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≪番外編≫
【売り言葉に買い言葉】
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「十夜さん、意外と体力無いですよね」
秀臣が言ったその言葉に、確かに最近運動不足で体力が落ちていると思った十夜は、秀臣がモデルの仕事で通っているジムに体験入会させてもらった。
撮影の合間に、ジムトレーナーの本気の指導で20分も運動をすると、十夜は床にぐったりと座り込んだ。
「まさか、ここまで体力が無いとは…」
「はぁはぁ、や、はぁ、ちょっ…と、はぁ、ホント、はぁはぁ、最近‥運動不足…はぁ、だったから…」
十夜は言い訳をするが、息切れが激しくて喋るのも辛そうだった。
秀臣は座り込んだ十夜の前にしゃがみこんでふたを開けたミネラルウォーターを渡した。
「飲めます?」
「ん。…あり‥はぁはぁ…がと…」
十夜は素直に受け取り少しづつ飲んだ。
そのまま休憩になり、10分後に再開となったのでスタッフも休憩所に向かって行った。
トレーニングルームに残っているのは秀臣と十夜だけ。
「運動不足って言いますけど、夜は結構運動してると思うんですよね」
秀臣は周りを見て誰も居ない事を確かめてからそう囁いた。
「ん?」
いまいち意味が解ってない十夜は首を傾げる。
「あー、でも3回もイクとぐったりですもんね。体力的には無い方かな?」
「なっ…ちょっ」
十夜は持っていたミネラルウォーターを落としそうになったが、何とか耐えた。
「もっと満足いくまで攻めたいんですけどね。体力無いから無理させたくないし、あれ以上は‥ねぇ?」
秀臣は意味深ににっこり笑って十夜を煽った。
「くっ…解った!お前が満足するまで付き合ってやろーじゃん!なめんなよ!」
完全に売り言葉に買い言葉である。
(十夜さんチョロすぎ…普通は3回もイカされたらぐったりだと思いますよ?w)
自分で仕掛けたくせに心配になる秀臣だった。
*****
夜も更け始め、秀臣の部屋の広めのベッドの上には潤んだ目で濃厚なキスを受けている十夜と、どう啼かせてやろうかと考えを巡らせる秀臣がいた。
「んぁ…はぁ‥あふ…はぁ」
「キスだけで息が切れてますよ?」
唇を離してくすくす笑いながら十夜の唇を指で撫でる。
「…こんなん、何でもないから!なめんな!」
よせばいいのに無駄に虚勢を張る十夜。
「十夜さんさ、盛りのついた十代舐めてますよね?」
秀臣の目が獲物を狙う肉食獣のように怪しく光る。
「え?」
「まぁ、いいです。身をもって知ってもらいますから」
「え?え?」
「ふふ。何回もつかな?」
秀臣はにっこり笑って十夜を組伏せると、ズボンをパンツごと剥ぎ取った。
「ちょっ、まっ!」
「待てません」
そう言って十夜の足を掴んで開くと、中心を丹念に舐め始めた。
「あっ…あんっ‥ぃやあ…」
*****
朝の陽射しの中、筋肉痛のせいで動かない身体を秀臣に抱き締められながら目覚めた十夜は、自分の言動に激しく後悔するのであった。
「…盛りのついた十代…怖い…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
†††††゚・*:.。. .。.:*・゜†††††
意外とチョロインな十夜さんですw
秀臣だけが得をした話。
秀臣が言ったその言葉に、確かに最近運動不足で体力が落ちていると思った十夜は、秀臣がモデルの仕事で通っているジムに体験入会させてもらった。
撮影の合間に、ジムトレーナーの本気の指導で20分も運動をすると、十夜は床にぐったりと座り込んだ。
「まさか、ここまで体力が無いとは…」
「はぁはぁ、や、はぁ、ちょっ…と、はぁ、ホント、はぁはぁ、最近‥運動不足…はぁ、だったから…」
十夜は言い訳をするが、息切れが激しくて喋るのも辛そうだった。
秀臣は座り込んだ十夜の前にしゃがみこんでふたを開けたミネラルウォーターを渡した。
「飲めます?」
「ん。…あり‥はぁはぁ…がと…」
十夜は素直に受け取り少しづつ飲んだ。
そのまま休憩になり、10分後に再開となったのでスタッフも休憩所に向かって行った。
トレーニングルームに残っているのは秀臣と十夜だけ。
「運動不足って言いますけど、夜は結構運動してると思うんですよね」
秀臣は周りを見て誰も居ない事を確かめてからそう囁いた。
「ん?」
いまいち意味が解ってない十夜は首を傾げる。
「あー、でも3回もイクとぐったりですもんね。体力的には無い方かな?」
「なっ…ちょっ」
十夜は持っていたミネラルウォーターを落としそうになったが、何とか耐えた。
「もっと満足いくまで攻めたいんですけどね。体力無いから無理させたくないし、あれ以上は‥ねぇ?」
秀臣は意味深ににっこり笑って十夜を煽った。
「くっ…解った!お前が満足するまで付き合ってやろーじゃん!なめんなよ!」
完全に売り言葉に買い言葉である。
(十夜さんチョロすぎ…普通は3回もイカされたらぐったりだと思いますよ?w)
自分で仕掛けたくせに心配になる秀臣だった。
*****
夜も更け始め、秀臣の部屋の広めのベッドの上には潤んだ目で濃厚なキスを受けている十夜と、どう啼かせてやろうかと考えを巡らせる秀臣がいた。
「んぁ…はぁ‥あふ…はぁ」
「キスだけで息が切れてますよ?」
唇を離してくすくす笑いながら十夜の唇を指で撫でる。
「…こんなん、何でもないから!なめんな!」
よせばいいのに無駄に虚勢を張る十夜。
「十夜さんさ、盛りのついた十代舐めてますよね?」
秀臣の目が獲物を狙う肉食獣のように怪しく光る。
「え?」
「まぁ、いいです。身をもって知ってもらいますから」
「え?え?」
「ふふ。何回もつかな?」
秀臣はにっこり笑って十夜を組伏せると、ズボンをパンツごと剥ぎ取った。
「ちょっ、まっ!」
「待てません」
そう言って十夜の足を掴んで開くと、中心を丹念に舐め始めた。
「あっ…あんっ‥ぃやあ…」
*****
朝の陽射しの中、筋肉痛のせいで動かない身体を秀臣に抱き締められながら目覚めた十夜は、自分の言動に激しく後悔するのであった。
「…盛りのついた十代…怖い…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
†††††゚・*:.。. .。.:*・゜†††††
意外とチョロインな十夜さんですw
秀臣だけが得をした話。
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