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第1章 子犬編
11 タロと料理
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「じゃあ、さっそく晩ご飯作りますね!」
やる気満々のタロが頼もしい。
「すごいなー、タロはご飯も作れるんだな」
「はい! たぶん」
「たぶん……?」
「ご飯を作ったことはありませんけど、人間ができることはだいたいできるはずなので、たぶん作れます!」
「……うん、とりあえず今日は俺と一緒に作ろうか」
タロの自信の根拠が若干不安だったのでそう提案すると、タロは素直にうなずいてくれたのでほっとした。
とりあえず何が作れるか、冷蔵庫の中身を確認してみるが、普段適当な自炊しかしてないので、たいした材料はない。
「卵とハムとソーセージ、トマトとキャベツと人参、あとは玉ねぎとじゃがいもくらいか。
あ、そういえばタロ、お前は人間と同じもの食べても大丈夫なのか?
犬は玉ねぎ食べたらだめなんだけど」
「どう……なんでしょうか。
でも、ご主人様のご飯を作るんですから、僕が食べられないもの使っても大丈夫ですよ」
「そんな寂しいこと言うなよ。
せっかくだから二人で作って二人で食べようぜ」
俺がそう言うとタロははにかんだような笑顔を見せた。
「じゃあ、人間と同じものを食べてもいいかどうか、今度聞いておきますね」
……誰に聞くんだ、誰に。
思わずそうツッコミそうになるのを、俺はぐっとこらえる。
タロが聞いてみるという相手、すなわちタロに人間に変身する力を与えた存在が何なのかは非常に気になるところだが、タロはそれは内緒なのだと言っていたから、詮索しない方がいいのだろう。
ほら、あれだ。
昔話でよくある、突然やってきた嫁の秘密を知ろうとしてはいけないってやつだ。
まあ、タロは嫁ではないけれど、似たようなものだろう。
「じゃあ、今日のところは玉ねぎはやめておこうか」
気持ちを切り替えて、俺は材料の物色を再開する。
「まあ、野菜炒めと目玉焼きでいいか。
キャベツと人参と、あー、ハムとソーセージは塩分多いからだめだな。
ツナ缶にするか」
俺が取り出した材料を、タロが受け取ってキッチンの作業台に並べてくれる。
タロは人間の姿になっても子供の身長なので、大人サイズの作業台は少し高そうだ。
「なんか踏み台がいるな。
持ってくるから、キャベツの葉っぱをはがしといてくれるか?
5枚くらい」
「はい、わかりました」
俺が適当な踏み台を探して戻ってくると、タロはちょうどキャベツをはがし終えたところだった。
「よし、じゃあこれに乗って、野菜洗って」
「はい」
タロに野菜を洗ってもらっている間に、まな板やフライパンを用意する。
「じゃあ、野菜切ろうか。
最初に俺がお手本見せるな」
キャベツと人参ならキャベツの方が切りやすいからタロに切らせてみることにして、俺は人参を手に取った。
「包丁はこうやって持って、野菜を押さえる方の手は指を切らないように指先を丸めて……」
俺の説明を、タロは真剣な顔をして聞いている。
人参を薄い輪切りにしてから短冊状に切ると、俺はタロと場所を変わった。
「じゃあキャベツ切ってみて。
大きさは一口で食べられる感じに適当で」
「はい」
タロは寄り目気味の真剣な顔つきでキャベツを切ったが、その手つきは初めてのわりに危なげなかった。
「切れました!」
「よし。お前、初めてなのにうまいなー」
俺がほめるとタロは照れたようにえへへと笑った。
「じゃあ、次は目玉焼き焼いて、その後野菜炒めな。
フライパン汚れない料理からやれば、フライパン洗わずにそのまま出来るから」
「はい」
油をひいたフライパンがあったまってから、俺が先にフライパンの左半分に卵を割ってみせると、タロも寄り目になりながら右半分に卵を割り落とした。
「お、つぶれなかったな。うまいうまい」
目玉焼きを焼いて、一個ずつ大きめの皿に移すと、俺はタロと場所を代わる。
「フライパン熱いから触らないように気をつけろよ。
材料入れるから、時々適当に混ぜてな」
「わかりました」
真剣な顔でフライパンの前に立つタロの横から、ツナ缶の油、人参、キャベツ、ツナとフライパンに順番に材料を入れてやる。
タロが菜箸を握りしめてフライパンの中身をじっと見つめているのを横目で見ながら、俺は1食分ずつ冷凍してあるご飯を2つ出して電子レンジにかけた。
いつもは冷凍容器からそのまま食べるが、今日はせっかくタロと一緒なのだからちゃんと茶碗で食べようと、茶碗と箸を二人分用意する。
「ご主人様、これくらいでいいですか?」
タロが聞いてきたのでフライパンの中をみると、ちょうどいい具合に野菜に火が通っていた。
「うん、そうだな。
じゃあ、火を消して。
そのツマミをカチッて言うまで右に回して……そうそう。
タロの分は味付けしないから、それで出来上がりな。
半分だけ目玉焼きの皿に移してくれるか?」
「はい」
タロが自分の分の野菜炒めを皿に移した後、俺はフライパンに残ったもう半分に塩こしょうする。
タロが持っている菜箸でざっと混ぜてもらって皿に移してもらったところで、ちょうど電子レンジが鳴った。
「タロ、その皿テーブルに持って行ってくれ」
「はい」
おかずが乗った皿はタロに任せ、俺はご飯を用意する。
ついでに水を入れたコップをテーブルに置いてから、タロをうながして2人で席についた。
「よし、食べるか。
いただきます」
「いただきます」
俺が手を合わせると、タロも同じように手を合わせてから箸を持つ。
「熱いから気をつけろよ」
「はい」
2人とも、まず初めに野菜炒めに箸をつける。
簡単なものではあるが、タロが初めて作った料理を食べるのが楽しみだ。
「お、うまい!」
「はい、おいしいです」
「そうだろう。なんせ、タロが初めて作った料理だからなー」
「違いますよ」
「ん?」
「僕一人で作った料理じゃなくて、初めてご主人様と一緒に作った料理です。
だからおいしいんです」
タロの言葉に、俺はちょっと感動してしまう。
「そうだな、2人で作って2人で食べるからうまいんだよな」
犬であるはずのタロと、こうして一緒にご飯を作って、一緒に食べることが出来る。
それはなんて幸せなことだろうと思う。
「あ、でも次は僕一人で作りますからね。
僕、ご主人様にちゃんとしたおいしいご飯を食べてもらえるように、がんばりますから!」
「うん、ありがとうな。
楽しみにしてる」
「はい!
あ、そうだ、ご主人様。
今度僕が変身するまでに、ご飯の材料をもうちょっと買っておいてもらってもいいですか?」
「ああ、そうだな。今日はろくな材料がなかったもんな。
俺も自分でももうちょっと料理するようにするから、もっと色んな種類の材料買っておくよ」
「はい、お願いします」
「お前、力が強くなったら長い時間変身していられるようになるんだっけ?
そうしたら、買い物も一緒に行こうぜ。
帽子をかぶってゆったりしたズボンはけば、耳と尻尾も隠せるだろうからな」
「いいですね!
ぜひ行きたいです」
そんなことを話しながら、俺たちは二人で質素だが充実した夕食の時間を過ごした。
タロは今日初めて持つはずの箸を、上手に使ってご飯を食べている。
料理も俺がちょっと教えただけでちゃんと出来ていたし、本人が『人間ができることはだいたいできる』と言っていたのはどうやら本当らしい。
俺から少し遅れてタロが食事を終えるのを待って、二人で「ごちそうさま」と手を合わせた。
「あっ、お茶碗、僕が洗います」
「いや、せっかくだから片付けも一緒にやろう」
そう言って俺は先に席を立って、自分の食器を流しに運ぶ。
そして流しの中に茶碗を置いたところで、足下にぽすっと小さな衝撃を感じた。
「えっ?」
足下を見下ろすと、そこには犬の姿に戻ったタロがお座りをしていた。
俺と目が合うときゅーんと鳴いて、泣きそうな情けない顔になる。
「あー、時間切れか-」
時計を確認すると、タロが人間に変身した時から、だいたい一時間弱が経っていたから、人間に変身する力が切れて犬に戻ってしまったのだろう。
抱き上げてやると、タロは流しの中とテーブルの上に残った食器を交互に見た。
どうやら自分が食器を片付けるつもりだったのに、その前に犬に戻ってしまって片付けられなかったのが心残りらしい。
「いいよ、タロ。気にするな。
もう十分過ぎるくらい手伝ってもらったし、それに話もいっぱいできて楽しかったしな」
そう言って頭をなでてやると、タロはほっとしたような顔をして二、三回尻尾を振った。
やる気満々のタロが頼もしい。
「すごいなー、タロはご飯も作れるんだな」
「はい! たぶん」
「たぶん……?」
「ご飯を作ったことはありませんけど、人間ができることはだいたいできるはずなので、たぶん作れます!」
「……うん、とりあえず今日は俺と一緒に作ろうか」
タロの自信の根拠が若干不安だったのでそう提案すると、タロは素直にうなずいてくれたのでほっとした。
とりあえず何が作れるか、冷蔵庫の中身を確認してみるが、普段適当な自炊しかしてないので、たいした材料はない。
「卵とハムとソーセージ、トマトとキャベツと人参、あとは玉ねぎとじゃがいもくらいか。
あ、そういえばタロ、お前は人間と同じもの食べても大丈夫なのか?
犬は玉ねぎ食べたらだめなんだけど」
「どう……なんでしょうか。
でも、ご主人様のご飯を作るんですから、僕が食べられないもの使っても大丈夫ですよ」
「そんな寂しいこと言うなよ。
せっかくだから二人で作って二人で食べようぜ」
俺がそう言うとタロははにかんだような笑顔を見せた。
「じゃあ、人間と同じものを食べてもいいかどうか、今度聞いておきますね」
……誰に聞くんだ、誰に。
思わずそうツッコミそうになるのを、俺はぐっとこらえる。
タロが聞いてみるという相手、すなわちタロに人間に変身する力を与えた存在が何なのかは非常に気になるところだが、タロはそれは内緒なのだと言っていたから、詮索しない方がいいのだろう。
ほら、あれだ。
昔話でよくある、突然やってきた嫁の秘密を知ろうとしてはいけないってやつだ。
まあ、タロは嫁ではないけれど、似たようなものだろう。
「じゃあ、今日のところは玉ねぎはやめておこうか」
気持ちを切り替えて、俺は材料の物色を再開する。
「まあ、野菜炒めと目玉焼きでいいか。
キャベツと人参と、あー、ハムとソーセージは塩分多いからだめだな。
ツナ缶にするか」
俺が取り出した材料を、タロが受け取ってキッチンの作業台に並べてくれる。
タロは人間の姿になっても子供の身長なので、大人サイズの作業台は少し高そうだ。
「なんか踏み台がいるな。
持ってくるから、キャベツの葉っぱをはがしといてくれるか?
5枚くらい」
「はい、わかりました」
俺が適当な踏み台を探して戻ってくると、タロはちょうどキャベツをはがし終えたところだった。
「よし、じゃあこれに乗って、野菜洗って」
「はい」
タロに野菜を洗ってもらっている間に、まな板やフライパンを用意する。
「じゃあ、野菜切ろうか。
最初に俺がお手本見せるな」
キャベツと人参ならキャベツの方が切りやすいからタロに切らせてみることにして、俺は人参を手に取った。
「包丁はこうやって持って、野菜を押さえる方の手は指を切らないように指先を丸めて……」
俺の説明を、タロは真剣な顔をして聞いている。
人参を薄い輪切りにしてから短冊状に切ると、俺はタロと場所を変わった。
「じゃあキャベツ切ってみて。
大きさは一口で食べられる感じに適当で」
「はい」
タロは寄り目気味の真剣な顔つきでキャベツを切ったが、その手つきは初めてのわりに危なげなかった。
「切れました!」
「よし。お前、初めてなのにうまいなー」
俺がほめるとタロは照れたようにえへへと笑った。
「じゃあ、次は目玉焼き焼いて、その後野菜炒めな。
フライパン汚れない料理からやれば、フライパン洗わずにそのまま出来るから」
「はい」
油をひいたフライパンがあったまってから、俺が先にフライパンの左半分に卵を割ってみせると、タロも寄り目になりながら右半分に卵を割り落とした。
「お、つぶれなかったな。うまいうまい」
目玉焼きを焼いて、一個ずつ大きめの皿に移すと、俺はタロと場所を代わる。
「フライパン熱いから触らないように気をつけろよ。
材料入れるから、時々適当に混ぜてな」
「わかりました」
真剣な顔でフライパンの前に立つタロの横から、ツナ缶の油、人参、キャベツ、ツナとフライパンに順番に材料を入れてやる。
タロが菜箸を握りしめてフライパンの中身をじっと見つめているのを横目で見ながら、俺は1食分ずつ冷凍してあるご飯を2つ出して電子レンジにかけた。
いつもは冷凍容器からそのまま食べるが、今日はせっかくタロと一緒なのだからちゃんと茶碗で食べようと、茶碗と箸を二人分用意する。
「ご主人様、これくらいでいいですか?」
タロが聞いてきたのでフライパンの中をみると、ちょうどいい具合に野菜に火が通っていた。
「うん、そうだな。
じゃあ、火を消して。
そのツマミをカチッて言うまで右に回して……そうそう。
タロの分は味付けしないから、それで出来上がりな。
半分だけ目玉焼きの皿に移してくれるか?」
「はい」
タロが自分の分の野菜炒めを皿に移した後、俺はフライパンに残ったもう半分に塩こしょうする。
タロが持っている菜箸でざっと混ぜてもらって皿に移してもらったところで、ちょうど電子レンジが鳴った。
「タロ、その皿テーブルに持って行ってくれ」
「はい」
おかずが乗った皿はタロに任せ、俺はご飯を用意する。
ついでに水を入れたコップをテーブルに置いてから、タロをうながして2人で席についた。
「よし、食べるか。
いただきます」
「いただきます」
俺が手を合わせると、タロも同じように手を合わせてから箸を持つ。
「熱いから気をつけろよ」
「はい」
2人とも、まず初めに野菜炒めに箸をつける。
簡単なものではあるが、タロが初めて作った料理を食べるのが楽しみだ。
「お、うまい!」
「はい、おいしいです」
「そうだろう。なんせ、タロが初めて作った料理だからなー」
「違いますよ」
「ん?」
「僕一人で作った料理じゃなくて、初めてご主人様と一緒に作った料理です。
だからおいしいんです」
タロの言葉に、俺はちょっと感動してしまう。
「そうだな、2人で作って2人で食べるからうまいんだよな」
犬であるはずのタロと、こうして一緒にご飯を作って、一緒に食べることが出来る。
それはなんて幸せなことだろうと思う。
「あ、でも次は僕一人で作りますからね。
僕、ご主人様にちゃんとしたおいしいご飯を食べてもらえるように、がんばりますから!」
「うん、ありがとうな。
楽しみにしてる」
「はい!
あ、そうだ、ご主人様。
今度僕が変身するまでに、ご飯の材料をもうちょっと買っておいてもらってもいいですか?」
「ああ、そうだな。今日はろくな材料がなかったもんな。
俺も自分でももうちょっと料理するようにするから、もっと色んな種類の材料買っておくよ」
「はい、お願いします」
「お前、力が強くなったら長い時間変身していられるようになるんだっけ?
そうしたら、買い物も一緒に行こうぜ。
帽子をかぶってゆったりしたズボンはけば、耳と尻尾も隠せるだろうからな」
「いいですね!
ぜひ行きたいです」
そんなことを話しながら、俺たちは二人で質素だが充実した夕食の時間を過ごした。
タロは今日初めて持つはずの箸を、上手に使ってご飯を食べている。
料理も俺がちょっと教えただけでちゃんと出来ていたし、本人が『人間ができることはだいたいできる』と言っていたのはどうやら本当らしい。
俺から少し遅れてタロが食事を終えるのを待って、二人で「ごちそうさま」と手を合わせた。
「あっ、お茶碗、僕が洗います」
「いや、せっかくだから片付けも一緒にやろう」
そう言って俺は先に席を立って、自分の食器を流しに運ぶ。
そして流しの中に茶碗を置いたところで、足下にぽすっと小さな衝撃を感じた。
「えっ?」
足下を見下ろすと、そこには犬の姿に戻ったタロがお座りをしていた。
俺と目が合うときゅーんと鳴いて、泣きそうな情けない顔になる。
「あー、時間切れか-」
時計を確認すると、タロが人間に変身した時から、だいたい一時間弱が経っていたから、人間に変身する力が切れて犬に戻ってしまったのだろう。
抱き上げてやると、タロは流しの中とテーブルの上に残った食器を交互に見た。
どうやら自分が食器を片付けるつもりだったのに、その前に犬に戻ってしまって片付けられなかったのが心残りらしい。
「いいよ、タロ。気にするな。
もう十分過ぎるくらい手伝ってもらったし、それに話もいっぱいできて楽しかったしな」
そう言って頭をなでてやると、タロはほっとしたような顔をして二、三回尻尾を振った。
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