炎上ラプソディ 

怜悧(サトシ)

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ずるっと指を引くと焦らすように浅い場所を指でくぷくぷと拡げていじる。
「っ、く、ゆび、ぬかないで、はぁっ、あ、はやく、おちんぽつっこんで.....、ふかい、とこで、あばれて.....ほしい」
あの日のようにアルファのフェロモンにあてられていることもないからなのか、ふざけるなとでも言いたそうな顔をするが、カメラを意識しているのか唇を震わせて囁く。
「えろ、いな。.....ハイル.....だったっけ」
偽名を思い出しながら、シェンは腰をぐいと引き寄せて切っ先を少し埋めて、揺り動かしながら中へと潜り込ませる。
「ッ、ふッンンッ、なかッ、くるッ、はああっ.....、どこ、.....はい、って.....ッああ」
ぐいと奥まで押し込みながら、問いかけに目標を聞かれていることを悟り、シェンは統久の耳元に唇を寄せて軽く口に含むと早口で告げる。
「.....グランシィアノ、ニカルジ海岸沿い三号倉庫」
理解したとばかりに視線をあわせると、統久は脚をギュッと背中に回して乱れたように背を反らせる。
「ンッふ、ァァァ、ああ、スゴイッ、爆発しそうッ.....ッ、あああ、なかっ、なかにいれて、ばくはつ、させて」
甘い声をあげる統久の言葉に、シェンは鼻先を鳴らして分からないくらい軽く頷く。
引き渡す薬の中に爆薬を仕込んで、時間差で爆発させろというのだ。
取り引きは成功させた上で、その薬は相手の手に渡りその後に爆発させれば取り引きされても問題はなくなる。疑われる可能性はあるが証拠を残さなければいい。
「すけべなやらしいヤツだな?1回だけだぞ.....っ、次はないからな」
「ンッ、ッふ、つぎ、はセイフティ.....ッで、い、いからっ、あああッ」
演技とは分かっているが扇情的な表情を浮かべて、腰を揺さぶる統久に、ギュッと締め付けられてどくどくと体液を注ぎ込む。
「ッなかで.....ッああーーッ、はらん、じゃうッ」
発情期ではないので孕みはしないのは分かっているが、そんな風に言われるとリミットが切れそうである。
男を煽る言葉をホントに心得ているなあ。
「あんまし爆発させちまうと、こっちの身がもたないからな」
「.....っ、ふ、あッは、はあ.....っ、ああ、あたらしいの、さいしょ、だけだから.....」
新薬は最初だけだから、出回らせたくないというわけか。
会話を成立させるので精一杯でセックスを楽しむ余裕はないな。
シェンは役得だが得しているとは思えないと思いながら、ずるっと萎えた肉を引きぬく。

「濃いヤツが好きなんだな。分かったよ、これからはセイフティでね」
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