村長? 町長? 市長? 呼び方はどうでも良いですけどお仕事ですよ!

 さあ! 人々が楽しく過ごせる街を作りましょう
 ――  ――  ――  ――  ――
「ようこそ! お待ちしておりました! 村長!」
 あれ? 俺は災害に伴って陸の孤島と化した地域の老人たちをピストン輸送したんだったよな? そして、ここはどこだ? 目の前の少女はああ言っているが、いきなり、何なんだろうか?

「今から村長やってください! これは決定事項なのです! 貴方の名前、本当に覚えてない? じゃあ、それっぽい名前つけてあげます!」
 見知らぬ人物からそう言われて俺はこの村を治めることとなってしまった。

 でも、村……って言うけど、見渡す限り家が1件も無いではないか! どうしろというんだ!
 おい! 目の前の少女が家を建てて、俺と一つ屋根の下に住むとか言ってるし!

 村長の運命や如何に……! 村長と少女の恋愛の行く末は……?
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