107 / 206
三章
グランドマスター・ユーイング
しおりを挟む
「書状には目を通したよ。グリペン候の推薦となりゃ文句はねえ。一か月後、プラチナランクへの昇格試験を実施する。詳細は追って連絡するが、どういった内容になるかは一切明らかにしない。そして試験を受けるのはお前さん一人だけだ」
ユーイングさんが、そう言いながらグリペン侯爵の書状を返してよこした。
「どんな状況にも対応出来なきゃプラチナランカーの資格はないって事ですか」
「そういう事だ。一か月の間に抜かりなく準備しとけ。幸いここは王都だ。大概のモンは手に入る。金が足りなきゃ第二区画のギルド支所に行って依頼を受けるんだな」
なるほど。お膳立てされた舞台で戦うだけじゃなく、その事前準備からすでに試験が始まっているって事だね。
「ふうん? なるほど。大した魔力だな。属性は風か? そっちの姉さんたちもすげえ魔力だ。残念ながら無属性ってヤツか」
言いたい事を言った後も、ユーイングさんは興味深そうに僕達を見た。値踏みする――という程不躾な感じはしないけど、僕達の力を推し量っているのは何となく感じた。
僕の魔力を風属性と判断したのは、影の中で回復に努めている精霊王シルフの魔力が漏れ出したもの感じ取ったのかな?
僕の後ろに立つノワールとアーテルを無属性と呼んだのは、闇属性そのものが認知されていないからだろう。そういう意味では、デライラやグランツ、ルークスも無属性という事になる。元々大した魔力を持っていないデライラはともかく、他の二人も膨大な魔力を持ちながら無属性で魔法が使えない、残念な人って事になるのかな。
本当は僕とデライラ以外の四人は、光と闇の大精霊と古の神獣なんだけどね。
「これからプラチナランカーになろうってヤツのパーティだ。命の危険についてはそうそう心配しちゃいねえが、その他の事では気を付けな」
急に真面目くさった表情になったユーイングさんがそんな事を言う。
「それはブンドルに関してですか」
もうそれしか考えられないよね。
「今までもイヤって程経験してきただろうが、ヤツの影響力を甘く見るな。商人や官憲、役人に貴族。ヤツの息が掛かっている連中は数多い」
それを聞いた僕は大きくため息をついた。
「先に手を出したのはあちらですし、僕等がした事はすべて防衛の為です。というか、冒険者ギルドはああいうのを取り締まらないんですか?」
「そりゃあ冒険者の仕事じゃねえからな。そういうのを取り締まるのは官憲や役人だ」
ユーイングさんは表情を変えずにそう言う。
しかしその官憲や役人がブンドルに付いて甘い汁を吸っているのだから、自浄なんて言葉が陳腐に聞こえてしまうよね。
「それじゃあ全く期待できないですね。冒険者ギルドって組織は、冒険者を守ってはくれないんですか」
「他人に守ってもらうなんて甘い考えのヤツは、ハナから一人前の冒険者になんてなれねえよ」
「ははは。じゃあこの組織も当てにはなりませんね」
「あ?」
僕はふう、と深く息を吐き、言葉に圧を乗せて口を開いた。ユーイングさんがピクリ、と眉を動かした。
「組織の天辺が下の者の面倒も見ないから、ロクでもない冒険者が横行してるんですよ。それどころか、ブンドルに買収までされている。まあ、僕は僕のやり方で対応しますし、誰が相手だろうと理不尽には力で抵抗しますので」
「……大人には、ガキには分からねえ世界があるんだよ」
「そうですか。よく分かりませんが、気分を損ねたのなら謝罪します」
「おう。下の受付でさっきの姉ちゃんに宿を紹介してもらえ。ブンドルの息が掛かってねえ、冒険者ギルド御用達の宿だ」
僕はその言葉に無言で一礼し、部屋を出た。
▼△▼
ショーンってガキが噂の『残滓』ってヤツで、あのブンドルに喧嘩を売ったって話はこっちの調べで分かってた。だが、その見た目は大人しそうで、とても荒事には慣れているようには見ない。むしろヤツの後ろにいた娘二人の方が遥かに強そうだった。
二人の娘は無属性ながらとんでもない魔力を体内に含有している。あの若さで魔力による身体能力の強化に至っているかどうかは分からねえがな。
しかしその認識は改めざるを得ない。ヤツも魔力容量はとんでもなかったが感じたのは風属性のみだ。妙に濁った感じの魔力だったがな。国内の高ランクを探せば、あれと同等の魔法使いは少数だがいる。
俺が真に驚いたのは、ヤツが雰囲気をガラリと変えて話しかけてきた時だ。
グランドマスターのこの俺が、背中に冷や汗を流したんだぜ?
過去、プラチナランカーとして多くの強力な魔物を屠ってきたこの俺がだ。ヤツは本物のバケモンかも知れねえ。その気になればこの王都ごと滅ぼせるほどの。
――コンコン
「入れ」
あの受付嬢がトレイに飲み物を乗せて入って来た。
「グランドマスター? 妙に疲れているようですが、どうかしました?」
ショーン達が部屋を出て緊張感が解けたせいか、俺はソファに浅く腰掛け、ふんぞり返るように脱力していた。
「なんでもねえ。ちょっと仕事疲れだよ」
「そうですか。ダークネスの皆さんにはいつもの宿の紹介状を渡しておきました」
「おう、ご苦労」
「それにしても、あんな優しそうな方がプラチナランクの昇格試験だなんて、ちょっと信じられないですね」
優しそうな?
そうだな見た目だけは確かに。だが、ヤツの中身はそんないいモンじゃねえよ。俺は心の中でそう毒づく。
「昇格試験、大丈夫でしょうか」
「ああ。受ける事さえ出来れば間違いねえよ」
受ける事が出来ればな。
ユーイングさんが、そう言いながらグリペン侯爵の書状を返してよこした。
「どんな状況にも対応出来なきゃプラチナランカーの資格はないって事ですか」
「そういう事だ。一か月の間に抜かりなく準備しとけ。幸いここは王都だ。大概のモンは手に入る。金が足りなきゃ第二区画のギルド支所に行って依頼を受けるんだな」
なるほど。お膳立てされた舞台で戦うだけじゃなく、その事前準備からすでに試験が始まっているって事だね。
「ふうん? なるほど。大した魔力だな。属性は風か? そっちの姉さんたちもすげえ魔力だ。残念ながら無属性ってヤツか」
言いたい事を言った後も、ユーイングさんは興味深そうに僕達を見た。値踏みする――という程不躾な感じはしないけど、僕達の力を推し量っているのは何となく感じた。
僕の魔力を風属性と判断したのは、影の中で回復に努めている精霊王シルフの魔力が漏れ出したもの感じ取ったのかな?
僕の後ろに立つノワールとアーテルを無属性と呼んだのは、闇属性そのものが認知されていないからだろう。そういう意味では、デライラやグランツ、ルークスも無属性という事になる。元々大した魔力を持っていないデライラはともかく、他の二人も膨大な魔力を持ちながら無属性で魔法が使えない、残念な人って事になるのかな。
本当は僕とデライラ以外の四人は、光と闇の大精霊と古の神獣なんだけどね。
「これからプラチナランカーになろうってヤツのパーティだ。命の危険についてはそうそう心配しちゃいねえが、その他の事では気を付けな」
急に真面目くさった表情になったユーイングさんがそんな事を言う。
「それはブンドルに関してですか」
もうそれしか考えられないよね。
「今までもイヤって程経験してきただろうが、ヤツの影響力を甘く見るな。商人や官憲、役人に貴族。ヤツの息が掛かっている連中は数多い」
それを聞いた僕は大きくため息をついた。
「先に手を出したのはあちらですし、僕等がした事はすべて防衛の為です。というか、冒険者ギルドはああいうのを取り締まらないんですか?」
「そりゃあ冒険者の仕事じゃねえからな。そういうのを取り締まるのは官憲や役人だ」
ユーイングさんは表情を変えずにそう言う。
しかしその官憲や役人がブンドルに付いて甘い汁を吸っているのだから、自浄なんて言葉が陳腐に聞こえてしまうよね。
「それじゃあ全く期待できないですね。冒険者ギルドって組織は、冒険者を守ってはくれないんですか」
「他人に守ってもらうなんて甘い考えのヤツは、ハナから一人前の冒険者になんてなれねえよ」
「ははは。じゃあこの組織も当てにはなりませんね」
「あ?」
僕はふう、と深く息を吐き、言葉に圧を乗せて口を開いた。ユーイングさんがピクリ、と眉を動かした。
「組織の天辺が下の者の面倒も見ないから、ロクでもない冒険者が横行してるんですよ。それどころか、ブンドルに買収までされている。まあ、僕は僕のやり方で対応しますし、誰が相手だろうと理不尽には力で抵抗しますので」
「……大人には、ガキには分からねえ世界があるんだよ」
「そうですか。よく分かりませんが、気分を損ねたのなら謝罪します」
「おう。下の受付でさっきの姉ちゃんに宿を紹介してもらえ。ブンドルの息が掛かってねえ、冒険者ギルド御用達の宿だ」
僕はその言葉に無言で一礼し、部屋を出た。
▼△▼
ショーンってガキが噂の『残滓』ってヤツで、あのブンドルに喧嘩を売ったって話はこっちの調べで分かってた。だが、その見た目は大人しそうで、とても荒事には慣れているようには見ない。むしろヤツの後ろにいた娘二人の方が遥かに強そうだった。
二人の娘は無属性ながらとんでもない魔力を体内に含有している。あの若さで魔力による身体能力の強化に至っているかどうかは分からねえがな。
しかしその認識は改めざるを得ない。ヤツも魔力容量はとんでもなかったが感じたのは風属性のみだ。妙に濁った感じの魔力だったがな。国内の高ランクを探せば、あれと同等の魔法使いは少数だがいる。
俺が真に驚いたのは、ヤツが雰囲気をガラリと変えて話しかけてきた時だ。
グランドマスターのこの俺が、背中に冷や汗を流したんだぜ?
過去、プラチナランカーとして多くの強力な魔物を屠ってきたこの俺がだ。ヤツは本物のバケモンかも知れねえ。その気になればこの王都ごと滅ぼせるほどの。
――コンコン
「入れ」
あの受付嬢がトレイに飲み物を乗せて入って来た。
「グランドマスター? 妙に疲れているようですが、どうかしました?」
ショーン達が部屋を出て緊張感が解けたせいか、俺はソファに浅く腰掛け、ふんぞり返るように脱力していた。
「なんでもねえ。ちょっと仕事疲れだよ」
「そうですか。ダークネスの皆さんにはいつもの宿の紹介状を渡しておきました」
「おう、ご苦労」
「それにしても、あんな優しそうな方がプラチナランクの昇格試験だなんて、ちょっと信じられないですね」
優しそうな?
そうだな見た目だけは確かに。だが、ヤツの中身はそんないいモンじゃねえよ。俺は心の中でそう毒づく。
「昇格試験、大丈夫でしょうか」
「ああ。受ける事さえ出来れば間違いねえよ」
受ける事が出来ればな。
1
あなたにおすすめの小説
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる