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重/八之巻:ワタシ ノ サンネンカン
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最初にあったのは、休み時間の静かな図書館だった。やることがないから仕方なく本を読んでいるといった表情をしていた彼に私は惹かれた。試しに話しかけてみると彼は本が難しくて読めないんだとぎこちなく笑っていた。それから私は時々彼に話しかけて本の話をした。だが、楽しい時間はあっという間に終わる。私は皆とは違う中学校へ進学して勉強の日々を過ごした。小学校と違うところは成績がすべてではないということだった。小学校の時は成績が良くても分け隔てなく話してくれた。でも中学は違った。成績が良くて優等生だと男子に声をかけられて女子からは嫉妬される。
あの子は男に媚びを売っている。
勉強だけできてチヤホヤされてるだけでそのほかはすごくない。
ブスがたまたま勉強できただけ。
私の何がわかるのか。
私の努力をどれだけ否定すれば気が済むのか。
そして、ある日女子の不満は大爆発した。
クラス内でもイケメンの部類に入る男子に告白されてそれを断った.、後日女子たちから無視されて、なぜ無視をするのかと聞くと何も言わずに腕をつかまれてトイレの個室に閉じ込められて水をかけられる。先生に相談するとすぐに動いてくれたが、そこから私の人生は転落へ向かった。私よりもかわいい女子がいじめの指導をされた後にまた私をいじめ始める。私はまたいじめを先生へ報告したが……
「ひどい、私そんなことしてないのに!」
主犯の女子はそんなことを言って泣き始める。騒ぎを聞きつけて先生が来るが先生は主犯の女子のことを信じ、私のことを信じようとはしなかった……それに味を閉めた主犯の女子は隠れて私をいじめて私が騒ぎ出すとそれ以上に騒ぎ、私の味方を奪っていった。それが三年続き、私は疲弊し皆からは異常者だと避けられる。
朧くんもこんな気持ちだったのかな……
そんなことを思いながら過ごし、中学校三年生に突入しいじめはドンドンエスカレートする。勉強の成績も思うように伸びず不安と苛立ちの日々にさらに追い打ちをかける出来事が起こる。私をいじめている主犯の女子が推薦入学をしたと聞いたのだ。
あんなに苦しい思いをした私はみじめに努力して、私をいじめる、貶めるあいつはなぜこんなにうまくいっているのか……
そんなことを思うようになった。
私は誰よりも努力してるはずだ。
なのにその努力が実らないのは……
認められないのは……
あいつが悪い。
全部あいつのせいだ。
私はカッターナイフを持って走った。やつの、皆の目の前でそれを見せてやつへ襲い掛かった。
それが過ちで、それが私の人生で最大にして最後の汚点になった。成績は良いはずだが、この事件のせいで私の内申点はマイナス2点くらいの成績でつけられ始めた。先生の態度もどこかそっけなくある日先生はぼそっとつぶやいた。
「ブスがいい気になりやがって……」
そうか、すべては顔で、すべては可愛さで、すべては腹黒さが勝つのか……
努力など当の昔に無意味になったのか……
絶望した私は高校へ入学するもほぼ登校せずに毎日パソコンを開きネットサーフィンをするようになった。親は心配している風に私のドアの前にご飯を持ってきたりもするが、どうせ心の中ではなんとも思ってない。
あぁ、死のうかな……
そんなある日ふと小学校の卒業アルバムが目に入った。取り出して一ページずつめくっていく。最後のぺージの余白に書かれた寄せ書きには私に頭が良いや、おしとやかなど耳障りの良い言葉ばかり書いてあり、とてもイライラした。どうせ心の中では皆ブスが踊らされて浮かれてるなどと思っているのだ。だが、その中に光る文字を見つけた。いや、光ったように見えたのかもしれない。その言葉は夜月 朧くんの寄せ書きで
「また、どこかで会ったら本の話をしよう。」
その一言だった。皆のように「中学に行っても忘れないでね」や、「いつまでも変わらない君でいてね」ではないのだ。会えるわけないのに、なぜまた明日のようなニュアンスでこんなことが書けたのか。
私はこう解釈した。
「君が好きだった。」
そうか、私を、こんな、私を好きでいてくれたのは、朧くんだけだったんだ。
そう思った。
だから私は朧くんの行方を追った。中学から高校、その軌跡をたどりそして、やっと見つけた。
─────────────
明美の話を聞いた朧は表情を曇らせる。明美はそんな朧へ向けて声をかける。
「大丈夫よ朧くん。私は朧くんがいればそれでいいの。だから、今日までの苦痛は全部忘れられたの。」
明美は朧へ顔を近づけて頬を赤らめながら熱く見つめる。朧はその明美の変わりように初恋の記憶は薄れ、悲しい感情があふれてきた。
「朝比奈さん。ごめん。オレが、あんなことを書いたばっかりに……」
正直、小学校の頃の朧は恋とか愛とかを理解できずにいた。明美への恋心に気づいたのは高校に入る春休みになってからだったのだ。初恋は初恋でもう会えないだろうと朧は忘れて気持ちを切り替えていたのに、寄せ書きのせいで明美は逆に過去に囚われてしまった。
目の前に初恋相手がいるのに胸が高鳴らないのは、きっと初恋が終わってしまったからなのだろう。と朧は泣き出しそうな顔で明美と目を合わせる。そんな朧の表情を理解できなかった明美は顔を離しながら絶望の表情を向ける。
「なんで、そんな顔をするの……?朧くんも私のことが嫌いなの?やっぱり、顔なの?愛嬌なの?なんで、そんな顔をしているの?なんで?なんで?!」
「朝比奈さん……そうだね、はっきり言おう……それが君のためなのだとしたら、オレは君が傷ついても言おう……」
朧が言葉を口にしようと口を開いた瞬間に明美のエナジーはその場で衝撃波のように勢いよく広がった。その瞬間風速は朧のエナジー量をも凌駕するエナジー量だった。
「やめて!聞きたくない!何も何も聞きたくない!!あなたは私のことを愛してくれているはず。過去も、今も、未来も、絶対に私のことを愛してくれているはず!!私の傷つくことなんて言ってほしくない!!!」
「朝比奈さん。ダメだ。過去に囚われては……それは君をさらに傷つけて、苦しくして、君自身を殺してしまう。」
金切り声をあげて明美はさらに限界を超えたエナジー放出をする。不健康そうな細身の身体のどこにそんな力があるのかと気圧される。
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない」
明美はその場から立ち上がると、手をかざす。異常値のエナジーがそこへ収束して洞窟内の石ころ、水、落ち葉が集まり固く凝縮される。そして、形作るのは……
大きな、大きな鎌
黒く固い刀身は変幻自在に形を変えてまるでチェーンソーの刃が回転するように回転している。
「それは、なんだ?」
「……」
無言で大鎌を手に取った明美はただただ狂気的に微笑むだけだった。
重/八之巻:ワタシ ノ サンネンカン
あの子は男に媚びを売っている。
勉強だけできてチヤホヤされてるだけでそのほかはすごくない。
ブスがたまたま勉強できただけ。
私の何がわかるのか。
私の努力をどれだけ否定すれば気が済むのか。
そして、ある日女子の不満は大爆発した。
クラス内でもイケメンの部類に入る男子に告白されてそれを断った.、後日女子たちから無視されて、なぜ無視をするのかと聞くと何も言わずに腕をつかまれてトイレの個室に閉じ込められて水をかけられる。先生に相談するとすぐに動いてくれたが、そこから私の人生は転落へ向かった。私よりもかわいい女子がいじめの指導をされた後にまた私をいじめ始める。私はまたいじめを先生へ報告したが……
「ひどい、私そんなことしてないのに!」
主犯の女子はそんなことを言って泣き始める。騒ぎを聞きつけて先生が来るが先生は主犯の女子のことを信じ、私のことを信じようとはしなかった……それに味を閉めた主犯の女子は隠れて私をいじめて私が騒ぎ出すとそれ以上に騒ぎ、私の味方を奪っていった。それが三年続き、私は疲弊し皆からは異常者だと避けられる。
朧くんもこんな気持ちだったのかな……
そんなことを思いながら過ごし、中学校三年生に突入しいじめはドンドンエスカレートする。勉強の成績も思うように伸びず不安と苛立ちの日々にさらに追い打ちをかける出来事が起こる。私をいじめている主犯の女子が推薦入学をしたと聞いたのだ。
あんなに苦しい思いをした私はみじめに努力して、私をいじめる、貶めるあいつはなぜこんなにうまくいっているのか……
そんなことを思うようになった。
私は誰よりも努力してるはずだ。
なのにその努力が実らないのは……
認められないのは……
あいつが悪い。
全部あいつのせいだ。
私はカッターナイフを持って走った。やつの、皆の目の前でそれを見せてやつへ襲い掛かった。
それが過ちで、それが私の人生で最大にして最後の汚点になった。成績は良いはずだが、この事件のせいで私の内申点はマイナス2点くらいの成績でつけられ始めた。先生の態度もどこかそっけなくある日先生はぼそっとつぶやいた。
「ブスがいい気になりやがって……」
そうか、すべては顔で、すべては可愛さで、すべては腹黒さが勝つのか……
努力など当の昔に無意味になったのか……
絶望した私は高校へ入学するもほぼ登校せずに毎日パソコンを開きネットサーフィンをするようになった。親は心配している風に私のドアの前にご飯を持ってきたりもするが、どうせ心の中ではなんとも思ってない。
あぁ、死のうかな……
そんなある日ふと小学校の卒業アルバムが目に入った。取り出して一ページずつめくっていく。最後のぺージの余白に書かれた寄せ書きには私に頭が良いや、おしとやかなど耳障りの良い言葉ばかり書いてあり、とてもイライラした。どうせ心の中では皆ブスが踊らされて浮かれてるなどと思っているのだ。だが、その中に光る文字を見つけた。いや、光ったように見えたのかもしれない。その言葉は夜月 朧くんの寄せ書きで
「また、どこかで会ったら本の話をしよう。」
その一言だった。皆のように「中学に行っても忘れないでね」や、「いつまでも変わらない君でいてね」ではないのだ。会えるわけないのに、なぜまた明日のようなニュアンスでこんなことが書けたのか。
私はこう解釈した。
「君が好きだった。」
そうか、私を、こんな、私を好きでいてくれたのは、朧くんだけだったんだ。
そう思った。
だから私は朧くんの行方を追った。中学から高校、その軌跡をたどりそして、やっと見つけた。
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明美の話を聞いた朧は表情を曇らせる。明美はそんな朧へ向けて声をかける。
「大丈夫よ朧くん。私は朧くんがいればそれでいいの。だから、今日までの苦痛は全部忘れられたの。」
明美は朧へ顔を近づけて頬を赤らめながら熱く見つめる。朧はその明美の変わりように初恋の記憶は薄れ、悲しい感情があふれてきた。
「朝比奈さん。ごめん。オレが、あんなことを書いたばっかりに……」
正直、小学校の頃の朧は恋とか愛とかを理解できずにいた。明美への恋心に気づいたのは高校に入る春休みになってからだったのだ。初恋は初恋でもう会えないだろうと朧は忘れて気持ちを切り替えていたのに、寄せ書きのせいで明美は逆に過去に囚われてしまった。
目の前に初恋相手がいるのに胸が高鳴らないのは、きっと初恋が終わってしまったからなのだろう。と朧は泣き出しそうな顔で明美と目を合わせる。そんな朧の表情を理解できなかった明美は顔を離しながら絶望の表情を向ける。
「なんで、そんな顔をするの……?朧くんも私のことが嫌いなの?やっぱり、顔なの?愛嬌なの?なんで、そんな顔をしているの?なんで?なんで?!」
「朝比奈さん……そうだね、はっきり言おう……それが君のためなのだとしたら、オレは君が傷ついても言おう……」
朧が言葉を口にしようと口を開いた瞬間に明美のエナジーはその場で衝撃波のように勢いよく広がった。その瞬間風速は朧のエナジー量をも凌駕するエナジー量だった。
「やめて!聞きたくない!何も何も聞きたくない!!あなたは私のことを愛してくれているはず。過去も、今も、未来も、絶対に私のことを愛してくれているはず!!私の傷つくことなんて言ってほしくない!!!」
「朝比奈さん。ダメだ。過去に囚われては……それは君をさらに傷つけて、苦しくして、君自身を殺してしまう。」
金切り声をあげて明美はさらに限界を超えたエナジー放出をする。不健康そうな細身の身体のどこにそんな力があるのかと気圧される。
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない」
明美はその場から立ち上がると、手をかざす。異常値のエナジーがそこへ収束して洞窟内の石ころ、水、落ち葉が集まり固く凝縮される。そして、形作るのは……
大きな、大きな鎌
黒く固い刀身は変幻自在に形を変えてまるでチェーンソーの刃が回転するように回転している。
「それは、なんだ?」
「……」
無言で大鎌を手に取った明美はただただ狂気的に微笑むだけだった。
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