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わたくしが、セドリック公爵と「同盟」を組み、国王陛下に「腐敗貴族から剥奪した利権の、貴族連合による管理運営」を提言したという事実は、瞬く間に王都を駆け巡った。
それは、事実上の「クーデター」にも等しい、過激な提案だった。
国王陛下は、後継者問題を抱え、王家の権威が失墜した今、わたくしたちの提案を無下にはできなかった。
結果、国王陛下は、わたくしとセドリック様が主導する「貴族連合」に対し、「王家への忠誠」を条件に、剥奪した利権の一部……主に、鉱山や交易路の管理を「試験的に」委ねる、という形を取らざるを得なかった。
ヴァルガス侯爵令嬢、エレノア。
社交界でのわたくしの呼び名は、もはや「婚約破棄された哀れな令嬢」でも、「恐ろしい悪役令嬢」でもなくなっていた。
「王家を動かす、氷の戦略家」。
「腐敗貴族を断罪した、鉄の女」。
わたくしが望んだかどうかは別として、わたくしの存在は、この国の権力構造の中心に、否が応でも座えられることになった。
だが、わたくしは知っていた。
セドリック様の言う通り、政治的な力は、あまりにも不安定だ。
国王陛下の気が変われば、あるいは、わたくしたちの連合に反発する別の貴族たちが結託すれば、この「連合」など、あっという間に「新たな反逆者」として、潰されてしまう。
力が、足りない。
彼らを、黙らせるだけの、絶対的な「力」が。
「……エレノア様」
わたくしが、父の書斎で、没収された鉱山の権利書と睨めっこをしていると、アルベール様が、音もなく紅茶を運んできてくれた。
今や彼は、わたくしの「剣」であると同時に、わたくしの屋敷に、ヴァルガス家の「顧問」として、堂々と出入りしていた。
「セドリック兄さんから預かってきた、エルステッドの残党の動向リストです」
「ありがとう。……でも、今はそれよりも、こっちが先決だわ」
わたくしは、彼の持って来たリストには目もくれず、鉱山の権利書を叩いた。
「この、没収した鉱山や領地。……このままでは、ただの『死んだ資産』よ」
「と、仰いますと?」
「わたくしたち『連合』は、王家から『管理』を任されただけ。これらを売却して、分配することもできない。……このままでは、宝の持ち腐れだわ」
セドリック様は、これらの利権を「政治的なカード」としてしか見ていない。
だが、わたくしは、違うものを見ていた。
「……アルベール。わたくしは、事業を立ち上げようと思うわ」
「……!」
アルベール様の目が、驚きに、しかし、それ以上の強い興味に、見開かれた。
「侯爵令嬢として、この利権の上に、ただ座っているだけではない。わたくし自ら、この『死んだ資産』を使って、新しい『富』を生み出すわ」
わたくしは、立ち上がった。
「わたくしが当主代理として、ヴァルガス家と、ランティエ家の資金を元手に、新しい『商会』を設立する」
「エレノア様……!それは、あまりにも……!」
アルベール様が、息を呑んだ。
「あまりにも、『常識外れ』だと?」
わたくしは、冷ややかに笑った。
「貴族の令嬢が、商売に手を出すなど、下賤なことだ、と。……わたくしを『商人令嬢』と、社交界は、また新しいあだ名で呼んで、嘲笑するかしらね」
「……」
「結構だわ。彼らが、わたくしを『悪役令嬢』と呼んで恐れたように、今度は、わたくしの『商才』を恐れさせてやればいい」
わたくしの計画は、こうだ。
没収した鉱山から出る、未加工の鉱石。
それを、旧来のルートで安く買い叩かせるのではなく、わたくしたちの『商会』が、独占的に買い上げる。
そして、ただの鉱石として売るのではない。
マルタン工房のような、腕利きの職人を『連合』の庇護の元で囲い込み、他国にはない『付加価値』をつけた、工芸品や、新しい武具として、加工する。
「その『完成品』を、売るのよ。……アルベール、あなたの『力』が必要だわ」
「わたくしの、ですか」
「ええ。あなたの『裏』の顔。エルステッドの公爵家として、この国と、大陸中の交易を、裏で牛耳っていた、あなたの『販路』が」
わたくしは、アルベール様の手を取った。
あの夜の、個人的な感情ではない。
「同盟者」として。
「わたくしの『商会』が作った『最高の商品』を、あなたの『最強の販路』に乗せて、この国の貴族ではなく、大陸中の王侯貴族に、高値で売りつけるわ」
わたくしたちの商会が生み出す『富』は、旧来の貴族たちの、領地からの税収などとは、比べ物にならない、莫大なものになる。
その『経済力』こそが、わたくしたち『連合』を、王家すらも無視できない、絶対的な権力へと押し上げる。
「……エレノア・フォン・ヴァルガス」
アルベール様は、わたくしに掴まれた自らの手を見つめ、そして、わたくしの顔を見上げ、心の底から楽しそうに、笑った。
「貴女という方は、一体、どこまで……」
彼は、わたくしの手を、強く、強く、握り返した。
「……恐れ入りました、わが主よ。セドリック兄さんには、到底真似できない、最高の発想です」
「……では、乗ってくれるのね?」
「乗るも何も。……わたくしの全ては、貴女のものだと、申し上げたはずです」
アルベール様は、立ち上がり、わたくしの隣に並び立った。
「わたくしが、貴女の商会の、『実務の全て』を、お引き受けいたしましょう。セドリック兄さんには、政治的な『盾』を。……そして、わたくしが、貴女の『金脈』を、この手で掘り当ててご覧にいれます」
「頼もしいわね。わたくしの『剣』は」
「褒め言葉として、受け取っておきます」
こうして、わたくしの、新しい戦いが始まった。
侯爵令嬢という、窮屈な立場に甘んじるのではない。
貴族社会の常識に、真っ向から、喧嘩を売る、新しい「事業」。
その名は、「ノブレス・リーブル(自由なる貴族)」商会。
わたくしは、もう、誰にも縛られない。
わたくしが、新しい時代の常識を、作っていくのだ。
それは、事実上の「クーデター」にも等しい、過激な提案だった。
国王陛下は、後継者問題を抱え、王家の権威が失墜した今、わたくしたちの提案を無下にはできなかった。
結果、国王陛下は、わたくしとセドリック様が主導する「貴族連合」に対し、「王家への忠誠」を条件に、剥奪した利権の一部……主に、鉱山や交易路の管理を「試験的に」委ねる、という形を取らざるを得なかった。
ヴァルガス侯爵令嬢、エレノア。
社交界でのわたくしの呼び名は、もはや「婚約破棄された哀れな令嬢」でも、「恐ろしい悪役令嬢」でもなくなっていた。
「王家を動かす、氷の戦略家」。
「腐敗貴族を断罪した、鉄の女」。
わたくしが望んだかどうかは別として、わたくしの存在は、この国の権力構造の中心に、否が応でも座えられることになった。
だが、わたくしは知っていた。
セドリック様の言う通り、政治的な力は、あまりにも不安定だ。
国王陛下の気が変われば、あるいは、わたくしたちの連合に反発する別の貴族たちが結託すれば、この「連合」など、あっという間に「新たな反逆者」として、潰されてしまう。
力が、足りない。
彼らを、黙らせるだけの、絶対的な「力」が。
「……エレノア様」
わたくしが、父の書斎で、没収された鉱山の権利書と睨めっこをしていると、アルベール様が、音もなく紅茶を運んできてくれた。
今や彼は、わたくしの「剣」であると同時に、わたくしの屋敷に、ヴァルガス家の「顧問」として、堂々と出入りしていた。
「セドリック兄さんから預かってきた、エルステッドの残党の動向リストです」
「ありがとう。……でも、今はそれよりも、こっちが先決だわ」
わたくしは、彼の持って来たリストには目もくれず、鉱山の権利書を叩いた。
「この、没収した鉱山や領地。……このままでは、ただの『死んだ資産』よ」
「と、仰いますと?」
「わたくしたち『連合』は、王家から『管理』を任されただけ。これらを売却して、分配することもできない。……このままでは、宝の持ち腐れだわ」
セドリック様は、これらの利権を「政治的なカード」としてしか見ていない。
だが、わたくしは、違うものを見ていた。
「……アルベール。わたくしは、事業を立ち上げようと思うわ」
「……!」
アルベール様の目が、驚きに、しかし、それ以上の強い興味に、見開かれた。
「侯爵令嬢として、この利権の上に、ただ座っているだけではない。わたくし自ら、この『死んだ資産』を使って、新しい『富』を生み出すわ」
わたくしは、立ち上がった。
「わたくしが当主代理として、ヴァルガス家と、ランティエ家の資金を元手に、新しい『商会』を設立する」
「エレノア様……!それは、あまりにも……!」
アルベール様が、息を呑んだ。
「あまりにも、『常識外れ』だと?」
わたくしは、冷ややかに笑った。
「貴族の令嬢が、商売に手を出すなど、下賤なことだ、と。……わたくしを『商人令嬢』と、社交界は、また新しいあだ名で呼んで、嘲笑するかしらね」
「……」
「結構だわ。彼らが、わたくしを『悪役令嬢』と呼んで恐れたように、今度は、わたくしの『商才』を恐れさせてやればいい」
わたくしの計画は、こうだ。
没収した鉱山から出る、未加工の鉱石。
それを、旧来のルートで安く買い叩かせるのではなく、わたくしたちの『商会』が、独占的に買い上げる。
そして、ただの鉱石として売るのではない。
マルタン工房のような、腕利きの職人を『連合』の庇護の元で囲い込み、他国にはない『付加価値』をつけた、工芸品や、新しい武具として、加工する。
「その『完成品』を、売るのよ。……アルベール、あなたの『力』が必要だわ」
「わたくしの、ですか」
「ええ。あなたの『裏』の顔。エルステッドの公爵家として、この国と、大陸中の交易を、裏で牛耳っていた、あなたの『販路』が」
わたくしは、アルベール様の手を取った。
あの夜の、個人的な感情ではない。
「同盟者」として。
「わたくしの『商会』が作った『最高の商品』を、あなたの『最強の販路』に乗せて、この国の貴族ではなく、大陸中の王侯貴族に、高値で売りつけるわ」
わたくしたちの商会が生み出す『富』は、旧来の貴族たちの、領地からの税収などとは、比べ物にならない、莫大なものになる。
その『経済力』こそが、わたくしたち『連合』を、王家すらも無視できない、絶対的な権力へと押し上げる。
「……エレノア・フォン・ヴァルガス」
アルベール様は、わたくしに掴まれた自らの手を見つめ、そして、わたくしの顔を見上げ、心の底から楽しそうに、笑った。
「貴女という方は、一体、どこまで……」
彼は、わたくしの手を、強く、強く、握り返した。
「……恐れ入りました、わが主よ。セドリック兄さんには、到底真似できない、最高の発想です」
「……では、乗ってくれるのね?」
「乗るも何も。……わたくしの全ては、貴女のものだと、申し上げたはずです」
アルベール様は、立ち上がり、わたくしの隣に並び立った。
「わたくしが、貴女の商会の、『実務の全て』を、お引き受けいたしましょう。セドリック兄さんには、政治的な『盾』を。……そして、わたくしが、貴女の『金脈』を、この手で掘り当ててご覧にいれます」
「頼もしいわね。わたくしの『剣』は」
「褒め言葉として、受け取っておきます」
こうして、わたくしの、新しい戦いが始まった。
侯爵令嬢という、窮屈な立場に甘んじるのではない。
貴族社会の常識に、真っ向から、喧嘩を売る、新しい「事業」。
その名は、「ノブレス・リーブル(自由なる貴族)」商会。
わたくしは、もう、誰にも縛られない。
わたくしが、新しい時代の常識を、作っていくのだ。
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