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1-2 犬!!居ぬ!?(ジェン)
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翌日早朝
「はずれちゃんグミ~七つの海の唐辛子~」がカイの下に突き刺さり、メンバーは俺とランとカイに決まった。静かな町の中を制限速度を無視して走る。どのみち警察は4年前に消えた。
この島というか国は軍が国王を追いやって支配するようになり、警察は消え、病院やゴミ収集は民営化。消防は自己責任となった。まぁ大抵は近所が飛び火を嫌がり強制参加の形となるのだが。
「ジェン。まだ。」
まだ眠そうなランが聞く。5時半か・・・
「あと5分だ。寝るなよ。」
「あいさ。」
「でもジェンさ。こんなとこ来たことあるの?
カイが聞く。
「ないな。デマ依頼じゃないといいんだが」
「大丈夫でしょ、ほら。連絡先もあるし。」
「だな。」
「カイ。アイス。」
「ん~。甘い、かな。」
「違う。鉱石。」
「そっち!?え、えーと、か、硬い?」
そろっと着くか。俺は3個目の「スカッとレモンミント納豆ガム」を噛んだ。
「うい~~」
出た。例の浮浪者。いや依頼者。
「なんか。臭い。」
「しぃーーー」
後ろでの会話をさえぎるように俺は挨拶をした。
「おはようございまーす!!」
「威勢がいいなぁ~~ここの庭でお前らには、働いてもらおう~」
「広くていいお庭ですね。」
とカイ
「だろぅ~~じゃこれに着替えて頑張ってくれなぁ」
10分俺たちは作業服に着替えてそれぞれ探し始めた。
・・・・・・が。
「捕まえた。」
とランが犬を捕まえて持ってきた。首から下にだぶだぶの服を着ている。
「おお!よくやった!!」
「え。僕も捕まえてきたんだけど」
見ると来たカイの手の中にも全く同じ顔をして、だぶだぶの服を着た犬が居た。
「おぉ~~いお前ら~~それはピヨモドキだ~~」
「なんだそれ!?」
「なんですかそれ!?」
カイと俺が同時に叫ぶ
「ほら捕まえてしばらくすると~~」
ランの方を見る。
ズリッ
服が摩むけてミミズみたいにうねる。服かと思ったら緑色の皮だ。
「オアアアアアアアアアア!!!」
目が急に緑に変色して盛り上がり低い声で奇声を放つ。
「うわあああ!!!」「なんでだあああああ!!!!」
俺とカイが一斉に叫びカイが反射的にピヨモドキを投げ捨てる。
ランは。微動だにしない。さすが冷静沈着なランd・・・
バタッ
ランはピヨモドキを持ったまま硬直して倒れた。
「いぬ・・。うね・・・。いぬが・・・。うねって・・・。」
「ラン!?しっかり!?」
カイが駆け寄る。なんとか大丈夫そうだ。俺は全力で叫んだ。
「オイお前!!なんだよアレ!!聞いてねえぞ!!!」
「ピヨモドキだ~~さっき言ったろ~~」
「なんだよそれ!嫌がらせか!?主人に対する嫌がらせか!?」
「もともと美味なアイワームの顔をピヨに変えてな~下半身が無理だったから皮が生えるようにしたんだが後から付けたせいか接続が甘くてな~~目は知らん。」
「何してんだよ!!馬鹿かお前!!!悪意しかねえわ!!」
「思いのほかウケ・・傑作で大量生産したわけだ~~」
「生命舐めてんのかよ!!二つの生き物に謝れ!!」
こいつには天罰が下るべきだ。いや頭下げるんんでマジで下ってください。
「ジェン!!ランの意識がないよ!!み、水ちょうだい!!」
「お、おっしゃ!!」
すぐにリュックを開けタオルに包まれたヒヤッヒヤの水を渡す。
「ランほら水だよ!」
「う・・・。」
ランが目を開けると同時に緑色のタオルがずり落ちる。
「オアアアアアアアアアアアア!!!」
コトッ。
ランが白目をむいてまた気を失う。
「ええええええええ!!!?」
カイが水筒だったはずだったものを遠くに投げる。
「ちょっと!ジェン!?」
「す、すまん!まさかリュックの中にまで入りこんでるとは!!」
「あ、それは見本として入れといたやつだ~~~・・・・・クスw」
「あなたなんですかああああああ!!!!」「お前かああああああああ!!!!!」
俺とカイが同時に叫ぶ。
「もう一匹もはいってるはずだ~~」
「は?」
見ると一匹リュックの中で目をキラキラさせて待機している。
ジッ
即チャックを閉める。封印完了。
「どうしてくれるんですか!!!うちのランg・・・」
「ウネ・・。来る・・・。あの川・・・。渡ら・・な・・きゃ・・。」
「だめええええええええ!!!」「渡るなあああああああ!!!!!」
パラソル初の死者が第一話ででてしまうのかもしれないい。それだけは避けなければ。
「そんじゃあ俺は仕事あるから~~~」
「待てテメェ!!そこに直れ!!成敗してくれる!!!」
しかし奴は聞こえたのかそうでないのか俺らの車で、俺らの車でどっかに行ってしまった。
「次会ったらただじゃおかねぇ。」
「まぁまぁジェン。ランも一応は大丈夫そうだし、僕らも仕事に戻ろう」
「・・・そうだな。ここまで来た意味がな」
爆発寸前でとどまった。あいつに天罰(私刑)を下す分の体力は残しておかねば。
それぞれ捜索を再開する。カイとは反対側へ向かった。
近くの茂みを開ける。30匹以上のモドキが一斉にこっちを見る。即閉める。足元にモドキが一匹いる。目を輝かせて見ている。一息つく。
「だああぁぁああぁ!!!!!!!」 ドスッ!!!! 「オアッ!!!?」
「ジェン!?どうしたの!?」
「もぉう無理だ死ねぇええぇぇええぇぇ!!!!!!」
目につくモドキ全てを踏みつぶしていく。踏みつぶしたモドキは緑色の液体を吹き出し、しばらくもだえ動くが数秒で絶命してしまった。
「うおおおおおおぉぉおおぉぉおおぉおお」
「ちょっとジェン落ちつ、うわっこっちに飛ばすなって!!」
私有地の中にモドキの悲鳴が響きわたり、罪なき彼らの死体の山が出来上がってく。
・・・ん?なんか別なのがいるぞ?
「キャウン・・」
なんだこの生き物。足が四本生えてるぞ。どっかで見たことあるような・・・。
「ジェン!!!その子だよ!!」
カイ?何言ってるんだ?ん?俺はたしかクソウザイ奴に犬の捕獲依頼されてクソウザイ庭でクソウザ・・・
待てよ・・犬?
「ウゥン・・ワンっ」
こいつ。犬だ。
「犬だぁぁああぁあぁあぁあぁ!!!!」
「えっ?え」
「カイ!捕まえるぞ逃がすなぁぁあぁあぁああ!!!」
「あ、え、う、うん」
途端に犬原種は走り出す。
「まぁてゴラぁあぁぁぁあぁ!!!」
それを全力で追う俺達。
「くっ、こいつ速・・・ん?」
見ると先にはランが寝ている。
「おぉいラン!!そっち行くぞ!!起きろ!!」
「ランーー!!その子捕まえて!!」
「ん・・・・。ん?」
「そいつだラン!!そいつ!!」
「・・・・・・・・ーっ!!!」
ランは目を見開きガバッと飛び起きたそしてフルスピードで走った。逆方向に。
「えっラン!?どうして!?」
「だめだカイ!もうあの顔はランにとっては恐怖でしかないんだ!!」
「ええっ!」
我ながら可哀想な事をしたなと思う。ランはときどきこけながらも涙目で振り向いては懸命に逃げていた。ランは橋を越えベンチを越え茂みを越えたとこで・・・
「え?。」
30匹ほどのモドキが一斉にランの方を向く。
「・・・・・っっ!!!」
ランが急に方向転換&ダッシュしようとしたとき・・・
「キュウン!?」
走ってきた犬は勢い余って泊まれず・・・
ドスッ!!! ・・・ビタァン!!!
ランの足が犬のあごにクリティカルヒット。ランが転び同情すべき悲運な犬は宙を舞う。
「キャウゥ―ーーーーン・・・」
こっちに来た!!チャンス!!
「ジェン!!!キャッチだ!!」
「あ!?おっ!!!」
俺がヘッドスライディングを豪快に決める。が間に合わず指の差をかすめ今日の24星座占いラッキー度ははおそらく最下位であろう悲しき犬は深々と床に突き刺さる。犬が喋れたなら今日という日をありとあらゆる呪いの言葉で呪いまくったであろう。
カイは犬を引っこ抜き、
「みんなやったよ!!!・・・あ・・・・」
しかし共に喜ぶはずの二人は仰向けに倒れて微動だにしない。
「だ、大丈夫!?お、おーーーい!!!」
こうして結果はともかく我々は目標の捕獲に成功したのである。
1時間後。
例の依頼者は昼飯(おにぎり2つ)を持って戻ってきた。
「ご苦労~~~」
無言。
「テンション低いなぁ~~~」
無言。
「あ、このおにg」
「うるっせぇ疲れてんださっさと金だせこのf」
午後1時。我らは帰路に着いた。だいぶ早い方だが心身共に疲労感がすごかった。
「へぇー!!大変だったんですね!!」
午後7時。カイやランより早く起きた俺はシャワーを浴びようとと脱衣所に入った。
「ほんとだよ・・・あ、メル風呂炊いたか?」
「その点は完ぺきです!でもそのピヨモドキ?見てみたかったですよ!!」
「キモイだけだと思うがな。」
「あ、晩ごはん!!!お金もらいますよ~~」
「あ、金は・・・」
「わかってますよ~リュックリュック~と・・・あれ?カワイイわんちゃんがいますね~~!!」
「ん?ワンちゃん?」
「服まできて~!預かりものですか??」
「そんな犬s・・・あ、・・・」
脱衣所で服を脱いでた俺は全てを理解した。瞬間。
「オアァアァアァアアァアァアア!!!!!」
「うわぁあぁぁああぁぁああぁ!!!!」
「オアァアァアァアアァアァアア!!!!!」
「うわぁあぁぁああぁぁああぁ!!!!」
「オアァアァアァアアァアァアア!!!!!」
「うわぁあぁぁああぁぁああぁ!!!!」
その晩。俺の夕食はカラッと揚げたピヨモドキだった。
「な、なにかあったの??」
カイが聞く。
「なんもないですよぉ~♪ねぇジェン?」
「あ、ああ」
俺が悪いのか正直微妙だがおとなしくピヨモドキにかぶりついた。あ、意外とうまい。
「はずれちゃんグミ~七つの海の唐辛子~」がカイの下に突き刺さり、メンバーは俺とランとカイに決まった。静かな町の中を制限速度を無視して走る。どのみち警察は4年前に消えた。
この島というか国は軍が国王を追いやって支配するようになり、警察は消え、病院やゴミ収集は民営化。消防は自己責任となった。まぁ大抵は近所が飛び火を嫌がり強制参加の形となるのだが。
「ジェン。まだ。」
まだ眠そうなランが聞く。5時半か・・・
「あと5分だ。寝るなよ。」
「あいさ。」
「でもジェンさ。こんなとこ来たことあるの?
カイが聞く。
「ないな。デマ依頼じゃないといいんだが」
「大丈夫でしょ、ほら。連絡先もあるし。」
「だな。」
「カイ。アイス。」
「ん~。甘い、かな。」
「違う。鉱石。」
「そっち!?え、えーと、か、硬い?」
そろっと着くか。俺は3個目の「スカッとレモンミント納豆ガム」を噛んだ。
「うい~~」
出た。例の浮浪者。いや依頼者。
「なんか。臭い。」
「しぃーーー」
後ろでの会話をさえぎるように俺は挨拶をした。
「おはようございまーす!!」
「威勢がいいなぁ~~ここの庭でお前らには、働いてもらおう~」
「広くていいお庭ですね。」
とカイ
「だろぅ~~じゃこれに着替えて頑張ってくれなぁ」
10分俺たちは作業服に着替えてそれぞれ探し始めた。
・・・・・・が。
「捕まえた。」
とランが犬を捕まえて持ってきた。首から下にだぶだぶの服を着ている。
「おお!よくやった!!」
「え。僕も捕まえてきたんだけど」
見ると来たカイの手の中にも全く同じ顔をして、だぶだぶの服を着た犬が居た。
「おぉ~~いお前ら~~それはピヨモドキだ~~」
「なんだそれ!?」
「なんですかそれ!?」
カイと俺が同時に叫ぶ
「ほら捕まえてしばらくすると~~」
ランの方を見る。
ズリッ
服が摩むけてミミズみたいにうねる。服かと思ったら緑色の皮だ。
「オアアアアアアアアアア!!!」
目が急に緑に変色して盛り上がり低い声で奇声を放つ。
「うわあああ!!!」「なんでだあああああ!!!!」
俺とカイが一斉に叫びカイが反射的にピヨモドキを投げ捨てる。
ランは。微動だにしない。さすが冷静沈着なランd・・・
バタッ
ランはピヨモドキを持ったまま硬直して倒れた。
「いぬ・・。うね・・・。いぬが・・・。うねって・・・。」
「ラン!?しっかり!?」
カイが駆け寄る。なんとか大丈夫そうだ。俺は全力で叫んだ。
「オイお前!!なんだよアレ!!聞いてねえぞ!!!」
「ピヨモドキだ~~さっき言ったろ~~」
「なんだよそれ!嫌がらせか!?主人に対する嫌がらせか!?」
「もともと美味なアイワームの顔をピヨに変えてな~下半身が無理だったから皮が生えるようにしたんだが後から付けたせいか接続が甘くてな~~目は知らん。」
「何してんだよ!!馬鹿かお前!!!悪意しかねえわ!!」
「思いのほかウケ・・傑作で大量生産したわけだ~~」
「生命舐めてんのかよ!!二つの生き物に謝れ!!」
こいつには天罰が下るべきだ。いや頭下げるんんでマジで下ってください。
「ジェン!!ランの意識がないよ!!み、水ちょうだい!!」
「お、おっしゃ!!」
すぐにリュックを開けタオルに包まれたヒヤッヒヤの水を渡す。
「ランほら水だよ!」
「う・・・。」
ランが目を開けると同時に緑色のタオルがずり落ちる。
「オアアアアアアアアアアアア!!!」
コトッ。
ランが白目をむいてまた気を失う。
「ええええええええ!!!?」
カイが水筒だったはずだったものを遠くに投げる。
「ちょっと!ジェン!?」
「す、すまん!まさかリュックの中にまで入りこんでるとは!!」
「あ、それは見本として入れといたやつだ~~~・・・・・クスw」
「あなたなんですかああああああ!!!!」「お前かああああああああ!!!!!」
俺とカイが同時に叫ぶ。
「もう一匹もはいってるはずだ~~」
「は?」
見ると一匹リュックの中で目をキラキラさせて待機している。
ジッ
即チャックを閉める。封印完了。
「どうしてくれるんですか!!!うちのランg・・・」
「ウネ・・。来る・・・。あの川・・・。渡ら・・な・・きゃ・・。」
「だめええええええええ!!!」「渡るなあああああああ!!!!!」
パラソル初の死者が第一話ででてしまうのかもしれないい。それだけは避けなければ。
「そんじゃあ俺は仕事あるから~~~」
「待てテメェ!!そこに直れ!!成敗してくれる!!!」
しかし奴は聞こえたのかそうでないのか俺らの車で、俺らの車でどっかに行ってしまった。
「次会ったらただじゃおかねぇ。」
「まぁまぁジェン。ランも一応は大丈夫そうだし、僕らも仕事に戻ろう」
「・・・そうだな。ここまで来た意味がな」
爆発寸前でとどまった。あいつに天罰(私刑)を下す分の体力は残しておかねば。
それぞれ捜索を再開する。カイとは反対側へ向かった。
近くの茂みを開ける。30匹以上のモドキが一斉にこっちを見る。即閉める。足元にモドキが一匹いる。目を輝かせて見ている。一息つく。
「だああぁぁああぁ!!!!!!!」 ドスッ!!!! 「オアッ!!!?」
「ジェン!?どうしたの!?」
「もぉう無理だ死ねぇええぇぇええぇぇ!!!!!!」
目につくモドキ全てを踏みつぶしていく。踏みつぶしたモドキは緑色の液体を吹き出し、しばらくもだえ動くが数秒で絶命してしまった。
「うおおおおおおぉぉおおぉぉおおぉおお」
「ちょっとジェン落ちつ、うわっこっちに飛ばすなって!!」
私有地の中にモドキの悲鳴が響きわたり、罪なき彼らの死体の山が出来上がってく。
・・・ん?なんか別なのがいるぞ?
「キャウン・・」
なんだこの生き物。足が四本生えてるぞ。どっかで見たことあるような・・・。
「ジェン!!!その子だよ!!」
カイ?何言ってるんだ?ん?俺はたしかクソウザイ奴に犬の捕獲依頼されてクソウザイ庭でクソウザ・・・
待てよ・・犬?
「ウゥン・・ワンっ」
こいつ。犬だ。
「犬だぁぁああぁあぁあぁあぁ!!!!」
「えっ?え」
「カイ!捕まえるぞ逃がすなぁぁあぁあぁああ!!!」
「あ、え、う、うん」
途端に犬原種は走り出す。
「まぁてゴラぁあぁぁぁあぁ!!!」
それを全力で追う俺達。
「くっ、こいつ速・・・ん?」
見ると先にはランが寝ている。
「おぉいラン!!そっち行くぞ!!起きろ!!」
「ランーー!!その子捕まえて!!」
「ん・・・・。ん?」
「そいつだラン!!そいつ!!」
「・・・・・・・・ーっ!!!」
ランは目を見開きガバッと飛び起きたそしてフルスピードで走った。逆方向に。
「えっラン!?どうして!?」
「だめだカイ!もうあの顔はランにとっては恐怖でしかないんだ!!」
「ええっ!」
我ながら可哀想な事をしたなと思う。ランはときどきこけながらも涙目で振り向いては懸命に逃げていた。ランは橋を越えベンチを越え茂みを越えたとこで・・・
「え?。」
30匹ほどのモドキが一斉にランの方を向く。
「・・・・・っっ!!!」
ランが急に方向転換&ダッシュしようとしたとき・・・
「キュウン!?」
走ってきた犬は勢い余って泊まれず・・・
ドスッ!!! ・・・ビタァン!!!
ランの足が犬のあごにクリティカルヒット。ランが転び同情すべき悲運な犬は宙を舞う。
「キャウゥ―ーーーーン・・・」
こっちに来た!!チャンス!!
「ジェン!!!キャッチだ!!」
「あ!?おっ!!!」
俺がヘッドスライディングを豪快に決める。が間に合わず指の差をかすめ今日の24星座占いラッキー度ははおそらく最下位であろう悲しき犬は深々と床に突き刺さる。犬が喋れたなら今日という日をありとあらゆる呪いの言葉で呪いまくったであろう。
カイは犬を引っこ抜き、
「みんなやったよ!!!・・・あ・・・・」
しかし共に喜ぶはずの二人は仰向けに倒れて微動だにしない。
「だ、大丈夫!?お、おーーーい!!!」
こうして結果はともかく我々は目標の捕獲に成功したのである。
1時間後。
例の依頼者は昼飯(おにぎり2つ)を持って戻ってきた。
「ご苦労~~~」
無言。
「テンション低いなぁ~~~」
無言。
「あ、このおにg」
「うるっせぇ疲れてんださっさと金だせこのf」
午後1時。我らは帰路に着いた。だいぶ早い方だが心身共に疲労感がすごかった。
「へぇー!!大変だったんですね!!」
午後7時。カイやランより早く起きた俺はシャワーを浴びようとと脱衣所に入った。
「ほんとだよ・・・あ、メル風呂炊いたか?」
「その点は完ぺきです!でもそのピヨモドキ?見てみたかったですよ!!」
「キモイだけだと思うがな。」
「あ、晩ごはん!!!お金もらいますよ~~」
「あ、金は・・・」
「わかってますよ~リュックリュック~と・・・あれ?カワイイわんちゃんがいますね~~!!」
「ん?ワンちゃん?」
「服まできて~!預かりものですか??」
「そんな犬s・・・あ、・・・」
脱衣所で服を脱いでた俺は全てを理解した。瞬間。
「オアァアァアァアアァアァアア!!!!!」
「うわぁあぁぁああぁぁああぁ!!!!」
「オアァアァアァアアァアァアア!!!!!」
「うわぁあぁぁああぁぁああぁ!!!!」
「オアァアァアァアアァアァアア!!!!!」
「うわぁあぁぁああぁぁああぁ!!!!」
その晩。俺の夕食はカラッと揚げたピヨモドキだった。
「な、なにかあったの??」
カイが聞く。
「なんもないですよぉ~♪ねぇジェン?」
「あ、ああ」
俺が悪いのか正直微妙だがおとなしくピヨモドキにかぶりついた。あ、意外とうまい。
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