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他国の聖女に夢中になり傍に置こうとした王子に、聖女の役目を解任され追放されました。
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この国の聖女であり、王子の婚約者である私。
だが王子は、私の聖女としての力はともかく容姿が地味な事を大層不満に思って居た。
そんな中、城でパーティーが行われたが…そこには、ある小国から遥々やって来たと言う聖女の姿があった。
彼女は私と違い大層美しく、色気のようなものさえ感じる人物だった。
すると王子はそんな彼女にすっかり夢中になり、婚約者の私の存在など忘れ彼女と楽しいひと時を過ごすのだった。
そしてパーティーは終わりを迎えたが、彼女だけはいつまで経っても城を去る事は無かった。
と言うのも…彼女を気に入った王子が、彼女を自身の傍に引き留めて居たからだ。
また彼女も、そんな王子にべったりとくっ付き甘えて居る。
それを見た私は、彼女の国は大丈夫なのか…聖女の彼女が戻って来るのを待って居るのではないかと王子を咎めた。
すると王子は、そんなに心配ならいっそお前がその国に行けばいいと言い出した。
私はそんな滅茶苦茶な話は無いと思ったが…王子は、お前が解任となっても代わりに彼女が俺の婚約者になり聖女としての役目も果たすから何も問題ない…だからさっさとこの国を出て行けとまで言い放った。
今は王が不在で、この城の事は王子に一任されており…その為それに反対する者も無く、結局私はそれに従う事に─。
こうなったらこの事をあちらの王様達にお話しし、王子に働きかけて貰うしかない…でもこんな事と知ったら、きっとさぞやお怒りになるだろう─。
そう、思って居たのだが…私から事情を聞かされたその国の王様は、それで何の問題も無いと言った。
それどころか、彼女の代わりに私が来てくれて良かったとまで─。
と言うのも、彼女はこの国の王子に一目惚れし…恋に溺れ聖女としての役目が果たせなくなってしまったらしい。
彼女は聖女としての力はあるが、男に惚れやすい性格だったらしく…このままでは国が大変な事になると思った王子は、自分の事は諦めるよう彼女に告げた。
するとそれに逆切れした彼女は、聖女の役目を放棄…他の男を探す為に国を出て行ってしまったと言う。
その後、彼女はあちこちの国のパーティーに忍び込み…その結果、私の元婚約者であった王子に見染められたのだった。
それは彼女としては幸運だろうだけど…そんな身勝手な聖女を迎えてしまったあの国は、これから大変な事になるでしょうね─。
そしてそんな女を喜んで迎えた王子は、きっとその責を負う事になるはず─。
その後、私の予想通りあの国は次々と不幸な事が続いた。
王が城に帰還する途中で急死、急遽彼が王になったものの…長引く自然災害や疫病で国内は壊滅状態に─。
しかしそうなっても、王子との恋に夢中な彼女は聖女としての役目を果たそうとはせず…それを見た王子は、漸く彼女を選んだ事は間違いだと気付くのだった。
だが時すでに遅く…暴動を起こした民達に彼と聖女は捕らえられ、そして近く処刑されてしまうらしい。
一方、私はと言うと…彼女の代わりにこの国で聖女としての務めを果たし…彼女が居た時よりも、この国を豊かで幸せにする事に成功して居た。
するとそれを見た王が、褒美として息子である王子の婚約者に私を選んで下さり…私は彼にとても愛され、聖女としても一人の女性としても幸せな日々を送って居るわ─。
だが王子は、私の聖女としての力はともかく容姿が地味な事を大層不満に思って居た。
そんな中、城でパーティーが行われたが…そこには、ある小国から遥々やって来たと言う聖女の姿があった。
彼女は私と違い大層美しく、色気のようなものさえ感じる人物だった。
すると王子はそんな彼女にすっかり夢中になり、婚約者の私の存在など忘れ彼女と楽しいひと時を過ごすのだった。
そしてパーティーは終わりを迎えたが、彼女だけはいつまで経っても城を去る事は無かった。
と言うのも…彼女を気に入った王子が、彼女を自身の傍に引き留めて居たからだ。
また彼女も、そんな王子にべったりとくっ付き甘えて居る。
それを見た私は、彼女の国は大丈夫なのか…聖女の彼女が戻って来るのを待って居るのではないかと王子を咎めた。
すると王子は、そんなに心配ならいっそお前がその国に行けばいいと言い出した。
私はそんな滅茶苦茶な話は無いと思ったが…王子は、お前が解任となっても代わりに彼女が俺の婚約者になり聖女としての役目も果たすから何も問題ない…だからさっさとこの国を出て行けとまで言い放った。
今は王が不在で、この城の事は王子に一任されており…その為それに反対する者も無く、結局私はそれに従う事に─。
こうなったらこの事をあちらの王様達にお話しし、王子に働きかけて貰うしかない…でもこんな事と知ったら、きっとさぞやお怒りになるだろう─。
そう、思って居たのだが…私から事情を聞かされたその国の王様は、それで何の問題も無いと言った。
それどころか、彼女の代わりに私が来てくれて良かったとまで─。
と言うのも、彼女はこの国の王子に一目惚れし…恋に溺れ聖女としての役目が果たせなくなってしまったらしい。
彼女は聖女としての力はあるが、男に惚れやすい性格だったらしく…このままでは国が大変な事になると思った王子は、自分の事は諦めるよう彼女に告げた。
するとそれに逆切れした彼女は、聖女の役目を放棄…他の男を探す為に国を出て行ってしまったと言う。
その後、彼女はあちこちの国のパーティーに忍び込み…その結果、私の元婚約者であった王子に見染められたのだった。
それは彼女としては幸運だろうだけど…そんな身勝手な聖女を迎えてしまったあの国は、これから大変な事になるでしょうね─。
そしてそんな女を喜んで迎えた王子は、きっとその責を負う事になるはず─。
その後、私の予想通りあの国は次々と不幸な事が続いた。
王が城に帰還する途中で急死、急遽彼が王になったものの…長引く自然災害や疫病で国内は壊滅状態に─。
しかしそうなっても、王子との恋に夢中な彼女は聖女としての役目を果たそうとはせず…それを見た王子は、漸く彼女を選んだ事は間違いだと気付くのだった。
だが時すでに遅く…暴動を起こした民達に彼と聖女は捕らえられ、そして近く処刑されてしまうらしい。
一方、私はと言うと…彼女の代わりにこの国で聖女としての務めを果たし…彼女が居た時よりも、この国を豊かで幸せにする事に成功して居た。
するとそれを見た王が、褒美として息子である王子の婚約者に私を選んで下さり…私は彼にとても愛され、聖女としても一人の女性としても幸せな日々を送って居るわ─。
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