にいにと一緒に世界をめぐる~奉納スキルでアイテムゲット☆彡~

霧ちゃん→霧聖羅

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聖域拡張

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 ツリーハウス内を予定通りに改装し終えたら、今度はお外!
聖域内の改造の番だ。
主に、乾いてひび割れた地面を改良を施すのが目的――かな?
 あと、もう少し広くしたいと思ってる。
玄関を開けてすぐが使える領域の端っこだから、きっと、使える場所の目印を作ってもらったら圧迫感を感じると思うので。どのくらい領域を追加ようか考えつつ、只今、たぶれっととにらめっこ中。


「あ~……ここで生活してるだけで、勝手に草地にはなるんだ……」


 領域を拡張するときに、倍のポイントを支払えば草地にできる。
ただし、『荒地』の説明文をよく読んでみると、『従魔の放牧・トイレ・風呂などから排出される生活排水などにより、草地に変化する』とのこと。ただし、一季節に付き一区画のみとなると、なかなか気の長い話だ。
 一年かければ、二区画で畑を作ることもできるみたいだけど、農業をやるつもりはない。とりあえず、ミルギューたちのご飯にもなる雑草レベルで十分だ。
雑草が育つ環境になら、茶麦やカヴォジャーノみたいな魔植物もイケるはずだからね。まずは、『草地』を目指しますっ。
 なにせ、『地・植物・水・闇』の属性魔法を使えば『草地』になる期間が大幅に短縮されるみたいだし。

 というわけで、まずは荒地を増やす方向に決定っ!

 現在、奉納ポイントの残りは1951Pt。微増しているのは、ミルギューミルクを二頭分奉納したからだ。なにはともあれ一面あたりが500Ptだから、最大で三面分まで増やすことができる。牧草地にしたいから最大限に拡張しようっ。
それに、常時ミルギューたちを聖域に居させるならば、畜舎も必要だよね。
これで、100Pt……っと。


「領域が正方形になるように三面増やして……」


 と、呟きつつたぶれっとをポチポチポチっと。
正方形になるようにしたのは、なんとなくミルギューたちが過ごしやすそうな気がするからだ。


「これで合計1600ptを使うことになるから――って、残り51pt!?」


 たぶれっとに表示されたポイントを確認して、思わず声が裏返る。
どうやら畜舎のサイズが大きすぎて、施設追加の100Ptに大型補正の4倍が適用されたらしい。奉納ポイントの残高が、予定外に寂しいことになっちゃったけど……


「……これは、必要経費だねっ」


 使ったものは戻ってこないのだ。終わってしまったことはいさぎよく諦めよう(涙)。
ガックリションボリだ。

 ションボリ気分をプルプル頭を振って追い払い、ツリーハウスの外に出てみると、にぃに・・・が家の横を走って往復してた。
走っていく距離からして、どうやらにぃに・・・も領域を拡張したっぽい。

――何も、聖域内で走り回らないでもいいじゃんねぇ……

 とはいえ、こんなに平らな地面って、案外少ないんだよね。
たいがいは多少なりともデコボコしてるし、まっすぐでもない。その点、聖域内の地面は走りやすそう。わたしは走りたいとは思わないけど……うん、転んで怪我するのが関の山だもの。

――ああやって使うつもりなら、荒地ばっかり広くなりそうだね。

 そう思いつつ、いつの間にか設置されていた境界線代わりの柵から柵へと往復しているにぃに・・・を横目に、自分の領域を眺めやる。

――わたしの方は、もうちょい緑豊かにしようっと。

 目指せ! 従魔の憩いの場!!
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