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ガラ悪男の主張

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「へ!なんだよ!俺に何させようってんだ!言っておくが俺は間違ったことはしたとは微塵も思ってねぇぜ!なんせ俺も死にかけたんだしよう」
「それは皆同じですよ。あなただけではありません」

 アルフレはガラの悪い男に言うとガラの悪い男は唾を地面に吐いて

「違うね。あんたの予想とは。あのじいさんだってはたからしか見てねぇからわからねぇんだよ。人間いつ裏切るかなんてわからねぇんだからよ」
「・・・そうですね。たしかに私はあのおじいさんの意見しか聞いていませんね。でしたらあなたのことを聞かせてください。まずお名前は?私はアルフレ・イアと言います」
「へぇ。あんたが噂の女神様と呼ばれてる女か。確かになんか雰囲気は女神様らしいな。あったことはねぇがな」

 どこが女神様雰囲気を名前とかだけで感じられるんだとは言いたいがまぁとりあえず話を聞いておこうか。

「俺はコード・グースという。テゴウ村ではこういうものを扱っていた」

 コードと名乗ったガラの悪い男は腰にかけていた物をアルフレに見せる。あれは、あの形は俺の世界にあった

「これは、銃ですか?」
「よく知ってるな。女神様は。俺が作ったわけじゃないぜ。これはビーナのやつからもらったんだよ。俺は一応あいつの護衛をしていたからな。こいつは遠距離で魔法が使えなくても攻撃できるしこれを使えばこんなかに魔法を込めて攻撃もできる」

 コードは何もない鉄の塊の弾と透明な弾を見せる。

「これは素晴らしい武器ですね」
「そうだな。素晴らしいとは思うよ。俺は魔法はからっきしだし武闘派でもないがよお。こいつの狙いだけはなんか上手くできてよ。そのおかげでビーナの護衛にまでつくことができた。まぁこれの話はおいおいにして。俺には親友がいたんだよ。ビーナのとこでお互いに高め合ってた親友が。そいつは剣の腕がすごくてよ。俺からしても自慢の親友だった」
「・・・お亡くなりになられたんですか?」

 アルフレはコードに聞くとコードは

「ああ。死んだよ。俺のことを盾にして殺そうとしたのを俺が逆に盾にした」

 コードは少し笑いながらアルフレに言うとアルフレは

「なぜ親友を盾にして殺したのにそんな笑い方が出来るんですか?」
「はっ。そんなこと聞かなくてもわかるだろ?俺は親友と思ってもやつは違かった。それだけの話だ。あいつが最後に言った言葉はな、俺が生き残るために死んでくれ。コードより俺が生きた方が皆の為になる。だからコード。俺の身代わりになってくれ、だとさ。俺はそこでなんかぷつんと俺んなかできれたんだよ。気づいたらやつを盾にしてた。あのじいさんは親友の知り合いだから俺を許せないんだろうさ」

 コードは吐き捨てるようにアルフレに言った。
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