117 / 206
三章
デライラ、女王とご対面②
しおりを挟む
レベッカは運ばれて来たそれの布をめくりあげる。その下に隠れていたものは一振りの剣だった。
「これはグリペン侯爵家の始祖たる人物が、時の国王に献上したと言われる剣です」
レベッカはその剣をデライラに見るように促しながら、短く説明した。もっとも、デライラのその剣の話はグリペン侯爵から聞いている。味方を鼓舞し、味方を癒し、不思議な力で敵を屠ったという剣。
「もっとも、その剣の力を発現出来たものはそれ以降誰一人として現れなかったため、事の真偽は分かりません」
まあ、今では伝説の類ですね。レベッカはそう付け加えて薄く笑う。
デライラは光属性の魔力を持つ自分ならば使えるかもしれないとは思っていたが、王城の宝物庫に眠っていた宝剣など、自分には縁がないと思っていたので興味深くその剣を見つめていた。
「どうぞ、手に取って御覧なさい」
「よろしいのですか?」
レベッカに促されるもデライラは逡巡する。しかしその後もレベッカは無言で『手に取って鞘から剣を抜いてみろ』と圧力を掛けて来るので、デライラは恐る恐る剣の柄を握り鞘から抜いた。
無理矢理分類すればショートソードだろうか。刃渡りは六十センチ程、柄は拳一握り半程の片手剣。幅広の両刃で思ったよりは重い。
「グラディウスですか」
ルークスはデライラが持つ刃を見つめながらそう呟いた。
グラディウスとは古代の闘剣士が用いたとされる剣で、主に盾と共に運用されていた。今では古代遺跡から発掘された骨董品ぐらいでしかお目に掛かる事はなく、実戦で使う者も皆無だ。
「さあ? 生憎剣には明るくないので分かりません。で、どうですか?」
「どう、とは?」
疑問形で話しかけて来るレベッカに、デライラは意図が読めずに首を傾げる。
「その剣から何か感じる事はありませんか?」
見た目は装飾も何もない、シンプルな古い剣だ。しかしデライラは持ってみると妙に手に馴染む事に気が付く。
彼女は更に魔力を込めてみた。
「これは……!!」
魔力が込められたグラディウスを見てレベッカが息を呑む。刃が薄く光を纏っているのだ。しかもその光は部屋全体を柔らかく、そして温かく包み込むようであり、気分が落ち着くような、それでいて勇気が湧いてくるような、不思議な感覚に見舞われた。
「バフが発動したようじゃな」
「そのようですね」
ここで初めてグランツが口を開き、ルークスがそれに同意した。
「まさか、本当に剣の力を発動させるとは……」
そこまで言ってレベッカが絶句する。
「あ、あの?」
それを見たデライラがオロオロするが、その様子がかえってレベッカを冷静にさせたようだ。
「ごめんなさい。落ち着きました。実は侯爵の書状に――」
レベッカはグリペン侯爵の書状の内容を話し始めた。
ブンドルの横暴はすでに別ルートから聞き及んでいたし、王都に居ても黒い噂は耳に入ってくる。また役人や貴族のみならず、要職に就いている者もブンドルに買収されている噂もある。言ってみれば、ショーンに関わる一連の騒動はグリペン侯爵に言われるまでもない事だった。
書状にはもう一点、ショーンとデライラの事柄が記されていた。
「デライラ。あなたは失われた光属性を持つ者だと書かれています。しかし残念な事に、光と闇の属性に関わるもの全てが喪失してしまい、それを確かめる術はありません。ですが、光属性だけは、あるものがそれを証明出来る事に思い至りました」
「それがこの剣……」
「ええ」
厳密に言えばグリペン家の始祖が光属性だと一般的に認識されている訳ではないが、光と闇の失われた二属性の存在を知る者だけは、その始祖の力が光属性の魔法ではないかと疑っていた。
そしてここに、グリペンの宝剣の力をデライラが発動させた事で、光属性の存在と力が証明されたのである。
「その剣はそのままあなたがお持ちなさい。このまま宝物庫に置いていてもただの骨董品ですから」
しかしデライラはそのレベッカの言葉に迷う。使えない者にとってはただの骨董品なのは間違いないが、こんなものが世の中に出ればとんでもない高値で取引されるお宝なのには間違いない。そのお宝を何故自分に託そうというのか、レベッカの真意を量りかねているのだ。
しかしそこでグランツがズイと一歩進み出た。いつもの軽薄な雰囲気はどこへやら、国の最高権力者であるレベッカまでもが一瞬息を呑むほどの威厳が溢れている。
「人の王よ。我が主は何故その宝剣を託されるのか困惑しておる。真意を述べよ」
しかしその発言に護衛の二人がいきり立つ。
「貴様! 陛下の御前で無礼であるぞ!」
今まではデライラの付き人の如く後ろで控えていた老人が、女王をすら見下すような発言をしたのだから護衛の反応も無理はないのだが、そこでデライラには一つの疑問が持ち上がる。
「あの、レベッカ陛下?」
「なんでしょう?」
「グリペン侯爵の書状を読ませていただく事は可能でしょうか」
「ええ」
レベッカはデライラに書状を手渡し、デライラはそれに目を通す。そして大きくため息をついた。
「どうかしましたか?」
その様子を怪訝に思ったレベッカが首を傾げる。
その書状の内容には、神梟が現れた事や光の大精霊が復活した事は記されていたが、それがルークスやグランツである事は一切書かれていなかった。この調子ではノワールやアーテルの事も同様かも知れない。
それがグリペン侯爵のいたずら心なのか単なる書き忘れなのかは知らないが、大切な事ではないのか、とレベッカは呆れてしまった。
「グリペン侯爵が光の属性について書かれているので今更隠す事でもないですよね」
「はあ……?」
デライラが何を言わんとしているのか、今度はレベッカが分からない。
「グランツ、本当の姿を」
「ほっほっほ。お嬢の命とあらば」
一瞬グランツの姿が光に包まれ視界が遮られる。そして光が収まったあとには神々しく輝く白い梟がデライラの肩に泊まっていた。
「これはグリペン侯爵家の始祖たる人物が、時の国王に献上したと言われる剣です」
レベッカはその剣をデライラに見るように促しながら、短く説明した。もっとも、デライラのその剣の話はグリペン侯爵から聞いている。味方を鼓舞し、味方を癒し、不思議な力で敵を屠ったという剣。
「もっとも、その剣の力を発現出来たものはそれ以降誰一人として現れなかったため、事の真偽は分かりません」
まあ、今では伝説の類ですね。レベッカはそう付け加えて薄く笑う。
デライラは光属性の魔力を持つ自分ならば使えるかもしれないとは思っていたが、王城の宝物庫に眠っていた宝剣など、自分には縁がないと思っていたので興味深くその剣を見つめていた。
「どうぞ、手に取って御覧なさい」
「よろしいのですか?」
レベッカに促されるもデライラは逡巡する。しかしその後もレベッカは無言で『手に取って鞘から剣を抜いてみろ』と圧力を掛けて来るので、デライラは恐る恐る剣の柄を握り鞘から抜いた。
無理矢理分類すればショートソードだろうか。刃渡りは六十センチ程、柄は拳一握り半程の片手剣。幅広の両刃で思ったよりは重い。
「グラディウスですか」
ルークスはデライラが持つ刃を見つめながらそう呟いた。
グラディウスとは古代の闘剣士が用いたとされる剣で、主に盾と共に運用されていた。今では古代遺跡から発掘された骨董品ぐらいでしかお目に掛かる事はなく、実戦で使う者も皆無だ。
「さあ? 生憎剣には明るくないので分かりません。で、どうですか?」
「どう、とは?」
疑問形で話しかけて来るレベッカに、デライラは意図が読めずに首を傾げる。
「その剣から何か感じる事はありませんか?」
見た目は装飾も何もない、シンプルな古い剣だ。しかしデライラは持ってみると妙に手に馴染む事に気が付く。
彼女は更に魔力を込めてみた。
「これは……!!」
魔力が込められたグラディウスを見てレベッカが息を呑む。刃が薄く光を纏っているのだ。しかもその光は部屋全体を柔らかく、そして温かく包み込むようであり、気分が落ち着くような、それでいて勇気が湧いてくるような、不思議な感覚に見舞われた。
「バフが発動したようじゃな」
「そのようですね」
ここで初めてグランツが口を開き、ルークスがそれに同意した。
「まさか、本当に剣の力を発動させるとは……」
そこまで言ってレベッカが絶句する。
「あ、あの?」
それを見たデライラがオロオロするが、その様子がかえってレベッカを冷静にさせたようだ。
「ごめんなさい。落ち着きました。実は侯爵の書状に――」
レベッカはグリペン侯爵の書状の内容を話し始めた。
ブンドルの横暴はすでに別ルートから聞き及んでいたし、王都に居ても黒い噂は耳に入ってくる。また役人や貴族のみならず、要職に就いている者もブンドルに買収されている噂もある。言ってみれば、ショーンに関わる一連の騒動はグリペン侯爵に言われるまでもない事だった。
書状にはもう一点、ショーンとデライラの事柄が記されていた。
「デライラ。あなたは失われた光属性を持つ者だと書かれています。しかし残念な事に、光と闇の属性に関わるもの全てが喪失してしまい、それを確かめる術はありません。ですが、光属性だけは、あるものがそれを証明出来る事に思い至りました」
「それがこの剣……」
「ええ」
厳密に言えばグリペン家の始祖が光属性だと一般的に認識されている訳ではないが、光と闇の失われた二属性の存在を知る者だけは、その始祖の力が光属性の魔法ではないかと疑っていた。
そしてここに、グリペンの宝剣の力をデライラが発動させた事で、光属性の存在と力が証明されたのである。
「その剣はそのままあなたがお持ちなさい。このまま宝物庫に置いていてもただの骨董品ですから」
しかしデライラはそのレベッカの言葉に迷う。使えない者にとってはただの骨董品なのは間違いないが、こんなものが世の中に出ればとんでもない高値で取引されるお宝なのには間違いない。そのお宝を何故自分に託そうというのか、レベッカの真意を量りかねているのだ。
しかしそこでグランツがズイと一歩進み出た。いつもの軽薄な雰囲気はどこへやら、国の最高権力者であるレベッカまでもが一瞬息を呑むほどの威厳が溢れている。
「人の王よ。我が主は何故その宝剣を託されるのか困惑しておる。真意を述べよ」
しかしその発言に護衛の二人がいきり立つ。
「貴様! 陛下の御前で無礼であるぞ!」
今まではデライラの付き人の如く後ろで控えていた老人が、女王をすら見下すような発言をしたのだから護衛の反応も無理はないのだが、そこでデライラには一つの疑問が持ち上がる。
「あの、レベッカ陛下?」
「なんでしょう?」
「グリペン侯爵の書状を読ませていただく事は可能でしょうか」
「ええ」
レベッカはデライラに書状を手渡し、デライラはそれに目を通す。そして大きくため息をついた。
「どうかしましたか?」
その様子を怪訝に思ったレベッカが首を傾げる。
その書状の内容には、神梟が現れた事や光の大精霊が復活した事は記されていたが、それがルークスやグランツである事は一切書かれていなかった。この調子ではノワールやアーテルの事も同様かも知れない。
それがグリペン侯爵のいたずら心なのか単なる書き忘れなのかは知らないが、大切な事ではないのか、とレベッカは呆れてしまった。
「グリペン侯爵が光の属性について書かれているので今更隠す事でもないですよね」
「はあ……?」
デライラが何を言わんとしているのか、今度はレベッカが分からない。
「グランツ、本当の姿を」
「ほっほっほ。お嬢の命とあらば」
一瞬グランツの姿が光に包まれ視界が遮られる。そして光が収まったあとには神々しく輝く白い梟がデライラの肩に泊まっていた。
1
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる