12 / 34
12話 いくぞ、魔の森!
しおりを挟む
黒い樹木が生い茂る魔の森。
木々の根元から湧く薄い霧が、靴先に絡みつく。
魔素に焼けた土の匂いが鼻を刺し、風の流れがわずかに肌をざらつかせた。
遠くから響く鳥獣の低い声が霧に溶け、木々のざわめきが魔素の脈動のように肌を震わせる。
何の準備もなしにこの場所へ踏み込んだなら、この雰囲気だけで足がすくむだろう。
けれど、僕らは違った。
全員が薄いリュックサックを背負い、軽快に歩き続けている。
討伐により今までよりかなり魔獣の数が減っているらしく、僕らの前に現れることはあまりない。
寄ってくるものがあれば、薬液を結晶化した魔獣除けランタンの匂いを察して逃げていく。
危険そうな魔獣なら、それを確認して背から狩るだけ。
今やこの森では戦いというより、丁寧な後片付けのようだった。
「魔獣除けの薬もすごかったけど、このランタンは本当に革新的だな」
「こんな小さなもので、半径二百メートルも安全にできるなんて」
「このリュックサックも軽いし、容量もすごい。この中に一カ月分の水食糧が入っているなんて思えない」
「前は重装備で背負ってたんだ。夢みてぇ」
「まったく、うちの領地の錬金術師さんは本当に優秀だ」
僕らを囲むように進む騎士たちは、口々に笑いながら褒めてくれる。
かさばるトランクを持ち歩いたあの日の経験がこの道具を作るのに生かされていた。
発明は必要の母なり。
「他の領には、こんな装備ないぞ?」
そう言われるたび、誇らしさと同時に照れが浮かんだ。
背中に限界まで物資を背負っていた騎士さんたちは、戸惑いながらも小さなリュックサックにそれを詰め込み歓声を上げていた。
持っていきたくて泣く泣く諦めたものから、予備の物資まで、限界まで詰め込んで大騒ぎだった。
すごい、便利だ。夢みたいだと僕らが作った道具で喜んでくれる。
新しい道具や薬が人を笑顔にする。それは錬金術師として何より嬉しい瞬間だった。
前回の時には間に合わず液体で納品した魔物除けの薬も、凝縮結晶化に成功した。
小さなランタンを一人がリュックにつけてさえいれば効果を発する。
仮にどこかで壊れても予備を僕がいくつも持っていて準備も万全だ。
出発前からそんな調子だったからか、騎士さんたちは僕ら錬金術師にとても好意的だ。
森も穏やかで、魔物の危険はないとなれば気分はピクニックに近い。
すでに森へ入って二週間が過ぎたが、珍しい植物を採取したり、出て来た魔獣を狩って素材を取ったりで平和な物だ。
「あ、そこ。木の根が出ているから気を付けて」
「ありがとう」
エスコートするようにクインに手を差し出す落ち着いた雰囲気の黒髪の騎士さん。名前はマークさんと言うらしい。
クインは頬を染めながらその手を取る。
「こちらもどうぞ」
今度はちょっと悪そうな赤髪の騎士さんがスレイに向かって手を差し出す。こちらはロミさん。
どちらも同期でこの領地出身の平民だそうだ。
スレイは表情を変えないながらも耳がほんの少し赤く染まっているのが見える。
「どうも」
手を取ってもらった二人は軽い足取りで木の根を超えた。
二人とも身体強化使える癖にかわい子ぶったな。
この旅をきっかけに、あいつらカップルになりそうだ。
リア充め。
……くそ、青春だな。
繋いだ手を離さない二組のカップルを見るとやさぐれた気持ちになってしまう。
呪詛を吐きつつ木の根を跨ごうとすると、僕の目の前にも、すっと手が差し出された。
「アッシュ、どうぞ」
オリバー様。いや、これは違うだろう。
「けっこうです。辺境伯様にそんなことしていただくなんて」
「どうして? 婚約者に手を差し出すくらい、当然だろう?」
「いいえ、もう解消されるものですし」
僕が軽く笑いながら言う声に、オリバー様の眉が動いた。
「いいや? 俺は解消するつもりなんて『全く』ないよ?」
全く、の部分に物凄く力を入れて何故か周囲を牽制するように周りを見渡した。
騎士たちがビクリと身を固くしている。
僕に手を差し伸べようとしてくれていた騎士さんもいたのに、さりげなく前に出て押しのけましたね。
「まだその設定、引きずるおつもりですか?」
「もちろん。君が頷いてくれるまで」
「ナイア様、そろそろ別の婚約候補を探したらどうですか」
後ろに控えているナイア様に視線を向けると、丁寧に頭を下げられた。
「アッシュ様との婚約は、正式に解消されておりませんので。他の方を探す理由がございません」
この人の接し方も『オリバー様の婚約者』『未来の辺境伯夫人』への対応に変わったんだよなぁ。
ナイア様はオリバー様の絶対的な味方なんだなぁ。
「そっかー……」
……居心地が悪い。
本当に、もういいのになぁ。
ナイア様にはオリバー様に会った翌日。直接、オリバー様と共にやってきて丁寧な謝罪をされた。
側近として職務を怠ったこと、噂を鵜呑みにしたこと、あの時の愚かさを詫びられた。
そしてナイア様が教えてくれたオリバー様があえて謝罪の時、口にしなかったあの頃のグラフィカの詳しい内情。
逼迫した状態であったとは分かっていたけれど、思った以上に酷い物だった。
突如大量発生した魔獣。
先代が凶悪な魔獣との相打ちで命を落とし、突如背負った領地の行く末。
オリバー様の双肩に、すべての責任がのしかかった。
彼を支えたナイア様も限界だったのだろう。
そんな中で、悪条件に縛られた契約で評判の悪い令息を押しつけられたのだ。
鬱陶しく思うぐらい、仕方がないって今なら分かる。
あの時のグラフィカは極限状態にあったんだ。
だから、もう責めるつもりなんてない。
けれどだからといって、婚約者として扱われたいかと言われたら、それは遠慮したい。
最初の頃、「婚約者なんてごめんだ」と思っていたのは、いらないと言ったのはそっちなのだから、今さら婚約者扱いするなという反骨心からだった。
けれど、いろいろなものが見えてきた今、同じ「婚約を解消したい」という結論でも、その理由は変わってしまっている。
貴族の婚約は、あくまで契約だ。
個人の感情よりも、家と領地の利益が優先される。
魔獣の大量発生という非常事態の中で結ばれたこの婚約も、危機が去った今となっては、その役目を終えてしまった。
残っているのは、伯父だけが一方的に得をした契約の名残で、今の僕とオリバー様の関係に実質的な意味はほとんどない。
それどころか、沈みゆくクロイツ領と縁続きでいること自体が、グラフィカ辺境領にとってはマイナスにしかならない。
だからこそできるだけ早く、僕ごとクロイツ領を切り離してほしいとオリバー様と関わるほどにそう思うようになった。
僕は、ただの錬金術師でいられればそれでいい。
婚約者という立場に収まるには、僕の出自も状況も、あまりにも厄介すぎる。
このまま僕が婚約者でい続ければ、いつか必ず火種になる。
好きとか嫌いとか、そういう感情を一旦脇に置いて考えても、「辺境伯の婚約者」として据えておく価値なんて、僕にはない。
錬金術師としての僕なら、いくらでも価値を示せる自信がある。
けれどクロイツの名を捨て、貴族としての身分を失えば、今度は「婚約者」という立場そのものに身分の壁が立ちはだかる。
僕は好きだという気持ちだけではどうにもならない面倒くさい相手なんだ。
だからさっさと手放して欲しい。
そう正直に伝えたのに、オリバー様は引き下がろうとしなかった。
それでも僕がいい。僕しかいないと、迷いなく言い募ってくる。
「アッシュ」
思考が、オリバー様の声で途切れた。
困惑する僕の手を優しく強引に取る。
温かい掌が指を包む。
「危険は少ないと思うが……俺の傍にいて。そうじゃないと、守れない」
手を握るその動作は、ゆっくりと迷いがなくて、まるで誓いのしぐさのようだった。
「いえ、自分の身くらい、自分で……」
「俺に君を守らせて欲しい」
いつものように穏やかで、でも決して譲らない。
ずるいな。本当に、こういうところ。
「……分かりました。任務を止めるわけにもいきませんし」
結局頷いてしまう自分が情けない。
けれど、その手を振り払う勇気も、僕にはもうなかった。
抑えていた胸の奥が、かすかに熱くなる。
それが苛立ちなのか、ほんの少しの安堵なのか、僕自身にもよく分からなかった。
木々の根元から湧く薄い霧が、靴先に絡みつく。
魔素に焼けた土の匂いが鼻を刺し、風の流れがわずかに肌をざらつかせた。
遠くから響く鳥獣の低い声が霧に溶け、木々のざわめきが魔素の脈動のように肌を震わせる。
何の準備もなしにこの場所へ踏み込んだなら、この雰囲気だけで足がすくむだろう。
けれど、僕らは違った。
全員が薄いリュックサックを背負い、軽快に歩き続けている。
討伐により今までよりかなり魔獣の数が減っているらしく、僕らの前に現れることはあまりない。
寄ってくるものがあれば、薬液を結晶化した魔獣除けランタンの匂いを察して逃げていく。
危険そうな魔獣なら、それを確認して背から狩るだけ。
今やこの森では戦いというより、丁寧な後片付けのようだった。
「魔獣除けの薬もすごかったけど、このランタンは本当に革新的だな」
「こんな小さなもので、半径二百メートルも安全にできるなんて」
「このリュックサックも軽いし、容量もすごい。この中に一カ月分の水食糧が入っているなんて思えない」
「前は重装備で背負ってたんだ。夢みてぇ」
「まったく、うちの領地の錬金術師さんは本当に優秀だ」
僕らを囲むように進む騎士たちは、口々に笑いながら褒めてくれる。
かさばるトランクを持ち歩いたあの日の経験がこの道具を作るのに生かされていた。
発明は必要の母なり。
「他の領には、こんな装備ないぞ?」
そう言われるたび、誇らしさと同時に照れが浮かんだ。
背中に限界まで物資を背負っていた騎士さんたちは、戸惑いながらも小さなリュックサックにそれを詰め込み歓声を上げていた。
持っていきたくて泣く泣く諦めたものから、予備の物資まで、限界まで詰め込んで大騒ぎだった。
すごい、便利だ。夢みたいだと僕らが作った道具で喜んでくれる。
新しい道具や薬が人を笑顔にする。それは錬金術師として何より嬉しい瞬間だった。
前回の時には間に合わず液体で納品した魔物除けの薬も、凝縮結晶化に成功した。
小さなランタンを一人がリュックにつけてさえいれば効果を発する。
仮にどこかで壊れても予備を僕がいくつも持っていて準備も万全だ。
出発前からそんな調子だったからか、騎士さんたちは僕ら錬金術師にとても好意的だ。
森も穏やかで、魔物の危険はないとなれば気分はピクニックに近い。
すでに森へ入って二週間が過ぎたが、珍しい植物を採取したり、出て来た魔獣を狩って素材を取ったりで平和な物だ。
「あ、そこ。木の根が出ているから気を付けて」
「ありがとう」
エスコートするようにクインに手を差し出す落ち着いた雰囲気の黒髪の騎士さん。名前はマークさんと言うらしい。
クインは頬を染めながらその手を取る。
「こちらもどうぞ」
今度はちょっと悪そうな赤髪の騎士さんがスレイに向かって手を差し出す。こちらはロミさん。
どちらも同期でこの領地出身の平民だそうだ。
スレイは表情を変えないながらも耳がほんの少し赤く染まっているのが見える。
「どうも」
手を取ってもらった二人は軽い足取りで木の根を超えた。
二人とも身体強化使える癖にかわい子ぶったな。
この旅をきっかけに、あいつらカップルになりそうだ。
リア充め。
……くそ、青春だな。
繋いだ手を離さない二組のカップルを見るとやさぐれた気持ちになってしまう。
呪詛を吐きつつ木の根を跨ごうとすると、僕の目の前にも、すっと手が差し出された。
「アッシュ、どうぞ」
オリバー様。いや、これは違うだろう。
「けっこうです。辺境伯様にそんなことしていただくなんて」
「どうして? 婚約者に手を差し出すくらい、当然だろう?」
「いいえ、もう解消されるものですし」
僕が軽く笑いながら言う声に、オリバー様の眉が動いた。
「いいや? 俺は解消するつもりなんて『全く』ないよ?」
全く、の部分に物凄く力を入れて何故か周囲を牽制するように周りを見渡した。
騎士たちがビクリと身を固くしている。
僕に手を差し伸べようとしてくれていた騎士さんもいたのに、さりげなく前に出て押しのけましたね。
「まだその設定、引きずるおつもりですか?」
「もちろん。君が頷いてくれるまで」
「ナイア様、そろそろ別の婚約候補を探したらどうですか」
後ろに控えているナイア様に視線を向けると、丁寧に頭を下げられた。
「アッシュ様との婚約は、正式に解消されておりませんので。他の方を探す理由がございません」
この人の接し方も『オリバー様の婚約者』『未来の辺境伯夫人』への対応に変わったんだよなぁ。
ナイア様はオリバー様の絶対的な味方なんだなぁ。
「そっかー……」
……居心地が悪い。
本当に、もういいのになぁ。
ナイア様にはオリバー様に会った翌日。直接、オリバー様と共にやってきて丁寧な謝罪をされた。
側近として職務を怠ったこと、噂を鵜呑みにしたこと、あの時の愚かさを詫びられた。
そしてナイア様が教えてくれたオリバー様があえて謝罪の時、口にしなかったあの頃のグラフィカの詳しい内情。
逼迫した状態であったとは分かっていたけれど、思った以上に酷い物だった。
突如大量発生した魔獣。
先代が凶悪な魔獣との相打ちで命を落とし、突如背負った領地の行く末。
オリバー様の双肩に、すべての責任がのしかかった。
彼を支えたナイア様も限界だったのだろう。
そんな中で、悪条件に縛られた契約で評判の悪い令息を押しつけられたのだ。
鬱陶しく思うぐらい、仕方がないって今なら分かる。
あの時のグラフィカは極限状態にあったんだ。
だから、もう責めるつもりなんてない。
けれどだからといって、婚約者として扱われたいかと言われたら、それは遠慮したい。
最初の頃、「婚約者なんてごめんだ」と思っていたのは、いらないと言ったのはそっちなのだから、今さら婚約者扱いするなという反骨心からだった。
けれど、いろいろなものが見えてきた今、同じ「婚約を解消したい」という結論でも、その理由は変わってしまっている。
貴族の婚約は、あくまで契約だ。
個人の感情よりも、家と領地の利益が優先される。
魔獣の大量発生という非常事態の中で結ばれたこの婚約も、危機が去った今となっては、その役目を終えてしまった。
残っているのは、伯父だけが一方的に得をした契約の名残で、今の僕とオリバー様の関係に実質的な意味はほとんどない。
それどころか、沈みゆくクロイツ領と縁続きでいること自体が、グラフィカ辺境領にとってはマイナスにしかならない。
だからこそできるだけ早く、僕ごとクロイツ領を切り離してほしいとオリバー様と関わるほどにそう思うようになった。
僕は、ただの錬金術師でいられればそれでいい。
婚約者という立場に収まるには、僕の出自も状況も、あまりにも厄介すぎる。
このまま僕が婚約者でい続ければ、いつか必ず火種になる。
好きとか嫌いとか、そういう感情を一旦脇に置いて考えても、「辺境伯の婚約者」として据えておく価値なんて、僕にはない。
錬金術師としての僕なら、いくらでも価値を示せる自信がある。
けれどクロイツの名を捨て、貴族としての身分を失えば、今度は「婚約者」という立場そのものに身分の壁が立ちはだかる。
僕は好きだという気持ちだけではどうにもならない面倒くさい相手なんだ。
だからさっさと手放して欲しい。
そう正直に伝えたのに、オリバー様は引き下がろうとしなかった。
それでも僕がいい。僕しかいないと、迷いなく言い募ってくる。
「アッシュ」
思考が、オリバー様の声で途切れた。
困惑する僕の手を優しく強引に取る。
温かい掌が指を包む。
「危険は少ないと思うが……俺の傍にいて。そうじゃないと、守れない」
手を握るその動作は、ゆっくりと迷いがなくて、まるで誓いのしぐさのようだった。
「いえ、自分の身くらい、自分で……」
「俺に君を守らせて欲しい」
いつものように穏やかで、でも決して譲らない。
ずるいな。本当に、こういうところ。
「……分かりました。任務を止めるわけにもいきませんし」
結局頷いてしまう自分が情けない。
けれど、その手を振り払う勇気も、僕にはもうなかった。
抑えていた胸の奥が、かすかに熱くなる。
それが苛立ちなのか、ほんの少しの安堵なのか、僕自身にもよく分からなかった。
1,549
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる