27 / 28
27
王都をあとにした馬車が、再びヴェルデ辺境領の無骨な砦の門をくぐったのは、それから十数日後のことだった。
「お、お帰りなさいませ!領主様!」
「お帰りなさいませ!ヨミ様!」
出迎えた兵士たちの声は、以前よりも明らかに大きく、そして揃っていた。
だが、その表情は「歓迎」というよりも「畏怖(いふ)」と「緊張」に満ちている。
彼らの視線は、カインとその隣に立つヨミの間を、行ったり来たりしていた。
((領主様が、あの『魔女』様を、正式に、つ、妻に……!?))
((王都で、王子様を完膚なきまでに叩きのめして、帰ってきたそうだ……))
((俺たちの辺境領、これからどうなっちまうんだ……))
「ハンナ!荷解きを!」
ヨミは、そんな兵士たちの視線など一切意に介さず、馬車から飛び降りるなり、指示を飛ばした。
「王都から取り寄せた、新しい魔力測定器!すぐに私の研究室へ!」
「は、はいぃ!お嬢様!」
ハンナも、王都での一件を経て、すっかり逞しくなっていた。
「待て、ヨミ殿」
カインが、ヨミの肩を掴んだ。
「なんですの。機材のセッティングが」
「貴様の研究室は、もう、あそこではない」
「……は?」
カインは、砦の東側、中庭を抜けた先の一等地を、顎(あご)で示した。
そこは、以前はただの空き地だったはずの場所に、真新しい『基礎』が組まれ、多くの作業員たちが慌ただしく働いていた。
「……!」
ヨミの目が、見開かれる。
「あれは……」
「貴様の『研究棟』だ」
カインは、さも当然のように言った。
「王都で、貴様が王子の『解毒薬』を作っている間に、手配させた。設計図は、貴様が前に書き殴っていたメモを元にした」
「……」
「換気(ドラフト)と排水設備は、王都のギルドに最高等級のものを発注済みだ。……これで、契約(・・)通りだな」
「あ……」
ヨミは、その広大な基礎工事の現場を、恍惚(こうこつ)として見つめていた。
(私の……研究棟……!)
(契約(けいやく)……!ああ、なんて、誠実な『取引相手』なのでしょう!)
ヨミは、カインに向き直ると、その無骨な手を、両手でがしりと掴んだ。
「カイン殿!」
「……なんだ」
「あなた、最高ですわ!」
「……」
カインの、万年無表情だった顔が、その直球の(研究者としての)賛辞に、わずかに、本当にわずかに、赤らんだ。
「(きゃー!お嬢様、今のは、ほぼ告白でございますー!)」
ハンナが、機材の木箱の陰で、一人悶絶していた。
---
その夜。
カインの執務室。
カインは、王都から持ち帰った報告書に目を通していた。
体調が万全になった今、彼の政務処理能力は、以前の数倍になっていた。
コンコン。
扉がノックされ、ヨミが入ってきた。
彼女は、研究室(まだ古い方)での作業を終えたのか、いつものスモックではなく、簡素な室内着(ドレス)に着替えている。
「カイン殿。新しい研究棟の、配管図面についてですが」
ヨミは、部屋に入るなり、巨大な図面を机に広げた。
カインは、報告書から顔を上げず、ペンを走らせたまま、答えた。
「それは、明日にしろ。今は、執務中だ」
「ですが、この排水ルートでは、強酸性の廃液を流した場合、将来的に、土壌汚染(データ)が」
「明日だと言っている」
カインの、有無を言わさぬ低い声。
ヨミは、初めて、唇を尖らせて、不満そうに口を閉じた。
(……検体のくせに、生意気ですわ)
カインは、最後の書類にサインをし終えると、ペンを置き、ようやく、顔を上げた。
彼は、椅子に深く座り直し、ヨミを、じっと見つめた。
「……」
「……なんですの」
「ヨミ」
カインが、初めて、彼女を、呼び捨てにした。
「……!」
ヨミの肩が、ピクリと跳ねた。
「お前は、本当に、良かったのか」
カインの目は、真剣だった。
「俺で」
「……?その質問は、王都でも伺いましたが」
「あの時は、公の場だ。だが、今は、違う」
カインは、立ち上がり、窓辺に立つヨミの前に、ゆっくりと歩み寄った。
「お前は、王妃になれた。俺が、あの時、馬鹿な告白(・・)さえしなければ、お前は、考え直していたかもしれない」
「……」
「レオン王子も、謝罪していた。お前の名誉は、回復されたんだ。王都で、王立研究所で、華々しく研究を続ける道もあったはずだ」
「……」
「なのに、なぜ、こんな、何もない最果ての地を、選んだ」
カインの不器用な問いかけは、彼なりの、最大限の『優しさ』だった。
彼は、ヨミが『研究棟』という言葉に目が眩み、人生を誤ったのではないかと、本気で心配していたのだ。
ヨミは、カインの、その真っ直ぐな瞳を、数秒間、見つめ返した。
そして。
彼女は、心の底から、おかしいというように、小さく、噴き出した。
「ふっ……」
「……何がおかしい」
「カイン様」
ヨミは、カインの黒い正装の胸元を、細い指で、ツン、と突いた。
「あなたは、ご自身の『価値』を、何も分かっていらっしゃらない」
「……なんだと?」
「王妃の地位?王都の研究室?……確かに、魅力的ですわ。ですが」
ヨミは、カインの顔を、いたずらっぽく覗き込んだ。
「それら全てを、足し合わせても。あなたの『検体』としての価値には、遠く及びませんわよ?」
「……」
カインの眉間に、シワが寄る。
「私、気づいてしまったのです。王都で、あの『水虫王子』の、単純な毒素を分析していて」
「……」
「物足りない、と」
「……物足りない?」
「ええ。彼の毒は、原因が単純すぎた。解毒も、簡単すぎた。何の『発見』もありませんでしたわ」
ヨミの目が、再び、あの、研究者の狂気を帯びた輝きを取り戻す。
「ですが、あなたは、違いますわ」
「……」
「『瘴気の銀』。この土地の風土病。あなたは、それを、十数年も、その体に宿し、耐え抜いてきた、特異体質」
「……」
「私のポーションは、確かに、一時的に毒を中和しました。ですが、それは『治療』ではない。根本的な『完治』には、至っていないのです」
カインは、彼女が何を言いたいのか、ようやく理解した。
「……まさか、お前」
「ええ」
ヨミは、満面の笑みを浮かべた。
それは、カインが、彼女にプロポーズした時と、全く同じ、恍惚(こうこつ)とした笑顔だった。
「私、新しい研究テーマが、見つかりましたの」
「……」
「あなたという『検体』を、生涯かけて、研究し尽くす。そして、『瘴気の銀』を、この地から、完全に根絶する『完治薬』を、開発する」
ヨミは、カインの胸に、自分の額を、こつん、と当てた。
「私の研究対象として、あなたは、最高傑作ですわ、カイン様」
「……」
カインは、呆れたように、天を仰いだ。
(……こいつは)
(結局、これか)
だが、そのカインの口元は、確かに、笑っていた。
「……好きにしろ」
カインは、そう言うと、ヨミの頭を、大きな手で、わし掴むように、優しく、撫でた。
「俺の全てを、貴様に、くれてやる」
「お、お帰りなさいませ!領主様!」
「お帰りなさいませ!ヨミ様!」
出迎えた兵士たちの声は、以前よりも明らかに大きく、そして揃っていた。
だが、その表情は「歓迎」というよりも「畏怖(いふ)」と「緊張」に満ちている。
彼らの視線は、カインとその隣に立つヨミの間を、行ったり来たりしていた。
((領主様が、あの『魔女』様を、正式に、つ、妻に……!?))
((王都で、王子様を完膚なきまでに叩きのめして、帰ってきたそうだ……))
((俺たちの辺境領、これからどうなっちまうんだ……))
「ハンナ!荷解きを!」
ヨミは、そんな兵士たちの視線など一切意に介さず、馬車から飛び降りるなり、指示を飛ばした。
「王都から取り寄せた、新しい魔力測定器!すぐに私の研究室へ!」
「は、はいぃ!お嬢様!」
ハンナも、王都での一件を経て、すっかり逞しくなっていた。
「待て、ヨミ殿」
カインが、ヨミの肩を掴んだ。
「なんですの。機材のセッティングが」
「貴様の研究室は、もう、あそこではない」
「……は?」
カインは、砦の東側、中庭を抜けた先の一等地を、顎(あご)で示した。
そこは、以前はただの空き地だったはずの場所に、真新しい『基礎』が組まれ、多くの作業員たちが慌ただしく働いていた。
「……!」
ヨミの目が、見開かれる。
「あれは……」
「貴様の『研究棟』だ」
カインは、さも当然のように言った。
「王都で、貴様が王子の『解毒薬』を作っている間に、手配させた。設計図は、貴様が前に書き殴っていたメモを元にした」
「……」
「換気(ドラフト)と排水設備は、王都のギルドに最高等級のものを発注済みだ。……これで、契約(・・)通りだな」
「あ……」
ヨミは、その広大な基礎工事の現場を、恍惚(こうこつ)として見つめていた。
(私の……研究棟……!)
(契約(けいやく)……!ああ、なんて、誠実な『取引相手』なのでしょう!)
ヨミは、カインに向き直ると、その無骨な手を、両手でがしりと掴んだ。
「カイン殿!」
「……なんだ」
「あなた、最高ですわ!」
「……」
カインの、万年無表情だった顔が、その直球の(研究者としての)賛辞に、わずかに、本当にわずかに、赤らんだ。
「(きゃー!お嬢様、今のは、ほぼ告白でございますー!)」
ハンナが、機材の木箱の陰で、一人悶絶していた。
---
その夜。
カインの執務室。
カインは、王都から持ち帰った報告書に目を通していた。
体調が万全になった今、彼の政務処理能力は、以前の数倍になっていた。
コンコン。
扉がノックされ、ヨミが入ってきた。
彼女は、研究室(まだ古い方)での作業を終えたのか、いつものスモックではなく、簡素な室内着(ドレス)に着替えている。
「カイン殿。新しい研究棟の、配管図面についてですが」
ヨミは、部屋に入るなり、巨大な図面を机に広げた。
カインは、報告書から顔を上げず、ペンを走らせたまま、答えた。
「それは、明日にしろ。今は、執務中だ」
「ですが、この排水ルートでは、強酸性の廃液を流した場合、将来的に、土壌汚染(データ)が」
「明日だと言っている」
カインの、有無を言わさぬ低い声。
ヨミは、初めて、唇を尖らせて、不満そうに口を閉じた。
(……検体のくせに、生意気ですわ)
カインは、最後の書類にサインをし終えると、ペンを置き、ようやく、顔を上げた。
彼は、椅子に深く座り直し、ヨミを、じっと見つめた。
「……」
「……なんですの」
「ヨミ」
カインが、初めて、彼女を、呼び捨てにした。
「……!」
ヨミの肩が、ピクリと跳ねた。
「お前は、本当に、良かったのか」
カインの目は、真剣だった。
「俺で」
「……?その質問は、王都でも伺いましたが」
「あの時は、公の場だ。だが、今は、違う」
カインは、立ち上がり、窓辺に立つヨミの前に、ゆっくりと歩み寄った。
「お前は、王妃になれた。俺が、あの時、馬鹿な告白(・・)さえしなければ、お前は、考え直していたかもしれない」
「……」
「レオン王子も、謝罪していた。お前の名誉は、回復されたんだ。王都で、王立研究所で、華々しく研究を続ける道もあったはずだ」
「……」
「なのに、なぜ、こんな、何もない最果ての地を、選んだ」
カインの不器用な問いかけは、彼なりの、最大限の『優しさ』だった。
彼は、ヨミが『研究棟』という言葉に目が眩み、人生を誤ったのではないかと、本気で心配していたのだ。
ヨミは、カインの、その真っ直ぐな瞳を、数秒間、見つめ返した。
そして。
彼女は、心の底から、おかしいというように、小さく、噴き出した。
「ふっ……」
「……何がおかしい」
「カイン様」
ヨミは、カインの黒い正装の胸元を、細い指で、ツン、と突いた。
「あなたは、ご自身の『価値』を、何も分かっていらっしゃらない」
「……なんだと?」
「王妃の地位?王都の研究室?……確かに、魅力的ですわ。ですが」
ヨミは、カインの顔を、いたずらっぽく覗き込んだ。
「それら全てを、足し合わせても。あなたの『検体』としての価値には、遠く及びませんわよ?」
「……」
カインの眉間に、シワが寄る。
「私、気づいてしまったのです。王都で、あの『水虫王子』の、単純な毒素を分析していて」
「……」
「物足りない、と」
「……物足りない?」
「ええ。彼の毒は、原因が単純すぎた。解毒も、簡単すぎた。何の『発見』もありませんでしたわ」
ヨミの目が、再び、あの、研究者の狂気を帯びた輝きを取り戻す。
「ですが、あなたは、違いますわ」
「……」
「『瘴気の銀』。この土地の風土病。あなたは、それを、十数年も、その体に宿し、耐え抜いてきた、特異体質」
「……」
「私のポーションは、確かに、一時的に毒を中和しました。ですが、それは『治療』ではない。根本的な『完治』には、至っていないのです」
カインは、彼女が何を言いたいのか、ようやく理解した。
「……まさか、お前」
「ええ」
ヨミは、満面の笑みを浮かべた。
それは、カインが、彼女にプロポーズした時と、全く同じ、恍惚(こうこつ)とした笑顔だった。
「私、新しい研究テーマが、見つかりましたの」
「……」
「あなたという『検体』を、生涯かけて、研究し尽くす。そして、『瘴気の銀』を、この地から、完全に根絶する『完治薬』を、開発する」
ヨミは、カインの胸に、自分の額を、こつん、と当てた。
「私の研究対象として、あなたは、最高傑作ですわ、カイン様」
「……」
カインは、呆れたように、天を仰いだ。
(……こいつは)
(結局、これか)
だが、そのカインの口元は、確かに、笑っていた。
「……好きにしろ」
カインは、そう言うと、ヨミの頭を、大きな手で、わし掴むように、優しく、撫でた。
「俺の全てを、貴様に、くれてやる」
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
誘拐された公爵令嬢ですが、なぜか皇帝に溺愛されています』
富士山麓
恋愛
舞踏会で王太子から婚約破棄を告げられそうになった瞬間――
目の前に現れたのは、馬に乗った仮面の皇帝だった。
そのまま攫われた公爵令嬢ビアンキーナは、誘拐されたはずなのに超VIP待遇。
一方、助けようともしなかった王太子は「無能」と嘲笑され、静かに失墜していく。
選ばれる側から、選ぶ側へ。
これは、誰も断罪せず、すべてを終わらせた令嬢の物語。
「通訳など辞書で足りる」と追放された令嬢——三国会談で、婚約者は一言も話せなくなった
歩人
ファンタジー
宮廷通訳官エレノーラは五つの言語を操り、婚約者クラウスの外交を陰で支えてきた。
だがクラウスは言った。「通訳など辞書で足りる。お前は要らない」
追放されたエレノーラは隣国で新たな道を歩み始める。
一方、クラウスは三国会談の場で辞書片手に立ち往生。
誤訳が外交問題に発展し、窮地に陥ったその場に、隣国の通訳官として現れたのは——。
「その言葉は、もう翻訳できません」
ベールを上げた新郎は『君じゃない』と叫んだ
ハートリオ
恋愛
結婚式で新郎に『君じゃない』と叫ばれたのはウィオラ。
スピーナ子爵家の次女。
どうやら新郎が結婚する積りだったのは姉のリリウム。
ウィオラはいつも『じゃない方』
認められない、
選ばれない…
そんなウィオラは――
中世ヨーロッパ風異世界でのお話です。
よろしくお願いします。
「退屈な女だ」と婚約破棄されたので去りましたが、翌日から国政が止まったそうです。え、私はもう存じませんけど?
にたまご
恋愛
公爵令嬢クラーラは、ユリウス王太子殿下に婚約を破棄された。
「退屈な女だ」「何の取り柄もない」と。
否定はしない。
けれど殿下が知らないだけで、通商条約も予算案も外交書簡も、この国の政務の大半を六年間匿名で回していたのは──この「退屈な女」だ。
婚約破棄の翌朝、宰相補佐官のレオンが焼き菓子と四十二件の緊急報告を携えて公爵邸を訪れる。
「貴女がいなくなった王宮は、控えめに申し上げて、地獄です」
──存じません。私はもう、ただの無職ですので。
処刑台の皇妃、回帰して復讐を誓う ~冷酷公爵と偽りの婚約者~ おまえたちは許さない!
秦江湖
ファンタジー
皇妃エリアーナは、夫である皇帝アランと、たった一人の親友イザベラの策略により、無実の罪で処刑される。
民衆に罵られ、アランの冷酷な目とイザベラの嘲笑を「始まりの景色」として目に焼き付けながら絶命した彼女は、しかし、処刑の記憶を持ったまま三年前の過去に回帰する。
「おまえたちは許さない」
二度目の人生。
エリアーナの目的はただ一つ、自分を陥れた二人への完璧な復讐。
彼女はまず、アラン(皇太子)からの婚約内示を拒絶。そして、アラン最大の政敵である「北の冷血公爵」ルシアン・ヴァレリウスに接触する。
1周目で得た「未来の知識」を対価に、エリアーナはルシアンに持ちかける。
「貴方様には帝国の覇権を。わたくしには復讐の舞台を。そのための『契約婚約』を――」
憎悪を糧に生きる皇妃と、氷の瞳を持つ公爵。
二人の偽りの婚約の行く末は……
すみっこ婚約破棄同盟〜王子様による婚約破棄のすみっこで〜
まりー
恋愛
ある夜会で王子とその側近達の婚約破棄が行われた。腕に恋人をぶら下げて。所謂、王道断罪劇である。
でもこのお話の主役は麗しのヒロインでも、キラキラ王子でも、学園一の秀才や騎士団期待のホープでもない。これは王道のすみっこで行われた、弱小貴族と商人の子息たちの婚約破棄のお話である。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
「もう俺ら、恋なんてしない!」と言う小学生の息子の話を参考に書きました。登場人物の男子たちの頭は小学生レベルだと思って読んでください。