171 / 206
四章
ヨシュア君、三分ね!
しおりを挟む
後ろ手を振って去って行った若い男を見送り、僕達は広場の片隅に寝床を準備する。と言っても、木に厚手のシートを結び付け、夜露を凌ぐ程度のものだ。そして寝袋にくるまって眠る。大体野宿と言えばこんなものだろう。
広場を使わせてもらう事を了承してもらった為、あまり突拍子もない魔法を使って住み心地よよくする訳にもいかないし、今夜はこれで我慢だね。どうせ眠れない夜になるだろうし。
カイザードの街の屋台で買い込んで来た串焼き肉やパンに炒め物を挟んだものなどで軽く腹ごしらえを済ませ、リラックスしながらその時を待つ。
今は夜。この世界は僕のテリトリーだ。広範囲にわたって意識を広げたノワールと、感覚をリンクさせる。村に近付く如何なる気配も見逃さない。
野ウサギ、ネズミ、畑を狙うイノシシ……そんな気配に混じって、二人の人間の気配が近付いて来る。
「来たね」
「はい、斥候といったところでしょう」
同じモノを見ている僕とノワールが静かにそう言葉を交わすと、ヨシュア君がそこに割って入って訊ねてきた。
「どうする? 先にやってしまうかい?」
「いや、連中が野盗の真似事をしてからの方がいいだろう。言い逃れも出来ない状況で全員ぶっ飛ばす」
ヨシュア君に答えたのはアーテルだ。確かに奴らが村に侵入してからじゃないとね。
「村に侵入して来たら迎え撃つ。くれぐれも村に被害が出ないようにね」
僕のその言葉に、三人が頷いた。
△▼△
村の入り口には野盗に扮したカイザードの兵が突入の構えを見せていた。村の方でも男が二人、交替で寝ずの番をしているらしく、かがり火を焚いて村の外を警戒していた。
「ん? なんかいっぱいいるぞ?」
「おい、長老に伝えろ!」
「おう!」
二人のうち一人が、村の中へと駆け込んで行く。残った一人が外にいる集団に向けて大声で誰何した。
「おいあんたら! こんな夜更けにハンセン村に何の用だ? この村には宿屋なんかねえぞ!」
それに外にいる集団のリーダーと思しき男が答えた。
「これから死ぬ貴様等には関係ない事だ。野郎ども! やっちまえ!」
「くっ、野盗かこいつら! それにこの数! みんな逃げろぉぉぉ!」
寝ずの番をしていた残る男も、野盗の襲来を叫びながら村へと駆けて行く。
「そろそろ出番かな?」
「ああ、連中もやっちまえとか言ってたしね」
一部始終を見ていた僕とヨシュア君が頷き合って、駆け込んで来た若い男の前に立つ。
「あ、あんたらか! 逃げろ、野盗だ! 数が多い! 速く逃げろ!」
僕達を広場に案内したあの若い男だ。
「落ち着いて。村のみんなを広場に集めてじっとしていて下さい」
「いやしかし――」
僕と若い男の会話に割り込むように、野盗に扮した兵が二人、剣を掲げて切り込んで来た。
「おらおら、呑気におしゃべりしてる暇なんt――」
「会話の邪魔をするなよ」
その割り込んで来た兵を一振りで一刀両断にしたのはヨシュア君だ。
「て、てめえ!」
もう一人が逆上して襲い掛かってくる。僕は無言で至近距離から炎弾を食らわせた。相手が賊の類なら正体が何であろうが、慈悲はない。
「広場には一人も通しません。早くみんなを集めて下さい」
「わ、分かった! あんたら、死ぬなよ!」
事ここに及んでも、僕等を心配するこの人に、ニッコリと笑顔を見せて背中を見送った。
「さてヨシュア君。アーテルとの修行の成果を見せる時が来たね!」
「ははは……些か相手に取って不足は……ありすぎだけどね!」
先行の二人を倒された野盗に扮した――もう野盗でいいか。連中は村の中へとなだれこんで来た。狭い入口に殺到するものだから、魔法のいい的になるね。だけどそれだとヨシュア君の力試しにはならないので、敢えて出鼻を挫く程度にしておく。
水弾を二発、三発。巻き込まれた者も含めて四、五人が吹き飛ぶが、後続は構わず突っ込んで来る。魔法使いは次の魔法を発動するまである程度時間がかかる事を見越しての、いい判断だ。流石は軍人ってとこかな。
「何をしている! 相手は二人だ! 押し潰せええっ!」
中央後方で叫んでいるのは隊長さんだろうか。もはや口調が野盗ではなく軍人さんになっているよ。でも残念、二人じゃないんだなあ。
突入してくる野盗共の両サイドから、暗闇の中に漆黒の影が走る。
「ぐあぁっ!」
「うおぉぉ!?」
肉が打ち付けられ、骨が軋み砕けるような鈍い音を立てながら、男達が盛大に吹き飛んでいく。
「残念ですね」
蹴り足を高く掲げたままノワールが低く言えば、
「いつから二人だけだと思っていた?」
ギラギラとした殺気を振りまきながら、拳を突き出したアーテルが嗤っていた。
さて、役者も揃ったし、大掃除といこうか。
「さて、一人たりとも逃がしませんので、そのつもりで」
僕は短双戟を構えて、頭上に十数発の火球を浮かべる。ヨシュア君は抜いたフレイムブレイドに魔力を流し刃を赤熱化させ、ノワールは両方の手に短剣を持つ。アーテルはクローの爪を前方に可動させ完全に殺傷モードだ。
「くっ! たった二人増えただけだ! やれ!」
残った野盗達が四つに分かれ、それぞれ襲い掛かってくる。
「三分だ。三分で終わらせるぞ!」
僕はみんなに声を掛ける。
「余裕です」
「長すぎるな」
「さ、さんぷん~~!?」
ノワールもアーテルも三分という時間は難易度が低すぎるらしい。でもヨシュア君は焦っているね。まあ、彼もこの戦闘で自分の実力を再認識出来ると思うよ。
広場を使わせてもらう事を了承してもらった為、あまり突拍子もない魔法を使って住み心地よよくする訳にもいかないし、今夜はこれで我慢だね。どうせ眠れない夜になるだろうし。
カイザードの街の屋台で買い込んで来た串焼き肉やパンに炒め物を挟んだものなどで軽く腹ごしらえを済ませ、リラックスしながらその時を待つ。
今は夜。この世界は僕のテリトリーだ。広範囲にわたって意識を広げたノワールと、感覚をリンクさせる。村に近付く如何なる気配も見逃さない。
野ウサギ、ネズミ、畑を狙うイノシシ……そんな気配に混じって、二人の人間の気配が近付いて来る。
「来たね」
「はい、斥候といったところでしょう」
同じモノを見ている僕とノワールが静かにそう言葉を交わすと、ヨシュア君がそこに割って入って訊ねてきた。
「どうする? 先にやってしまうかい?」
「いや、連中が野盗の真似事をしてからの方がいいだろう。言い逃れも出来ない状況で全員ぶっ飛ばす」
ヨシュア君に答えたのはアーテルだ。確かに奴らが村に侵入してからじゃないとね。
「村に侵入して来たら迎え撃つ。くれぐれも村に被害が出ないようにね」
僕のその言葉に、三人が頷いた。
△▼△
村の入り口には野盗に扮したカイザードの兵が突入の構えを見せていた。村の方でも男が二人、交替で寝ずの番をしているらしく、かがり火を焚いて村の外を警戒していた。
「ん? なんかいっぱいいるぞ?」
「おい、長老に伝えろ!」
「おう!」
二人のうち一人が、村の中へと駆け込んで行く。残った一人が外にいる集団に向けて大声で誰何した。
「おいあんたら! こんな夜更けにハンセン村に何の用だ? この村には宿屋なんかねえぞ!」
それに外にいる集団のリーダーと思しき男が答えた。
「これから死ぬ貴様等には関係ない事だ。野郎ども! やっちまえ!」
「くっ、野盗かこいつら! それにこの数! みんな逃げろぉぉぉ!」
寝ずの番をしていた残る男も、野盗の襲来を叫びながら村へと駆けて行く。
「そろそろ出番かな?」
「ああ、連中もやっちまえとか言ってたしね」
一部始終を見ていた僕とヨシュア君が頷き合って、駆け込んで来た若い男の前に立つ。
「あ、あんたらか! 逃げろ、野盗だ! 数が多い! 速く逃げろ!」
僕達を広場に案内したあの若い男だ。
「落ち着いて。村のみんなを広場に集めてじっとしていて下さい」
「いやしかし――」
僕と若い男の会話に割り込むように、野盗に扮した兵が二人、剣を掲げて切り込んで来た。
「おらおら、呑気におしゃべりしてる暇なんt――」
「会話の邪魔をするなよ」
その割り込んで来た兵を一振りで一刀両断にしたのはヨシュア君だ。
「て、てめえ!」
もう一人が逆上して襲い掛かってくる。僕は無言で至近距離から炎弾を食らわせた。相手が賊の類なら正体が何であろうが、慈悲はない。
「広場には一人も通しません。早くみんなを集めて下さい」
「わ、分かった! あんたら、死ぬなよ!」
事ここに及んでも、僕等を心配するこの人に、ニッコリと笑顔を見せて背中を見送った。
「さてヨシュア君。アーテルとの修行の成果を見せる時が来たね!」
「ははは……些か相手に取って不足は……ありすぎだけどね!」
先行の二人を倒された野盗に扮した――もう野盗でいいか。連中は村の中へとなだれこんで来た。狭い入口に殺到するものだから、魔法のいい的になるね。だけどそれだとヨシュア君の力試しにはならないので、敢えて出鼻を挫く程度にしておく。
水弾を二発、三発。巻き込まれた者も含めて四、五人が吹き飛ぶが、後続は構わず突っ込んで来る。魔法使いは次の魔法を発動するまである程度時間がかかる事を見越しての、いい判断だ。流石は軍人ってとこかな。
「何をしている! 相手は二人だ! 押し潰せええっ!」
中央後方で叫んでいるのは隊長さんだろうか。もはや口調が野盗ではなく軍人さんになっているよ。でも残念、二人じゃないんだなあ。
突入してくる野盗共の両サイドから、暗闇の中に漆黒の影が走る。
「ぐあぁっ!」
「うおぉぉ!?」
肉が打ち付けられ、骨が軋み砕けるような鈍い音を立てながら、男達が盛大に吹き飛んでいく。
「残念ですね」
蹴り足を高く掲げたままノワールが低く言えば、
「いつから二人だけだと思っていた?」
ギラギラとした殺気を振りまきながら、拳を突き出したアーテルが嗤っていた。
さて、役者も揃ったし、大掃除といこうか。
「さて、一人たりとも逃がしませんので、そのつもりで」
僕は短双戟を構えて、頭上に十数発の火球を浮かべる。ヨシュア君は抜いたフレイムブレイドに魔力を流し刃を赤熱化させ、ノワールは両方の手に短剣を持つ。アーテルはクローの爪を前方に可動させ完全に殺傷モードだ。
「くっ! たった二人増えただけだ! やれ!」
残った野盗達が四つに分かれ、それぞれ襲い掛かってくる。
「三分だ。三分で終わらせるぞ!」
僕はみんなに声を掛ける。
「余裕です」
「長すぎるな」
「さ、さんぷん~~!?」
ノワールもアーテルも三分という時間は難易度が低すぎるらしい。でもヨシュア君は焦っているね。まあ、彼もこの戦闘で自分の実力を再認識出来ると思うよ。
0
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる