クロスセイバー

レイ

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3話

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 かくして、共に盛大な勝利を挙げたアランとゼクトは次の試合を心待ちにしていた。
 
 「おっと、ようやく2回戦目だ!俺は次も盛大に勝ち星あげてくるから目玉ひんむいてよーく観ていやがれよっ!」
 「おう!楽しみにしてるぜ!ニンッ!」
 
 「それでは第8回戦始め!!」
 
 「レイジングトルネード!」
 
 (開始とほぼ同時の大技か、俺の穿てとほぼ同じ魔法…だったら)
 「フライ!!」
 「どこだ!?」
 
 (大技のせいで視界の確保がお粗末になっていたようだな?)
 
 「聖なる焔よ、輪娜々火!!」
 ゼクトの突きだした右手から小さな焔が降り注ぎ対戦相手の周囲で一気に爆発し、後方へと押し出しながら小爆発を続けた。
 「う、えか…グハッ!」
 
 「勝負ありー!!」
 
 「へっ!観たかアラン!!俺にはこんな事だって出来るんだぜ!?」
 「グヌヌヌヌ、か、かっこいい…プルプルプル」
 
 「ほぉー若くしてフライも使え2種以上の属性を操るか…。」
 「稀にみる天才と言うやつですな。」
 「いやー、彼も実に面白いんですけど僕的にはやはりアラン君の次の試合が待ち遠しいですねー!」
 「それに対しては俺も同じだ!くぅー次はどんな戦いをみせてくれんのかなー!!」
 「それにアラン君とゼクト君の関係にも興味が沸きますわね~。」
 
 「やーやっぱ、ゼクトもこの6年でめちゃくちゃ強くなってるなー!!」
 「俺だって6年間ずっと修行してたんだ!なめんなどチビ!!」
 「あー今チビっつったな!?確かに筋肉付けすぎてもう伸びねえって言われてるけどわかんねーじゃねーか!?お前より少しでも大きくなったら見返してやる!!」
 「わざわざ調べて貰うほどきにしてたのかよ…。」
 「おっ次は俺だ!まぁサクッとドカンとやってくるからお前も俺をしっかりと目に焼き付けとけよ!?」
 「はいはいさっさといってこい!」
 ………
 「おい!このバカみたいな剣忘れてんぞ!?」
 「いーんだよ今回は使わねぇ!」
 
 「それでは第10回戦始め!!」
 
 「炎の礫!!」
 対戦相手から無数の火柱がアランに降り注ぐ!!
 
 (落ち着け…全ての感覚を研ぎ澄まして正確にかつ迅速に…一つ一つを確実に避けつつ一気に懐へ!!)
 
 「この無数の炎を避けた!?しまった!懐に!」
 
 「阿修羅!!静の手!!」
 アランはその瞬間確かに触れたのだ
!!対戦相手の腹に!!その瞬間相手は気絶した!!!理由は水。体の実に7割を占める水分を揺らしたのだ。その結果対戦相手は訳も解らず気絶したのだった!!!
 
 「勝負ありー!!!」
 
 「い、今何したんだ!?」
 「水を揺らしたのさっ!」
 「水ぅー!?」
 
 「アーハッハッハッハー!まるで魔法じゃないか!彼は僕らの魔法よりも遥かに不思議な力、いや筋力を使っていると思わないか!?」
 「全くだ!こりゃぁたまげた!これはおそらく俺の故郷の方に伝わる古の“武術”ってやつの類いだろう。実際に使えるやつは始めて拝むぜ!!」
 「ほぉ、何はともあれ実力はあるようではないか!」
 「しかし、私はやはり魔法を使えない者が守護者(ガーディアンズ)に入団するのは賛同しかねるぞ!」
 「そう邪険せずとも、彼はちゃんと資格を勝ち取ったのじゃ実力はある!それが唯一で絶対じゃろうに。」
 
 「これにて全試合の終了を確認した!今回の合格者43名!30人以上であるため、不合格者はこの演習会場より迅速な退出をお願いします!」
 
 「それでは合格者の皆様はこちらへ集まって下さい」
 「うぉーすげー」
 「オールスターじゃねーか!」
 「まず真ん中に射るのが、演説でお馴染みの炎の騎士団、団長ザラン・ガウディ様ね。そして右となりに居るのが大地の騎士団、団長ネル・ぺテロ様!そして反対側にいるのが雫の騎士団、団長コーネリウス・サバシア様。その隣には緑の騎士団、団長ユルシア・フェルト様。その反対には雷鳴の騎士団、団長クザン・バルザック様。その隣には漆黒の騎士団、団長クロ・モノノベ。その反対には白銀の騎士団、団長アイリーン・ヨハネ様。そしてそして、一番後ろの壇上にいるお方ころ人間最強の、セイバー、アルベルト・ライラック様!はぁぁぁー死ねる。」
 「あんた鼻血出てるわよ!」
 「あらやだ」
 「あっ始まるわよ!」
 
 「諸君!まずは合格おめでとう!そしてこれより配属される団を決める選考会を行う!!基本的には、自分の魔力属性をメインに各団に配属されることになる。また複数属性を使えるものは一番適性の高い属性を自分の魔力属性として選考させて貰う!そして指名があった者は指命された団へ、複数指命を受けた場合、指命された中から自分で選択して配属される団を決めるように!!決まったら配属先の団長の前に順番に並んでくれたまえ!」
 
 …………
 「次!」
 「はい!ラウール・ネルリックです!属性は…………」
 「次!」
 「はい!ゼクト・マグナです!属性は火、風、水、地、雷が仕様でき、適性は火です!」
 
 「ザワザワ、ザワザワ」
 「五大元素全部使えるとかありえねぇ……」
 「スペック高過ぎだろ…」
 
 「指命!炎の騎士団!」
 「緑の騎士団からも指命よ!」
 「大地の騎士団からも指命じゃ!」
 
 「えー複数の指命により決定権はゼクト君に委ねられます。どうされますか?」
 「複数指命ありがとうございます!私は炎の騎士団を希望します!」
 「ありがとう!では今後はうちでの活躍を期待しているよ!」
 
 「次!ん?君で最後か!」
 「はい!アラン・クロスです!属性と言うか……魔法は使えません!」
 
 「ザワザワ、ザワザワ」
 
 「君の事は我々の中でも意見が二分していてね。しかし全員一致で認めていることがある。それは君が勝ち抜いて今この場に居るということだ!しかし、魔法が使えないとなると、死にに戦場へ行くような物だと言わざるを得ない。勿論君が実力を持っていると全員が認めている。その上で、の話だ!そこで、君の覚悟を聞きたいその上でセイバーのライラック様に最終的な決定を下して貰う。いいかな?」
 「はい!むしろ前例の無いこと!このようなチャンスを頂き、光栄です!」 
 「では、君の覚悟を教えてくれたまえ、なぜ守護者をめざすのかな?」
 「……大好きな人達を護りたいからです。そのためなら命すら惜しくありません!!」
 
 彼の目に迷いは一片もなかった。
 
 「良かろう!アラン・クロス!お前の命、人間を護るため守護者へ捧げることを許可する!!!」
 
 「やるじゃねぇか坊主、漆黒の騎士団はアラン・クロスを指命するぜ!俺が貰う!!」
 「いーや彼は僕の雫の騎士団が貰うよ~!君にはキョーミがそそるんだ~。特にその筋肉とか!ペロッ」
 
 (ゾワッ)
 
 「それでは複数の指命により、決定権はアラン君へ委ねられます。どうされますか?」
 
 「ザワザワ、ザワザワ」
 
 「それでは、漆黒の騎士団への入団を希望します!」
 (なんか雫の騎士団には身の危険を感じた……)
 
 「そーこなくっちゃな!よろしく頼むぜ!新入り!!」
 「そんな~、でも僕は諦めないよアランくーん!」
 (ゾワッ、やっぱり雫の騎士団にしなくて良かったかも…ホッ)
 
 「それでは今回の入団テスト、及び入団選考会を終了とする!今回合格した43名の今後の活躍を期待している!人間の未来の為に!!皆の命を私が頂く!!」
 
 「「「我ら守護者(ガーデンズ)人間の未来の為!命果てる最後の日まで戦い続けることをここに誓います!!」」」
 
 「皆、良い顔だ!!……解さ」
 「大変です!!」
 「どうした!?」
 「東からパイモン、南からアスモデウスが率いる軍勢が我らの領土に向けて進行中!セイバー様不在の時のマニュアルにそって、東に炎と緑の騎士団を!南へは白銀と雫の騎士団をむかわせ、残りの騎士団で周辺の警戒を行っています!!」
 「やはり情報が漏れていたか……」
 
 ((!!!!!))
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