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「炎と緑の騎士団はユルシアのゲートで東の砦へ!白銀と雫の騎士団は私とともにゲートで行こう!大地、雷鳴、漆黒の騎士団は各団、最短で周辺の警戒に加わること!良いか!」
「我がザラン・ガウディの名の元に宣言する!今は緊急事態だ!これは演習ではない!諸君らには悪いが、我々でも命の保証は出来ない!自分の所属した団の団長の指示に従い速やかに行動を開始せよ!」
バタバタバタ
「さて、俺達も周辺の警戒に向かいますか……!!」
「お前達さがるのじゃ!!!」
「何だか楽しくなりそうだね♪」
「「なんだっ!?」」
「そーれおいでなすったぞ!」
「これから先はわしらも新人諸君を護りながらじゃと少々神経を使うでな皆、あまり動くんじゃないぞ。」
「僕勝負の邪魔されるの嫌いだから新人君達の中で防御系の魔法使える子がいるなら手分けして1ヶ所に固まっててねー♪」
「ったくわざとセイバー様が居なくなったタイミング狙って来やがったなこんにゃろ」
「我ら悪魔に楯突く愚かな人間よ!!我が魔力に膝まづけ!!!」
その瞬間、新人の守護者(ガーディアン)達は皆、足がすくんでしまった。訳も解らずただ悪魔から放たれる禍々しい魔力を目の当たりにして思考回路が停止してしまったのだ。
「ふっふっふ、貴様らが恐怖で動けぬのも当たり前……我は嫉妬を統べし悪魔レヴィアタン!!!」
「しまった!!確かにあいつらとてめぇとじゃ格が違いすぎる!!!」
「ん!?お前らなにぼーっとしてる!!さっきも言われたように俺たちは自分達の安全を第一に行動をするんだやつに気をとられてんじゃねぇ!!」
「あ、あぁそうか」
「確かに考えてみればそうだ」
「じゃあ、わたしこっち大地のシールド展開するよー」
(え!?なんであの子私の魔眼を受けてもあんなに平然としてるの!?)
「キー!!ムカつくーー!これじゃセイバーを引きなして新人達を育つ前に潰す作戦の意味がないじゃないのー!!!」
「へっ姑息な悪魔が考え付くことなんて、そんなこったろーと思ったぜ。」
「ねぇレヴィアタン~♪」
「雑魚はわしらが全部潰したぜ!」
「チェックメイトだ糞やろう。」
「ぐぅぅっ、チクショーー!!」
グサッグサッグサッ!!!
「「す、すげぇ」」
「クロ団長!レヴィアタンを倒したんですね!!」
「あぁん!?んな簡単に倒せてたら苦労してねぇんだよ!」
「「えぇーー!?」」
「一般には知られてないんだけどねぇー!実は上級悪魔のほとんどが人形的なものに力をわけて今みたいに攻めこんで来るから、倒しても倒しても本体殺さないと何回でも復活しちゃうんだ~♪」
「厳密にはすこしばかり違うがざっくりとしたイメージはあっとるじゃろう。しかも、本体は人形より遥かに強い。今回は奴等が慎重であってくれて幸いじゃったわ。」
「「ゴ、ゴクッ」」
「そ、それにしても、アラン君凄かったねー!」
「あ、あぁそうそう!」
「みんな動けなかったのに良く僕らに的確な指示が出せたねー!」
「本当に凄いよ!」
(そういや、なんで皆動かなかったんだろう??)
「バカだなてめぇら、ありゃつまり自分の魔力見せびらかしてあいてをビビらす技だ。でもそいつは魔力もねぇ凡人だぞ!?そいつにただの魔力なんて感じろって言う方が無理な話だぜ。ハッハッハー。」
((た、確かに……!))
かくして、今回は襲撃を許した守護者であったが、それぞれの騎士団の迅速な対応でその日の内に悪魔勢は撤退。事なきを得たのであった。
「諸君!!まず、今回の守護者入団試験襲撃に伴い新人の者経ちに危険を及ぼした我々の不手際を謝罪しよう!そして、誰1人かけることなくこの危険を乗り越えた事を称賛する!これは我々守護者が日々力をつけている証である!現在の200年続くこの戦いに終止符を打つべく、これからも人間の未来の為に日々の為にも一層の努力を!守護者に栄光あれ!!」
「「「守護者に栄光を!!」」」
「ゼクト、お前の方はどうだった!?」
「……凄かった……お前らあんなすげぇ人達の頂点にいるセイバーを目指してんのかってあらためて実感させられたよ。」
「ああ!だからこそ憧れなんじゃねぇか!俺は負けねぇぞ!!」
「望むところだぜ!」
「それじゃあここが漆黒の騎士団の寮だーまぁあんまり壊すな!後は女連れ込もーが何しようが個人の自由だぁー」
「団長!!新人にそんな事教えないで下さいよ?」
「おぉ、ラフィスか!」
「ということは皆さんをご紹介ですね?私、呼んできます♪」
「話が早くて助かるよろしく頼む!」
「はい!」
「あーお前らに先に言っておくが、そもそも闇魔法は人間には使えない。だが漆黒の名が付いた騎士団があるのかというと、少数精鋭の機動力重視の団が必要だったからだ。その為漆黒の騎士団は10人前後の俺が集めた珍獣達の集う騎士団となっている。」
「ああ!成る程!それで俺を指名されたんっすね!」
「というかずーっときになってたんだけどよぉ。お前の背負ってるそのばかでかい剣貸してくんない?」
「ああ!これっすか!どうぞっす!」
「ほぉーこれは中々重たいな鉄がしっかりしている証拠だ。」
「おっ団長!おかえり!なんだその剣俺にも貸してくれよ!」
「あのーそれ俺の剣なんすけど~。」
「あ、新人くん?今年は二人か俺はデューク・エリトンよろしく!ねぇ君この剣貸してくれよ~。」
「いいっすけどそれ結構重たいっすよ!」
「ん、ほれ。」
ガン!
「え、!?ぐっぐっぐっ、はぁーおもたー!これなんキロあんのさ!?」
「俺が持った限りだとざっと100キロ位だな」
「えー!?これそんな重たいんっすか!?」
「お前、自分の武器の重さ知らなかったの?」
「いやー、元々は持ってるだけで筋トレになるな~と思って持ってただけなんで!テヘヘヘ」
「いや、そもそも100キロだよ!?団長も君もなんで普通に持ってるのさ!?」
「そりゃなあ」
「はいっす!」
「「鍛えてるんで。」」
「あ、はぁ、そうかい。」
「あーきゃはははーいたよあいつーヒック、デュークこんにゃろーさがひたんだじょー。ヒック」
「もーあいつ酒のんでんのか、全く。」
「これでみな揃いましたね」
「あらあら、紅茶でも用意すればよかったのですけれど。」
「じゃあ紹介するぞー、まずそっちのが神速のデューク・エリントン、んで最初にもいた副団長、冷血の魔女ヘレナ・トリーチェ、そこの呑んだくれが爆乱のアルカ・トリスタン、んで眼鏡つけたやつが雷迅のエルサレム・デリアルだ。」
「新人のアラン・クロスです!よろしくお願いします!」
「同じく新人のレイナ・クロワードです!よろしくお願い致します!」
「えーっと新人のアランは守護者初の魔力を持たない凡人で、筋肉バカだ。でーレイナわーってお前らちゃんと聞けよ、オイオイ!」
((全然きいてねーっ!!))
「まぁ、いつものことだけど」
「「いつものことなんですか!?」」
新人の二人ははたしてこの騎士団は大丈夫なんだろうか?という疑問が頭を過ったのは言うまでもないだろう。はてさてこの先、一体どうなることやら。
「我がザラン・ガウディの名の元に宣言する!今は緊急事態だ!これは演習ではない!諸君らには悪いが、我々でも命の保証は出来ない!自分の所属した団の団長の指示に従い速やかに行動を開始せよ!」
バタバタバタ
「さて、俺達も周辺の警戒に向かいますか……!!」
「お前達さがるのじゃ!!!」
「何だか楽しくなりそうだね♪」
「「なんだっ!?」」
「そーれおいでなすったぞ!」
「これから先はわしらも新人諸君を護りながらじゃと少々神経を使うでな皆、あまり動くんじゃないぞ。」
「僕勝負の邪魔されるの嫌いだから新人君達の中で防御系の魔法使える子がいるなら手分けして1ヶ所に固まっててねー♪」
「ったくわざとセイバー様が居なくなったタイミング狙って来やがったなこんにゃろ」
「我ら悪魔に楯突く愚かな人間よ!!我が魔力に膝まづけ!!!」
その瞬間、新人の守護者(ガーディアン)達は皆、足がすくんでしまった。訳も解らずただ悪魔から放たれる禍々しい魔力を目の当たりにして思考回路が停止してしまったのだ。
「ふっふっふ、貴様らが恐怖で動けぬのも当たり前……我は嫉妬を統べし悪魔レヴィアタン!!!」
「しまった!!確かにあいつらとてめぇとじゃ格が違いすぎる!!!」
「ん!?お前らなにぼーっとしてる!!さっきも言われたように俺たちは自分達の安全を第一に行動をするんだやつに気をとられてんじゃねぇ!!」
「あ、あぁそうか」
「確かに考えてみればそうだ」
「じゃあ、わたしこっち大地のシールド展開するよー」
(え!?なんであの子私の魔眼を受けてもあんなに平然としてるの!?)
「キー!!ムカつくーー!これじゃセイバーを引きなして新人達を育つ前に潰す作戦の意味がないじゃないのー!!!」
「へっ姑息な悪魔が考え付くことなんて、そんなこったろーと思ったぜ。」
「ねぇレヴィアタン~♪」
「雑魚はわしらが全部潰したぜ!」
「チェックメイトだ糞やろう。」
「ぐぅぅっ、チクショーー!!」
グサッグサッグサッ!!!
「「す、すげぇ」」
「クロ団長!レヴィアタンを倒したんですね!!」
「あぁん!?んな簡単に倒せてたら苦労してねぇんだよ!」
「「えぇーー!?」」
「一般には知られてないんだけどねぇー!実は上級悪魔のほとんどが人形的なものに力をわけて今みたいに攻めこんで来るから、倒しても倒しても本体殺さないと何回でも復活しちゃうんだ~♪」
「厳密にはすこしばかり違うがざっくりとしたイメージはあっとるじゃろう。しかも、本体は人形より遥かに強い。今回は奴等が慎重であってくれて幸いじゃったわ。」
「「ゴ、ゴクッ」」
「そ、それにしても、アラン君凄かったねー!」
「あ、あぁそうそう!」
「みんな動けなかったのに良く僕らに的確な指示が出せたねー!」
「本当に凄いよ!」
(そういや、なんで皆動かなかったんだろう??)
「バカだなてめぇら、ありゃつまり自分の魔力見せびらかしてあいてをビビらす技だ。でもそいつは魔力もねぇ凡人だぞ!?そいつにただの魔力なんて感じろって言う方が無理な話だぜ。ハッハッハー。」
((た、確かに……!))
かくして、今回は襲撃を許した守護者であったが、それぞれの騎士団の迅速な対応でその日の内に悪魔勢は撤退。事なきを得たのであった。
「諸君!!まず、今回の守護者入団試験襲撃に伴い新人の者経ちに危険を及ぼした我々の不手際を謝罪しよう!そして、誰1人かけることなくこの危険を乗り越えた事を称賛する!これは我々守護者が日々力をつけている証である!現在の200年続くこの戦いに終止符を打つべく、これからも人間の未来の為に日々の為にも一層の努力を!守護者に栄光あれ!!」
「「「守護者に栄光を!!」」」
「ゼクト、お前の方はどうだった!?」
「……凄かった……お前らあんなすげぇ人達の頂点にいるセイバーを目指してんのかってあらためて実感させられたよ。」
「ああ!だからこそ憧れなんじゃねぇか!俺は負けねぇぞ!!」
「望むところだぜ!」
「それじゃあここが漆黒の騎士団の寮だーまぁあんまり壊すな!後は女連れ込もーが何しようが個人の自由だぁー」
「団長!!新人にそんな事教えないで下さいよ?」
「おぉ、ラフィスか!」
「ということは皆さんをご紹介ですね?私、呼んできます♪」
「話が早くて助かるよろしく頼む!」
「はい!」
「あーお前らに先に言っておくが、そもそも闇魔法は人間には使えない。だが漆黒の名が付いた騎士団があるのかというと、少数精鋭の機動力重視の団が必要だったからだ。その為漆黒の騎士団は10人前後の俺が集めた珍獣達の集う騎士団となっている。」
「ああ!成る程!それで俺を指名されたんっすね!」
「というかずーっときになってたんだけどよぉ。お前の背負ってるそのばかでかい剣貸してくんない?」
「ああ!これっすか!どうぞっす!」
「ほぉーこれは中々重たいな鉄がしっかりしている証拠だ。」
「おっ団長!おかえり!なんだその剣俺にも貸してくれよ!」
「あのーそれ俺の剣なんすけど~。」
「あ、新人くん?今年は二人か俺はデューク・エリトンよろしく!ねぇ君この剣貸してくれよ~。」
「いいっすけどそれ結構重たいっすよ!」
「ん、ほれ。」
ガン!
「え、!?ぐっぐっぐっ、はぁーおもたー!これなんキロあんのさ!?」
「俺が持った限りだとざっと100キロ位だな」
「えー!?これそんな重たいんっすか!?」
「お前、自分の武器の重さ知らなかったの?」
「いやー、元々は持ってるだけで筋トレになるな~と思って持ってただけなんで!テヘヘヘ」
「いや、そもそも100キロだよ!?団長も君もなんで普通に持ってるのさ!?」
「そりゃなあ」
「はいっす!」
「「鍛えてるんで。」」
「あ、はぁ、そうかい。」
「あーきゃはははーいたよあいつーヒック、デュークこんにゃろーさがひたんだじょー。ヒック」
「もーあいつ酒のんでんのか、全く。」
「これでみな揃いましたね」
「あらあら、紅茶でも用意すればよかったのですけれど。」
「じゃあ紹介するぞー、まずそっちのが神速のデューク・エリントン、んで最初にもいた副団長、冷血の魔女ヘレナ・トリーチェ、そこの呑んだくれが爆乱のアルカ・トリスタン、んで眼鏡つけたやつが雷迅のエルサレム・デリアルだ。」
「新人のアラン・クロスです!よろしくお願いします!」
「同じく新人のレイナ・クロワードです!よろしくお願い致します!」
「えーっと新人のアランは守護者初の魔力を持たない凡人で、筋肉バカだ。でーレイナわーってお前らちゃんと聞けよ、オイオイ!」
((全然きいてねーっ!!))
「まぁ、いつものことだけど」
「「いつものことなんですか!?」」
新人の二人ははたしてこの騎士団は大丈夫なんだろうか?という疑問が頭を過ったのは言うまでもないだろう。はてさてこの先、一体どうなることやら。
応援ありがとうございます!
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