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☆番外編 希望と英梨
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「いやー悪いねー、上がらせてもらっちゃって」
「いいのよ、私もあなたのファンで実際パトロンみたいなものだから」
「私の友達もお金持ちはいるっちゃいるけど、希望ちゃんみたいな屋敷に住んでる人は
なっかなかいなくてさ」
「ふふふ、そうでしょうね。英梨さんだって儲けてるわけでしょ、飴創雨音さん」
「いやペンネームってさ、あってないようなもんだよね。編集が男か女かわからないようにしとけって
いわれたから、ふと外見たら雨降ってたしこんな名前つけちゃったよ」
「ファンタジー作家らしい名前なんじゃないかしら」
「本当?それならいいんだけどね。それよりもさ、今日来たのは、館もの小説が書きたくて、
希望ちゃんの家系とかも掘り下げて聞きたいんだよ」
「それで飴創雨音の面白い小説が読めるなら手を貸すわ」
英梨はインタビューをして希望はそれを何度か受ける。
「なるほど!なるほどぉ!浮かんできた、きたーーーーー」
咆哮ともいえる声を館内で叫びながら、スマートフォンに高速で書き込む英梨。
「す、すごいわね。まだ10回くらいしか質問受けてないのに」
「え?私いつもこんなもんだよ。魔法貴族の栄華と衰退を書こーっと。主人公はイージス、名家の長男として生まれるが、次男が
優秀でコンプレックスがある。なんとか長男としてのプライド、両親を振り向かせたいが為に、新しい魔法の開発をしていくがそれはうまくいかず葛藤する。
両親は、貴族の地位を安定させる為に政治家として出馬するが、そこにはライバルのスプレッター家が邪魔をする。
ふむふむ」
「私の答えた内容と違うのに、さすが天才といったところかしら」
「ほんと小説以外全くだめだけどね、遅刻魔だし、私と付き合った男性はみんなメンヘラになるし、
よしあらすじ完成。あとは家で清書するだけ」
希望は何かがひっかかったらしく声をかける。
「あの、英梨さんは恋人を作ったことがあるの?」
「あるよー、希望ちゃんはないんでしょ」
「ど、どうしてわかるのかしら」
「聞いてくるくらいだからわかるよー。それに、美人で金持ちのお嬢様って典型的な高嶺の花で
近寄りがたいじゃん」
「ガーン、わかっていたけど、ガーン」
「てっきりわかってるもんだと思ってたわー、ごめんごめん」
「い、いいのよ。自分を見つめる機会ができたから」
「身体震えてるじゃん。可愛いところあるんだね、希望ちゃんも」
「私としたことが。この事は他の方に内緒にしてくださる」
「勿論、お嬢様にそういう一面があるのもわかってるしー、
脅したりもしないよー。でも協力してね、いろいろー」
「そ、それを脅しというのじゃないかしら」
「ありゃー?」
「いいのよ、私もあなたのファンで実際パトロンみたいなものだから」
「私の友達もお金持ちはいるっちゃいるけど、希望ちゃんみたいな屋敷に住んでる人は
なっかなかいなくてさ」
「ふふふ、そうでしょうね。英梨さんだって儲けてるわけでしょ、飴創雨音さん」
「いやペンネームってさ、あってないようなもんだよね。編集が男か女かわからないようにしとけって
いわれたから、ふと外見たら雨降ってたしこんな名前つけちゃったよ」
「ファンタジー作家らしい名前なんじゃないかしら」
「本当?それならいいんだけどね。それよりもさ、今日来たのは、館もの小説が書きたくて、
希望ちゃんの家系とかも掘り下げて聞きたいんだよ」
「それで飴創雨音の面白い小説が読めるなら手を貸すわ」
英梨はインタビューをして希望はそれを何度か受ける。
「なるほど!なるほどぉ!浮かんできた、きたーーーーー」
咆哮ともいえる声を館内で叫びながら、スマートフォンに高速で書き込む英梨。
「す、すごいわね。まだ10回くらいしか質問受けてないのに」
「え?私いつもこんなもんだよ。魔法貴族の栄華と衰退を書こーっと。主人公はイージス、名家の長男として生まれるが、次男が
優秀でコンプレックスがある。なんとか長男としてのプライド、両親を振り向かせたいが為に、新しい魔法の開発をしていくがそれはうまくいかず葛藤する。
両親は、貴族の地位を安定させる為に政治家として出馬するが、そこにはライバルのスプレッター家が邪魔をする。
ふむふむ」
「私の答えた内容と違うのに、さすが天才といったところかしら」
「ほんと小説以外全くだめだけどね、遅刻魔だし、私と付き合った男性はみんなメンヘラになるし、
よしあらすじ完成。あとは家で清書するだけ」
希望は何かがひっかかったらしく声をかける。
「あの、英梨さんは恋人を作ったことがあるの?」
「あるよー、希望ちゃんはないんでしょ」
「ど、どうしてわかるのかしら」
「聞いてくるくらいだからわかるよー。それに、美人で金持ちのお嬢様って典型的な高嶺の花で
近寄りがたいじゃん」
「ガーン、わかっていたけど、ガーン」
「てっきりわかってるもんだと思ってたわー、ごめんごめん」
「い、いいのよ。自分を見つめる機会ができたから」
「身体震えてるじゃん。可愛いところあるんだね、希望ちゃんも」
「私としたことが。この事は他の方に内緒にしてくださる」
「勿論、お嬢様にそういう一面があるのもわかってるしー、
脅したりもしないよー。でも協力してね、いろいろー」
「そ、それを脅しというのじゃないかしら」
「ありゃー?」
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