奥さまは魔王女 3rd season 〜天使達に花束を〜

奏 隼人

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宣戦布告

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翌日…

バビロナ空中庭園から程近い草原の丘に…


優也や王女達…探偵と…マーブル、テラゾーの姿があった…


「では…参ろうか…準備はよいかな…?」

「はい!!いつでも大丈夫です!!」



白い羽根が舞って…



ヴァルプルギスの姿はウェディング・ドレスを纏ったヴァルプルガ・モードに変わった…




そしてサブリナも…


「…はあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」


エルフの姿へと変わっていく…



ヴァルプルギスは草原に佇む一体の石像に…



「ホーリー……」



ブーケを差し出して極大浄化魔法をかけた…




ヴァルプルギスの背中に手を伸ばしてサブリナはその浄化魔法の力を何倍もの力に換える…

長い月日が流れた強い石化の呪いをも解いてしまう程のものに…










「はっ……!!」


「イミテ……うううう…」


涙を浮かべて彼を抱擁するマーブル…



「ね、姉様……どうしてここに…」



「事情は全て…

ゴルド様やジーニャ様から伺いました…」



イミテは周りにいる面々を睨みながら見渡す…





「ね、姉様……!!

コイツらがボクちゃんをこんな酷い目に合わせたんだよ…やっつけてやるんだ!!

テラゾーと二人…手を貸してよ…」





その言葉を聞いたマーブルは抱擁を止めて…





バッシィィィィィィ…ン!!!




イミテの頬を思いっきり…平手で打った…





「ぎゃあぁぁぁん!!

…ね、姉様…どうして…」






「私…あなたを随分と探しましたよ…
結婚が破れて傷ついたあなたを癒そうと…


でも…あなたは…
どれだけ皆様にご迷惑をお掛けしたか…
自分で分かっているのですか…⁉︎


ここにいる皆様は…何も無くあなたを傷つけたりするような方は一人もおられません…


お優しいジーニャ様は毎朝…
あなたの石像が風化してしまわないように…
磨きにいらして下さってたと伺って…


私は顔から火が出そうになりました!!


イミテ!!

あなたは私の会社でテラゾーと一緒に…
一から私が根性を叩き直してあげます!!


覚悟なさい!!


さあ…帰りますよ…!!」







「マーブルさん!!」


サブリナがマーブルを呼び止めた…


「あら…何の御用かしら…⁉︎」



「これ……」



サブリナが差し出したのは…

あの時、マーブルが引きちぎった…

写真が入ったロケットだった…



「ど、どうしてこれを…

な…中身を見られたのですか…」



すると…サブリナは笑い出した…


「プッ…アハハハハハハハハハ…

そんなの…中を見るまでもないよ…


アンタと私が尊敬し…お慕いしている方は

たった一人…でしょ…」



…マーブルはニヤリと笑って…


「あら…じゃあ…

あなたは私と張り合うおつもりなのですね…


いいでしょう!!受けて立ちますわ…

一先ず…お礼を申し上げておきますわ…


どうもありがとう…


では…ご機嫌よう…」




「ちょ…ちょっと…姉様……待ってよ…!!」


「ぼ…坊っちゃま…」





イミテをまるで引きずるように…



マーブル達…三人は一足先にアイが用意したジュエラへと繋がる大鏡から帰って行った…





「さあ…僕達も帰ろうか…」



ジーニャやジーナに別れを告げて優也達は

またそれぞれの生活くらしへと戻った…
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