29 / 206
一章
もふもふ!?いやマテ、武器が先だ
しおりを挟む
二本で一対の短槍の片割れを失った事で、観戦していたノワールとアーテルに緊張が走る。
「ご主人様!」
「主人、大丈夫か!」
うん、でもまだ一本残ってるし、武器がないならないで、僕の本職であるウィザードの戦い方をするまでだ。
「大丈夫だよ。二人は見ててね」
そう言って二人を制する。さて、この二体、どうやって仕留めようか。一体は大ダメージを負ってるけど戦闘継続可能、もう一体も土壁を迂回して僕の背後に回った。
(風の刃で切り裂け)
ダメージを負っているリザードマンに向かって残った一本の短槍を横薙ぎに振るう。完全に間合いの外なのでリザードマンは防御姿勢すら取らずにカウンターを狙って踏み込もうとしてきた。だがそれが命取り。
風系統の精霊に命じて発現させた不可視の風の刃が槍の穂先から放たれる。一級の職人が鍛えた刃物にも勝る切れ味のそれは、バックラーごとリザードマンを胸から上下に両断した。
さて、もう一発。背後に迫るリザードマンに向き直り、精霊に命じる。
(赤熱する石礫でヤツの頭を叩き潰せ)
火、土、風の三属性に命じたのは、真っ赤に燃える拳大の石礫を、風魔法で加速させながらリザードマンの頭上に落下させるというもの。
複数の属性の合わせ技は、イメージするのも命令するのもキーとなるワードが多くなってしまうので、発動までの時間がどうしても長くなってしまう。なので、馬鹿正直に正面から攻撃して避けられた日には目も当てられない。そこで僕はもう一手打つ。
(ヤツの足下を凍らせろ)
水属性の精霊に命じたのはリザードマンの足を止める事。こちらに向かって間合いを詰めていたヤツは、急に足下の自由を奪われ動きを封じられた。そこにヤツの視界の外、頭上から風魔法で加速された灼熱の石礫が落下した。
リザードマンが被っていたヘルムを溶解させ、頭蓋を貫いた石礫は、そのままヤツの足を固定していた氷に直撃し、激しい水蒸気を発生させる。やがて氷は溶け、水蒸気が霧散すると、無残な姿で倒れ伏すリザードマンの姿がそこにあった。
「お見事! 流石は我の主人だ!」
アーテルが満足気な笑みを浮かべながら拍手で称えてくれる。
「瞬時に四つの属性全てを使い熟すとは……やはりご主人様は規格外のウィザードです」
一方のノワールは、感極まった表情で両手を胸の前で組んでいる。
てか、あれ?
タレ耳がピコピコ動いてる? それ、カチューシャじゃないの?
「ノワール? その耳……もしかしてホンモノ?」
「え? 耳ですか? はい、正真正銘、私の耳ですが」
僕はてっきりタレ耳を模したカチューシャだとばかり……
「お望みとあらば、ウサギっぽい尻尾も」
ノワールはそう言うと、くるりとこちらにお尻を向けてやや突き出して見せる。すると、ぴっちりとしたレザースーツを着ているのにも関わらず、尾骶骨のあたりに黒くて短い、やや丸みを帯びた可愛い尻尾が生えていた。そしてそれをピコピコと動かして見せる。
「お、おおぅ……」
「私がウサギに封印されていた時、ご主人様はよく耳を撫でて下さいましたので……」
帰ったら、モフらせてくれるかな?
……なんて不埒な事を考えていたら、『ご主人様なら好きなだけどうぞ』なんて答えが返ってきた。思考がダダ洩れなのも困るよね。
「我も耳や尻尾を出した方が良いか? モフるか?」
アーテルも調子に乗ってそんな事を言いながら尻尾をブンブン振っている。てか、もう尻尾出してるし。
「ほらアーテル、敵だよ?」
「むぅ……」
僕達がじゃれついている間に、別のオーガが三体近付いて来た。
「邪魔しおってからに」
アーテルがスッと目を細めると、『一分待っておれ』と言い残してオーガの前に走り去った。
「……凄いね」
「流石は古の神狼と言ったところでしょうか」
僕とノワールは、半ば呆れながら蹂躙される憐れなオーガの最期を見届けていた。
「主人よ待たせたな! ほれ!」
物凄くいい笑顔で戻って来たアーテルも、こちらにお尻を向けて尻尾をフリフリしてくる。
「分かった分かった、二人共家でゆっくりだね。今日はこのくらいで戻ろう。僕の武器も新調しなくちゃいけないしさ」
こうして僕等はダンジョンでの訓練(?)を終え、影泳ぎで一気に外に出る。そしてそこから街の外の人気のない森までまたひと泳ぎ。感覚としてはほんの数百メートル移動した感じだ。でも実際には徒歩で二日間の道程を移動してしまっているんだよね。まさに瞬間移動に近い。
それにしても、いくら安物の武器とは言え、魔法を付与しただけで一撃で崩れ落ちるとは。
でも待てよ?
ノワールやアーテルの武器だって特に高級なものじゃないのに、あの硬いオーガをスパスパ切り裂いてたなぁ?
「ああ、それはだな」
「武器を魔力で強化しているんです。付与魔法とはまた違いまして、特別な事象を引き起こすというものではありませんが」
「そうだな。単純に強度と切れ味を増していると考えていいだろう。己の魔力でコーティングする感じだな!」
僕の疑問に二人が代わる代わる答えてくれた。
ちなみに付与魔法とは、物品に予め魔法を付与する為の魔法陣を刻み込む事により、ウィザードやウィッチ以外でも魔法と同様の事象を引き起こす事が出来るようにするものだ。
もちろん、事象を引き起こす為には相応の魔力が必要な訳で、その刻まれている魔法陣に魔力をチャージしておく必要がある。
それは数回使えるものから一度限りのものまで様々あるけど、一般的には付与を施した術者の技量によると言われている。
そういう意味で、僕が槍に炎を纏わせたのはエンチャントとは全く別モノだ。実戦ではかなり使えるので是非連発したいところだけど、魔法に耐え得る武器ってそうそう流通してないよね……
「あんな無茶なやり方を連発したいなどと、全く我が主人は……」
「普通ならすぐに魔力が枯渇してしまうのですがね。やはりご主人様は規格外です」
「は?」
どうも、普通は武器に魔法を纏わせたままそれを維持するとなると、途轍もない魔力を消耗するらしい。
「まあ、やり様がない事もない。主人みたいなバケモノ染みた魔力があれば、の話だが」
お? なんだそれは。興味あるな。
「ご主人様!」
「主人、大丈夫か!」
うん、でもまだ一本残ってるし、武器がないならないで、僕の本職であるウィザードの戦い方をするまでだ。
「大丈夫だよ。二人は見ててね」
そう言って二人を制する。さて、この二体、どうやって仕留めようか。一体は大ダメージを負ってるけど戦闘継続可能、もう一体も土壁を迂回して僕の背後に回った。
(風の刃で切り裂け)
ダメージを負っているリザードマンに向かって残った一本の短槍を横薙ぎに振るう。完全に間合いの外なのでリザードマンは防御姿勢すら取らずにカウンターを狙って踏み込もうとしてきた。だがそれが命取り。
風系統の精霊に命じて発現させた不可視の風の刃が槍の穂先から放たれる。一級の職人が鍛えた刃物にも勝る切れ味のそれは、バックラーごとリザードマンを胸から上下に両断した。
さて、もう一発。背後に迫るリザードマンに向き直り、精霊に命じる。
(赤熱する石礫でヤツの頭を叩き潰せ)
火、土、風の三属性に命じたのは、真っ赤に燃える拳大の石礫を、風魔法で加速させながらリザードマンの頭上に落下させるというもの。
複数の属性の合わせ技は、イメージするのも命令するのもキーとなるワードが多くなってしまうので、発動までの時間がどうしても長くなってしまう。なので、馬鹿正直に正面から攻撃して避けられた日には目も当てられない。そこで僕はもう一手打つ。
(ヤツの足下を凍らせろ)
水属性の精霊に命じたのはリザードマンの足を止める事。こちらに向かって間合いを詰めていたヤツは、急に足下の自由を奪われ動きを封じられた。そこにヤツの視界の外、頭上から風魔法で加速された灼熱の石礫が落下した。
リザードマンが被っていたヘルムを溶解させ、頭蓋を貫いた石礫は、そのままヤツの足を固定していた氷に直撃し、激しい水蒸気を発生させる。やがて氷は溶け、水蒸気が霧散すると、無残な姿で倒れ伏すリザードマンの姿がそこにあった。
「お見事! 流石は我の主人だ!」
アーテルが満足気な笑みを浮かべながら拍手で称えてくれる。
「瞬時に四つの属性全てを使い熟すとは……やはりご主人様は規格外のウィザードです」
一方のノワールは、感極まった表情で両手を胸の前で組んでいる。
てか、あれ?
タレ耳がピコピコ動いてる? それ、カチューシャじゃないの?
「ノワール? その耳……もしかしてホンモノ?」
「え? 耳ですか? はい、正真正銘、私の耳ですが」
僕はてっきりタレ耳を模したカチューシャだとばかり……
「お望みとあらば、ウサギっぽい尻尾も」
ノワールはそう言うと、くるりとこちらにお尻を向けてやや突き出して見せる。すると、ぴっちりとしたレザースーツを着ているのにも関わらず、尾骶骨のあたりに黒くて短い、やや丸みを帯びた可愛い尻尾が生えていた。そしてそれをピコピコと動かして見せる。
「お、おおぅ……」
「私がウサギに封印されていた時、ご主人様はよく耳を撫でて下さいましたので……」
帰ったら、モフらせてくれるかな?
……なんて不埒な事を考えていたら、『ご主人様なら好きなだけどうぞ』なんて答えが返ってきた。思考がダダ洩れなのも困るよね。
「我も耳や尻尾を出した方が良いか? モフるか?」
アーテルも調子に乗ってそんな事を言いながら尻尾をブンブン振っている。てか、もう尻尾出してるし。
「ほらアーテル、敵だよ?」
「むぅ……」
僕達がじゃれついている間に、別のオーガが三体近付いて来た。
「邪魔しおってからに」
アーテルがスッと目を細めると、『一分待っておれ』と言い残してオーガの前に走り去った。
「……凄いね」
「流石は古の神狼と言ったところでしょうか」
僕とノワールは、半ば呆れながら蹂躙される憐れなオーガの最期を見届けていた。
「主人よ待たせたな! ほれ!」
物凄くいい笑顔で戻って来たアーテルも、こちらにお尻を向けて尻尾をフリフリしてくる。
「分かった分かった、二人共家でゆっくりだね。今日はこのくらいで戻ろう。僕の武器も新調しなくちゃいけないしさ」
こうして僕等はダンジョンでの訓練(?)を終え、影泳ぎで一気に外に出る。そしてそこから街の外の人気のない森までまたひと泳ぎ。感覚としてはほんの数百メートル移動した感じだ。でも実際には徒歩で二日間の道程を移動してしまっているんだよね。まさに瞬間移動に近い。
それにしても、いくら安物の武器とは言え、魔法を付与しただけで一撃で崩れ落ちるとは。
でも待てよ?
ノワールやアーテルの武器だって特に高級なものじゃないのに、あの硬いオーガをスパスパ切り裂いてたなぁ?
「ああ、それはだな」
「武器を魔力で強化しているんです。付与魔法とはまた違いまして、特別な事象を引き起こすというものではありませんが」
「そうだな。単純に強度と切れ味を増していると考えていいだろう。己の魔力でコーティングする感じだな!」
僕の疑問に二人が代わる代わる答えてくれた。
ちなみに付与魔法とは、物品に予め魔法を付与する為の魔法陣を刻み込む事により、ウィザードやウィッチ以外でも魔法と同様の事象を引き起こす事が出来るようにするものだ。
もちろん、事象を引き起こす為には相応の魔力が必要な訳で、その刻まれている魔法陣に魔力をチャージしておく必要がある。
それは数回使えるものから一度限りのものまで様々あるけど、一般的には付与を施した術者の技量によると言われている。
そういう意味で、僕が槍に炎を纏わせたのはエンチャントとは全く別モノだ。実戦ではかなり使えるので是非連発したいところだけど、魔法に耐え得る武器ってそうそう流通してないよね……
「あんな無茶なやり方を連発したいなどと、全く我が主人は……」
「普通ならすぐに魔力が枯渇してしまうのですがね。やはりご主人様は規格外です」
「は?」
どうも、普通は武器に魔法を纏わせたままそれを維持するとなると、途轍もない魔力を消耗するらしい。
「まあ、やり様がない事もない。主人みたいなバケモノ染みた魔力があれば、の話だが」
お? なんだそれは。興味あるな。
12
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる