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10話 さぁ、やるぞ!
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さて、父への手紙に情はいらない。
必要な情報と少しの脚色、そして純然たる事実を混ぜて文字を書き記す。
まずは旦那様が愛人を連れて社交界に出まくっている事実。
それについて貴族たちが真偽を面白おかしくネタにしていること。
僕はないがしろにされ、マリン男爵家が侮られている。
白い結婚は未だに継続中で、僕は愛される余地がない。
本当はそこまで気に病んでなんかいないのに、『不甲斐ない息子でごめんなさい』と、ここで初めて任務の失敗を匂わせる。
「父様、ここ喜ぶだろうなぁ。えーと、『もはや挽回の余地はもございません』と悲痛な感じも添えておこう。あの人はこういう負けを認めた僕からの言葉が大好きなんだ」
自分で書いていて、我ながら性格が悪いと思う。けれど今さらだ。
僕は笑いながら水の入ったコップに人差し指を浸して、紙の上に垂らし、インクを滲ませ、紙へ染みを作る。
「役に立てなくてごめんなさいと……。これで涙の跡に見えそう?」
このまま乾燥させるのがいいか、ペン先で濡れたところを引っかけて穴を開けた方がらしいか迷うな。
「過去一楽しい父様への懇願書だな」
唇がにやけて止まらない。
父が一番喜ぶのは、僕が従順にひざまずいて失敗する姿だと、嫌というほど知っている。
だからこれを読んで、失敗に打ちひしがれている僕の様子を想像して、でっぷりと太った二重顎を満足そうに撫でるんだろうなぁ。
「うふふふ……」
ついに笑いまで零れてきた。
「たっぷり僕の失意を堪能してもらったところで本題だ」
旦那様は深く愛人を愛しているから、いっそその愛人をマリン男爵家の養子に迎え、僕の立場と入れ替えればいいという提案。
そのために必要な教育の手配はこちらでする。
このまま捨てられれば、マリン男爵家から迎えた嫁は伯爵家に相応しくなかったという評判だけが残る。
大げさに誇張して書いて、さらに愛人のクラムを養子にすれば、伯爵家に嫁いだマリン男爵家の者が寵愛を得ているという形だけは守れる。
「で、最後はやっぱり謝罪だよな。最後に、与えられた仕事をこなせず申し訳ございませんでした。よし、完成!」
誤字脱字がないか三周ほど読み返し、程よく水跡も乾いたところで封筒にしまう。
そして僕は渾身の手紙を出すため、こっそり屋敷を抜け出した。
もうこの家の人間は誰一人信用していない。
望む物を掴み取るには、自ら動くしかないんだ。
この家の使用人の采配も、業者の出入りも管理しているのは僕なんだ。
午後のほんの数十分に裏口にかけて、少し警備の穴があるんだ。
いつもは僕が休憩がてら見回っていた時間。
家令も執事長も旦那様の世話と書類に追われ、手が回っていない。
そこをついて、自らの手でその手紙を業者へ託すことに成功した。
「やるだけのことはやった」
僕は達成感に包まれてベッドへあお向けに倒れる。
渾身の手紙。
損がなく家の名誉さえ立っていればどうでもいい父の性格なら、きっとこの餌に食いつく。
「さて、本当に引っかかってくれるかな」
期待もあるが不安も残る。
この作戦が失敗することがあれば、僕の立場が地に落ちてさらに扱いが酷くなるだろう。
日の当たらないような隅っこの部屋に追いやられ、ただ仕事をする為だけに飼われるような生活が待っているかもしれない。
それでも、このまま何もしない方がずっと辛いんだ。
ただ便利な道具として扱われ続けるのはもう嫌だ。「人」として扱われたい。
保養地で僕を温かく迎えてくれた人たちを思い出すだけで心が温かくなる。
父の心情と性格からして成功率は七割ほど。家の評判と金銭的損得で動く男だから、伯爵家との縁を切らずに体裁だけ取り繕える案は、嫌いじゃないはずだ。
しかも伯爵家へ、望む嫁を取らせてやったと恩を着せることが出来る。
何より、忌々しい息子一人を切り捨てるだけで家のメンツが守れるなら、あの人は迷わない。
残りの三割の失敗例としては廃嫡まではせず、形だけ僕をマリン男爵家の嫡男としてキープして別の相手と結婚させる。
または提案自体を握りつぶすかだと思うけど、失敗をしなかったからこそ僕を手元に置いていた。
それが役立たずだとようやく失敗をしたのなら、切り離す理由が出来たと喜ぶはず。
どちらにせよ、後は結果を待つだけだ。
どうせ抜けられない地獄なら、一度くらい抗ってみたいじゃないか。
ここまでされて反撃しないまま、一生を終えるくらいなら、失敗して地獄が一段深くなった方が、まだ納得できる。
――どうせ地獄なら、自分で選んだ地獄の方がいい。
そうなったらそうなったで、せいぜい「家の役に立って」やりますよ。
腹は決まった。もう後はどうとでもなれ!
後はひたすら部屋へ籠った。
静まり返った部屋の時計の音だけが、やけに大きく響く。
時々筆頭執事や家令が部屋の前にやってきて、仕事をしろと訴えてきたけれど、ベッドの上でゴロゴロしながら、優秀な旦那様にお願いしてくださいと突っぱねた。
結婚時の契約としての義務は父の金で援助。その上でラグドル伯爵領も立て直した。
僕の事務能力はおまけみたいなものなのに、それに全力で乗っかられても困る。
もうこの家のために何もしてやるもんか。
温泉で、自分のために時間を使う心地よさを知ってしまった。
体力や時間、善意とか優しさだって無限じゃない。心は砕いたら無くなるんだぞ。
食糧は夜中にこっそり厨房から盗んだ日持ちする缶詰や干し肉を少しずつ齧った。
部屋には風呂もトイレも備え付けられているから引き籠っていても問題はない。
僕は手紙が届くのをただひたすら待ち続けた。
そうして二日が経過して三日目の夕方、父から手紙が返ってきた。
父からの手紙が届いたら、仕事をするか考えると言ってあったお陰で、握りつぶされることもなく届けられ、僕は分厚い封筒を受け取った。
仮に開けられたとしても成功だったら怒鳴り込んでくるし、失敗だったらきっと嘲りながら「さぁ、いつまでも拗ねてないで仕事をしてください」とでもいうんだろう。
だから開けられるのは構わない。
それにしても早かったな。
この迅速な対応は父の商人としての采配がなせる業。
いよ、さすが仕事ができる男。
……こういう時だけは本当に頼りになる。
さて、どんな返事が来たのやら。
期待と不安が拮抗する気持ちを抑えながら封を切った。
ここで全てが失敗に終わっていたら、またあの机に縛り付けられる。
だが、やれるだけのことをやったならその生活も受け入れてやろうじゃないか。
最悪の未来を想定して怖気づいた心を無理やり奮い立たせ、中の紙を取り出して読み始めた。
まず手紙の一行目から父は父のままだった。
『お前のような役立たずはやはり何処に行っても価値がない』から始まって、ご丁寧な嫌味がたくさん書き添えてあった。
「相変わらず父様は僕が嫌いだなぁ」
分かっていたことだけど、あまりに変わっていなくて、思わず笑ってしまった。
それでも内容を読んでいくうちに興奮が止まらなくなる。
『最後にそれでも、家のために決断したことを考慮して提案を飲む』とたっぷり恩着せがましく書かれていた。
同封されていた書類は名義変更を伝える新しい婚姻届けと、愛人であるクラムとの養子縁組が完了したという証明書。
新しい婚姻となると王家の正式な承認が必要だが、当事者も家も変わらない名義の書き換え程度なら、実務を握る役人に金を握らせれば融通が利いて即日発行も可能だ。
今回は特にマリン男爵家とラグドル伯爵家という範囲に収まっているから、問題なく行われてくれた。
そしてさらに続く文章に、僕は目を見開く。
そこには無能なお前は我が家から廃嫡すると書かれていた。
「……っ」
喜びにならない声が喉から零れる。
廃嫡と書いてある部分を五回ほど読み返し、同封されていた書類を確認すると、一番下から廃嫡届が現れた。
書類をやっぱり五度見してから、感情を抑えきれず、思わず椅子を蹴って立ち上がり、部屋で歓声を上げてしまった。
「よし! よし、よしよしよし、やったぁぁぁ!」
正直廃嫡までは賭けだった。
けれど、僕はその賭けに勝った。
父様、本当に僕を疎ましく思っていたんだなぁ。
放逐する機会を得たって感じが文面から溢れてるよ。
でも!!
これで、ラグドル伯爵家だけではなく、マリン男爵家という鎖からも、正式に外れたのだ。
僕は、自由だ!
好機到来とばかりに保養地でセドリックとヨランに着せてもらった服に着替え、養子縁組と婚姻届けの名義変更が済んだ書類を持って、執務室の前で一度だけ深く息を吸う。
これで、本当に終わり。
そう思ったら心が晴れ晴れして、今なら空も飛べてしまいそうだ。
僕は意気揚々と勢いよく執務室のドアを開いた。
さて、父への手紙に情はいらない。
必要な情報と少しの脚色、そして純然たる事実を混ぜて文字を書き記す。
まずは旦那様が愛人を連れて社交界に出まくっている事実。
それについて貴族たちが真偽を面白おかしくネタにしていること。
僕はないがしろにされ、マリン男爵家が侮られている。
白い結婚は未だに継続中で、僕は愛される余地がない。
本当はそこまで気に病んでなんかいないのに、『不甲斐ない息子でごめんなさい』と、ここで初めて任務の失敗を匂わせる。
「父様、ここ喜ぶだろうなぁ。えーと、『もはや挽回の余地はもございません』と悲痛な感じも添えておこう。あの人はこういう負けを認めた僕からの言葉が大好きなんだ」
自分で書いていて、我ながら性格が悪いと思う。けれど今さらだ。
僕は笑いながら水の入ったコップに人差し指を浸して、紙の上に垂らし、インクを滲ませ、紙へ染みを作る。
「役に立てなくてごめんなさいと……。これで涙の跡に見えそう?」
このまま乾燥させるのがいいか、ペン先で濡れたところを引っかけて穴を開けた方がらしいか迷うな。
「過去一楽しい父様への懇願書だな」
唇がにやけて止まらない。
父が一番喜ぶのは、僕が従順にひざまずいて失敗する姿だと、嫌というほど知っている。
だからこれを読んで、失敗に打ちひしがれている僕の様子を想像して、でっぷりと太った二重顎を満足そうに撫でるんだろうなぁ。
「うふふふ……」
ついに笑いまで零れてきた。
「たっぷり僕の失意を堪能してもらったところで本題だ」
旦那様は深く愛人を愛しているから、いっそその愛人をマリン男爵家の養子に迎え、僕の立場と入れ替えればいいという提案。
そのために必要な教育の手配はこちらでする。
このまま捨てられれば、マリン男爵家から迎えた嫁は伯爵家に相応しくなかったという評判だけが残る。
大げさに誇張して書いて、さらに愛人のクラムを養子にすれば、伯爵家に嫁いだマリン男爵家の者が寵愛を得ているという形だけは守れる。
「で、最後はやっぱり謝罪だよな。最後に、与えられた仕事をこなせず申し訳ございませんでした。よし、完成!」
誤字脱字がないか三周ほど読み返し、程よく水跡も乾いたところで封筒にしまう。
そして僕は渾身の手紙を出すため、こっそり屋敷を抜け出した。
もうこの家の人間は誰一人信用していない。
望む物を掴み取るには、自ら動くしかないんだ。
この家の使用人の采配も、業者の出入りも管理しているのは僕なんだ。
午後のほんの数十分に裏口にかけて、少し警備の穴があるんだ。
いつもは僕が休憩がてら見回っていた時間。
家令も執事長も旦那様の世話と書類に追われ、手が回っていない。
そこをついて、自らの手でその手紙を業者へ託すことに成功した。
「やるだけのことはやった」
僕は達成感に包まれてベッドへあお向けに倒れる。
渾身の手紙。
損がなく家の名誉さえ立っていればどうでもいい父の性格なら、きっとこの餌に食いつく。
「さて、本当に引っかかってくれるかな」
期待もあるが不安も残る。
この作戦が失敗することがあれば、僕の立場が地に落ちてさらに扱いが酷くなるだろう。
日の当たらないような隅っこの部屋に追いやられ、ただ仕事をする為だけに飼われるような生活が待っているかもしれない。
それでも、このまま何もしない方がずっと辛いんだ。
ただ便利な道具として扱われ続けるのはもう嫌だ。「人」として扱われたい。
保養地で僕を温かく迎えてくれた人たちを思い出すだけで心が温かくなる。
父の心情と性格からして成功率は七割ほど。家の評判と金銭的損得で動く男だから、伯爵家との縁を切らずに体裁だけ取り繕える案は、嫌いじゃないはずだ。
しかも伯爵家へ、望む嫁を取らせてやったと恩を着せることが出来る。
何より、忌々しい息子一人を切り捨てるだけで家のメンツが守れるなら、あの人は迷わない。
残りの三割の失敗例としては廃嫡まではせず、形だけ僕をマリン男爵家の嫡男としてキープして別の相手と結婚させる。
または提案自体を握りつぶすかだと思うけど、失敗をしなかったからこそ僕を手元に置いていた。
それが役立たずだとようやく失敗をしたのなら、切り離す理由が出来たと喜ぶはず。
どちらにせよ、後は結果を待つだけだ。
どうせ抜けられない地獄なら、一度くらい抗ってみたいじゃないか。
ここまでされて反撃しないまま、一生を終えるくらいなら、失敗して地獄が一段深くなった方が、まだ納得できる。
――どうせ地獄なら、自分で選んだ地獄の方がいい。
そうなったらそうなったで、せいぜい「家の役に立って」やりますよ。
腹は決まった。もう後はどうとでもなれ!
後はひたすら部屋へ籠った。
静まり返った部屋の時計の音だけが、やけに大きく響く。
時々筆頭執事や家令が部屋の前にやってきて、仕事をしろと訴えてきたけれど、ベッドの上でゴロゴロしながら、優秀な旦那様にお願いしてくださいと突っぱねた。
結婚時の契約としての義務は父の金で援助。その上でラグドル伯爵領も立て直した。
僕の事務能力はおまけみたいなものなのに、それに全力で乗っかられても困る。
もうこの家のために何もしてやるもんか。
温泉で、自分のために時間を使う心地よさを知ってしまった。
体力や時間、善意とか優しさだって無限じゃない。心は砕いたら無くなるんだぞ。
食糧は夜中にこっそり厨房から盗んだ日持ちする缶詰や干し肉を少しずつ齧った。
部屋には風呂もトイレも備え付けられているから引き籠っていても問題はない。
僕は手紙が届くのをただひたすら待ち続けた。
そうして二日が経過して三日目の夕方、父から手紙が返ってきた。
父からの手紙が届いたら、仕事をするか考えると言ってあったお陰で、握りつぶされることもなく届けられ、僕は分厚い封筒を受け取った。
仮に開けられたとしても成功だったら怒鳴り込んでくるし、失敗だったらきっと嘲りながら「さぁ、いつまでも拗ねてないで仕事をしてください」とでもいうんだろう。
だから開けられるのは構わない。
それにしても早かったな。
この迅速な対応は父の商人としての采配がなせる業。
いよ、さすが仕事ができる男。
……こういう時だけは本当に頼りになる。
さて、どんな返事が来たのやら。
期待と不安が拮抗する気持ちを抑えながら封を切った。
ここで全てが失敗に終わっていたら、またあの机に縛り付けられる。
だが、やれるだけのことをやったならその生活も受け入れてやろうじゃないか。
最悪の未来を想定して怖気づいた心を無理やり奮い立たせ、中の紙を取り出して読み始めた。
まず手紙の一行目から父は父のままだった。
『お前のような役立たずはやはり何処に行っても価値がない』から始まって、ご丁寧な嫌味がたくさん書き添えてあった。
「相変わらず父様は僕が嫌いだなぁ」
分かっていたことだけど、あまりに変わっていなくて、思わず笑ってしまった。
それでも内容を読んでいくうちに興奮が止まらなくなる。
『最後にそれでも、家のために決断したことを考慮して提案を飲む』とたっぷり恩着せがましく書かれていた。
同封されていた書類は名義変更を伝える新しい婚姻届けと、愛人であるクラムとの養子縁組が完了したという証明書。
新しい婚姻となると王家の正式な承認が必要だが、当事者も家も変わらない名義の書き換え程度なら、実務を握る役人に金を握らせれば融通が利いて即日発行も可能だ。
今回は特にマリン男爵家とラグドル伯爵家という範囲に収まっているから、問題なく行われてくれた。
そしてさらに続く文章に、僕は目を見開く。
そこには無能なお前は我が家から廃嫡すると書かれていた。
「……っ」
喜びにならない声が喉から零れる。
廃嫡と書いてある部分を五回ほど読み返し、同封されていた書類を確認すると、一番下から廃嫡届が現れた。
書類をやっぱり五度見してから、感情を抑えきれず、思わず椅子を蹴って立ち上がり、部屋で歓声を上げてしまった。
「よし! よし、よしよしよし、やったぁぁぁ!」
正直廃嫡までは賭けだった。
けれど、僕はその賭けに勝った。
父様、本当に僕を疎ましく思っていたんだなぁ。
放逐する機会を得たって感じが文面から溢れてるよ。
でも!!
これで、ラグドル伯爵家だけではなく、マリン男爵家という鎖からも、正式に外れたのだ。
僕は、自由だ!
好機到来とばかりに保養地でセドリックとヨランに着せてもらった服に着替え、養子縁組と婚姻届けの名義変更が済んだ書類を持って、執務室の前で一度だけ深く息を吸う。
これで、本当に終わり。
そう思ったら心が晴れ晴れして、今なら空も飛べてしまいそうだ。
僕は意気揚々と勢いよく執務室のドアを開いた。
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