sweet sweet pain〜幸せになるためのstory〜

奏 隼人

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うさぎ

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「うさぎ…」

そう…彼女はうさぎの写真集を机に広げて…まるでお母さんが可愛い赤ちゃんの寝顔を見るような目で見ていた。

童話に出てくるようなうさぎ…耳が長くて垂れているうさぎなど…様々な種類のうさぎが愛嬌溢れる表情を見せている…




しかし次の瞬間、後ろに僕がいることに気づいた彼女は

「きゃっ!びっくりした!あっ!ごめんなさい。」

「ううん…驚かせてごめんね。うさぎが好きなの?」

彼女は恥ずかしそうに頷いて、僕の方に向き直した。

「うさぎ…すっごく好きで家でも飼ってます。うさぎだけじゃなくて…私、動物が全般大好きなんです。」


「そうなんだ…可愛いよね。一人暮らしをしてからあまり動物と触れ合う機会がないなぁ。

あ……そうだ!!

でも最近、ちょっと犬と触れ合う事があってさ…

………ん?」




カアァァァァァ……



気づいたら、彼女は顔を真っ赤にしてうつむいてしまった…




『な、何か変な事言ったかな……⁉︎』





その時…少しお腹が空いてきたのを思い出して、

「ね、ねぇ…良かったらそろそろお昼食べに行かない?」



「は、はい。行きましょうか!」



話題が変わったからか…

彼女が同意してくれて助かった!!




…そうだ!!

僕はお昼を食べてから彼女を連れて行きたい場所が見つかった。





地下鉄の駅近くのカフェでランチを食べて食後にアイスティーを飲んでいる時…僕は彼女に切り出した。


「結衣ちゃん…この後、少し行きたい所があるから付き合ってもらえますか?」

「はい!勿論です。午前中は私のワガママだったからお付き合いしますよ。」

「ありがとう…でも…図書館も新鮮で良かったよ…」

「本当に…?嬉しいです!!」


僕達はまた地下鉄に乗って街の方へ戻ってきた…


「ここだ…さあ…着いたよ…」

「ここは…」
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