奥さまは魔王女

奏 隼人

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seclet base

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「先ずは…ゴルドと連絡を取らないとな。今の現状を知りたいのじゃ…」

「しかし、何処に囚われているのかも皆目見当がつかないのでは…」

「なあに…四人は神社の社で消えてしまったんじゃろ…?ではもう見当はついておるよ…」

「本当ですか?」

僕はその答えを早く聞きたいばかりとソーディア王の前に身を乗り出した。

「奴らは合わせ鏡の術が得意での…四人は恐らくは鏡の中の世界に閉じ込められているのじゃろう…こちらからは手が出しようが無いが一つだけ出る方法がある…」

「それはなんですか?」

「合わせ鏡は午前0時から午前0時1分までの1分間だけこの世界と出入りが可能になるらしいのじゃ…ただし、その時間を過ぎて向こうの世界とこちらの世界の狭間に取り残されてしまうともう二度とどちらの世界にも戻れなくなってしまう…こちらが完璧に手引きして時間を合わさないと難しいのう…」

「やはり向こうの世界と連絡が取れないと…」

「せめて彼女の…ミラール王国の巫女の持ち物が手に入れば残留因子を媒体にしてゴルドと連絡が取れるのじゃが…」

彼女は今、僕の同級生でガールフレンドの愛ちゃんではなく、ミラール王国の姫君のアイさんだ…

高校生の頃ならいざ知らず、今となっては接点が全く無い…

高校生の頃…?


そうか!彼女の持ち物を手に入れる方法が一つだけあった!

「国王…彼女の持ち物を手に入れる方法が一つだけあります。僕と彼女は学校の同級生で、その時、流行はやっていた歌になぞらえて、学校の裏山に一緒に秘密基地を作りました。」



ティナがまた怖い顔で睨む…

「ダーリン…秘密基地なんて聞いてないわよ…

な、何の為の秘密基地よ…

まさか…あんな事やこんな事を…⁉︎」


…ティナ…一体君は何を想像しているの…?


「ち、違うって…遊びだよ…遊び…

そこにタイムカプセルを埋めたのです。僕と彼女の思い出の品を入れて…ただ、今となっては正確な場所は分からないかも知れません…」


「タ、タイムカプセルですって~⁉︎」

…あの…取り敢えず僕の話を…


「はっはっは…それなら心配ない…のう、ナギよ」

「はい。お父様…優也さん…大体の場所を私に教えてもらえますか?私が探し出してみせますわ!」

「えっ!ナ、ナギさんが…」

「優也さん…行きましょう。

私と二人でその秘密基地に…」
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