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AD1855
28話 英雄?
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「マスター、マスター」
アンジーが毛布にくるまっている三戸を揺り起こす。全員が死んだように眠っていた。思えば、並行世界に連れてこられてから、初めての睡眠である。
魔物の巣穴を潰す度に時空を転移させられ、今日まで夜を迎えたことが無かったのだ。そんな事情を分かっているアンジーだけに、愛おしい主人を起こすのは戸惑った。しかし、起こさない訳にもいかない事態が差し迫る。
「んぅ……? どうした?」
三戸はやや寝ぼけてはいたものの、身体を起こすとすぐに覚醒する。このあたりの切り替えの早さはスクランブル発進で鍛えられていた成果なのだろう。
「はい。何者かがチヌークに近付いてきています」
「何人だ?」
「一人ですね」
三戸の質問に答えながら、アンジーはハンドガンを手渡した。彼女の機転に感心しながらハンドガンを受け取ると、物音を立てないように外を窺う。考えられるのは配給を狙った盗人の類いか。やがてそれは足音が聞こえる程に接近してくる。まるで警戒しているようには思えない。
――カンカン
その足音の主は、律義にチヌークの扉をノックしてきた。
「おはようございます。ナイチンゲールです。まだお休み中でしたでしょうか?」
「ああ、おはようございます。まだ皆寝ているので、すみませんが少々お待ちいただけますか?」
そう言いながらも、三戸は警戒を解いてはいない。何しろ張角の例もある。救世者が全て味方になるとは限らないのだ。
アンジーに皆を起こすよう目配せすると、三戸は静かにチヌークの扉を開く。その先では、ナイチンゲールがこちらに背を向けて立っていた。
(杞憂だったか)
もしも敵意があるなら、こちらに無防備な背中を晒すような真似はすまい。そう考えた三戸は警戒を解き声を掛けた。
「いい朝ですね」
「ええ。昨日はきちんとしたお礼も言えずに飛び出してしまい、申し訳ありませんでした」
ナイチンゲールは振り返ると、折り目正しく腰を折り、謝罪の言葉を口にした。ナイチンゲールとすれば、配給の仕事を押し付けて立ち去ってしまった事に負い目を感じているのだろう。しかし、そこは役割分担というものだ。
「俺は生前、国を守る仕事に就いていました」
「国を、ですか?」
「ええ。他国からの侵攻に備えるというだけでなく、国民を守るという仕事も含まれます。災害救助や難民への食糧支援、物資輸送など様々ですね。言ってみれば、昨日の事は俺の仕事なんですよ。その代わり、俺には患者の治療は出来ません。お互い得意分野で活躍した。それでいいじゃないですか」
そう言って三戸はニッコリと笑いかけた。それに対してナイチンゲールが深く頭を下げて謝意を表す。三戸は気付かなかったが、彼女はホッとした表情をしていた。
その時、アンジーから声が掛かる。
「マスター、皆様お目覚めになりました」
そう言う彼女の後ろから、ぞろぞろと降りてくるのは関羽、リチャード一世、サラディン、ジャンヌの順だ。そこにナイチンゲールが向き直り、改めて頭を下げた。
「昨日は多大なご助力をいただき感謝いたします。時空を超えてこの世界にやって来たものの、一人では何かと心細い思いをしておりましたので」
そこだ。三戸はナイチンゲールの言葉に疑問を感じた。神様とやらの人選というか、なぜナイチンゲールなのか。魔物が湧き出る魔界の穴を塞ぎ、こちらの人類を救う事が自分達の使命だと思っていた。だとすれば、魔物と戦う武力が必要なのは言うまでもない事。
今までの救世者達は一人でも魔物と渡り合える、まさに一騎当千の剛の者。
(しかし彼女は医療従事者であって武人じゃない……どんな力があるってんだ?)
そこでリチャード一世がずい、と一歩前に出た。
「やあ、ご婦人。自己紹介がまだだったな。余はリチャード一世。獅子心王と呼ばれておった。そしてこれが余の相棒、エクスカリバーだ」
そんなリチャードを見て、ナイチンゲールが目を見開く。彼女は生まれこそフィレンツェだが、イギリスの上流階級の家柄だ。晩年もロンドンで過ごしている。そんな母国の伝説的な王が目の前にいるのだから驚くのも無理はない。
続いてサラディン、関羽、ジャンヌと自己紹介をしていく。もちろん相棒のことを紹介するのも忘れない。
「……さすがにこれは驚きました。獅子心王、そして彼と戦ったイスラムの英雄、さらにはオルレアンの聖女に軍神ですか……」
驚嘆を通り越して呆けているナイチンゲールを見ていると、三戸は何とも居たたまれない気持ちになる。別に自分を卑下している訳ではないのだが、皆歴史に名を残した非凡な人物達だ。そこに混じって自分がいるのは、改めて考えてみると違和感しかない。
そこへアンジーがトコトコと歩み寄ってきて、三戸に寄り添うように並んだ。
「……マスターは、良くも悪くも生まれた時代が平和過ぎたのだと思います」
三戸の内心を見透かしたようにアンジーが言う。
英雄とは、どれだけ多くの人間を殺したかで評価されるというのはよく聞く話だ。
「そうだな。俺は英雄にならなくてよかったよ。ありがとな、アンジー」
例えば三戸が第二次大戦中にパイロットとして生きていたら……多くの敵機を撃ち落とし、撃墜王として名を残した歴史もあったかもしれない。しかし、そんな事で後世に語り継がれたいのかと言えば答えはノーだ。その事を気付かせてくれたアンジーに感謝を込めて、美しい銀髪をくしゃりと撫でた。
「んふふ」
アンジーは嬉しそうに瞳を閉じる。
「あんな風に和んでいるがな、ミト殿とアンジーは、我らの中では最強なのだ」
そんな三戸達を見て、髭を撫でつけながら関羽が言うと、ナイチンゲールが三戸に向き直り言った。
「皆さまがそれぞれ歴史にその名を輝かせる英雄達ですが……貴方も多くの人を手にかけてきたのですか?」
ナイチンゲールの声がやや硬い。決して責めるような口調ではない。しかし、隠し切れない嫌悪感が、ほんの僅かに漏れ出している。
軍人であれば、戦場で敵を倒さねば自分が死ぬ。それが戦争というものだ。それが分かっているから責めはしない。しかし、それを職業にしている者にはどうしてもわだかまりがある。
確かに、自衛隊と軍隊を混同している者から見れば、それを自分の仕事だと言った三戸は自ら進んで戦場に立つ者と映ったかもしれない。徴兵された訳ではなく、自ら志願したのだから。
(なるほどな。人を殺して名を上げた者と、人の命を救って名を上げた者との違いか)
「はは、俺は誰一人殺しちゃいませんよ。魔物は数えきれないほど倒してきましたがね」
そうして三戸は、自衛隊の概念や戦後の日本の歩みを話して聞かせた。いつの間にか、ジャンヌ達も集まって三戸の話を聞いている。
「なるほど……抑止力としての戦力ですか?」
「まあ、そんなトコです」
苦笑しながら答える三戸に頷きながら、ナイチンゲールがポツリと語る。
「私には魔物を倒すような力はありません」
これには三戸とアンジー以外の全員が驚いていた。やはり、救世者は魔物を倒す為の武力を持っている者、そういう認識でいたからだ。それに、彼らにとってナイチンゲールは後世の人物であるため、何を成した人なのか全く分からない。
「私の力は傷付いた人々を癒す事。それだけです。魔物に襲われでもしたらすぐに死んでしまうでしょうね」
そう言いながら、ナイチンゲールは一つの木箱を出現させ、その箱を愛おし気に見つめていた。
アンジーが毛布にくるまっている三戸を揺り起こす。全員が死んだように眠っていた。思えば、並行世界に連れてこられてから、初めての睡眠である。
魔物の巣穴を潰す度に時空を転移させられ、今日まで夜を迎えたことが無かったのだ。そんな事情を分かっているアンジーだけに、愛おしい主人を起こすのは戸惑った。しかし、起こさない訳にもいかない事態が差し迫る。
「んぅ……? どうした?」
三戸はやや寝ぼけてはいたものの、身体を起こすとすぐに覚醒する。このあたりの切り替えの早さはスクランブル発進で鍛えられていた成果なのだろう。
「はい。何者かがチヌークに近付いてきています」
「何人だ?」
「一人ですね」
三戸の質問に答えながら、アンジーはハンドガンを手渡した。彼女の機転に感心しながらハンドガンを受け取ると、物音を立てないように外を窺う。考えられるのは配給を狙った盗人の類いか。やがてそれは足音が聞こえる程に接近してくる。まるで警戒しているようには思えない。
――カンカン
その足音の主は、律義にチヌークの扉をノックしてきた。
「おはようございます。ナイチンゲールです。まだお休み中でしたでしょうか?」
「ああ、おはようございます。まだ皆寝ているので、すみませんが少々お待ちいただけますか?」
そう言いながらも、三戸は警戒を解いてはいない。何しろ張角の例もある。救世者が全て味方になるとは限らないのだ。
アンジーに皆を起こすよう目配せすると、三戸は静かにチヌークの扉を開く。その先では、ナイチンゲールがこちらに背を向けて立っていた。
(杞憂だったか)
もしも敵意があるなら、こちらに無防備な背中を晒すような真似はすまい。そう考えた三戸は警戒を解き声を掛けた。
「いい朝ですね」
「ええ。昨日はきちんとしたお礼も言えずに飛び出してしまい、申し訳ありませんでした」
ナイチンゲールは振り返ると、折り目正しく腰を折り、謝罪の言葉を口にした。ナイチンゲールとすれば、配給の仕事を押し付けて立ち去ってしまった事に負い目を感じているのだろう。しかし、そこは役割分担というものだ。
「俺は生前、国を守る仕事に就いていました」
「国を、ですか?」
「ええ。他国からの侵攻に備えるというだけでなく、国民を守るという仕事も含まれます。災害救助や難民への食糧支援、物資輸送など様々ですね。言ってみれば、昨日の事は俺の仕事なんですよ。その代わり、俺には患者の治療は出来ません。お互い得意分野で活躍した。それでいいじゃないですか」
そう言って三戸はニッコリと笑いかけた。それに対してナイチンゲールが深く頭を下げて謝意を表す。三戸は気付かなかったが、彼女はホッとした表情をしていた。
その時、アンジーから声が掛かる。
「マスター、皆様お目覚めになりました」
そう言う彼女の後ろから、ぞろぞろと降りてくるのは関羽、リチャード一世、サラディン、ジャンヌの順だ。そこにナイチンゲールが向き直り、改めて頭を下げた。
「昨日は多大なご助力をいただき感謝いたします。時空を超えてこの世界にやって来たものの、一人では何かと心細い思いをしておりましたので」
そこだ。三戸はナイチンゲールの言葉に疑問を感じた。神様とやらの人選というか、なぜナイチンゲールなのか。魔物が湧き出る魔界の穴を塞ぎ、こちらの人類を救う事が自分達の使命だと思っていた。だとすれば、魔物と戦う武力が必要なのは言うまでもない事。
今までの救世者達は一人でも魔物と渡り合える、まさに一騎当千の剛の者。
(しかし彼女は医療従事者であって武人じゃない……どんな力があるってんだ?)
そこでリチャード一世がずい、と一歩前に出た。
「やあ、ご婦人。自己紹介がまだだったな。余はリチャード一世。獅子心王と呼ばれておった。そしてこれが余の相棒、エクスカリバーだ」
そんなリチャードを見て、ナイチンゲールが目を見開く。彼女は生まれこそフィレンツェだが、イギリスの上流階級の家柄だ。晩年もロンドンで過ごしている。そんな母国の伝説的な王が目の前にいるのだから驚くのも無理はない。
続いてサラディン、関羽、ジャンヌと自己紹介をしていく。もちろん相棒のことを紹介するのも忘れない。
「……さすがにこれは驚きました。獅子心王、そして彼と戦ったイスラムの英雄、さらにはオルレアンの聖女に軍神ですか……」
驚嘆を通り越して呆けているナイチンゲールを見ていると、三戸は何とも居たたまれない気持ちになる。別に自分を卑下している訳ではないのだが、皆歴史に名を残した非凡な人物達だ。そこに混じって自分がいるのは、改めて考えてみると違和感しかない。
そこへアンジーがトコトコと歩み寄ってきて、三戸に寄り添うように並んだ。
「……マスターは、良くも悪くも生まれた時代が平和過ぎたのだと思います」
三戸の内心を見透かしたようにアンジーが言う。
英雄とは、どれだけ多くの人間を殺したかで評価されるというのはよく聞く話だ。
「そうだな。俺は英雄にならなくてよかったよ。ありがとな、アンジー」
例えば三戸が第二次大戦中にパイロットとして生きていたら……多くの敵機を撃ち落とし、撃墜王として名を残した歴史もあったかもしれない。しかし、そんな事で後世に語り継がれたいのかと言えば答えはノーだ。その事を気付かせてくれたアンジーに感謝を込めて、美しい銀髪をくしゃりと撫でた。
「んふふ」
アンジーは嬉しそうに瞳を閉じる。
「あんな風に和んでいるがな、ミト殿とアンジーは、我らの中では最強なのだ」
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ナイチンゲールの声がやや硬い。決して責めるような口調ではない。しかし、隠し切れない嫌悪感が、ほんの僅かに漏れ出している。
軍人であれば、戦場で敵を倒さねば自分が死ぬ。それが戦争というものだ。それが分かっているから責めはしない。しかし、それを職業にしている者にはどうしてもわだかまりがある。
確かに、自衛隊と軍隊を混同している者から見れば、それを自分の仕事だと言った三戸は自ら進んで戦場に立つ者と映ったかもしれない。徴兵された訳ではなく、自ら志願したのだから。
(なるほどな。人を殺して名を上げた者と、人の命を救って名を上げた者との違いか)
「はは、俺は誰一人殺しちゃいませんよ。魔物は数えきれないほど倒してきましたがね」
そうして三戸は、自衛隊の概念や戦後の日本の歩みを話して聞かせた。いつの間にか、ジャンヌ達も集まって三戸の話を聞いている。
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「まあ、そんなトコです」
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これには三戸とアンジー以外の全員が驚いていた。やはり、救世者は魔物を倒す為の武力を持っている者、そういう認識でいたからだ。それに、彼らにとってナイチンゲールは後世の人物であるため、何を成した人なのか全く分からない。
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