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アデンの異能 2
しおりを挟む「な!お、俺っちの異能が!」
アザー先輩はジーノルドが驚いている間にジーノルドの顔面に見事な蹴りをいれる。
「隙だらけよ。自分の異能が最強だとでも?確かにあなたの異能は強いかもしれないわ。だけどあたしの異能、ボウギョの前には効かないわ。ボウギョの異能はあらゆる異能、攻撃を無効化とまではいかないけど威力を半減してくれる。逆に威力の弱い攻撃、異能は完全に無効化するわ。今はったのはあたしの異能で作った見えない防御の壁。それであんたの異能を半減させてそらしたのよ」
アザー先輩は自分の異能について説明する。防御の異能か。それはなかなかに強そうだな。
「アザーの異能は強いぞ。この俺が保証しよう。なんせ俺のラッシュすら受け止められるほどなんだからな!がはは!」
バサラ先輩のラッシュがどれほど強いかは知らんが確かにあの異能は強いというより厄介だ。それにアザー先輩の蹴り。守りだけだと思っていると出し抜かれそうでやばいな。
「男2人がちびっ子とかあたしを馬鹿にした割にはこんなあっさり負けるなんて情けないね。今からバリバリ鍛えてやるから覚悟しな!」
「ふ、ふふ。俺、っちが、なんでちびっ子如きに、ものを教わらないと」
ふらふらになりながらも立ち上がるジーノルドに対し、アザー先輩は間髪入れずに容赦なく蹴りをかます。うっわ。えぐいなありゃ。
「黙って従いなさい。そこのイカれたあんたもよ!」
いつまでも寝ているアデンに対してアザー先輩が言うとアデンは
「ふ。アデンはそこまで強くなる意思はない。女の子にモテられれば」
「考えてみなさいな。あんたみたいな不細工を誰が好きになると?実力も弱い。顔も不細工。そんなやつ誰が相手にすると?言ってみなさい。アデン」
・・・俺たちでも黙っていたのに容赦なく言うなアザー先輩。多分いつまでもちゃんとしないアデンに対しての優しさだろうが。だがいいすぎな気もするが。
「そ、そんないい方しなくても!ママはアデンのこと最高のイケてる男って」
「そりゃ母親からすればあんたはイケてる男なんだろうがあたしらから見ればあんたはただの勘違い変態男」
アザー先輩がとどめを指すようにアデンに言うとアデンはそのまま立ち上がらなくなる。今ので精神的ダメージをくらったのか。たぶん薄々勘づいてはいたんだろうが気を張ってだんだろうな。母親の言葉を信じてさ。
「バサラ。こっちはもう普通にこの2人鍛えるからそっちはそっちでやりな」
アザー先輩はバサラ先輩に言うとバサラ先輩は俺たちを連れて移動した。
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