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真っ赤に染まったリンク
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リンクのすぐ側に降りて来た僕はマットを持ったままリンクに入る…
向こうからミヤ…彼女がうつ伏せに転んだまま滑ってくるのが見えた…
「くそっ!!間に合うか…!!」
僕は彼女の進路の延長線上にマットを置くために滑って足がもつれながらも全力で走った…
運良く僕の方が彼女より先にリンクの壁に着いた…マットを持って彼女を受け止める…
…ドォーン!
鈍い音が辺りに響き渡った…
一瞬の事に周りは何が起こっているのか良く分からなかった…
リカは気が付くとダイスケがスタンドからリンクの方に降りて行くのが見えた…
急いで彼女は彼を追いかけた…階段を降りた中程の所で鈍い音がした…リカは進路を変えて鈍い音がした辺りのスタンド席に向かう…
リカはスタンド席の手すりを握って下を覗き込んだ…「……!?」真っ白のリンクに鮮血が飛び散って真っ赤になっている…
「嫌ぁぁぁぁぁ!」思わずリカは叫んだと同時に手すりを乗り越えて下に降りた…そこで彼女が見たのは…
ミヤもダイスケも脳しんとうを起こしたのだろうか?気を失っているがミヤのブレード部分がダイスケの左肩に刺さってそこから出血しているようだ…
みんな状況をようやく理解してリンクへと降りて来た…
リカはダイスケをおぶってリンクの外へ連れ出した…
「ダイスケさん…ダイスケさん…しっかり!!」
リンクの側でミドリがリカに向かって叫んだ…
「いいわ…リカさん!次はミヤさんをここに連れて来て!」
「でも…ダイスケさんが…」
「いいから彼女を早く連れて来なさい…!!
二人共頭を打ってるかもしれないわ!!
救急車ならシズカがもう呼んでるわ…さあ…急いで!」
リカがミヤをリンクの外へと連れて来た時…サイレンを鳴らした救急車が到着した…
リカがダイスケに、コーチのジュンがミヤに付き添って救急車に乗った…
その救急車をシズカの車が追いかける…
「ダイスケさん…」
リカは目を閉じてダイスケの手をギュッと握りしめる…
「あなた身内の方ですか…?」
「えっ?あっ…はい!」
「彼の名前と住所を教えて貰えますか?それからIDを確認しますので彼のブレスフォンをお借りできますでしょうか?」
リカはダイスケの手首のブレスフォンを外しながら答えた。
「は、はい…名前はダイスケ…住所は……職業?…アルタイルスクールの学生です…すみません!ダイスケさんは…ダイスケさんは…大丈夫ですよね?」
「…もう病院に着きます…頭の検査もきちんとしますからあなたが側で彼の治療が終わるのを待っていてあげてください…」
「はい…」
リカは無力な自分を恨んだ…自分自身よりも大切なダイスケが大変な時に自分は待っていることしか出来ないのか…
やがて救急車が病院に着いてダイスケが集中治療室へ運びこまれた…
リカは待合室でずっと俯いている…
後から来たシズカが彼女の横にそっと座った…
「大丈夫…彼を信じましょう…このままあなたを一人になんて私がさせない…兄弟でそんな事…」
シズカは口唇を噛んだ…
俯いたリカの目から涙が落ちる…
その時、看護師さんが「ダイスケさんのご家族の方ですか?」とシズカに呼びかけた…
「は、はい…」
「彼…意識が戻りました…こちらへどうぞ…」
シズカとリカは目を合わせる…リカは両手で顔を覆って思いきり泣いた…
シズカは左の掌《てのひら》を右手のグーで思いっきり殴って言った…
「あの野郎…私の娘を不安にさせた罪は重いぞ…!」
向こうからミヤ…彼女がうつ伏せに転んだまま滑ってくるのが見えた…
「くそっ!!間に合うか…!!」
僕は彼女の進路の延長線上にマットを置くために滑って足がもつれながらも全力で走った…
運良く僕の方が彼女より先にリンクの壁に着いた…マットを持って彼女を受け止める…
…ドォーン!
鈍い音が辺りに響き渡った…
一瞬の事に周りは何が起こっているのか良く分からなかった…
リカは気が付くとダイスケがスタンドからリンクの方に降りて行くのが見えた…
急いで彼女は彼を追いかけた…階段を降りた中程の所で鈍い音がした…リカは進路を変えて鈍い音がした辺りのスタンド席に向かう…
リカはスタンド席の手すりを握って下を覗き込んだ…「……!?」真っ白のリンクに鮮血が飛び散って真っ赤になっている…
「嫌ぁぁぁぁぁ!」思わずリカは叫んだと同時に手すりを乗り越えて下に降りた…そこで彼女が見たのは…
ミヤもダイスケも脳しんとうを起こしたのだろうか?気を失っているがミヤのブレード部分がダイスケの左肩に刺さってそこから出血しているようだ…
みんな状況をようやく理解してリンクへと降りて来た…
リカはダイスケをおぶってリンクの外へ連れ出した…
「ダイスケさん…ダイスケさん…しっかり!!」
リンクの側でミドリがリカに向かって叫んだ…
「いいわ…リカさん!次はミヤさんをここに連れて来て!」
「でも…ダイスケさんが…」
「いいから彼女を早く連れて来なさい…!!
二人共頭を打ってるかもしれないわ!!
救急車ならシズカがもう呼んでるわ…さあ…急いで!」
リカがミヤをリンクの外へと連れて来た時…サイレンを鳴らした救急車が到着した…
リカがダイスケに、コーチのジュンがミヤに付き添って救急車に乗った…
その救急車をシズカの車が追いかける…
「ダイスケさん…」
リカは目を閉じてダイスケの手をギュッと握りしめる…
「あなた身内の方ですか…?」
「えっ?あっ…はい!」
「彼の名前と住所を教えて貰えますか?それからIDを確認しますので彼のブレスフォンをお借りできますでしょうか?」
リカはダイスケの手首のブレスフォンを外しながら答えた。
「は、はい…名前はダイスケ…住所は……職業?…アルタイルスクールの学生です…すみません!ダイスケさんは…ダイスケさんは…大丈夫ですよね?」
「…もう病院に着きます…頭の検査もきちんとしますからあなたが側で彼の治療が終わるのを待っていてあげてください…」
「はい…」
リカは無力な自分を恨んだ…自分自身よりも大切なダイスケが大変な時に自分は待っていることしか出来ないのか…
やがて救急車が病院に着いてダイスケが集中治療室へ運びこまれた…
リカは待合室でずっと俯いている…
後から来たシズカが彼女の横にそっと座った…
「大丈夫…彼を信じましょう…このままあなたを一人になんて私がさせない…兄弟でそんな事…」
シズカは口唇を噛んだ…
俯いたリカの目から涙が落ちる…
その時、看護師さんが「ダイスケさんのご家族の方ですか?」とシズカに呼びかけた…
「は、はい…」
「彼…意識が戻りました…こちらへどうぞ…」
シズカとリカは目を合わせる…リカは両手で顔を覆って思いきり泣いた…
シズカは左の掌《てのひら》を右手のグーで思いっきり殴って言った…
「あの野郎…私の娘を不安にさせた罪は重いぞ…!」
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