12 / 43
はやく食べて……
はやく食べて……(2)※
しおりを挟む
「……へぇ」
羞恥に赤く染まるひな子の首筋を見つめた火神がにやりと笑う。
「きゃ……っ!」
火神は勢いよくひな子の両胸を鷲掴むと、痛いぐらいの強さでぎゅうぎゅうと揉みしだいた。
「これでいいか?」
「やっ……もっと、やさしく……して……ください……」
目に涙を浮かべながら、ひな子が懇願すると、
「……ワガママだなぁ」
火神は愉快そうに笑いながら、ひな子のカーディガンに手をかけた。その手つきは性急なのに丁寧だ。脱がせやすいように、ひな子も自ら腕を上げる。
「もっと嫌がれよ。つまんねぇだろ」
脱がせたカーディガンを丸めて机の上に置きなから、火神が軽く舌打ちする。
「だって……」
ひな子の弱々しい抗議を無視して、火神は手際よく制服の白いブラウスのボタンをぷちぷちと一つずつ外していく。ブラウスを脱がすと、最後に残った淡い水色のブラジャーまで全部むしり取ってしまった。
ひな子の上半身がむき出しになって火神の眼前に晒される。日焼けの跡もすっかり消えた色白の裸体に身につけているのは龍一郎から貰ったクローバーのネックレスと、制服の赤いリボンだけ。
乱れた呼吸に合わせて上下に動く豊満な双丘の中心で、薄いピンク色に色づいた蕾がぷっくりと今にも弾けそうに膨らんでいる。
「エロいな」
火神の発言に、ひな子の白い肌がカアッと赤く染まる。
火神は満足そうに微笑むと、おもむろに手を伸ばして、ひな子の豊満な胸を持ち上げた。その重さを確かめるようにたぷたぷ揺すると、柔らかな乳房が彼の手の内でぷるぷると震える。
「どうした、ここ……痣になってる」
ひな子の左胸の下……脇に近い部分を指先でなぞりながら、火神が囁く。
「……なんでもありません。ちょっと、かぶれただけ…………ひゃあっ」
火神の舌にそこをペロリと舐め上げられて、ひな子の言葉が途切れた。
そのまま左胸を唾液の跡を残しながら這いまわる舌の動きに翻弄されて、胸の先に血が集まっていく。先端はもう今にも弾けそうな赤い実のように固く充血していた。
「んっ……」
――はやく食べて。
強請るように胸を突き出してみても……。
先生は一向にひな子の望む刺激を与えてはくれない。
ひな子は思わず、自分の胸に顔をうずめる日神の頭をかき抱いた。もどかしさをぶつけるかのごとく、少し伸び気味の柔らかな黒髪をかき混ぜる。
「おい、やめろって。クシャクシャになるだろ」
「……だって、」
ひな子が口を尖らせて火神を見つめると、
「……まったく、とんだ淫乱だな」
嬉しそうに言った火神が勃ちあがった乳首に吸いついた。
「あぁ……っ、はぁ……っ……んん」
ピリッとした痛みと共に、なんとも言えない感覚がゾクゾクと背筋を貫く。
侮辱されたはずなのに、傷つくどころか、興奮している自分がいることに――ひな子は気づかないフリをした。
蜂が戯れるように舌先でツンツンと突かれたかと思うと、蛞蝓が這いまわるようにヌルヌルと舐られる。
「あっ、あぁ……ん、はぁ……んっ、あ……」
ひな子の嬌声が室内に響く。
ここは学校なのに……誰かに聞かれたらどうするの……?
頭の片隅ではちゃんとわかっているのに。
ひな子は声を抑えることができなかった。
まるで胸だけが別の生き物になってしまったかのように、火神から与えられる刺激に悦んでしまっている。
「ダメ。声、デカすぎ」
火神がひな子の口を手で塞いだ。
「お前なぁ、もっと嫌がれよ。……じゃないと、こっちも止められなくなるだろうが」
困ったように視線を逸らして頭を掻く火神に、
「せんせい……真山先生とも、こういうコト……してるんですか?」
ひな子が囁くような小声で尋ねた。
「……気になるのか?」
少し意外そうな面持ちで、火神がまた質問に質問で返してくる。
「……別に」
「ふぅん?」
「……ウソ。やっぱり気になります」
「どうした?」
火神がひな子との距離をつめて、彼女の顔を覗きこんだ。
「今日はやけに素直だな。言葉も……身体も」
火神がひな子の耳元で囁く。
熱い息がかかって、ひな子は思わず目を閉じる。
「いや、身体はいつも素直か」
そう言って、火神が愉しそうに笑う。
「真山先生にはしてないようなコト……してください」
ひな子はたわわな胸を押しつけるように、火神に抱きついた。
これじゃあ、あの女と一緒だ。
そう思うのに、ひな子のひねくれた欲望は止まらない。
あの女がこの男……今、ひな子の目の前にいるこの男に気があるのは傍目にも明らかだ。だけど、相手にされていない。
――見せつけてやりたかった。
あの女が望んでも手に入らないであろう男に、自分が求められている姿を。
ひな子は脚を開いて火神の膝の上に跨がった。スカートが捲り上がって、太腿まで露わになる。
火神の股間が固く盛り上がっていることを確認すると、そこを刺激するように、ひな子は自分の腰を前後に揺らした。
二人分の体重がかかった椅子が、ギシギシと音を立てる。
「おい、やめろって」
火神が眉根を寄せて切羽詰まった声を上げたが、ひな子は無視して腰を振りつづける。膨らんだ陰核を、本能のまま、火神の股間に圧しつけた。ひな子の動きに合わせて、敏感になった胸の先がチラチラと火神の白衣に擦れる。
「んっ……ぁあ……きもち、いぃ……」
ひな子が夢中になって動いていると、
「おい、ひとりで勝手に気持ちよくなるな」
火神がいじけたように呟いた。かと思うと、ひな子の身体を突き上げるようにして、力強く自分の腰を打ちつけてくる。
「あぁ……っ、んんっ……!」
ひな子の口から、一際高い声が上がった。
火神は片手で彼女の背中を支えながら、もう片方の手でひな子の無防備な胸を揉みしだく。
「あぁ、ん……はぁ、……ぁ……んっ」
ひな子の胸元を汗が伝った。
股間からは、じゅわぁ……と愛液が染み出してくる。
――どうしよう、このままじゃ先生の白衣を汚しちゃう……。
ふたりの肉体を隔てる布が邪魔だった。
火神も同じように思ったのか、白衣から腕を抜こうとしたその時――。
トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル……
机の上に置かれた電話が鳴った。
「あ……電話」
「放っとけ」
火神が無視していると、呼び出し音が止まった。
「んぁ……っ、はぁ……あっ、ん……あ、」
乱れた呼吸が室内に充満する。もはやどちらのものかわからない。
激しさを増すふたりの傍らで――
トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル……
再び電話が鳴った。
「あ、また……」
「放っとけって……そのうち止むだろ」
しかし電話はなかなか鳴りやまない。
まるでこの部屋にふたりがいることを確信しているかのように、その電話は執拗に鳴りつづけた。
「チッ、しつこいな」
火神は諦めてひな子の身体から身を離すと、しぶしぶ電話を取った。
「……はい、化学準備室、火神です」
不機嫌を隠しきれていないぶっきらぼうな声で応える火神の横顔を、ひな子はぼうっと見つめる。ぬくもりをなくした身体が急速に冷えていく。
「悪い。ちょっと呼ばれた」
ばつが悪そうな顔でひな子に向かってそう言うと、火神は白衣を羽織りなおした。
「そんな目で見るなよ」
ひな子の顔を見た火神が眉を下げる。
床に落ちたブラウスを拾い上げると、ぼんやりと熱のこもった目で自分を見つめるひな子に着させた。ひんやりとした布地が胸の先に触れて、はっとしたようにひな子の目が瞬く。
「え、あの……」
「お仕置き」
にんまりと笑いながら、火神は手に持った水色のブラジャーをヒラヒラと揺らした。
「返してほしかったら、次の小テストで満点を取ること」
「えぇ!? それは無理です……!」
正気を取り戻したひな子が悲鳴を上げる。
「仕方ない。九十点で譲歩してやる」
「……それも難しいかと」
「じゃあ八十点だ。これ以上は下げられないぞ」
「うぅっ……努力します」
がっくりと肩を落としたひな子が泣きそうな声で答えると、満足したようにうなずいた火神がブラジャーを白衣のポケットにしまった。
「……ニオイとか、嗅がないでくださいよ」
「嗅ぐに決まってるだろ」
「げっ……ヘンタイ!」
ひな子が顔を歪めて抗議すると、
「どうせ俺は変態教師だよ。……知ってんだろ?」
小さく溜息をついた火神が人差し指の先でひな子の乳首をちょん、と突いた。
「やぁ……っ」
膨らんだままのソコはちょっとした刺激にもすぐに反応してしまう。
「これ着とけよ」
火神が笑いながら丸まったカーディガンを投げて寄越す。ひな子はあわててブラウスの上にそれを羽織った。
「じゃあな」
火神が部屋を出て行くと、ひな子はひとり、中途半端に火のついた身体を持て余してしまう。鎮まりきらない自分の身体を何とか抑えて帰り支度を始めると、ひな子の鞄の中でスマホが震えた。
「すぐ来い、って……」
画面に表示されたメッセージを目にしたひな子は、スースーと心もとない胸元を隠すようにカーディガンのボタンを全部留めると、自分を呼び出した人の元へと足を向けた。
羞恥に赤く染まるひな子の首筋を見つめた火神がにやりと笑う。
「きゃ……っ!」
火神は勢いよくひな子の両胸を鷲掴むと、痛いぐらいの強さでぎゅうぎゅうと揉みしだいた。
「これでいいか?」
「やっ……もっと、やさしく……して……ください……」
目に涙を浮かべながら、ひな子が懇願すると、
「……ワガママだなぁ」
火神は愉快そうに笑いながら、ひな子のカーディガンに手をかけた。その手つきは性急なのに丁寧だ。脱がせやすいように、ひな子も自ら腕を上げる。
「もっと嫌がれよ。つまんねぇだろ」
脱がせたカーディガンを丸めて机の上に置きなから、火神が軽く舌打ちする。
「だって……」
ひな子の弱々しい抗議を無視して、火神は手際よく制服の白いブラウスのボタンをぷちぷちと一つずつ外していく。ブラウスを脱がすと、最後に残った淡い水色のブラジャーまで全部むしり取ってしまった。
ひな子の上半身がむき出しになって火神の眼前に晒される。日焼けの跡もすっかり消えた色白の裸体に身につけているのは龍一郎から貰ったクローバーのネックレスと、制服の赤いリボンだけ。
乱れた呼吸に合わせて上下に動く豊満な双丘の中心で、薄いピンク色に色づいた蕾がぷっくりと今にも弾けそうに膨らんでいる。
「エロいな」
火神の発言に、ひな子の白い肌がカアッと赤く染まる。
火神は満足そうに微笑むと、おもむろに手を伸ばして、ひな子の豊満な胸を持ち上げた。その重さを確かめるようにたぷたぷ揺すると、柔らかな乳房が彼の手の内でぷるぷると震える。
「どうした、ここ……痣になってる」
ひな子の左胸の下……脇に近い部分を指先でなぞりながら、火神が囁く。
「……なんでもありません。ちょっと、かぶれただけ…………ひゃあっ」
火神の舌にそこをペロリと舐め上げられて、ひな子の言葉が途切れた。
そのまま左胸を唾液の跡を残しながら這いまわる舌の動きに翻弄されて、胸の先に血が集まっていく。先端はもう今にも弾けそうな赤い実のように固く充血していた。
「んっ……」
――はやく食べて。
強請るように胸を突き出してみても……。
先生は一向にひな子の望む刺激を与えてはくれない。
ひな子は思わず、自分の胸に顔をうずめる日神の頭をかき抱いた。もどかしさをぶつけるかのごとく、少し伸び気味の柔らかな黒髪をかき混ぜる。
「おい、やめろって。クシャクシャになるだろ」
「……だって、」
ひな子が口を尖らせて火神を見つめると、
「……まったく、とんだ淫乱だな」
嬉しそうに言った火神が勃ちあがった乳首に吸いついた。
「あぁ……っ、はぁ……っ……んん」
ピリッとした痛みと共に、なんとも言えない感覚がゾクゾクと背筋を貫く。
侮辱されたはずなのに、傷つくどころか、興奮している自分がいることに――ひな子は気づかないフリをした。
蜂が戯れるように舌先でツンツンと突かれたかと思うと、蛞蝓が這いまわるようにヌルヌルと舐られる。
「あっ、あぁ……ん、はぁ……んっ、あ……」
ひな子の嬌声が室内に響く。
ここは学校なのに……誰かに聞かれたらどうするの……?
頭の片隅ではちゃんとわかっているのに。
ひな子は声を抑えることができなかった。
まるで胸だけが別の生き物になってしまったかのように、火神から与えられる刺激に悦んでしまっている。
「ダメ。声、デカすぎ」
火神がひな子の口を手で塞いだ。
「お前なぁ、もっと嫌がれよ。……じゃないと、こっちも止められなくなるだろうが」
困ったように視線を逸らして頭を掻く火神に、
「せんせい……真山先生とも、こういうコト……してるんですか?」
ひな子が囁くような小声で尋ねた。
「……気になるのか?」
少し意外そうな面持ちで、火神がまた質問に質問で返してくる。
「……別に」
「ふぅん?」
「……ウソ。やっぱり気になります」
「どうした?」
火神がひな子との距離をつめて、彼女の顔を覗きこんだ。
「今日はやけに素直だな。言葉も……身体も」
火神がひな子の耳元で囁く。
熱い息がかかって、ひな子は思わず目を閉じる。
「いや、身体はいつも素直か」
そう言って、火神が愉しそうに笑う。
「真山先生にはしてないようなコト……してください」
ひな子はたわわな胸を押しつけるように、火神に抱きついた。
これじゃあ、あの女と一緒だ。
そう思うのに、ひな子のひねくれた欲望は止まらない。
あの女がこの男……今、ひな子の目の前にいるこの男に気があるのは傍目にも明らかだ。だけど、相手にされていない。
――見せつけてやりたかった。
あの女が望んでも手に入らないであろう男に、自分が求められている姿を。
ひな子は脚を開いて火神の膝の上に跨がった。スカートが捲り上がって、太腿まで露わになる。
火神の股間が固く盛り上がっていることを確認すると、そこを刺激するように、ひな子は自分の腰を前後に揺らした。
二人分の体重がかかった椅子が、ギシギシと音を立てる。
「おい、やめろって」
火神が眉根を寄せて切羽詰まった声を上げたが、ひな子は無視して腰を振りつづける。膨らんだ陰核を、本能のまま、火神の股間に圧しつけた。ひな子の動きに合わせて、敏感になった胸の先がチラチラと火神の白衣に擦れる。
「んっ……ぁあ……きもち、いぃ……」
ひな子が夢中になって動いていると、
「おい、ひとりで勝手に気持ちよくなるな」
火神がいじけたように呟いた。かと思うと、ひな子の身体を突き上げるようにして、力強く自分の腰を打ちつけてくる。
「あぁ……っ、んんっ……!」
ひな子の口から、一際高い声が上がった。
火神は片手で彼女の背中を支えながら、もう片方の手でひな子の無防備な胸を揉みしだく。
「あぁ、ん……はぁ、……ぁ……んっ」
ひな子の胸元を汗が伝った。
股間からは、じゅわぁ……と愛液が染み出してくる。
――どうしよう、このままじゃ先生の白衣を汚しちゃう……。
ふたりの肉体を隔てる布が邪魔だった。
火神も同じように思ったのか、白衣から腕を抜こうとしたその時――。
トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル……
机の上に置かれた電話が鳴った。
「あ……電話」
「放っとけ」
火神が無視していると、呼び出し音が止まった。
「んぁ……っ、はぁ……あっ、ん……あ、」
乱れた呼吸が室内に充満する。もはやどちらのものかわからない。
激しさを増すふたりの傍らで――
トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル……
再び電話が鳴った。
「あ、また……」
「放っとけって……そのうち止むだろ」
しかし電話はなかなか鳴りやまない。
まるでこの部屋にふたりがいることを確信しているかのように、その電話は執拗に鳴りつづけた。
「チッ、しつこいな」
火神は諦めてひな子の身体から身を離すと、しぶしぶ電話を取った。
「……はい、化学準備室、火神です」
不機嫌を隠しきれていないぶっきらぼうな声で応える火神の横顔を、ひな子はぼうっと見つめる。ぬくもりをなくした身体が急速に冷えていく。
「悪い。ちょっと呼ばれた」
ばつが悪そうな顔でひな子に向かってそう言うと、火神は白衣を羽織りなおした。
「そんな目で見るなよ」
ひな子の顔を見た火神が眉を下げる。
床に落ちたブラウスを拾い上げると、ぼんやりと熱のこもった目で自分を見つめるひな子に着させた。ひんやりとした布地が胸の先に触れて、はっとしたようにひな子の目が瞬く。
「え、あの……」
「お仕置き」
にんまりと笑いながら、火神は手に持った水色のブラジャーをヒラヒラと揺らした。
「返してほしかったら、次の小テストで満点を取ること」
「えぇ!? それは無理です……!」
正気を取り戻したひな子が悲鳴を上げる。
「仕方ない。九十点で譲歩してやる」
「……それも難しいかと」
「じゃあ八十点だ。これ以上は下げられないぞ」
「うぅっ……努力します」
がっくりと肩を落としたひな子が泣きそうな声で答えると、満足したようにうなずいた火神がブラジャーを白衣のポケットにしまった。
「……ニオイとか、嗅がないでくださいよ」
「嗅ぐに決まってるだろ」
「げっ……ヘンタイ!」
ひな子が顔を歪めて抗議すると、
「どうせ俺は変態教師だよ。……知ってんだろ?」
小さく溜息をついた火神が人差し指の先でひな子の乳首をちょん、と突いた。
「やぁ……っ」
膨らんだままのソコはちょっとした刺激にもすぐに反応してしまう。
「これ着とけよ」
火神が笑いながら丸まったカーディガンを投げて寄越す。ひな子はあわててブラウスの上にそれを羽織った。
「じゃあな」
火神が部屋を出て行くと、ひな子はひとり、中途半端に火のついた身体を持て余してしまう。鎮まりきらない自分の身体を何とか抑えて帰り支度を始めると、ひな子の鞄の中でスマホが震えた。
「すぐ来い、って……」
画面に表示されたメッセージを目にしたひな子は、スースーと心もとない胸元を隠すようにカーディガンのボタンを全部留めると、自分を呼び出した人の元へと足を向けた。
0
あなたにおすすめの小説
愛されないと吹っ切れたら騎士の旦那様が豹変しました
蜂蜜あやね
恋愛
隣国オデッセアから嫁いできたマリーは次期公爵レオンの妻となる。初夜は真っ暗闇の中で。
そしてその初夜以降レオンはマリーを1年半もの長い間抱くこともしなかった。
どんなに求めても無視され続ける日々についにマリーの糸はプツリと切れる。
離縁するならレオンの方から、私の方からは離縁は絶対にしない。負けたくない!
夫を諦めて吹っ切れた妻と妻のもう一つの姿に惹かれていく夫の遠回り恋愛(結婚)ストーリー
※本作には、性的行為やそれに準ずる描写、ならびに一部に性加害的・非合意的と受け取れる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズでも投稿している同一作品です。
灰かぶりの姉
吉野 那生
恋愛
父の死後、母が連れてきたのは優しそうな男性と可愛い女の子だった。
「今日からあなたのお父さんと妹だよ」
そう言われたあの日から…。
* * *
『ソツのない彼氏とスキのない彼女』のスピンオフ。
国枝 那月×野口 航平の過去編です。
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
俺と結婚してくれ〜若き御曹司の真実の愛
ラヴ KAZU
恋愛
村藤潤一郎
潤一郎は村藤コーポレーションの社長を就任したばかりの二十五歳。
大学卒業後、海外に留学した。
過去の恋愛にトラウマを抱えていた。
そんな時、気になる女性社員と巡り会う。
八神あやか
村藤コーポレーション社員の四十歳。
過去の恋愛にトラウマを抱えて、男性の言葉を信じられない。
恋人に騙されて借金を払う生活を送っていた。
そんな時、バッグを取られ、怪我をして潤一郎のマンションでお世話になる羽目に......
八神あやかは元恋人に騙されて借金を払う生活を送っていた。そんな矢先あやかの勤める村藤コーポレーション社長村藤潤一郎と巡り会う。ある日あやかはバッグを取られ、怪我をする。あやかを放っておけない潤一郎は自分のマンションへ誘った。あやかは優しい潤一郎に惹かれて行くが、会社が倒産の危機にあり、合併先のお嬢さんと婚約すると知る。潤一郎はあやかへの愛を貫こうとするが、あやかは潤一郎の前から姿を消すのであった。
訳あり冷徹社長はただの優男でした
あさの紅茶
恋愛
独身喪女の私に、突然お姉ちゃんが子供(2歳)を押し付けてきた
いや、待て
育児放棄にも程があるでしょう
音信不通の姉
泣き出す子供
父親は誰だよ
怒り心頭の中、なしくずし的に子育てをすることになった私、橋本美咲(23歳)
これはもう、人生詰んだと思った
**********
この作品は他のサイトにも掲載しています
俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
ラヴ KAZU
恋愛
みゆは付き合う度に騙されて男性不信になり
もう絶対に男性の言葉は信じないと決心した。
そんなある日会社の休憩室で一人の男性と出会う
これが桂木廉也との出会いである。
廉也はみゆに信じられない程の愛情を注ぐ。
みゆは一瞬にして廉也と恋に落ちたが同じ過ちを犯してはいけないと廉也と距離を取ろうとする。
以前愛した御曹司龍司との別れ、それは会社役員に結婚を反対された為だった。
二人の恋の行方は……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる