奥さまは魔王女 3rd season 〜天使達に花束を〜

奏 隼人

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スウィート・タイム ③

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優也はジーニャの様子の変化に驚いて…
ビックリして大きな声で叫んだ…



その優也の声を聞いて…


…どうしたの…⁉︎

ダーリン…?


プラティナからテレパシーが届いた…


…あっ…ティナ…大変な事に…
ジーニャさんが…お菓子を食べて…



…お菓子…⁉︎…どんな…?



…ボンボニエールに入っていた…
ワインレッドの包み紙の…ムグッ!!!


…ど、どうしたの……ダーリン!!!




ベッドから伸びた細くて美しい手で…
ギュッとシャツを掴まれ…
口を塞がれた優也は…

グイィィィィッとベッドに引きずり込まれる…





「あ…あの…ジーニャさん⁉︎
これは…何のマネですか…あの…ちょっと…

…あぁぁぁぁぁ!!!」




「フッフッフッ…」







…思い出した…!!!

そのワインレッドの包み紙のチョコ…

お父様が大好きなお酒が入ったチョコレートなの…

だから…ジーニャさんには…


ダーリン…ダーリン…ねえ…聞こえてる…⁉︎










…はあっ!!はあっ!!はあっ!!


顔中キスマークだらけにされた優也が解放されたのはそれから10分後の事だった…








ガタッ…ガタタッ…



フラフラになりながらワゴンを押した優也は…

ケリーとクリスのベッドの間まで辿り着いた…



「だ…大丈夫ですか…優也様…」


「私達なら大丈夫です。それより…

きっとサブリナが優也様を待ってますよ…

行ってあげて下さい…」



「そ、そう…

あ、そうだ…君達が元気になったら…

愛ちゃんとソーディアのレーヴァさんから話があるそうだよ…」


「アイ様と…」

「レーヴァ様…何の御用かしら…」




そして…優也はサブリナのベッドへと辿り着いた…




「サブリナさん…具合はどう…⁉︎」



…優也様…




「何か…欲しいものはあるかい…⁉︎」





…いえ…大丈夫です…





「今回は本当に君達に迷惑をかけたね…」





いえ…それも含めて私達の仕事なので…

何より…ジュエラや皆様を救うお手伝いが出来て良かったです…



「お手伝いだなんて…

僕も…君も…みんなで救ったんだよ…」






優也の言葉にサブリナは少しだけ微笑んだ…

それから…口唇を噛み締めて…


…優也様…伺いたい事があるのです…



彼女のその問いに…

彼はまるで何を聞かれるのかを分かっているかのような…優しい微笑みで応える…



「何だい…⁉︎」





…私達の…プラティナ様が放たれた魔法は…


召喚獣は…どうなったのか…

ご存知なのでしょうか…⁉︎





「……君はどうなったと……いや…

……どうなって欲しかったんだい⁉︎」




…そ、そんなの決まっています…私は……




…あれ…?


…召喚獣を倒して…王女様に勝利を…


…本当に…⁉︎


…ホントにそれが…私のキモチ…?







俯いて…黙ってしまったサブリナ…




「きっと…君が答えられないのは…

望んでいた結果が…

君の本当の望みと違うからじゃないのかな?」







…私の…本当の…望み…



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