれ分かるさ。それより今はこの戦争を終わらせることが先決さ」
よく話の内容を理解できていない俺を見てレンはそう口にした。
その先を見据えた視線が何故か魔王と重なる。既視感と言ったらいいだろうか。
まるで自分は一線下がった部外者であるとでも言いたげなその視線が俺は少し嫌いだ。
「まぁ頑張ろうよ。俺はアレンには期待してるからさ」
そう言い残して、レンは足早に狐族の里に帰っていった。
「はぁ……………………」
俺はそのまま草原に寝転がって光り輝く満月を見る。
もしかしたら自分でも気づかないうちに疲れがたまっていたのかもしれない。
いろいろな感情が俺の心の中を渦巻く。
改めて今までを思い返せば、今まで俺は配下たちにどれほど助けていてもらったのだろうか。
俺一人なら泣き出していた場面も多くあったと思う。
「みんな今頃何してるんだろうなぁ………」
俺は何百キロも離れたところ、しかし【テレポート】を使えば一瞬で会える距離にいる配下たちのことを思いながら空を眺め続けた。
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