"自称"吸血鬼と同居生活始めました

nightmare

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初日〜2日目

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ザーーーー.....ヒュウウゥゥゥゥ....
外は大雨が降り、強い風が吹いている。
暗い空に浮かんだ厚い雲の隙間から、怪しげに満月が顔を覗かせる。"こんな日は何か起こる"俺の直感がそう囁いている。
ピンポーン
インターホンが鳴った。俺はどうせamaz○nかなんかで注文した物が今頃届いたんだろう。そう思い玄関を開けた。
「はーい、どちらさm....」
いつもの配達員の姿を想像して扉を開けたら、そこには全くもって違う人物が立っていた。
 「あ、どうも。悪いんだけどさ、泊めさせてくんね?」
男にしては高い方の声と人を小馬鹿にするような表情、スレンダーな容姿が印象に焼きついた。ただ、それ以上に俺は彼?の服装に目が釘付けになった。タキシードの上にマント?のようなものを羽織っている。俺の第一印象は"厨二病野郎"ただそれだけだった。
「....は?何?厨二病?きも。」
「おい!厨二病じゃねぇし!毒舌すぎんだろお前!とりま詳しいことは中で説明するから!」
そう言い中に入ろうとしたきたため俺は急いで扉を閉めようとした。
「いや、迷惑なんで」
ガシッ
彼は扉を両手で掴み閉じるのを妨害した。
「そこをなんとかぁ゛ぁぁ!」
「お断りしますぅ!!!」
こいつは見た目以上に力が強く、というか俺が弱すぎるだけかもしれないが、少しずつ扉は開いていった。
半分ほど開いた辺りで俺は諦めた。
「はぁはぁ、何なんだよ、いきなり来て家に入れろとか...」
「だから!入れてくれたら説明するって!」
「いや普通逆だろうが!」
数分口論したが、めんどくさがりな俺は入れることにした。
「わかった。入れてやるよ。ただ何か不審な動きしたら即警察な。」
「うっ...わぁったよ、」
そして、それからは俺の質問攻めが始まった。
「で?何で俺のとこなの?うちマンションだよ?部屋いっぱいあったろ。その前に何で人の家に入ろうとしてんだよ。」
「部屋に灯りがついてたのここだけだったし、俺家ないし。こんな大雨の中居たら死んじまうよ!」
「は?ホームレス?てかまずなんだよその格好」
「まぁ、ホームレスっちゃぁホームレスだな。この格好は...見たらわからない?吸血鬼だからさっ!」
謎に格好つけたポーズをしてきてイラッとした。
「厨二病ってことね。」
「あん?!違ぇよ!本物だわ!」
「だって歯鋭そうにも見えねぇし。血吸えないだろ」
「...え?吸血鬼って血吸うものなの?」
「は?お前吸血鬼って知ってる?」
「え、相手のこと....気持ちよくする.....」
「あーもう。警察だわ。」
「ま゛って!!お願い!!何でもサービスするからあ゛!!!」
「てめぇに抱かれてたまるかぁ!!それに吸血鬼じゃなくてインキュバスじゃねぇかぁ!」
「わかった!何もしない!何もしないから!警察やめてくれ!!」
あまりにも喚き散らすので警察はやめることにした。それに隣に聞かれたら変な誤解されるとも思ったからな。
「お前なぁ。吸血鬼って漢字考えてみろよ。血を吸う鬼だぞ?吸わねぇならもはや違ぇんだよ。」
「....吸血鬼だもん、」
「だる、それにお前には抱かれたくねぇよ。」
「...お前に"は"?え、じゃあ男と自体はいいのか、!じゃあやろうぜ!」
「あ、、だる、こいつ、それにお前耳聞こえてる?お前とは嫌だっつってんの。」
「どこがが不満なんだよ!」
「キャラ的に。」
「キャラ的にって....それは制作者に言ってくれよ。」
「急なメタやめろ。」
「えーーー、じゃぁ俺一生抱けねぇじゃん!」
「だからそう言ってんだよ。とりま俺はもう眠ぃんだよ。寝させてくれ。お前はソファででも寝とけ。」
「えー、」
「当たり前だろ。あと、夜這いしたらぶっ殺すからな」
「....わぁったよ。」
「じゃあおやすみー。」
電気を消し、布団に入る。俺はどうせあいつのことなら夜這いするだろうと考えて、途中からずっと寝たふりを続けていた、そしたら案の定あいつの足音が少しずつ大きくなっていった。
俺はそれに気づいて目を開けようとしたが、目は開かなかった。というか、つま先から体全体が固まったように動かせなかったのだ。それに加え、声を出すこともできなかった。
(は...?何で...?あいつなんかやったのか、?あいつの力か、?)
あいつが横向きの自分を仰向けにして布団を剥いだのがわかった。そして自分の服に手をかけた瞬間、体全身に力が戻った。自分は体全身に力を入れていたせいで、凄いスピードで自分の体を持ち上げあいつを逆に押し倒し、こいつの上に俺が覆いかぶさるような姿勢になった。
「え...なんで...え...」
困惑状態のそいつの顔を見て俺はニヤリと微笑んだ。
「俺ぇ...夜這いしたらどうするって言ったっけぇ...」
俺は、自分でもわかる狂気的な笑みを浮かべ、そういい放った。
「あ....あぁ...ごめ...さい...」
泣き出しそうなそいつの顔を見て不覚にもゾクゾクと可愛いと思えてしまった。
「へへ、嘘だよ。じゃあ...一つ質問しようかなぁ...俺に何して欲しい?」
「あぇ....?え...抱かせて...欲しい...です、」
「抱かせて?抱いての間違いなんじゃ無い?」
俺はそう言いながら自分とこいつの服を脱がしていった。
「え、?」
「えじゃねぇよ。今の立場的にもそうだろ?」
「でも俺...やったことない...」
「は?インキュバスなのにやったことねぇの?」
「吸血鬼だ...!」
「いや、だる。吸血鬼ならやる意味もないしやんなくていいかなー」
俺はニヤニヤしながらそう言った。
「え、やだ、、わかった、インキュバスだから...お願い...」
「やば~、お前可愛いー、ちょっと燃えるわ。」
「うっせぇよ、」
「あ、てかさお前名前なんて言うの?俺は魄(はく)って言うんだけど」
「聞くタイミングどうにかしろよ...俺は愛斗.....」
「え、可愛い名前やん」
「かっこいいキャラだから可愛いって言われると萎えるんだけど」
「そう言いながら硬くなってるじゃん」
俺はそう言いながら自分のと愛斗のを合わせて、手で2人のを固定して腰を上下に動かした。
「ふっ、だからっ、んっ、うっせぇよ...あっ//♡」
「あー、久しぶり、この感じっ...」
俺は少しずつ動きを早めていった。
「ちょっとまてっ...激しっ...すぐクるからぁっ...」
「え、早漏?」
「うっせぇっ///♡あ、ちょっとまってマジでっ、あぁっ...//イッ......クッ.....///♡」
愛斗は俺の腰に手をつよく当てて止めようとして来たが俺は問答無用で腰を振り続けた。
「あっ//♡あぁぁぁっ!//」
愛斗は腰をガクガクと痙攣させ、愛斗自身の腹に白濁液を勢いよく出した。
「はぁ、はぁ、はぁ...激しすぎるって...」
「いや、これに置いてはお前が早漏なだけだろ。」
「うるせぇっつの」
「うっ...!」
愛斗のグーパンが俺の腹に飛んできた。
「いってぇ...お前...わかってんだろうな?次はもっと激しくしてやっからな?」
「悪かったって、だから...優しくして...?」
プチン 理性が切れる音
「.....わり、無理かも。我慢できねぇ」
「え、ちょ、」
俺は自分のを愛斗の尻穴に当てた。
「痛かったら言えよ」
「ん、」
入れると、初めてとは思えない程にすんなりと入った。インキュバスはこれが当たり前なのか?でも確かに人間と一緒だったら不便だよな。と心の中で自問自答した。
「あぁっ//はぁぁっ入って来てるっ//」
「うわぁ.....愛斗の中やば....めっちゃトロトロなんだけど...なにこれ...今までの奴と全然、」
「わざわざ言わなくていいわっ//」
「ごめんて。痛くない?」
「痛くないからぁっ早く動いてぇ...」
愛斗の甘い声に理性が溶かされ、自分を制御できる気がしなかった。
「すまん。もう制御できないと思う」
「へ、?」
俺はそう言うと、激しく腰を愛斗へ打ち付け始めた。
「あ゛ぁっ!!ま゛っでっ激しい゛っ!//」
俺にはもうそんな声が聞こえなかった。
ただ欲望のままに腰を打ち付け続けた。
「ちょっと待ってよぉ゛っ!魄ぅ゛っ!おぐっ!あだってる゛からぁっ!あ゛ぁ奥っ気持ちい゛ぃっ!!あっっ//ま゛っで...//イクっ!!イクイクイクゥッ!!!///♡」
愛斗は声を大きく荒げ、というより叫んでいたに近いかもしれない。穴がぐっと締まると同時に愛斗は絶頂した。愛斗がイッたのは気付いていたが、俺はイッていなかったのもあり、体は止まることを知らなかった。
「あ゛ぁっ?!何でっ!!!俺イッたぁ゛!!イッだからぁ゛!!止まってえ゛!!これ゛っずっとイッてる゛っ!!あ゛ぁぁぁっ!!だめ゛っ、!!またイッちゃう゛っ!」
流石に俺も限界を迎えた。それと同時に溶けた理性も回復してきた。
「あっ....俺も...イキそっ...中でいいよね、?」
「な゛んでもいいがらぁ゛っ!!あ゛っイグっ!!魄゛ぅっ!!」
もはや愛斗は何かを考えることはできないらしかった。
「俺もイクッ...中に出すよっ愛斗っ...!」
俺と愛斗は同時に絶頂を迎え、俺は昂る欲望を愛斗の中に吐き出した。
俺と愛斗は息を整えながら、しばらく繋がったまま快感の余韻に浸っていた。その間も愛斗は何回もガクガクと痙攣していた。相当気持ちよかったのだろうか。
数分経ってお互い呼吸が整ってきた。
「愛斗大丈夫か?」
「大丈夫なわけねぇだろこのバカっ!」
「へへへっwごめんごめん!でも誘惑してきた愛斗も悪いからな?」
「誘惑なんてしてねぇんだけど。...夜這いはしたけど...でも!魄が魅力的なのも悪いんだ...」
「へへへっよかったなぁ?適当に部屋に入ったら俺で」
「....いや...本当は、、後ろを追いかけてきたんだよ、一目惚れしちゃったみたいでさ...」
「...へぇ。お前気に入ったわ」
「え、!じゃあ、ここにいさせてくれんのか、?」
「おん。いいよ別に」
「やったぜ!!これで寒い中で寝なくて済む!」
「喜ぶとこそこかよ。」
「もちろん魄と一緒にいられるのが一番嬉しいに決まってるだろ?」
「へっそれもそうだなっ」

あれから俺らはシャワーを浴びた後、疲れからか爆睡してしまった。俺らが眠りについた頃は、もうとっくに4時を回っていた。俺は現在大学3年生。次の日の学校なんて行けるはずがなかった。自分で言うのも何だが、学校の中ではかなり優秀な方で、単位は余裕なほどに足りてたから休むことに抵抗はなかった。
朝、目が覚めると、とっくに昼の12時。だが体の疲れは取れきっていなかった。横には愛斗がまだ眠っている昨日は混乱もありしっかりと顔を見る機会がなかったが、とても整っていていわゆる"イケメン"の部類に入る顔つきをしていた。顔を眺めていると愛斗も目を覚ました。
「.....ん?あ、魄おはよぉ...昨日の夢かと思ってたわ...」
「はい、おはよ。夢でたまるかよめっちゃ疲れたわ、」
「それな。てか何でさっき俺のことめっちゃ見てたの?もしかして~俺のかっこよさにまた惚れたかいっ?」キラッ
「よし。1発殴るわ」
「えぇ?!やだやだやだ!!やめろ!」
布団から逃げようとする愛斗の腕を力強く掴んだ。
「昨日どこのどいつが俺の腹殴ったんだ?あ?言ってみろよ?」
「えーーー、、、またヤれば許してくれる?」
「それで許したらただの淫乱じゃねぇか。俺までインキュバスにしないでくれ」
「はぁー?!俺は吸血鬼だぞ!!」
「まーーた言ってるよ、てかさ。お前着替え持ってんの?」
「え、あ。」
「はぁぁ、、だる、俺の服着とけよ、雨止んでるみたいだし、今日服買いに行くぞ」
俺が持っている服の中から適当に選んで愛斗に渡した。運良く俺の体格と愛斗の体格は似ていた為、大きさに困ることはなかった。あと地味に似合ってたのにもイラついた。
「よし。てか腹減った。買いに行くついでにどっか食いにいこーぜ。」
「おう。てかお前そんなに金あるの?」
「ん?だって俺ホストやってるもん。親も金持ちだしな」
実はこれを聞かれるのを待っていた。俺は自慢げに答えた。
「ホストって何?」
自信満々にカッコつけて言ったから、恥ずかしさと同時にストレスが溜まった。
「....殺す。」
「え?!?何?!理不尽じゃないそれ?!」
「いいから行くぞー」
「うぇ?!ちょっと待ってよー!」
俺の住んでる場所は少し田舎なため、電車で街中へと向かった。
すると、今日は街中でアイドルのLIVEがあるらしく、満員に近いほど沢山の人が駅にいた。
「愛斗逸れんなよ」
俺は愛斗の手を強く握った。
「ん!?う、ん...//」
俺らは電車に最後の方に乗り込み、愛斗がドアの一番近くで、愛斗の背後に俺が立っている形になった。
(ねぇ?なんかめっちゃ混んでない?)
愛斗が小さな声で話しかけてきた。
(なんかアイドルのLIVEがあるんだってさ)
(へぇ、興味ないからわかんね、)
(俺も)
その後はほとんど沈黙だったが、暇だし、なんか悪戯がしたくなったので愛斗の尻を指で突っついてみた。すると愛斗は体をビクッと硬らせ振り返った
(な、、何、?どうしたの、?)
(ん?悪戯したかったw)
(........あっそ...)
俺は愛斗が、そう言ってまた前を向き直す時に表情を少し変えたのを見逃さなかった。俺は愛斗を後ろから壁ドンをするような体勢で少し体重をかけた。
(何?なんかして欲しいの?w)
俺は愛斗の耳元でそう囁いた
(.....ん...//)
愛斗は顔を赤らめた
(へへw変態っ)
俺は愛斗のパンツの中に右手を入れ、左手で愛斗の口を塞いだ。
(声出すなよ?)
俺が愛斗の中に指先を入れたその時、ガタンと少し電車が揺れ、それで俺の後ろの人がバランスを崩したのだろう。俺にドンとぶつかった。その衝撃で指が一気に愛斗の奥まで入った
(ん゛っ!んん....んっ)
愛斗の体が少しビクビクと震えた。そして俺を振り返り、睨み付けてきた。
(今のは俺のせいじゃないだろ...!)
(んっんんんんん!)
何か怒っているらしいが、何を言ってるかは何もわからなかった。俺は気にせずに指を動かし始めた。愛斗は鋭い目つきの表情から変わり、頑張って声を抑えているような顔になっている。
(んっ....んぅ...んんっ...)
俺はわざと声を出させるために愛斗の弱いところを責めてもよかったが、それで何かトラブルになるのもめんどくさいのでわざと弱いところは避け続けた。
もうちょっとで駅に着くと言う時、愛斗の息がいっそう荒くなっていて、絶頂が近いことがわかった。愛斗の穴が少し締まったと同時に俺は指を引き抜き、ほぼ同時に口を抑えていたても離した。
(あっ.....え....?)
愛斗が困惑した顔で俺を見てきたが俺はニヤニヤして返した。そのすぐ後に電車は駅に着き、ドアが空いた。すると愛斗は俺の腕をこれでもかと強く掴み、全力疾走で駅のトイレの個室へと俺を引っ張った。
「ちょ、愛斗入るところ見られてたらどうするんだよっ」
「うっせぇ!!早く下脱げこのクソ野郎!」
相当ご立腹なようだったがそれも可愛く見えた。俺は従ってすぐに下を脱いだ
「悪かったって、でもお前絶対声抑えられなかっただろ?」
「ハァー、ハァーハァーハァ.....」
よほど興奮状態なのかこちらの声は聞こえていないらしい。愛斗は俺を便座に座らせ、またがるようにして対面座位の対位にさせた。そして俺のに腰を下ろし、一気に奥まで入れた。
「あ゛ぁぁっ!はぁ゛ぁぁっおく゛っ良ぃ゛っ」
昨日聞いた愛斗の動物のような喘ぎ声が響いた。愛斗はその後も激しく腰を打ちつけた。
「はぁっあっ!愛斗っ激しいすぎるってっ」
「あ゛っはっ!うるせっ!あ゛っっイグッッ!!」
俺は愛斗がイク直前に愛斗の亀頭に手を当てそこに吐き出させた。着替えも持ってきてないのに服に出されては困るからだ。
「お前さぁー、服にかかってたらどうしてたんだよ、」
「はぁ、はぁ、、うるせぇよ、、」
「見てみてーベトベトーw」
俺は手のひらを愛斗に見せた。
「うっ!いちいち見せつけんなきもち悪りぃ!」
「へへへへ、w見てな?」
俺は手のひらを舌でベロォッと舐めた。それを見た愛斗はまた硬くさせていた。
「へへっw興奮した?本当に変態さんだなぁ」
「......うっせぇ、まだお前イッてないだろ?動くぞ」
「いや、俺は満足したから別n」
「うるせぇ!動くぞ!」
愛斗はまた激しく腰を動かし始めた。
しばらくして俺も限界がきた。
「あっ...はぁっ...愛斗っイキそっ...」
「ん゛っ中っ...出せっ、あ゛っ俺もイクっ!」
俺はまた愛斗の亀頭に手を当てた。
「はぁっ、はぁっ、お前、もうちょっと早くイクって言えない?反射神経が求められるんだが。」
「はぁーっ、はぁー、しらねぇよ、」
俺はまた手のひらを舐めた。
「うっ...お前それ平気なの、?」
「んー?はへへうひ(慣れてるし)」
「てか時間使いすぎた、早くいこーぜ、」
「そうだね~」
その後は何事もなくら飯を食べ、服を選んで帰るだけなのだが何故かずっと気まずかった。
「はぁぁぁ~、ただいまぁ、久しぶりにこんな歩いたし色々あったりでクソ疲れたわ」
「帰れる場所があるだけマシだろ。ここに来る前はほとんどずっと歩きっぱなしだったんだからな」
「そーかい、てかもう7時前か、なんか今日は時間が経つの早く感じるわ、」
「夕飯どーすんの?俺が作ってやろうか!」
「どうせ炭しか作れねぇだろ」
「あ?!普通に作れるわ!」
「わかったわかった、じゃ頼むわー、なんでも使っていいから。あと変なもん入れんなよ?」
「わかってるっつーの」
俺がまだ元気であればどっか買いに行くかと言うところだったが、流石にもう体力が無かったため任せるしか無かった。布団に横になりながらゲテモノ料理が出てきたらどうしようかと考えながら、いつの間にか俺は眠ってしまった。
「...........く、.......はく!」
「ん?あぁ、、できた?」
「おん。はよ食べるぞ」
「あぁ、悪りぃ悪りぃ、めっちゃ寝てたわ、」
テーブルの上を見るとザ王道と言えるカレーライスが置かれていた。
「え、これ作ったの?」
「そうだけど?ね?作れるって言っただろ?」
「疑ってたわ。.....変なもん入れてねぇよな?」
「だから入れてねぇよ!変なもんってなんだよ!」
「お前のことだから精子とk」
言いかけのところで愛斗が俺の腹にグーパンを入れてきた。
「うぐっ....飯食う前に腹は.....」
「自業自得だばーーーか」
色々あったが、カレー自体はしっかりと美味しく、俺の何十倍も料理はできるらしい。毎日レトルトやジャンクフードは健康的に悪かったからかなり嬉しかった。
「ごちそーさん」
「はいお粗末さま」
「魄ぅ、、俺ももう疲れたから皿洗い頼むわぁー、」
「えー、俺も疲れてんだけど...2人でちゃっちゃと済ませようぜ」
「俺飯作ったもーん」
「........次お前が上でいいよ」
「やる。」
さっきまで布団に横になろうとしていた愛斗は急に立ち上がり俺の方へダッシュしてきた。
「まだ何がとも言ってないんだけどなw」
「俺の想像してるやつじゃ無かったら殴る」
「はいはいw」
なんだかんだで2人で食器洗いも終わらせ、お互いシャワーを済ませた。
「ふぅ...あ、愛斗ー電気消して」
「え、なんで。見えた方が良くね?」
「落ち着かねぇからさ」
「そういうところだけ恥ずかしがり屋なの~?かーわいーw」
愛斗は俺を嘲笑った
「よーし。今日はもう寝るかー」
「あぁ!ごめんなさいごめんなさい消します消します!」
電気を消し、お互い下を脱ぐ。俺はこっち側が久しぶりなのもあって、緊張しまくっていた。
「魄そこ寝転がって」
「ん。あいよ。きていいよ」
「え、前戯は?」
「別にしなくてもいいよ。やりたいならやってもいいよ」
愛斗は少し悩んだ後に少しニヤッとした
「じゃあフェラしてあげるよっ」
「?!え、わかった、されるの久しぶりだわ、」
「やった~!じゃあまず勃たせるね」
愛斗は俺のを手で扱き始めた。インキュバスなだけあってか、普通の人よりも何倍もきもちよく、俺のはすぐにガチガチになった。
「はっあっ...愛斗っ...んっもういいよっ...」
「わかった~!覚悟しろよっ?」
最初はただイキってるだけかと思ったが、いざ愛斗に俺のを咥えられると、今まで体験した事ない快感が襲った。
「あ゛?!っはぁぁっ、、ちょ...とまて...イっ、!」
その時気づいたのは"愛斗の舌がとても長いこと"だった。自分のものの全体に舌が巻き付いている。まるで触手に触られてる気分だった。
「ん~?ほほひあお?(どおしたの?)」
「あ゛ぁぁっ!お前咥えたまま喋んな!」
「んふっwん~~~~~~(あ~~~~)」
「あ゛ぢょっ!マジでやばいっっ、ごめ....っ出るっ....!」
愛斗はその声を聞いた途端根本まで咥え込んだ。それにも関わらず苦しそうな顔ひとつしていなかった。何だったら俺をイカせられて嬉しいのかずっとニヤニヤしていた。
「んむっ...へっはいっはいはひはへ(めっちゃいっぱい出したね)」ゴクッ
「はぁっはぁ、お前何もんだよ...」
「へへへっwねぇ、そろそろいーい、?俺も我慢できない、」
「はいどーぞ、でも一戦だけな、ガチで疲れてる、」
そういうと愛斗はそそくさと俺の足と足の間に移動して腰を下ろした。
「やったっ、入れるね?」
「うんっ...」
愛斗のことだから一気に奥まで入れてくるんだろうなと思ったが、意外とゆっくりと入れてくれた。
「あぁっ...やばっ、、久しぶりっ、」
「んんっ、魄の中気持ちいいぃ...動くねっ」
愛斗はゆっくりと動き始めた。
「あ゛っ、、んっ、、愛斗のめっちゃいいとこ当たる゛っ、」
ぶっちゃけいうと男とヤった中では最高に気持ちよかった。まぁ相手がインキュバスだから当たり前なのだが。
愛斗は少しずつペースを上げてきて、息も荒くなってきた。
「はぁ゛っ、あっ、んっ愛斗っイキそうっ?あ゛っ、」
「う...んっイキっそうっ...」
「中でいいよっ...あっ、俺もイキそっ...」
「あ゛っイクっ...!」
愛斗が中で出すと同時に俺も絶頂を迎えた。
「はぁっ、はぁっ、お前出しすぎだよ.........愛斗?おーい。」
愛斗はイッた時に俺に倒れかかってきていた。俺は単に抱きついてきただけだと思っていたが、よく見ると....寝ている。
「こいつ.....まじかよ、、、」
そうは言ったが、すぐに俺も意識を手放した。
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