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第三章「魔女の封印石」
3-2:女神ローザ
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「久しぶりですね、カラナ」
議事堂に響く透き通った声色。向かって左側に座っていたローザである。
「お久しぶりです。女神ローザ」
返答しながら、カラナは前へ進んだ。
中二階の張り出しは、コの字型をしており、部屋の中央に立つと、各方向から元老院評議会に見下ろされる構図となる。
戸惑うサフィリアとクラルに前へ進むように促し、ぐるりと評議会のメンバーを見回した。最後にアコナイトへ視線を向ける。
「おふた方ともお変わりないようで、安心いたしました」
「久しぶりじゃなカラナよ。 ふむ……前に会ったのは其方の成人の時だから……」
「五年ぶりでしょうか」
しわがれた声でアコナイトが「うむ」と頷く。
彼らの背後の壁には、ふたりの肖像画が飾られている。そこに描かれた若き日の彼の姿。それに比べ、ローザの姿はまったく変わっていない。
他愛のない会話のあいだに、サフィリアとクラルがようやくカラナの背後まで歩いて来た。二人とも明らかに緊張している。
特に、クラルは『ハイゴーレム』なのだから無理もない。
ローザが金色の眼を細める。
「貴女方の到着を待っておりました」
「あたしたちを……? エルダーメンバーが全員で…………?」
戦勝記念日絡みで、呼び出されるだろうとは想像していた。
だが、どうにもそんな雰囲気ではない……。
ローザが立ち上がり、ローブの裾をすらす音を立てて数歩、こちらへ歩み寄る。
その背丈は高い。大柄で知られるアコナイトよりも上である。
その長身の美女が、中二階の壇上から見下ろして来る。毎度の事ながら、威圧感は相当なものだ。
その眼差しがカラナたちにゆっくりと向けられた。
「カラナ……とてつもない災厄を持ち込みましたね」
「災厄……?」
疑問符を上げるより前に、サフィリアが慌てて前に出る。
「あの……! クラルの事なら、これはサフィリアが無理を言って連れて来て貰った事で……!」
ローザの言葉をクラルの事だと受け止めたらしく、サフィリアが懸命に弁解する。しかし、ローザの眼中にクラルの存在など入っていない様だ。
この議事堂に入ってから、ローザの視線はただの一度もクラルに向いていない。
「わたくしの懸念は、『ゴーレム』のごとき些末なものではありません」
サフィリアの方へと顔を向け、凛とした声で答えるローザ。しかもその言葉には強い敵意が込められている。
思わずたじろぎ、後ろへ下がるサフィリア。その姿を鋭いローザの視線が追う。
「わたくしが待っていたのは――貴女です」
「え……?」
ゆっくりと腰を上げ、ローザの横に立ち並ぶアコナイト。
深い皺の寄った目元に、憎悪にも似た感情が浮かんでいる。
「まさか、こうして再び相まみえることになろうとはな……」
一拍置き、意を結した様に、アコナイトがその名を口にした。
「魔女サイザリス」
***
言葉の意味は分からなかった。
カラナは、ただ呆然とローザとアコナイトの姿を凝視する。
「何ですって……!?」
辛うじて絞り出せた声をそれだけだった。
ローザがこちらへ向き直る。
「カラナ、貴女が連れているその少女――サフィリアと言う名の魔導師こそ、あの魔女サイザリスその人なのです」
サフィリアへ視線を落とす。
少女は完全に立ち竦んでいる。驚き、恐怖、失望――どれとも言えない表情で固まり、その澄んだ碧い瞳をまばたきもせず、ローザへと向けていた。
「――サフィリアが……魔女?」
「ちょっと待ってよ!」
サフィリアの呟きに、ようやく呪縛が解け、カラナはまくし立てた。
「サイザリスって二十五年も前の人間でしょ? この娘はどう見ても十四か五よ!」
「その魔女の姿かたちは、わしが戦ったその時とまったく変わっていない」
アコナイトが厳しい声で告げ、サフィリアを睨みつける。
「魔女よ。二十五年前の約束を忘れたか?
次に機会があれば、ワシ好みのもう少し年上の姿で会いたいと言った筈じゃ?」
「そんな約束知らない!」
悲鳴の様な声を張り上げるサフィリア。目には涙が溢れ、唇が震えている。
「わたしはサフィリアだ! 魔女とかそんなこと全然知らないし、覚えてない!」
「そう。其方はかつての戦いで、その魔力と知識を失っているのです」
泣き叫ぶ少女に、淡々と聖女は告げる。
「お忘れでしょうが二十五年前、貴女はわたくしの魔力を封じる為、ヴェルデグリスを用いました。
しかし、わたくしがそれを逆手に取り、貴女の魔力を封じ返して、勝利を得たのです。
貴女がサイザリスとしての記憶を失ったのは、魔力とともに記憶も封じられたからなのか、あるいはわたくしの攻撃を受けたことによるショックなのか――」
ローザが一拍、言葉を置く。その瞬間――議事堂の空気が一気に凍り付く!
「いずれにせよ――」
聞こえた声はここまでだった。いや、続きを聞いてる暇などなかった――!
カラナは横っ飛びにサフィリアの身体を抱え込み、床に転がる!
布をねじり引き裂くような音とともに、サフィリアの顔があった辺りに黒い渦の様なものが現れ、周囲の景色が異様なかたちに歪んで曲がる!
渦はやがて消滅し、空間の歪みも元へと戻って行った。
その場にいれば、彼女の顔が捻じ曲げられ、破裂しただろう。
「サフィリア!」
抱き抱えた少女の顔を見る。完全に放心し、目を見開いているがケガはない。
「邪魔をしないでください、カラナ」
すぐ頭の上から、声が響いた。
見上げれば、いつの間にかローザは、カラナのすぐ横に立っていた。
「カラナ様! サフィリア!」
クラルが一歩遅れて、右手を突き出して"光弾"を放つ構えを取る!
「ダメよ、クラル! 抵抗しないで!」
自分の言葉も終わらぬうちに、カラナは右手に生み出した”光鞭”を振った!
それは一直線に伸び、クラルの頭目掛けて飛んできたナイフを空中で爆散させる!
「きゃッ!?」
顔の至近距離で爆発が起き、クラルが悲鳴を上げて床に転がる!
ナイフはアコナイトが壇上から投げたものだった。あの老体から繰り出されたとは思えない速さと狙いである。無防備になったクラルに追い打ちをかけようとする!
「待って! ちょっと待ってッ! その娘に手を出さないで!」
ありったけの声を張り上げて、議事堂にいる評議会を制した。
「お願いだから! 話をさせてよ!」
「なりません」
カラナの懇願を遮る様にローザが、指先をサフィリアに向ける。
咄嗟に、自分の身体でサフィリアを庇う。その右手には防御のための"光弾"を一発用意していた。
こんなもので防げるかどうかは分からないが……。
「その者は今、サイザリスとしての魔力も記憶も失っています。戦いに終止符を打つ絶好のチャンスなのです」
語るローザの背後には、再びナイフを手にしたアコナイトの姿。
その視線はクラルの方に向けられている。彼女は既に身を起こし、右手に生み出した光弾をアコナイトに向けて構え、牽制していた。
が、しかし――
カラナの援護なしに、クラルがアコナイトの攻撃を回避することは難しいだろう。
「これは、二十五年前に魔女を討ち取れなかったワシらの失態」
対抗するかの如く、老兵の顔に憤怒が浮かぶ。
「其方には関わり及ばぬこと。ワシらはいまここで、二十五年前の決着をつける!」
議事堂に響く透き通った声色。向かって左側に座っていたローザである。
「お久しぶりです。女神ローザ」
返答しながら、カラナは前へ進んだ。
中二階の張り出しは、コの字型をしており、部屋の中央に立つと、各方向から元老院評議会に見下ろされる構図となる。
戸惑うサフィリアとクラルに前へ進むように促し、ぐるりと評議会のメンバーを見回した。最後にアコナイトへ視線を向ける。
「おふた方ともお変わりないようで、安心いたしました」
「久しぶりじゃなカラナよ。 ふむ……前に会ったのは其方の成人の時だから……」
「五年ぶりでしょうか」
しわがれた声でアコナイトが「うむ」と頷く。
彼らの背後の壁には、ふたりの肖像画が飾られている。そこに描かれた若き日の彼の姿。それに比べ、ローザの姿はまったく変わっていない。
他愛のない会話のあいだに、サフィリアとクラルがようやくカラナの背後まで歩いて来た。二人とも明らかに緊張している。
特に、クラルは『ハイゴーレム』なのだから無理もない。
ローザが金色の眼を細める。
「貴女方の到着を待っておりました」
「あたしたちを……? エルダーメンバーが全員で…………?」
戦勝記念日絡みで、呼び出されるだろうとは想像していた。
だが、どうにもそんな雰囲気ではない……。
ローザが立ち上がり、ローブの裾をすらす音を立てて数歩、こちらへ歩み寄る。
その背丈は高い。大柄で知られるアコナイトよりも上である。
その長身の美女が、中二階の壇上から見下ろして来る。毎度の事ながら、威圧感は相当なものだ。
その眼差しがカラナたちにゆっくりと向けられた。
「カラナ……とてつもない災厄を持ち込みましたね」
「災厄……?」
疑問符を上げるより前に、サフィリアが慌てて前に出る。
「あの……! クラルの事なら、これはサフィリアが無理を言って連れて来て貰った事で……!」
ローザの言葉をクラルの事だと受け止めたらしく、サフィリアが懸命に弁解する。しかし、ローザの眼中にクラルの存在など入っていない様だ。
この議事堂に入ってから、ローザの視線はただの一度もクラルに向いていない。
「わたくしの懸念は、『ゴーレム』のごとき些末なものではありません」
サフィリアの方へと顔を向け、凛とした声で答えるローザ。しかもその言葉には強い敵意が込められている。
思わずたじろぎ、後ろへ下がるサフィリア。その姿を鋭いローザの視線が追う。
「わたくしが待っていたのは――貴女です」
「え……?」
ゆっくりと腰を上げ、ローザの横に立ち並ぶアコナイト。
深い皺の寄った目元に、憎悪にも似た感情が浮かんでいる。
「まさか、こうして再び相まみえることになろうとはな……」
一拍置き、意を結した様に、アコナイトがその名を口にした。
「魔女サイザリス」
***
言葉の意味は分からなかった。
カラナは、ただ呆然とローザとアコナイトの姿を凝視する。
「何ですって……!?」
辛うじて絞り出せた声をそれだけだった。
ローザがこちらへ向き直る。
「カラナ、貴女が連れているその少女――サフィリアと言う名の魔導師こそ、あの魔女サイザリスその人なのです」
サフィリアへ視線を落とす。
少女は完全に立ち竦んでいる。驚き、恐怖、失望――どれとも言えない表情で固まり、その澄んだ碧い瞳をまばたきもせず、ローザへと向けていた。
「――サフィリアが……魔女?」
「ちょっと待ってよ!」
サフィリアの呟きに、ようやく呪縛が解け、カラナはまくし立てた。
「サイザリスって二十五年も前の人間でしょ? この娘はどう見ても十四か五よ!」
「その魔女の姿かたちは、わしが戦ったその時とまったく変わっていない」
アコナイトが厳しい声で告げ、サフィリアを睨みつける。
「魔女よ。二十五年前の約束を忘れたか?
次に機会があれば、ワシ好みのもう少し年上の姿で会いたいと言った筈じゃ?」
「そんな約束知らない!」
悲鳴の様な声を張り上げるサフィリア。目には涙が溢れ、唇が震えている。
「わたしはサフィリアだ! 魔女とかそんなこと全然知らないし、覚えてない!」
「そう。其方はかつての戦いで、その魔力と知識を失っているのです」
泣き叫ぶ少女に、淡々と聖女は告げる。
「お忘れでしょうが二十五年前、貴女はわたくしの魔力を封じる為、ヴェルデグリスを用いました。
しかし、わたくしがそれを逆手に取り、貴女の魔力を封じ返して、勝利を得たのです。
貴女がサイザリスとしての記憶を失ったのは、魔力とともに記憶も封じられたからなのか、あるいはわたくしの攻撃を受けたことによるショックなのか――」
ローザが一拍、言葉を置く。その瞬間――議事堂の空気が一気に凍り付く!
「いずれにせよ――」
聞こえた声はここまでだった。いや、続きを聞いてる暇などなかった――!
カラナは横っ飛びにサフィリアの身体を抱え込み、床に転がる!
布をねじり引き裂くような音とともに、サフィリアの顔があった辺りに黒い渦の様なものが現れ、周囲の景色が異様なかたちに歪んで曲がる!
渦はやがて消滅し、空間の歪みも元へと戻って行った。
その場にいれば、彼女の顔が捻じ曲げられ、破裂しただろう。
「サフィリア!」
抱き抱えた少女の顔を見る。完全に放心し、目を見開いているがケガはない。
「邪魔をしないでください、カラナ」
すぐ頭の上から、声が響いた。
見上げれば、いつの間にかローザは、カラナのすぐ横に立っていた。
「カラナ様! サフィリア!」
クラルが一歩遅れて、右手を突き出して"光弾"を放つ構えを取る!
「ダメよ、クラル! 抵抗しないで!」
自分の言葉も終わらぬうちに、カラナは右手に生み出した”光鞭”を振った!
それは一直線に伸び、クラルの頭目掛けて飛んできたナイフを空中で爆散させる!
「きゃッ!?」
顔の至近距離で爆発が起き、クラルが悲鳴を上げて床に転がる!
ナイフはアコナイトが壇上から投げたものだった。あの老体から繰り出されたとは思えない速さと狙いである。無防備になったクラルに追い打ちをかけようとする!
「待って! ちょっと待ってッ! その娘に手を出さないで!」
ありったけの声を張り上げて、議事堂にいる評議会を制した。
「お願いだから! 話をさせてよ!」
「なりません」
カラナの懇願を遮る様にローザが、指先をサフィリアに向ける。
咄嗟に、自分の身体でサフィリアを庇う。その右手には防御のための"光弾"を一発用意していた。
こんなもので防げるかどうかは分からないが……。
「その者は今、サイザリスとしての魔力も記憶も失っています。戦いに終止符を打つ絶好のチャンスなのです」
語るローザの背後には、再びナイフを手にしたアコナイトの姿。
その視線はクラルの方に向けられている。彼女は既に身を起こし、右手に生み出した光弾をアコナイトに向けて構え、牽制していた。
が、しかし――
カラナの援護なしに、クラルがアコナイトの攻撃を回避することは難しいだろう。
「これは、二十五年前に魔女を討ち取れなかったワシらの失態」
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