2 / 20
弐之巻:六華
しおりを挟む
幻導力とは、今から40年前に地球に落下してきた隕石の影響で人間の体に備わった超常的な力のことである。アニメ、漫画のような魔法が使える魔力のようなものだが、わずか5年でその正体は明らかとなり今に至る。幻導力の正体はナノレベルで細かい人体に害のない電磁波である。そして、それを極めた者たちを極幻導士と言う。
『さぁ、今回のデモンストレーションの目玉!新入生で一番成績が良かった夜月 朧くんと本校トップレベルの幻導者!鬼灯 来人だぁ!』
リングアナウンスとともにオレを乗せた足場はフィールドに上がり大きな音とともに固定される。周りを見ると在校生と入学生がいい感じに騒いで盛り上がっている。そして、周りを見渡して自分の対面に立っている三年生鬼灯 という人と目が合った。細め目の優男というイメージだが、持っている機導器は大剣だった。オレは鬼灯先輩のギアに目を奪われながらも互いに近づいてフィールドの真中へたどり着いた。
「大きな剣…」
「はは、珍しいかい?」
「ここまでの業物も久々に見ました。」
「久々…か…君のギアは見たところランクが低いようだけど…」
目線の先にはオレが愛用しているサブ機のギアがあった。凡庸型で一般家庭でも買えるくらいの値段のギアだ。在校生も入学生もみんなオレのギアを見て困惑している。
「えぇ、サブ機です。その外にもいろいろ…これがオレが強さを証明するためのものです。」
握りしめるギアを見つめる手に力が入る。緊張もあるかもしれないが、これはいきなりトップを倒して強さを証明するためのチャンスだと興奮もしている。
『それでは、両者間合いから離れて…!』
アナウンスに従いお互い距離をとる。
『それでは、制限時間5分、両者が一撃を与えどちらかが気絶した時点もしくは時間経過で試合は終了です。どちらかのギアが手元からなくなっても試合終了となります。それでは、試合…開始!』
「「|機導器(ギアスイッチ) |始動(オン)。」」
お互いに掛け声と同時にギアにスイッチを入れて、ギアを構える。そして、互いにギアの名前をつぶやく。
「ドラゴンスレイヤー SS」
「名刀玄道E」
鬼灯先輩のギアは黒い刀身に幅の広い刃の大きな剣。対して俺のギアは刀型のギアは特に何もない。そんな退避を見てみんなは困惑したりする人もいたりオレを馬鹿にしたように笑うものもいた。戦いにそんなのは関係ないが、やはり馬鹿にされるのは内心傷つく。鬼灯先輩は微笑みながら剣を下におろす。
「はあ、これ重いんだよね……さて、君は今いくらでも攻撃できるよ。」
「罠ですね。オレはそんなブラフには騙されません。」
これはブラフだ。なぜならあんなに大きな剣をメインウェポンとして「重い」というのはありえないのだ。間合いに入ってきた瞬間にこの人は大剣を振りオレのギアを壊すことが目的だろう。ならば、オレはその誘いに乗るべきではない。お互いに止まったまま時間が過ぎる。そんなつまらない光景に周りからはブーイングが出てきている。
「仕方ない……」
俺は、懐からナイフ形のギアを起動し構えなおす。そして、足に力を込めて一気に跳躍して距離を詰める。鬼灯先輩はもちろん大剣を振り間合いに入ったオレを切りつけようとする。その大きな振りかぶりから逃れるためバックステップを踏んで少し距離を取り再びナイフを突き刺そうとするが、それを訳の分からない身のこなしで防ぐ。
「やっぱり、重いっていうのは噓だったようですね。」
「はは、ばれちゃった。」
鬼灯先輩はそのまま踏み込んできてオレに切りかかってくる。その大きな刃の速度は大きさとは比例せずよけるのに精一杯だ。大剣の大振りでフィールドへ亀裂が入り地面がうなるように揺れる。オレはその大きな地鳴りに体勢を崩してしまう。それを見逃さなかった鬼灯先輩は一気にオレに迫ってくる。
「まず……い!!」
オレはとっさに懐から取り出したスモークグレネード型のギアをフィールドにたたきつけて刃が到達する前に目くらましする。
「はは、面白い戦術だね……でも……甘いよ。」
鬼灯先輩は大剣を振り回しながらスモークを払う。そして、背中を見せている鬼灯先輩へナイフを突き立てようとしたオレに鬼灯先輩はすぐに殺気を察知して大剣を振りナイフを防ぐ。
「まだ……まだ!!」
そうだ、オレにはまだ手はある。懐からスタングレネードを出して足元に投げる。瞬間、あたり一帯をまばゆい光が包み見ていたみんなは目を抑えていた。鬼灯先輩も目を抑えて大剣を振り回しておりオレを隙だと考えて今度こそナイフを突き立てる。が、鬼灯先輩は大剣でそれを防ぎ慣れてきた目でにこりと微笑む。
「はは、面白いね。でも、もう手はないよね?」
先輩は大剣を振り、持っているナイフのギアを木っ端みじんに吹き飛ばした。
「これで……いや、まだ一個残ってたね……時間も時間だし刀と大剣で一騎打ちと行こうか?」
鬼灯先輩のにこりとした表情にオレは距離を取り名刀玄道Eを再び起動して抜刀の構えをする。
「抜刀術かい?それが、君の本気……いや、野暮な探りはやめておこう。時間残り僅か……やろうか!」
「わかりました……本気の抜刀しますよ。夜月流抜刀術……一刃:一閃!」
下半身すべてに力を入れて全身全霊の抜刀を繰り出す。刀を鞘から抜く瞬間の閃光を誰もが見てそして、刀を抜き終わったころには会場全体が静まり返っていた。切りあった鬼灯先輩は大剣を振りまわしてフィールドに突き刺す。
「はは、見事……だけど、やっぱり君のそのギア君に合ってないよ。」
言葉とともにオレのギアの切っ先に亀裂が入り折れた。フィールドに落ちると音とともに会場全体が今まで以上に沸き上がった。
『そこまで!!試合の結果は……勝者鬼灯 来人!!というわけで入学生歓迎セレモニーを終了します!会場にお越しの生徒たちは教室に戻ってくださ~い!』
アナウンスとともに生徒たちは一斉に席を立ちアリーナ型体育館を後にした。オレも、使用したギアを回収して戻ろうと歩みを進める。戦績は申し分なかった。あとはやっぱりギアのランクか……いや、ランクなのか?オレの実力がまだまだなのでは……?そんなことを考えていると鬼灯先輩が声をかけてきた。その手には煙が上がり、傷が横一線に入った大剣を持っていた。
「いや~ギリギリだったよ。君、ギアのランクを上げればcランクのギアでも僕に勝てるよ。」
「ありがとうございます。でも、Eランクで勝たないと意味がないので……」
なぜ、ここまでEランクにここまでこだわるのか。と聞かれれば一番になるためだといいたいが、実際のところそうではない。オレが最低ランクと呼ばれるギアで一番を目指す理由は弟が理由だ。今年中学生になる弟満月は生まれつきエナジーを生成する量が少なくそれが理由で周りからからかわれたりいじめられたりと散々な目に合って暗い性格になってしまった。そんな弟に自信を持たせるためエナジーをあまり必要としない最低ランクのギアと夜月家のあらゆる武術を組み合わせればどんなに強い相手にも勝てる。それを証明するためにオレはこの学園、ひいては六校の中でも一番になる。
「何か訳アリのようだね。ま、頑張り給えよ。僕は期待している。」
肩を軽くたたき鬼灯先輩は静まり返った体育館から出て行った。
「やってやるさ。ここで一番になって、六校の中でも一番になって……弟のために強さを証明する!」
弐之巻:六華
『さぁ、今回のデモンストレーションの目玉!新入生で一番成績が良かった夜月 朧くんと本校トップレベルの幻導者!鬼灯 来人だぁ!』
リングアナウンスとともにオレを乗せた足場はフィールドに上がり大きな音とともに固定される。周りを見ると在校生と入学生がいい感じに騒いで盛り上がっている。そして、周りを見渡して自分の対面に立っている三年生鬼灯 という人と目が合った。細め目の優男というイメージだが、持っている機導器は大剣だった。オレは鬼灯先輩のギアに目を奪われながらも互いに近づいてフィールドの真中へたどり着いた。
「大きな剣…」
「はは、珍しいかい?」
「ここまでの業物も久々に見ました。」
「久々…か…君のギアは見たところランクが低いようだけど…」
目線の先にはオレが愛用しているサブ機のギアがあった。凡庸型で一般家庭でも買えるくらいの値段のギアだ。在校生も入学生もみんなオレのギアを見て困惑している。
「えぇ、サブ機です。その外にもいろいろ…これがオレが強さを証明するためのものです。」
握りしめるギアを見つめる手に力が入る。緊張もあるかもしれないが、これはいきなりトップを倒して強さを証明するためのチャンスだと興奮もしている。
『それでは、両者間合いから離れて…!』
アナウンスに従いお互い距離をとる。
『それでは、制限時間5分、両者が一撃を与えどちらかが気絶した時点もしくは時間経過で試合は終了です。どちらかのギアが手元からなくなっても試合終了となります。それでは、試合…開始!』
「「|機導器(ギアスイッチ) |始動(オン)。」」
お互いに掛け声と同時にギアにスイッチを入れて、ギアを構える。そして、互いにギアの名前をつぶやく。
「ドラゴンスレイヤー SS」
「名刀玄道E」
鬼灯先輩のギアは黒い刀身に幅の広い刃の大きな剣。対して俺のギアは刀型のギアは特に何もない。そんな退避を見てみんなは困惑したりする人もいたりオレを馬鹿にしたように笑うものもいた。戦いにそんなのは関係ないが、やはり馬鹿にされるのは内心傷つく。鬼灯先輩は微笑みながら剣を下におろす。
「はあ、これ重いんだよね……さて、君は今いくらでも攻撃できるよ。」
「罠ですね。オレはそんなブラフには騙されません。」
これはブラフだ。なぜならあんなに大きな剣をメインウェポンとして「重い」というのはありえないのだ。間合いに入ってきた瞬間にこの人は大剣を振りオレのギアを壊すことが目的だろう。ならば、オレはその誘いに乗るべきではない。お互いに止まったまま時間が過ぎる。そんなつまらない光景に周りからはブーイングが出てきている。
「仕方ない……」
俺は、懐からナイフ形のギアを起動し構えなおす。そして、足に力を込めて一気に跳躍して距離を詰める。鬼灯先輩はもちろん大剣を振り間合いに入ったオレを切りつけようとする。その大きな振りかぶりから逃れるためバックステップを踏んで少し距離を取り再びナイフを突き刺そうとするが、それを訳の分からない身のこなしで防ぐ。
「やっぱり、重いっていうのは噓だったようですね。」
「はは、ばれちゃった。」
鬼灯先輩はそのまま踏み込んできてオレに切りかかってくる。その大きな刃の速度は大きさとは比例せずよけるのに精一杯だ。大剣の大振りでフィールドへ亀裂が入り地面がうなるように揺れる。オレはその大きな地鳴りに体勢を崩してしまう。それを見逃さなかった鬼灯先輩は一気にオレに迫ってくる。
「まず……い!!」
オレはとっさに懐から取り出したスモークグレネード型のギアをフィールドにたたきつけて刃が到達する前に目くらましする。
「はは、面白い戦術だね……でも……甘いよ。」
鬼灯先輩は大剣を振り回しながらスモークを払う。そして、背中を見せている鬼灯先輩へナイフを突き立てようとしたオレに鬼灯先輩はすぐに殺気を察知して大剣を振りナイフを防ぐ。
「まだ……まだ!!」
そうだ、オレにはまだ手はある。懐からスタングレネードを出して足元に投げる。瞬間、あたり一帯をまばゆい光が包み見ていたみんなは目を抑えていた。鬼灯先輩も目を抑えて大剣を振り回しておりオレを隙だと考えて今度こそナイフを突き立てる。が、鬼灯先輩は大剣でそれを防ぎ慣れてきた目でにこりと微笑む。
「はは、面白いね。でも、もう手はないよね?」
先輩は大剣を振り、持っているナイフのギアを木っ端みじんに吹き飛ばした。
「これで……いや、まだ一個残ってたね……時間も時間だし刀と大剣で一騎打ちと行こうか?」
鬼灯先輩のにこりとした表情にオレは距離を取り名刀玄道Eを再び起動して抜刀の構えをする。
「抜刀術かい?それが、君の本気……いや、野暮な探りはやめておこう。時間残り僅か……やろうか!」
「わかりました……本気の抜刀しますよ。夜月流抜刀術……一刃:一閃!」
下半身すべてに力を入れて全身全霊の抜刀を繰り出す。刀を鞘から抜く瞬間の閃光を誰もが見てそして、刀を抜き終わったころには会場全体が静まり返っていた。切りあった鬼灯先輩は大剣を振りまわしてフィールドに突き刺す。
「はは、見事……だけど、やっぱり君のそのギア君に合ってないよ。」
言葉とともにオレのギアの切っ先に亀裂が入り折れた。フィールドに落ちると音とともに会場全体が今まで以上に沸き上がった。
『そこまで!!試合の結果は……勝者鬼灯 来人!!というわけで入学生歓迎セレモニーを終了します!会場にお越しの生徒たちは教室に戻ってくださ~い!』
アナウンスとともに生徒たちは一斉に席を立ちアリーナ型体育館を後にした。オレも、使用したギアを回収して戻ろうと歩みを進める。戦績は申し分なかった。あとはやっぱりギアのランクか……いや、ランクなのか?オレの実力がまだまだなのでは……?そんなことを考えていると鬼灯先輩が声をかけてきた。その手には煙が上がり、傷が横一線に入った大剣を持っていた。
「いや~ギリギリだったよ。君、ギアのランクを上げればcランクのギアでも僕に勝てるよ。」
「ありがとうございます。でも、Eランクで勝たないと意味がないので……」
なぜ、ここまでEランクにここまでこだわるのか。と聞かれれば一番になるためだといいたいが、実際のところそうではない。オレが最低ランクと呼ばれるギアで一番を目指す理由は弟が理由だ。今年中学生になる弟満月は生まれつきエナジーを生成する量が少なくそれが理由で周りからからかわれたりいじめられたりと散々な目に合って暗い性格になってしまった。そんな弟に自信を持たせるためエナジーをあまり必要としない最低ランクのギアと夜月家のあらゆる武術を組み合わせればどんなに強い相手にも勝てる。それを証明するためにオレはこの学園、ひいては六校の中でも一番になる。
「何か訳アリのようだね。ま、頑張り給えよ。僕は期待している。」
肩を軽くたたき鬼灯先輩は静まり返った体育館から出て行った。
「やってやるさ。ここで一番になって、六校の中でも一番になって……弟のために強さを証明する!」
弐之巻:六華
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
勘当された少年と不思議な少女
レイシール
ファンタジー
15歳を迎えた日、ランティスは父親から勘当を言い渡された。
理由は外れスキルを持ってるから…
眼の色が違うだけで気味が悪いと周りから避けられてる少女。
そんな2人が出会って…
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
花鳥見聞録
木野もくば
ファンタジー
花の妖精のルイは、メジロのモクの背中に乗って旅をしています。ルイは記憶喪失でした。自分が花の妖精だったことしか思い出せません。失くした記憶を探すため、さまざまな世界を冒険します。
記憶を取り戻して真実を知った時、ルイとモクの選ぶ道は?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる