【完結】その背中はとても大きくて大きくて……

 その背中は子どもの頃からずっと私を守ってくれていた
  ――  ――  ――  ――  ――
 伯爵令嬢リリアナには子どもの頃から好いている男がいた。
 その大きな背中は頼もしげな背中だった。
 男の肩の上から眺める景色がとても好きだった。

 愚かな婚約者……。その脅しすらからも守ってくれた。

 その大きな背中は裏からもリリアナを守っていたということは知らない。

 愚かな婚約者がリリアナとの婚約を破棄し、冤罪を着せようとした時……。リリアナの運命は激しく変わっていく……。
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