8 / 10
そういうことで☆
しおりを挟む
そんなことがあってから、僕と中村さんは時々互いのモノを擦り合うようになった。
僕としてはどうしてこんなことになったのか理解できず、ずっと混乱が続いているのだが、それでも中村さんに「やるか?」と誘われればついうなずいてしまう。
もしかしたら僕が中村さんに向ける恋愛感情を意識しているうちに、中村さんも僕のことを好きになってくれたとか?
けど実際に好きだって言ってもらったわけでもないし、本当に擦り合ってるだけで抱きしめたりキスしたりするわけでもないから、恋人っていうよりはセフレっぽい気が……って、セックスまではしてないけど。
そんなふうに一人であれこれ考えているよりは、中村さんに直接どういうつもりなのか一度きちんと確かめた方がいいのだろうけど、下手に尋ねると今の微妙な関係が壊れそうで、怖くて聞くことができず、僕は悶々としていた。
──────────
「なあ、お前やっぱり俺に挿れたいとか思うわけ?
それとも挿れられたいのか?」
例によって中村さんに誘われ、互いに触れられる距離に移動してズボンのファスナーを下ろした辺りで、いきなり中村さんがそんなことを言い出したので、僕はぎょっとして中村さんの顔を凝視してしまった。
「なんだよ、その顔は」
「あ、いえ、あの、挿れたいです、挿れる方がいいです」
「あー、やっぱりお前はそうだよなあ」
そう納得している中村さんはごく普通の顔つきで、ふざけているわけでも照れているわけでもなく、ごく真面目にそんな質問をしたようだ。
「な、中村さんはどうなんですか?
僕に挿れたいとか挿れられたいとか……」
「あー、それなあ。
俺は正直よくわかんないんだよな、自分がどうしたいのか」
中村さんの返事を聞いて、僕はちょっとがっかりする。
中村さんとしては擦り合いする程度には僕に好意を持ってくれているが、セックスしたいというほどの欲望は抱けないということなのだろう。
「まあ、お前が挿れたいなら一回やってみるか?」
「えっ、いいんですか?」
中村さんの提案に反射的に喜んでしまったが、いやそれではいけないと思い直す。
「あ、いえ、その僕はもちろん挿れたいんですが、中村さんがその気じゃないのにするわけにはいきませんから」
「いや……俺も別にその気がないわけじゃない。
挿れたいのか挿れられたいのかわからないっていうだけで」
少しためらった後、うつむき気味で早口にそう言った中村さんは、耳が赤くなっていた。
ええっ、何これ。
これって脈ありってこと?
これは今こそ中村さんの本心を聞く絶好のタイミングなのではと思い、「僕のこと好きになってくれたんですか?」と聞こうとしたのだが、その前に中村さんの方が先に口を開いた。
「そんなことより、やるのかやらないのかどっちだ」
「あ、やります、やらせてください!」
そうして結局中村さんの本心を聞けないままに、僕は中村さんとセックスすることになってしまった。
──────────
最近ではリビングではなく中村さんの部屋で遊ぶことが多くなっていたので、ベッドはすぐ目の前にある。
驚いたことに中村さんはすでにコンドームとローションを用意していて、それらを紙袋から取り出しながらこう言った。
「一応やり方は調べてみたんだけど、説明読んだだけではいまいちピンと来なかったんだよな。
お前はやり方わかるか?」
「えーと、俺もやったことはありませんけど、たぶん中村さんよりはわかると思います」
僕はずっと中村さん一筋だったからセックスの経験はないけれど、中村さんにあんなことやこんなことをしたいという願望はあったから、そういう知識は十二分にあると思う。
「じゃあお前に任せる」
そう言うと中村さんはズボンと下着を男らしくバッと脱ぐとベッドに上がってうつ伏せになった。
「よし、いいぞ」
「え……」
据え膳と言わんばかりの下半身裸の中村さんに、僕は興奮というよりも戸惑ってしまう。
「あ、あの、上は脱がないんですか?」
いつもの擦り合いじゃなくてセックスするのなら、まだ触ったことのない胸だって触ってみたいし、裸で抱き合って体温を分け合いたい。
それにキスだってしてみたいのに、下半身だけ裸でうつ伏せになられたら、本当にただやるだけみたいではないか。
それなのに中村さんは、ごく当たり前のことのようにこう言った。
「いや、別に上は脱ぐ必要ないだろ」
「え、けど……」
中村さんの言葉に僕が反論しようとしかけた時、その耳が赤くなっていることに気付いた。
あ、もしかしてこれ中村さん平気そうな態度だけど、実はめちゃめちゃ恥ずかしがってるんじゃ……。
中村さんはうつぶせで顔は枕に押し付けているので実際にどんな表情をしているのかはわからないが、そうやって俺に顔を見せないようにしていることこそ、恥ずかしがっている証拠のように思える。
うわ、それなのに僕に挿れていいって言ってくれてるんだ……。
どうしよう、めちゃめちゃうれしい。
あ、ていうか、これもう、キスとか抱きしめたいとか贅沢を言っている場合じゃないよね。
「あ、いえ、すいませんでした。
下だけで大丈夫です」
「おう」
「それじゃあ、失礼します」
「ん」
中村さんが小さくうなずいたのを確認して、手のひらで軽く温めたローションで濡らした指で中村さんの後孔に触れる。
出来るだけそっと指を入れると、中村さんが「うっ」と小さく呻いた。
「すみません、痛かったですか?」
「いや、平気だ。慣れない感覚で驚いただけ。
大丈夫だから、もっと入れていいぞ」
「わかりました。
痛かったら痛いって言ってくださいね」
「ああ」
中村さんに言われた通り、指を奥まで入れていく。
中村さんはこんなことは当然初めてだろうから中はきついのだが、それでも指を受け入れる柔軟さもあるようだ。
痛がってもいないようだし、これだったら僕のモノを挿れても大丈夫のような気がする。
っていうか、今からこの中に入れるんだよね。
やばい、興奮してきた。
「そ、そろそろ大丈夫じゃないかと思うんですが」
「あー……うん、そうだな。
いいと思う」
興奮のせいで声がうわずるのを感じながら問いかけると、中村さんはいつもより少し熱っぽい声で答えた。
「じゃあ、一回指抜きます」
声をかけて中村さんの中から指を抜き、ズボンと下着を脱いで完全に臨戦態勢の自分のモノを取り出す。
上半身も脱ぐかどうか迷って、やっぱり中村さんに揃えておこうと思って脱がないことにする。
僕が慣れないコンドームをつけるのに手間取っている間に、中村さんはもぞもぞと体を動かして腰だけを上げた姿勢になった。
僕を受け入れるためのその体勢はすごく煽情的で、たまらなくなった僕は急いでベッドに上がる。
「挿れてもいいですか?」
「おう」
「じゃあ失礼します」
中村さんがうなずいたので、僕は自分のモノを中村さんの後孔に押し当て、ゆっくりとその中に入っていく。
はっきり言って中村さんの中はヤバかった。
暖かくて気持ち良くてたまらない。
肉体的な快感自体、手でしてもらう時とは比べ物にならないくらいに強い上に、好きな人と繋がっているのだという喜びが快感を何倍にも増幅していて本当にヤバい。
あまりにも良すぎるせいで、ガツガツとむさぼりたくなるのを堪えて中村さんを傷つけないようにするのに必死で、中村さんが気持ちよくなれるところを探したりする余裕なんかない。
結局僕は中村さんが達する前に中村さんの中で先にイッてしまい、慌てて中村さんのモノを手で愛撫して、しばらくして何とか中村さんにもイッてもらうことができた。
挿れながら前も愛撫しなきゃいけなかったんだ、と気付いたが、後の祭りである。
2人でそれぞれ後始末を済ませて、下着とズボンをはいた後、僕は改めて中村さんに頭を下げた。
「すいません……僕ばっかりよくなってしまって、中村さんに感じてもらうことができなくて……」
「んん? いや、そりゃまあ、イッたのはお前の方が先だったかもしれないけど、俺の方も悪くはなかったぞ。
初めてなんだから、まあ、上出来なんじゃないの。
それにお前のことだから、次はもっと感じさせてくれるだろ」
「えっ、次って、次もしていいんですか?」
僕が思わず食い気味に尋ねると中村さんはちょっと視線を泳がせつつも答えてくれた。
「まあ、いいよ。お前がしたいんなら」
「僕はもちろんしたいですけど、その、中村さんは……」
「あー、うん、まあ、俺もどっちかっていえばしたい、かな。
する前は自分が抱きたいのか抱かれたいのかよくわからなかったけど、実際してみたらお前に抱かれるの、いいなって思ったから」
少し照れた様子で告げられた中村さんの言葉に、僕は胸の奥から喜びが湧いてくるのを感じる。
僕のつたないセックスを中村さんが「いい」と感じてくれて、しかもその表情から肉体的な快感だけじゃなくて、気持ちの上でも「いい」と思ってくれたことがわかって。
……これは、今、勇気を出さないと。
「あ、あの、じゃあ、これからもしてもいいってことは、僕たち、付き合ってるって思ってもいいってことでしょうか?」
一瞬、ストレートに『中村さんも僕のこと好きになってくれたんですか?』と聞きそうになったが、それだと中村さんは照れて答えてくれないかもと思い直し、なんだか微妙な質問になってしまったが、結局はその聞き方で正解だったらしい。
「あー……うん、まあ、そういうことでいいんじゃないの」
中村さんは赤くなって僕から視線をそらしながら、早口でそう答えてくれたのだった。
僕としてはどうしてこんなことになったのか理解できず、ずっと混乱が続いているのだが、それでも中村さんに「やるか?」と誘われればついうなずいてしまう。
もしかしたら僕が中村さんに向ける恋愛感情を意識しているうちに、中村さんも僕のことを好きになってくれたとか?
けど実際に好きだって言ってもらったわけでもないし、本当に擦り合ってるだけで抱きしめたりキスしたりするわけでもないから、恋人っていうよりはセフレっぽい気が……って、セックスまではしてないけど。
そんなふうに一人であれこれ考えているよりは、中村さんに直接どういうつもりなのか一度きちんと確かめた方がいいのだろうけど、下手に尋ねると今の微妙な関係が壊れそうで、怖くて聞くことができず、僕は悶々としていた。
──────────
「なあ、お前やっぱり俺に挿れたいとか思うわけ?
それとも挿れられたいのか?」
例によって中村さんに誘われ、互いに触れられる距離に移動してズボンのファスナーを下ろした辺りで、いきなり中村さんがそんなことを言い出したので、僕はぎょっとして中村さんの顔を凝視してしまった。
「なんだよ、その顔は」
「あ、いえ、あの、挿れたいです、挿れる方がいいです」
「あー、やっぱりお前はそうだよなあ」
そう納得している中村さんはごく普通の顔つきで、ふざけているわけでも照れているわけでもなく、ごく真面目にそんな質問をしたようだ。
「な、中村さんはどうなんですか?
僕に挿れたいとか挿れられたいとか……」
「あー、それなあ。
俺は正直よくわかんないんだよな、自分がどうしたいのか」
中村さんの返事を聞いて、僕はちょっとがっかりする。
中村さんとしては擦り合いする程度には僕に好意を持ってくれているが、セックスしたいというほどの欲望は抱けないということなのだろう。
「まあ、お前が挿れたいなら一回やってみるか?」
「えっ、いいんですか?」
中村さんの提案に反射的に喜んでしまったが、いやそれではいけないと思い直す。
「あ、いえ、その僕はもちろん挿れたいんですが、中村さんがその気じゃないのにするわけにはいきませんから」
「いや……俺も別にその気がないわけじゃない。
挿れたいのか挿れられたいのかわからないっていうだけで」
少しためらった後、うつむき気味で早口にそう言った中村さんは、耳が赤くなっていた。
ええっ、何これ。
これって脈ありってこと?
これは今こそ中村さんの本心を聞く絶好のタイミングなのではと思い、「僕のこと好きになってくれたんですか?」と聞こうとしたのだが、その前に中村さんの方が先に口を開いた。
「そんなことより、やるのかやらないのかどっちだ」
「あ、やります、やらせてください!」
そうして結局中村さんの本心を聞けないままに、僕は中村さんとセックスすることになってしまった。
──────────
最近ではリビングではなく中村さんの部屋で遊ぶことが多くなっていたので、ベッドはすぐ目の前にある。
驚いたことに中村さんはすでにコンドームとローションを用意していて、それらを紙袋から取り出しながらこう言った。
「一応やり方は調べてみたんだけど、説明読んだだけではいまいちピンと来なかったんだよな。
お前はやり方わかるか?」
「えーと、俺もやったことはありませんけど、たぶん中村さんよりはわかると思います」
僕はずっと中村さん一筋だったからセックスの経験はないけれど、中村さんにあんなことやこんなことをしたいという願望はあったから、そういう知識は十二分にあると思う。
「じゃあお前に任せる」
そう言うと中村さんはズボンと下着を男らしくバッと脱ぐとベッドに上がってうつ伏せになった。
「よし、いいぞ」
「え……」
据え膳と言わんばかりの下半身裸の中村さんに、僕は興奮というよりも戸惑ってしまう。
「あ、あの、上は脱がないんですか?」
いつもの擦り合いじゃなくてセックスするのなら、まだ触ったことのない胸だって触ってみたいし、裸で抱き合って体温を分け合いたい。
それにキスだってしてみたいのに、下半身だけ裸でうつ伏せになられたら、本当にただやるだけみたいではないか。
それなのに中村さんは、ごく当たり前のことのようにこう言った。
「いや、別に上は脱ぐ必要ないだろ」
「え、けど……」
中村さんの言葉に僕が反論しようとしかけた時、その耳が赤くなっていることに気付いた。
あ、もしかしてこれ中村さん平気そうな態度だけど、実はめちゃめちゃ恥ずかしがってるんじゃ……。
中村さんはうつぶせで顔は枕に押し付けているので実際にどんな表情をしているのかはわからないが、そうやって俺に顔を見せないようにしていることこそ、恥ずかしがっている証拠のように思える。
うわ、それなのに僕に挿れていいって言ってくれてるんだ……。
どうしよう、めちゃめちゃうれしい。
あ、ていうか、これもう、キスとか抱きしめたいとか贅沢を言っている場合じゃないよね。
「あ、いえ、すいませんでした。
下だけで大丈夫です」
「おう」
「それじゃあ、失礼します」
「ん」
中村さんが小さくうなずいたのを確認して、手のひらで軽く温めたローションで濡らした指で中村さんの後孔に触れる。
出来るだけそっと指を入れると、中村さんが「うっ」と小さく呻いた。
「すみません、痛かったですか?」
「いや、平気だ。慣れない感覚で驚いただけ。
大丈夫だから、もっと入れていいぞ」
「わかりました。
痛かったら痛いって言ってくださいね」
「ああ」
中村さんに言われた通り、指を奥まで入れていく。
中村さんはこんなことは当然初めてだろうから中はきついのだが、それでも指を受け入れる柔軟さもあるようだ。
痛がってもいないようだし、これだったら僕のモノを挿れても大丈夫のような気がする。
っていうか、今からこの中に入れるんだよね。
やばい、興奮してきた。
「そ、そろそろ大丈夫じゃないかと思うんですが」
「あー……うん、そうだな。
いいと思う」
興奮のせいで声がうわずるのを感じながら問いかけると、中村さんはいつもより少し熱っぽい声で答えた。
「じゃあ、一回指抜きます」
声をかけて中村さんの中から指を抜き、ズボンと下着を脱いで完全に臨戦態勢の自分のモノを取り出す。
上半身も脱ぐかどうか迷って、やっぱり中村さんに揃えておこうと思って脱がないことにする。
僕が慣れないコンドームをつけるのに手間取っている間に、中村さんはもぞもぞと体を動かして腰だけを上げた姿勢になった。
僕を受け入れるためのその体勢はすごく煽情的で、たまらなくなった僕は急いでベッドに上がる。
「挿れてもいいですか?」
「おう」
「じゃあ失礼します」
中村さんがうなずいたので、僕は自分のモノを中村さんの後孔に押し当て、ゆっくりとその中に入っていく。
はっきり言って中村さんの中はヤバかった。
暖かくて気持ち良くてたまらない。
肉体的な快感自体、手でしてもらう時とは比べ物にならないくらいに強い上に、好きな人と繋がっているのだという喜びが快感を何倍にも増幅していて本当にヤバい。
あまりにも良すぎるせいで、ガツガツとむさぼりたくなるのを堪えて中村さんを傷つけないようにするのに必死で、中村さんが気持ちよくなれるところを探したりする余裕なんかない。
結局僕は中村さんが達する前に中村さんの中で先にイッてしまい、慌てて中村さんのモノを手で愛撫して、しばらくして何とか中村さんにもイッてもらうことができた。
