77 / 117
第二部 最大級の使い捨てパンチ
「よくこの状況で眠れますわね」
しおりを挟む
連れてこられたのは牢屋だった。扉が開かれて目隠しと縄は解かれて放り込まれる。そのときお尻から落ちたため少し痛そうにしたが相変わらず焦った様子はない。
「ここに入ってろ」
いつの間にかごろつきたちはいなくなっており、リーダーらしき人物のみが残っていた。どうやら本当にリーダーだったようだ。
そんな彼も奴隷商人に雇われた身なのか、奴隷商人が階段を下りて牢屋の前にやってくるとすぐに頭を下げて去ってしまった。
「ご飯は表通りにある串焼きがいいっすー」
エレナは奴隷商人の顔を見つけるとやっぱり攫ったのはこの人だったのかと思いながら図々しくご飯の催促をする。呑気な発言とは裏腹に奴隷商人が向けるエルフへの相手を値踏みするような視線には敏感に感じ取り内心鳥肌を立てていた。
奴隷商人はエレナの堂々とした捕まりっぷりに虚をつかれたのか一瞬だけ目を丸くする。それも1秒にも満たない時間ですぐにいやらしい笑みを貼り付ける。
「ほっほっほ、考えておきましょう。1000金貨に比べたら安いものですからね」
昼間に言ったあの言葉は嘘ではなかったようで、本当にエレナのことを1000金貨で売るつもりのようだった。旅を始めてお金の価値を身にしみたエレナは、エルフ一人にそれだけの大金がかけられているならば攫っていく理由に納得がいっていた。
もちろん人攫いは生き物として最低な行為ではあるが、楽して大金はたしかに魅力なのである。だらけることが好きなエレナはな少しだけ気持ちがわかる気がしていた。まさか自分が売られるとは思っていなかったが。
「でもあたしを誘拐だなんて大胆っすね」
昼にあんな会話をしておいて誘拐すれば犯人は自分だと言っているようなものだ。ただ実際はごろつきが誘拐したし、裏路地での出来事であるため気がついている人はいなかった。
だからたとえロット達が奴隷商人に詰め寄ったとしても知らぬ存ぜぬで白を切られて終わるだろう。それでも必ず疑われることは予想できたはずだ。
「ほっほ、それはあなたが不用心すぎるのですよ。エルフという価値がありながら一人で出歩くなんて。それにあの程度の奴らここまでたどり着けませんよ。今朝の所とはまた別にあるとは思わないでしょうからね」
その言葉に昼間立ち寄った奴隷の取引場所とは違うところだと知る。つまりロット達が場所を知る可能性はゼロに近しい。しかしエレナは余裕そうで
「そうっすかー、絶体絶命っすね」
と、全くそうでもない様子で言う。奴隷商人はその姿にエレナの企みを疑ったが、ごろつきたちはああ見えて誘拐のプロであり、後をつけられるヘマはしない。そこだけは信頼していたので、強がりであると判断した。
そして強がっているはずの心を折るために、これからの処遇を伝えた。
「あなたは物好きな貴族に、数千金貨は下らない額で売れるでしょう。馬鹿なことせず大人しく牢屋で過ごすことをおすすめします。そうすれば少なくともここにいる間は手をもがれたり、性の玩具されてボロボロになることはありませんよ。なあに、ここにいる間は好きなだけご飯も上げますからね」
ひどくいやらしい笑みで、目は笑っていなかった。
「働かずご飯が食べられるなんてもしかしてここが桃源郷?!」
目を輝かせながら早速そのへんに寝転ぶエレナ。森ではどこでも寝ていたので慣れていたが、それを知らない奴隷商人はさすが口元をひくひくさせて
「ちょっと肝が座りすぎですねぇ」
と呆れた。
これ以上何を言ってもエレナを怖がらせることはできないと判断した奴隷商人は去った。
完全に気配が消えたのを確認してようやく息を殺して物音を立てないように努めていた存在へと視線をやった。
牢屋の隅であり、そこには子どもがいた。女の子は幼い少女で金髪が長く、しかし相当抵抗したのか数か所殴られたあざのようなあともあり、貴族らしい服も薄汚れてやつれた様子だった。
そんな少女が遠巻きに口を開く。
「あ、あの」
ひどく怯えた様子である。
「ん?もしかしてルミナリアさんじゃないっすか?」
「ど、どうしてわたくしの名前を?」
貴族らしさはほとんどなく酷くやつれた少女はパンチが探すルミナリアだった。
名前を当てられたルミナリアは驚いて、何かされるのではないかと身構えるが牢屋に囚われた今、そんなことをしても無意味だと思い出し、はい、そうですと答える。
「ニヒヒ、あたしはエレナっていいます」
エレナは人懐っこく笑い、悪意がないことを伝える。ルミナリアは悪意のない笑みに少しだけ気持ちが落ち着くのを感じた。
「エレナさん、よろしくお願いします」
「それよりもご飯楽しみですねー」
あくまでも食事がエレナの思考を支配していて、奴隷商人の好きなだけ食べていいという発言を真に受けていた。
そんなエレナに小さな声で「今日はもう終わったので食事はないと思います」とつぶやきエレナは今日一番の絶望顔を披露した。
地面を叩いて悔しがる呑気な姿に危ない人ではないことがわかり、ルミナリアはオズオズと歩み寄っていく。
「エレナさんはこ、怖くないんですか?」
先程の奴隷商人の脅し文句も聞こえていたのでルミナリアは恐怖していた。
「何がっすか?」
しかしエレナはあっけらかんとしていて、その様子に唖然とさせられる。
「だって、これから知らない人に売られて何をされるか分からないんですよ?」
ルミナリアはこれから自分が変態貴族に売られると思っているようで震えていた。エレナは頭を優しく撫でながら言う。
「んー、まあ大丈夫っすよ多分。なんとかなるんで。とりあえずもう遅いし寝るっすよ」
撫でられて少し安心していたルミナリアは思いの外早く去っていく頭の感触に悲しくなり顔を上げると既にエレナは体を横に目を瞑っている。
「よ、よくこの状況で眠れますのね」
その能天気な姿に先程までの安心感から徐々に自分だけが不安がっていることが馬鹿馬鹿しく思えていた。
「あたしはどこでも眠れるのが特技っす。トリバも早く寝ましょーね。明日はきっと騒がしいっすから。はいおやすみー」
怒るだけ無駄のように見えてきて、不安な気持ちもいつの間にか薄まって目の前の図々しい奴隷仲間に呆れた。
エレナはまだお腹すいたなぁとブツブツ言いつつも本当に寝てしまう。手にはいつもはしていないはずの指輪が光っていて、邪魔そうにポリポリとかいている。その姿に取り残されたルミナリアは
「むぅ」
むくれつつもそっとエレナにひっついて眠った。
「ここに入ってろ」
いつの間にかごろつきたちはいなくなっており、リーダーらしき人物のみが残っていた。どうやら本当にリーダーだったようだ。
そんな彼も奴隷商人に雇われた身なのか、奴隷商人が階段を下りて牢屋の前にやってくるとすぐに頭を下げて去ってしまった。
「ご飯は表通りにある串焼きがいいっすー」
エレナは奴隷商人の顔を見つけるとやっぱり攫ったのはこの人だったのかと思いながら図々しくご飯の催促をする。呑気な発言とは裏腹に奴隷商人が向けるエルフへの相手を値踏みするような視線には敏感に感じ取り内心鳥肌を立てていた。
奴隷商人はエレナの堂々とした捕まりっぷりに虚をつかれたのか一瞬だけ目を丸くする。それも1秒にも満たない時間ですぐにいやらしい笑みを貼り付ける。
「ほっほっほ、考えておきましょう。1000金貨に比べたら安いものですからね」
昼間に言ったあの言葉は嘘ではなかったようで、本当にエレナのことを1000金貨で売るつもりのようだった。旅を始めてお金の価値を身にしみたエレナは、エルフ一人にそれだけの大金がかけられているならば攫っていく理由に納得がいっていた。
もちろん人攫いは生き物として最低な行為ではあるが、楽して大金はたしかに魅力なのである。だらけることが好きなエレナはな少しだけ気持ちがわかる気がしていた。まさか自分が売られるとは思っていなかったが。
「でもあたしを誘拐だなんて大胆っすね」
昼にあんな会話をしておいて誘拐すれば犯人は自分だと言っているようなものだ。ただ実際はごろつきが誘拐したし、裏路地での出来事であるため気がついている人はいなかった。
だからたとえロット達が奴隷商人に詰め寄ったとしても知らぬ存ぜぬで白を切られて終わるだろう。それでも必ず疑われることは予想できたはずだ。
「ほっほ、それはあなたが不用心すぎるのですよ。エルフという価値がありながら一人で出歩くなんて。それにあの程度の奴らここまでたどり着けませんよ。今朝の所とはまた別にあるとは思わないでしょうからね」
その言葉に昼間立ち寄った奴隷の取引場所とは違うところだと知る。つまりロット達が場所を知る可能性はゼロに近しい。しかしエレナは余裕そうで
「そうっすかー、絶体絶命っすね」
と、全くそうでもない様子で言う。奴隷商人はその姿にエレナの企みを疑ったが、ごろつきたちはああ見えて誘拐のプロであり、後をつけられるヘマはしない。そこだけは信頼していたので、強がりであると判断した。
そして強がっているはずの心を折るために、これからの処遇を伝えた。
「あなたは物好きな貴族に、数千金貨は下らない額で売れるでしょう。馬鹿なことせず大人しく牢屋で過ごすことをおすすめします。そうすれば少なくともここにいる間は手をもがれたり、性の玩具されてボロボロになることはありませんよ。なあに、ここにいる間は好きなだけご飯も上げますからね」
ひどくいやらしい笑みで、目は笑っていなかった。
「働かずご飯が食べられるなんてもしかしてここが桃源郷?!」
目を輝かせながら早速そのへんに寝転ぶエレナ。森ではどこでも寝ていたので慣れていたが、それを知らない奴隷商人はさすが口元をひくひくさせて
「ちょっと肝が座りすぎですねぇ」
と呆れた。
これ以上何を言ってもエレナを怖がらせることはできないと判断した奴隷商人は去った。
完全に気配が消えたのを確認してようやく息を殺して物音を立てないように努めていた存在へと視線をやった。
牢屋の隅であり、そこには子どもがいた。女の子は幼い少女で金髪が長く、しかし相当抵抗したのか数か所殴られたあざのようなあともあり、貴族らしい服も薄汚れてやつれた様子だった。
そんな少女が遠巻きに口を開く。
「あ、あの」
ひどく怯えた様子である。
「ん?もしかしてルミナリアさんじゃないっすか?」
「ど、どうしてわたくしの名前を?」
貴族らしさはほとんどなく酷くやつれた少女はパンチが探すルミナリアだった。
名前を当てられたルミナリアは驚いて、何かされるのではないかと身構えるが牢屋に囚われた今、そんなことをしても無意味だと思い出し、はい、そうですと答える。
「ニヒヒ、あたしはエレナっていいます」
エレナは人懐っこく笑い、悪意がないことを伝える。ルミナリアは悪意のない笑みに少しだけ気持ちが落ち着くのを感じた。
「エレナさん、よろしくお願いします」
「それよりもご飯楽しみですねー」
あくまでも食事がエレナの思考を支配していて、奴隷商人の好きなだけ食べていいという発言を真に受けていた。
そんなエレナに小さな声で「今日はもう終わったので食事はないと思います」とつぶやきエレナは今日一番の絶望顔を披露した。
地面を叩いて悔しがる呑気な姿に危ない人ではないことがわかり、ルミナリアはオズオズと歩み寄っていく。
「エレナさんはこ、怖くないんですか?」
先程の奴隷商人の脅し文句も聞こえていたのでルミナリアは恐怖していた。
「何がっすか?」
しかしエレナはあっけらかんとしていて、その様子に唖然とさせられる。
「だって、これから知らない人に売られて何をされるか分からないんですよ?」
ルミナリアはこれから自分が変態貴族に売られると思っているようで震えていた。エレナは頭を優しく撫でながら言う。
「んー、まあ大丈夫っすよ多分。なんとかなるんで。とりあえずもう遅いし寝るっすよ」
撫でられて少し安心していたルミナリアは思いの外早く去っていく頭の感触に悲しくなり顔を上げると既にエレナは体を横に目を瞑っている。
「よ、よくこの状況で眠れますのね」
その能天気な姿に先程までの安心感から徐々に自分だけが不安がっていることが馬鹿馬鹿しく思えていた。
「あたしはどこでも眠れるのが特技っす。トリバも早く寝ましょーね。明日はきっと騒がしいっすから。はいおやすみー」
怒るだけ無駄のように見えてきて、不安な気持ちもいつの間にか薄まって目の前の図々しい奴隷仲間に呆れた。
エレナはまだお腹すいたなぁとブツブツ言いつつも本当に寝てしまう。手にはいつもはしていないはずの指輪が光っていて、邪魔そうにポリポリとかいている。その姿に取り残されたルミナリアは
「むぅ」
むくれつつもそっとエレナにひっついて眠った。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる