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聖女を籠絡
しおりを挟む俺達は今、聖都ホープを根城にしている。この街には聖女と呼ばれる人間がいるらしい。聖女と言っても社会的な地位ではなく、その清廉潔白さ、慈愛の大きさから尊敬を込めて聖女と呼ばれているだけだ
その女の名前はリンネ。聖女リンネ。そう呼ばれている。銀髪のストレートを腰まで伸ばしている。目は紫色、身長は150cm、胸はGカップ程だそうだ。物好きなやつが教えてくれた
俺は彼女を旅の仲間に加えることを決め、籠絡することにした。彼女の回復魔法は何かと便利そうだ
最初は善良な顔をしてリンネに近づく。信頼を得ながら弱点を探すためだ。彼女に接触を図るために祈りの集会へと俺は毎日のように通い、そこで少しずつ機会を探る
ある日、ヨボヨボの婆さんが教会の中で倒れた。何かの持病らしい。ようやくチャンスが訪れる。俺はいの一番に婆さん掛けより、回復魔法を駆けてやる。俺に遅れてリンネが心配そうに駆けつけてくる。彼女は慈愛溢れる俺に感心をしていた。これで俺はリンネと顔見知りになった
少しずつ彼女の悩み、弱点を探っていく。彼女は今の自分を誇っているが、生まれてからずっと教会の修道院で生活をしており、自分がまるで籠の中の鳥であること、自分が外の世界を知らないことにコンプレックスを持っていた。俺はそれを利用していく
俺は街の外の話、冒険の話、向こうの世界の小説、映画、そういったものを使い、彼女と話す機会を増やしていく。特に映画や小説のストーリーは、彼女にとって大変な娯楽になったらしい
俺が彼女に近づきすぎていることで悪い影響が起きることを心配した教会関係者が、俺を遠ざけ始める。そこからは簡単だ。悲劇の主人公を気取ればいい
俺とリンネは、みんなから隠れてひっそりと合うようになった。簡単に二人きりで会えるようになったのだ。俺を彼女から遠ざけようとした奴らに感謝しなきゃな。感謝の気持は大切だ
その頃には俺が話すだけではなく、リンネの愚痴や悩みを聞くことも増えてきた。俺は聞き役に徹して、彼女に共感をしていく。もちろん、彼女を大切にしてくれている周りの人間への疑念を、彼女に植え付けていくことも忘れない。こういう努力が大切なんだ。俺と彼女の間には、どんどん信頼関係が積み重なっていく
そして少しずつ俺は、リンネに話す内容に恋愛映画、恋愛漫画の物語を増やしていく。彼女の関心を性へと誘導していくためだ。内容にも少しずつ過激なものを織り交ぜる。愛のある綺麗なセックスの話だ。彼女はシスター故に強い貞操観念を持っていたが、若い肉体を持て余している。性にも疎い。少しずつタガが外れていく
彼女を籠の中の鳥にしてくれてありがとう
俺は時折、彼女の手を握ろうとする仕草を見せたり、手を広げ、彼女を胸の中に誘うような仕草をみせる。彼女は躊躇い、ごめんなさい。と断ってくるが、関心を捨てきれないようだ。悩んでいる
しかし自分からは手を出さない。まだ早い。誘うだけだ
俺は彼女の悩みを大きくしていけばいい。俺は彼女の悩みを大きくするためのスキンシップを重ねていく
そうしてある日ようやく、リンネが俺の懐に飛び込んできた。彼女の顔は真っ赤だ。俺は少しだけ彼女を抱きしめるとやさしく離す。それ以上は何もしない。もう少し時間を掛けるのだ。マヌケはここで早まったことをする。俺は忍耐力のある人間だ
リンネの理性のフタが少しだけ外れた後は少しずつ、彼女のボーダーラインを崩していけばいい
抱き合うだけの関係が少しずつ進展していく、手を握るようになり、頭をなでるようになり、肩を寄せ合うようになって、頬を寄せ合う関係になった。こうして少しづつ彼女のタガを外していくのだ
初めて彼女の腰を抱きしめて、体を密着させたときには、彼女が顔を真っ赤にして俯いていたことを思い出す。こうして俺達はキスを重ね合う関係になった
しかしまだまだ先は長い
俺は少しづつ、スキンシップの際に、彼女の体に俺の勃起したイチモツが当たるように調整し、意識をさせることで彼女の罪悪感を刺激していく
それを続ける内に、彼女が口で処理をしてくれると申し出てきた。口だけなら自分は汚れないと判断したようだ。順調に理性が壊れてきている
俺のイチモツを咥えさせる。それを毎日のように繰り返す。恐る恐るイチモツを舐めていた彼女は、次第に咥えるという行為に慣れていく
彼女を聖女だと崇め、鼻の下を伸ばして教会に通っている男どもは、彼女がみんなから隠れて俺のイチモツを咥え、毎日のように精液を飲み込んでいるなんて想像も出来ないだろう
ここからさらに支配を進めていく
彼女は奉仕という立場を取ることで自我を守っているようだ。彼女は罪悪感に苦しんでいる。しかし俺が感謝と慈しみの言葉を囁くことで、それを麻痺させていく
口で処理をすることへの罪悪感が彼女の中で薄くなってきた頃、彼女の羞恥心は順調に麻痺をして、今度は俺に胸を触らせてくれるようにもなった。ボーダーラインがさらに崩れていく
ようやく彼女の中で、自分の性器を触らせることに対する抵抗が崩れたのだ。これからが侵略の時間である
それからさらに時が経ち、俺は少しずつ、彼女の下半身も弄り始める。彼女は最初、拒絶をしていたが、こちらもリンネを慰めたい。楽にしてあげたい。という奉仕、慈愛の立場を取り続ける。性欲に溺れているわけではない、あなたを慈しみたい。俺はそう囁いた
好奇心に負けたのか、性欲に負けたのか、ついに彼女は自分の下半身を弄る許可を俺に与える。クククッ。段々と狂った関係になってきたな
俺達はお互いの性器を弄り合い、唇を重ねる関係にまで発展した。もう少しだ
彼女の下着の中に手を突っ込み性器を弄る関係から、リンネをテーブルの上に座らせて、下着を脱がせ、彼女の性器を直接拝見する関係にまで進んだ。俺が初めて下着を脱がせた時、彼女のぷっくりとした陰唇はぬるぬるに濡れていた。女心からなのかリンネの下の毛は、きれいに見えるような処理がされ生え揃っている
彼女は俺にこうされることを期待して待っていたようだ。しかしリンネは顔を両手で覆い、恥ずかしくて耐えられないとでも言うかのように顔を真っ赤にさせている
それから俺が彼女の性器を綺麗に掃除してあげるという狂った理由を作り、毎日のように彼女の性器を舐め回す。その時にイカせないように気をつけることがポイントだ。彼女の性欲を高めはするが、発散は絶対にさせない
ある日、いつものように顔を真っ赤にして恥ずかしそうに俺に性器を触られているリンネを、俺はやさしく押し倒す。そして唇を重ねていく
俺達はお互いに無言で見つめ合った。彼女のムラムラも限界なのだろう。すでに彼女の心の準備は整っていた。いつからかは分からないが、こうなることを何度も想像していたのだろ。ククッ。淫乱な女だ。それを確認した俺はペニスを彼女の膣口に当てる
彼女が覚悟を決めた顔をして、瞳を潤ませる。こうして俺は彼女の処女を奪った
それから俺達は体の関係を重ねていく。リンネの体が慣れ、アソコに痛みが消えた頃、彼女は快感を得ないように耐え続けることで自分の心を守っていた。彼女は罪悪感に苦しんでいる。それを俺は少しずつ蝕んでいけばいい
性に慣れさせ、心理的な抵抗をより少なくしていこう。今だけ、と彼女に言い訳をさせる
自分の体を慈愛により差し出している、これは性欲に溺れているわけではない。そう思うことで彼女は自分の心に残った最後の砦を守ってるようだ。ようやく彼女の心を壊す準備が整った
後はもう簡単だ。毎日、少しずつイカせてあげればいい。最初は一回、そして二回と、一回の行為でリンネをイカせる回数を俺は徐々に増やしていった。そうやって彼女に気持ちいい経験を積ませていく
いつしか彼女にとって、俺のイチモツを舐め、自分の膣に咥えることは悪いことではなく、楽しいことになっていた。ここまで一年掛かった
俺はリンネを性に溺れさせることに成功した
「これすき♡もっとしてぇ♡」
彼女は今、教会の執務室で机の上にはしたなく寝転がり、股を開き、俺のイチモツを股間で美味しそうに食べている。その顔はかつて彼女がしていた、周りの人を安心させてくれるようなやさしい顔ではない。性に溺れた女の顔だ
リンネのあの、慈愛に溢れて光に満ちた瞳が今は性欲で濁り汚れきっている。彼女は快楽に溺れて暗く笑っていた。それを見た俺は自分の努力が実ったことを実感し、達成感を得る
「あっ♡あっ♡あっ♡」
(こんなもんか…)
俺は遊びに満足していた。リンネの心を壊していくことが楽しくて仕方なかった。しかしもう彼女の中で、俺に対するボーダーラインは無くなっている。俺が与える快楽を、彼女は何でも受け入れてしまう。遊べる部分が無くなった
ゲームをクリアした俺は洗脳魔法を掛け、リンネが今まで培ってきたであろう倫理観、慈愛を破壊し尽くしていく。これで俺好みの女になったな
「あっ…♡」
(いい女だ…。)
机の上でペニスを貪っている淫乱女の下敷きになって、大切な書類がシワを作っている。愛液で濡れてしわくちゃになった書類もあるようだ。ククッ。それを見下ろしながら、俺は次の遊びを探す
新しい仲間がもうひとり、俺達に加わった
応援ありがとうございます!
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