挿れながら前も愛撫しなきゃいけなかったんだ、と気付いたが、後の祭りである。
2人でそれぞれ後始末を済ませて、下着とズボンをはいた後、僕は改めて中村さんに頭を下げた。
「すいません……僕ばっかりよくなってしまって、中村さんに感じてもらうことができなくて……」
「んん? いや、そりゃまあ、イッたのはお前の方が先だったかもしれないけど、俺の方も悪くはなかったぞ。
初めてなんだから、まあ、上出来なんじゃないの。
それにお前のことだから、次はもっと感じさせてくれるだろ」
「えっ、次って、次もしていいんですか?」
僕が思わず食い気味に尋ねると中村さんはちょっと視線を泳がせつつも答えてくれた。
「まあ、いいよ。お前がしたいんなら」
「僕はもちろんしたいですけど、その、中村さんは……」
「あー、うん、まあ、俺もどっちかっていえばしたい、かな。
する前は自分が抱きたいのか抱かれたいのかよくわからなかったけど、実際してみたらお前に抱かれるの、いいなって思ったから」
少し照れた様子で告げられた中村さんの言葉に、僕は胸の奥から喜びが湧いてくるのを感じる。
僕のつたないセックスを中村さんが「いい」と感じてくれて、しかもその表情から肉体的な快感だけじゃなくて、気持ちの上でも「いい」と思ってくれたことがわかって。
……これは、今、勇気を出さないと。
「あ、あの、じゃあ、これからもしてもいいってことは、僕たち、付き合ってるって思ってもいいってことでしょうか?」
一瞬、ストレートに『中村さんも僕のこと好きになってくれたんですか?』と聞きそうになったが、それだと中村さんは照れて答えてくれないかもと思い直し、なんだか微妙な質問になってしまったが、結局はその聞き方で正解だったらしい。
「あー……うん、まあ、そういうことでいいんじゃないの」
中村さんは赤くなって僕から視線をそらしながら、早口でそう答えてくれたのだった。
11
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
有能課長のあり得ない秘密
みなみ ゆうき
BL
地方の支社から本社の有能課長のプロジェクトチームに配属された男は、ある日ミーティングルームで課長のとんでもない姿を目撃してしまう。
しかもそれを見てしまったことが課長にバレて、何故か男のほうが弱味を握られたかのようにいいなりになるはめに……。
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
かわいい王子の残像
芽吹鹿
BL
王子の家庭教師を務めるアリア・マキュベリー男爵の思い出語り。天使のようにかわいい幼い王子が成長するにつれて立派な男になっていく。その育成に10年間を尽くして貢献した家庭教師が、最終的に主に押し倒されちゃう話。
またのご利用をお待ちしています。
あらき奏多
BL
職場の同僚にすすめられた、とあるマッサージ店。
緊張しつつもゴッドハンドで全身とろとろに癒され、初めての感覚に下半身が誤作動してしまい……?!
・マッサージ師×客
・年下敬語攻め
・男前土木作業員受け
・ノリ軽め
※年齢順イメージ
九重≒達也>坂田(店長)≫四ノ宮
【登場人物】
▼坂田 祐介(さかた ゆうすけ) 攻
・マッサージ店の店長
・爽やかイケメン
・優しくて低めのセクシーボイス
・良識はある人
▼杉村 達也(すぎむら たつや) 受
・土木作業員
・敏感体質
・快楽に流されやすい。すぐ喘ぐ
・性格も見た目も男前
【登場人物(第二弾の人たち)】
▼四ノ宮 葵(しのみや あおい) 攻
・マッサージ店の施術者のひとり。
・店では年齢は下から二番目。経歴は店長の次に長い。敏腕。
・顔と名前だけ中性的。愛想は人並み。
・自覚済隠れS。仕事とプライベートは区別してる。はずだった。
▼九重 柚葉(ここのえ ゆずは) 受
・愛称『ココ』『ココさん』『ココちゃん』
・名前だけ可愛い。性格は可愛くない。見た目も別に可愛くない。
・理性が強め。隠れコミュ障。
・無自覚ドM。乱れるときは乱れる
作品はすべて個人サイト(http://lyze.jp/nyanko03/)からの転載です。
徐々に移動していきたいと思いますが、作品数は個人サイトが一番多いです。
よろしくお願いいたします。
執着
紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。
溺愛じゃおさまらない
すずかけあおい
BL
上司の陽介と付き合っている誠也。
どろどろに愛されているけれど―――。
〔攻め〕市川 陽介(いちかわ ようすけ)34歳
〔受け〕大野 誠也(おおの せいや)26歳
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる