sweet sweet pain〜幸せになるためのstory〜

奏 隼人

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はんなり様は美女

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まだ薄暗い朝のロータリーにワンボックスのハザードランプが点滅しているのが見えて、僕と結衣は車に駆け寄る。

トモヤがウインドウを開けると僕等は助手席に彼女の泉(いづみ)さんが見えたので軽く会釈した。

「どうも。」「はじめまして!」

「おはようございます!今日はよろしくね!」


トモヤに荷物を積んでもらっていると、結真がもう一人女性と話しながら到着した。

「おはよー」「おはよう。」

「この子、バンド仲間の優花。一緒に行くって!トモヤくん、よろしくお願いね!」

「どうも…優花(ゆうか)です。よろしゅうお願いします。」

「ああ…どうも…!!お姉さん…超美人っすね!!」

「おおきに…いややわー!!でも…みんなに言うてへん?」

前髪パッツンに緑の黒髪の京美人。それに加えてみんな、優花さんの京都弁におおっ!と驚いた。

よく考えたらここは京都なのにあまり京都の人が周りに居るようで居ない。

僕もトモヤも地方出身だし、結衣と結真も生まれは東京。父親の仕事の都合で結衣が中学生の時、京都に来たらしい。

トモヤが運転(大丈夫か?)、泉さんが助手席。二列目には僕と結衣が座って、三列目に結真と優花さんが座った。


トモヤが運転席からコチラに振り返って…


「じゃあ出発するよ~。トイレとかお腹減ったりしたら言ってね!」

コラコラ!前を向いて運転しようね~!
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