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あの夜
あの夜(2)※
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「や……っ」
火神はひな子の身体をフェンスに押し付けると、後ろ手に両腕を捻りあげた。
「更衣室にあったビールとタバコ、それから……」
ひな子の耳に舌を這わせながら問い詰めると、
「ん……っ」
敏感に反応したひな子が、ぴくりと肩を震わせる。
「……お前がやったのか?」
ひな子はフェンスの向こうを見つめたまま、肯定も否定もしない。
「お前ひとりじゃないよな? 誰と一緒だった?」
ひな子は答えない。
何も言わないひな子に苛立ちが募る。
火神は手を前に回すと、ひな子の大きくて柔らかな胸をむぎゅうと強く鷲掴んだ。
「んぁ……っ」
反射的に背中を仰け反らしたひな子の口から、熱い息が漏れる。
「……水島、だろう?」
やわやわと胸を揺すりながら、耳元で囁いた。
ひな子の視線の先に、いつも誰がいるのか……火神はよく知っていた。
B組の水島龍一郎。水泳部のエースだ。
「違っ……違います!」
水島の名前を出した途端、それまで黙っていたひな子が勢いよく振り向いて声を張り上げた。
それまで、されるがままになっていたひな子の明確な意志表示に、火神の苛立ちがますます募る。
「……水島くんは、関係ありません。全部……私がやりました」
ひな子はそう言って下を向いた。
長く濡れた髪の毛が垂れ落ちて、彼女の表情がわからなくなる。
「……コンドームも? あれもお前がひとりで使ったっていうのか?」
「あっ……」
ひな子は「しまった!」とでも言うように口を開けると、フェンスに頭を押し付けるようにして、再び火神に背を向けた。
(水島だろう?)
無防備なひな子のうなじを見つめながら、火神は思う。
(どうせ、あいつを庇っているんだろう?)
相手が水島だったら、見逃してやってもいいのに……。
「正直に言えば、大事にはしない」
火神の言葉に、ひな子の肩がぴくりと揺れる。
「正直に言えば……今夜のことは、見なかったことにしてやるから」
(最低だな、俺。どんな悪党のセリフだよ)
自分でもそう思うのに、火神の口は止まらなかった。悪魔みたいに囁きながら舌を出して、ひな子のうなじをべろんと舐め上げる。
「んぅ……っ」
ひな子の口から漏れる、鼻にかかった甘い声。
「……そんな声、出すなよ」
(止められなくなるだろうが……!)
ちょっとした刺激にも敏感に反応するひな子に、火神はなぜか憤りすら覚えてしまう。
「水島だろう? な?」
ボリュームのある胸をやわやわと揉みしだきながら、もう一度、同じ質問を投げかける。
「っん……水島くんは……ぁ、関係……ありませ、ん……っ、」
火神の手に弄ばれて、ひな子の呼吸が乱れた。何度聞いても、彼女の答えは同じだった。
(イライラする)
火神は腹の底からぐつぐつと沸き立ってくるような苛立ちを抑えられなかった。しかし、自分でも何故こんなにイライラするのか……何に対して苛立っているのか……わからなかった。
羽澄ひな子が頑なに口を割らないこと?
それとも――彼女が、男から与えられる快楽に慣れているらしいこと?
別に処女だのなんだのに拘るつもりはないし、教え子だから無条件で信じる……なんてほど、火神はお人好しな教師ではなかった。
生徒に過度な期待なんてしていないし、するもんじゃない。だけど――。
(だけど……羽澄は違うだろ)
こいつの視線の先には、いつだって水島がいたはずだ。
(水島じゃないんだとしたら……一体、誰なんだよ……)
火神はひな子の胸の上に置かれていた右手を下へとすべらせた。
脇腹から腰をなぞって目的の場所へと辿りつくと、水着の上からそっと撫でた。割れ目に沿って指を上下させると、
「んっ……ぁあ、っ……んぅ……あ、ぁ………はぁ、ん」
火神の与える刺激に合わせて、ひな子が鳴いた。
堪えても堪えきれないといったその声に、火神の加虐心が煽られる。
水着の隙間から指を差し込んでみると、そこはすでに熱く滾ってドロドロに溶けている。
(なんでこんなになってんだよ……!)
なんだか裏切られたような失望と怒り。
火神は自分でも制御できない感情に呑み込まれて、さらに奥へと指を差し入れた。待ち構えていたかのように、火神の指がぬめぬめと蠢くひな子の洞穴へと呑み込まれていく。
「あっ……や……んん、っ…………ぁあ、あ、あ、そこ……ダメ……」
ひな子が「ダメ」と言ったところを集中的に攻めると、トロリとした蜜が溢れ出てくる。
「ぁ……ダメ、って……言ってるの、に……」
恨めしげに呟くひな子を、
「嘘つけ。すげぇ濡れてるぞ」
と一蹴し、彼女の愛液にまみれて光る人差し指を見せつけた。
「やだっ……」
嫌がるひな子の姿にますます興奮する火神。
もう我慢できなかった。
すでに痛いくらいに勃起していた自分を、ひな子の蜜壷へと充てがう。
(いいのか? 生徒だぞ)
何度目かわからない自問が頭を過ぎる。
その時――
「……せん、せ……」
ひな子が尻を突き出して、火神の股間に擦りつけるように動かした。まるで「早く入れて」とでも強請るように……。
それは男の勝手な解釈だったかもしれない。
しかし、火神に残った最後の理性を壊すには充分だった。
ズブズブとひと思いに挿入してしまうと。
あとはもう、ひたすら本能のままに腰を振るだけだった。
「はぁっ、あぁ……っ、はっ……ぁん、あ……っ」
火神の動きに合わせて、ひな子が喘ぐ。
空には青白い月が浮かんでいた。
ふと気づくと、ひな子の視線がどこか遠くへ飛んでいる。
「どこを見ている?」
「…………」
「よそ見とは余裕だな」
火神はひな子の腰を掴んでいた手に力を込めると、いっそう激しく突き上げた。
「や、ぁ…………っ」
ひな子が体勢を崩して、掴んでいたフェンスがガシャンと大きく音を立てる。
「あっ……」
小さく声を上げたひな子。
「ん……っ」
もう一度、甘い声を漏らしたひな子がフェンスに胸の先を擦りつけているのに気づいた火神。
「感じてるのか? このフェンスに」
敏感すぎるくらい敏感なひな子に、なぜか無性に腹が立った。
彼女の耳が真っ赤に染まるのを見て、
「……わかりやすいな」
思わず苦笑いが漏れる。
赤くなった耳殻をぺろりと舐め上げると、案の定、ひな子は反応する。
「大人しそうな顔して……とんだ淫乱だな」
一瞬、ひな子の顔が泣きそうに歪んだ気がした。
火神は見て見ぬフリをして、彼女の弱いトコロを攻めつづける。
手を前に回すと、ひな子の胸の先端が水着の上からでもはっきりとわかるくらい固く尖っている。
火神はまだ濡れている水着を無理矢理ずり下げて、ひな子の胸を露出させた。窮屈な縛りから解放された乳房が、ぷるんと溢れる。
ぷっくりと膨らんだ乳首をきゅっと摘んでやると、
「あぁぁ……んっ……!」
糸を引くような切ない声がプールサイドに響き渡った。
(信じられない)
羽澄ひな子が俺の腕の中でこんな嬌態を晒すなんて。
(信じられない)
まさか自分が、生徒にこんなコトをしてしまうなんて。
(なんで、なんで、なんで……?)
ひな子との情事の間、火神の頭の中ではずっと、自分でも答えのわからない疑問が渦巻いていた。
*****
「……最低だな、俺」
あの夜のことを思い出した火神が呟いた。
弱みをネタに、相手を自分の思い通りにするなんて。あの女と同じじゃないか。
「ハッ……」
火神の口から自嘲したような弱々しい笑いが漏れた。
しかも――
あの夜のひな子を思い出した火神の股間は、今にも暴発しそうなほど固く反り勃っている。
ついさっき、真山にしゃぶられた時にはピクリとも反応しなかったというのに……。
「ほんとに、何やってるんだ……俺は」
火神は、自分でもどうしていいかわからない感情を持て余して、途方に暮れたように、肩を落とした。
火神はひな子の身体をフェンスに押し付けると、後ろ手に両腕を捻りあげた。
「更衣室にあったビールとタバコ、それから……」
ひな子の耳に舌を這わせながら問い詰めると、
「ん……っ」
敏感に反応したひな子が、ぴくりと肩を震わせる。
「……お前がやったのか?」
ひな子はフェンスの向こうを見つめたまま、肯定も否定もしない。
「お前ひとりじゃないよな? 誰と一緒だった?」
ひな子は答えない。
何も言わないひな子に苛立ちが募る。
火神は手を前に回すと、ひな子の大きくて柔らかな胸をむぎゅうと強く鷲掴んだ。
「んぁ……っ」
反射的に背中を仰け反らしたひな子の口から、熱い息が漏れる。
「……水島、だろう?」
やわやわと胸を揺すりながら、耳元で囁いた。
ひな子の視線の先に、いつも誰がいるのか……火神はよく知っていた。
B組の水島龍一郎。水泳部のエースだ。
「違っ……違います!」
水島の名前を出した途端、それまで黙っていたひな子が勢いよく振り向いて声を張り上げた。
それまで、されるがままになっていたひな子の明確な意志表示に、火神の苛立ちがますます募る。
「……水島くんは、関係ありません。全部……私がやりました」
ひな子はそう言って下を向いた。
長く濡れた髪の毛が垂れ落ちて、彼女の表情がわからなくなる。
「……コンドームも? あれもお前がひとりで使ったっていうのか?」
「あっ……」
ひな子は「しまった!」とでも言うように口を開けると、フェンスに頭を押し付けるようにして、再び火神に背を向けた。
(水島だろう?)
無防備なひな子のうなじを見つめながら、火神は思う。
(どうせ、あいつを庇っているんだろう?)
相手が水島だったら、見逃してやってもいいのに……。
「正直に言えば、大事にはしない」
火神の言葉に、ひな子の肩がぴくりと揺れる。
「正直に言えば……今夜のことは、見なかったことにしてやるから」
(最低だな、俺。どんな悪党のセリフだよ)
自分でもそう思うのに、火神の口は止まらなかった。悪魔みたいに囁きながら舌を出して、ひな子のうなじをべろんと舐め上げる。
「んぅ……っ」
ひな子の口から漏れる、鼻にかかった甘い声。
「……そんな声、出すなよ」
(止められなくなるだろうが……!)
ちょっとした刺激にも敏感に反応するひな子に、火神はなぜか憤りすら覚えてしまう。
「水島だろう? な?」
ボリュームのある胸をやわやわと揉みしだきながら、もう一度、同じ質問を投げかける。
「っん……水島くんは……ぁ、関係……ありませ、ん……っ、」
火神の手に弄ばれて、ひな子の呼吸が乱れた。何度聞いても、彼女の答えは同じだった。
(イライラする)
火神は腹の底からぐつぐつと沸き立ってくるような苛立ちを抑えられなかった。しかし、自分でも何故こんなにイライラするのか……何に対して苛立っているのか……わからなかった。
羽澄ひな子が頑なに口を割らないこと?
それとも――彼女が、男から与えられる快楽に慣れているらしいこと?
別に処女だのなんだのに拘るつもりはないし、教え子だから無条件で信じる……なんてほど、火神はお人好しな教師ではなかった。
生徒に過度な期待なんてしていないし、するもんじゃない。だけど――。
(だけど……羽澄は違うだろ)
こいつの視線の先には、いつだって水島がいたはずだ。
(水島じゃないんだとしたら……一体、誰なんだよ……)
火神はひな子の胸の上に置かれていた右手を下へとすべらせた。
脇腹から腰をなぞって目的の場所へと辿りつくと、水着の上からそっと撫でた。割れ目に沿って指を上下させると、
「んっ……ぁあ、っ……んぅ……あ、ぁ………はぁ、ん」
火神の与える刺激に合わせて、ひな子が鳴いた。
堪えても堪えきれないといったその声に、火神の加虐心が煽られる。
水着の隙間から指を差し込んでみると、そこはすでに熱く滾ってドロドロに溶けている。
(なんでこんなになってんだよ……!)
なんだか裏切られたような失望と怒り。
火神は自分でも制御できない感情に呑み込まれて、さらに奥へと指を差し入れた。待ち構えていたかのように、火神の指がぬめぬめと蠢くひな子の洞穴へと呑み込まれていく。
「あっ……や……んん、っ…………ぁあ、あ、あ、そこ……ダメ……」
ひな子が「ダメ」と言ったところを集中的に攻めると、トロリとした蜜が溢れ出てくる。
「ぁ……ダメ、って……言ってるの、に……」
恨めしげに呟くひな子を、
「嘘つけ。すげぇ濡れてるぞ」
と一蹴し、彼女の愛液にまみれて光る人差し指を見せつけた。
「やだっ……」
嫌がるひな子の姿にますます興奮する火神。
もう我慢できなかった。
すでに痛いくらいに勃起していた自分を、ひな子の蜜壷へと充てがう。
(いいのか? 生徒だぞ)
何度目かわからない自問が頭を過ぎる。
その時――
「……せん、せ……」
ひな子が尻を突き出して、火神の股間に擦りつけるように動かした。まるで「早く入れて」とでも強請るように……。
それは男の勝手な解釈だったかもしれない。
しかし、火神に残った最後の理性を壊すには充分だった。
ズブズブとひと思いに挿入してしまうと。
あとはもう、ひたすら本能のままに腰を振るだけだった。
「はぁっ、あぁ……っ、はっ……ぁん、あ……っ」
火神の動きに合わせて、ひな子が喘ぐ。
空には青白い月が浮かんでいた。
ふと気づくと、ひな子の視線がどこか遠くへ飛んでいる。
「どこを見ている?」
「…………」
「よそ見とは余裕だな」
火神はひな子の腰を掴んでいた手に力を込めると、いっそう激しく突き上げた。
「や、ぁ…………っ」
ひな子が体勢を崩して、掴んでいたフェンスがガシャンと大きく音を立てる。
「あっ……」
小さく声を上げたひな子。
「ん……っ」
もう一度、甘い声を漏らしたひな子がフェンスに胸の先を擦りつけているのに気づいた火神。
「感じてるのか? このフェンスに」
敏感すぎるくらい敏感なひな子に、なぜか無性に腹が立った。
彼女の耳が真っ赤に染まるのを見て、
「……わかりやすいな」
思わず苦笑いが漏れる。
赤くなった耳殻をぺろりと舐め上げると、案の定、ひな子は反応する。
「大人しそうな顔して……とんだ淫乱だな」
一瞬、ひな子の顔が泣きそうに歪んだ気がした。
火神は見て見ぬフリをして、彼女の弱いトコロを攻めつづける。
手を前に回すと、ひな子の胸の先端が水着の上からでもはっきりとわかるくらい固く尖っている。
火神はまだ濡れている水着を無理矢理ずり下げて、ひな子の胸を露出させた。窮屈な縛りから解放された乳房が、ぷるんと溢れる。
ぷっくりと膨らんだ乳首をきゅっと摘んでやると、
「あぁぁ……んっ……!」
糸を引くような切ない声がプールサイドに響き渡った。
(信じられない)
羽澄ひな子が俺の腕の中でこんな嬌態を晒すなんて。
(信じられない)
まさか自分が、生徒にこんなコトをしてしまうなんて。
(なんで、なんで、なんで……?)
ひな子との情事の間、火神の頭の中ではずっと、自分でも答えのわからない疑問が渦巻いていた。
*****
「……最低だな、俺」
あの夜のことを思い出した火神が呟いた。
弱みをネタに、相手を自分の思い通りにするなんて。あの女と同じじゃないか。
「ハッ……」
火神の口から自嘲したような弱々しい笑いが漏れた。
しかも――
あの夜のひな子を思い出した火神の股間は、今にも暴発しそうなほど固く反り勃っている。
ついさっき、真山にしゃぶられた時にはピクリとも反応しなかったというのに……。
「ほんとに、何やってるんだ……俺は」
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