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第5話:黒き密船と復讐の狼煙
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アリアンナが「海の宝石」から持ち帰った情報は、まさに「赤狼の牙」が喉から手が出るほど欲していたものだった。
シュヴァルツローゼ男爵家が関与する密貿易。
その具体的なルート、取引相手、そして何よりも、次の取引が行われる日時と場所。
「これは、またとない好機だ」
アジトの作戦室で、ヴォルフはアリアンナが記した羊皮紙を広げ、満足げに頷いた。
その表情は、大物を狙う狩人のそれだ。
「シュヴァルツローゼ男爵家は、長年、王国の禁制品である『黒睡蓮の種』を他国に密輸し、莫大な利益を上げていたようだ。
今回の情報によれば、三日後の満月の夜、バルムから少し離れた『黒水湾』と呼ばれる入り江で、次の取引が行われる」
黒睡蓮の種。
それは、少量で人を深い眠りに誘い、扱いを誤れば永遠に目覚めさせることのない恐ろしい植物の種だった。
薬にも毒にもなるため、王国では厳しく管理されている。
「男爵家ほどの貴族が、そんな危険なものに手を染めていたなんて…」
ミラが驚きの声を上げる。
「金のためなら、貴族も平民も関係ないということだ。
我々の仕事は、その密輸船を襲い、証拠となる『黒睡蓮の種』と取引書類を押収する。
そして、シュヴァルツローゼの悪事を白日の下に晒す」
ヴォルフの言葉に、アジトのメンバーたちの士気が高まる。
「アリア、お前には今回も重要な役目を担ってもらう」
ヴォルフがアリアンナに向き直る。
「何なりと。
あの女…リリアの家の悪事を暴くためなら、どんな危険も厭いませんわ」
アリアンナの紫色の瞳が、復讐の炎を宿して揺らめいた。
作戦は綿密に練られた。
アリアンナは、港町で得た地理の知識や、貴族の手口に関する洞察を活かし、積極的に意見を出した。
カインは戦闘部隊の指揮を、ミラは情報伝達と陽動を担当する。
「赤狼の牙」の総力を挙げた作戦だった。
三日後の夜。
空には不気味なほど大きな満月が浮かび、黒水湾の海面を銀色に照らしていた。
アリアンナは、他の数名の仲間と共に、闇に紛れて入り江を見下ろす崖の上に潜んでいた。
風が強く、潮の匂いが鼻をつく。
黒いマントで全身を覆い、銀色の髪はきつく編み上げてフードの奥深くに隠している。
手には、使い慣れた短剣と、ヴォルフから渡された投げナイフを数本。
「…来るぞ」
隣にいたカインが低く囁いた。
沖合から、音もなく一隻の小型船が近づいてくるのが見えた。
マストには、シュヴァルツローゼ家のものとは違う、偽装の紋章が描かれている。
「合図があるまで動くなよ、アリア。
絶対に先走るな」
カインが念を押すように言った。
彼の横顔は、月明かりの下でいつもより険しく見えた。
「分かっているわ。
でも、もしリリア本人がこの場にいたら…少しは楽しませてもらいたいけれど」
アリアンナは、唇の端に冷酷な笑みを浮かべた。
船が接岸し、数人の男たちが現れる。
積荷を降ろし始めると同時に、陸地側からも松明を持った一団が現れ、合流した。
取引が始まったようだ。
「今だ!
行けぇっ!」
ヴォルフの鋭い号令が闇に響き渡る。
それを合図に、崖の上や周囲の茂みから、「赤狼の牙」のメンバーが一斉に飛び出した。
「な、何奴だ!?」
「敵襲だ!
敵襲ーっ!」
密輸業者たちは不意を突かれ、混乱に陥る。
しかし、彼らも裏社会の人間だ。
すぐに剣を抜き、応戦してきた。
静まり返っていた黒水湾は、一瞬にして剣戟の音と怒号、そして悲鳴が飛び交う戦場と化した。
アリアンナも、カインと共に崖を駆け下り、戦闘に加わった。
敵の一人が、積荷を守ろうとアリアンナの前に立ちはだかる。
「女だと!?
舐めるなよ!」
男が下卑た笑みを浮かべて斬りかかってくる。
アリアンナは冷静にその剣をかわし、懐に潜り込むと、短剣で男の脇腹を深く切り裂いた。
「きゃあああっ!」
男が苦悶の声を上げて倒れる。
その血飛沫が、アリアンナの頬にかかったが、彼女は眉一つ動かさなかった。
「次!」
アリアンナは次々と現れる敵を相手に、まるで舞うように剣を振るう。
その動きは、以前よりも格段に鋭く、そして容赦がなかった。
カインもまた、その長剣で敵を薙ぎ倒していく。
二人は背中合わせになり、互いの死角を補いながら戦った。
その連携は、まるで長年コンビを組んできたかのようにスムーズだった。
「ミラ!
船の積荷は確保できそうか!?」
カインが後方にいるミラに叫ぶ。
「任せて!
もうすぐよ!」
ミラは数人の仲間と共に、すでに船に乗り込み、積荷である黒睡蓮の種が入った麻袋を次々と運び出していた。
戦闘は「赤狼の牙」の圧倒的優位に進んでいた。
敵の数は多かったが、奇襲と連携、そして個々の戦闘能力の差が歴然としていた。
やがて、抵抗する者はいなくなり、残った者たちは武器を捨てて降伏した。
ヴォルフが、捕らえた密輸業者たちのリーダー格らしき男の前に立つ。
「シュヴァルツローゼ男爵の指示だな?
正直に話せば、命だけは助けてやる」
男は顔面蒼白になりながらも、最初は口を割ろうとしなかった。
しかし、ヴォルフの冷徹な尋問と、周囲を取り囲む「赤狼の牙」の威圧感に屈し、ついに全てを白状した。
密貿易の全容、シュヴァルツローゼ男爵の直接の指示であったこと、そして、この取引には男爵令嬢であるリリアも深く関与し、利益の一部を化粧代や遊興費に充てていたことまで。
「リリア…あの女が、こんな汚い金で贅沢をしていたというのね…!」
アリアンナは、男の証言を聞きながら、拳を強く握りしめた。
裏切られた親友の、もう一つの醜い顔。
怒りが内側から込み上げてくる。
「よし、証拠は揃ったな。
積荷とこいつらをアジトへ運べ。
ただし、この『黒睡蓮の種』の一部は、貧しい村々で薬として必要としている者たちに分け与える。
我々はただの盗賊ではないことを、世に示さねばならん」
ヴォルフの言葉に、仲間たちは力強く応えた。
「赤狼の牙」は、手際よく戦場を処理し、夜明け前に黒水湾から姿を消した。
数日後。
シュヴァルツローゼ男爵家の密貿易に関する詳細な情報と、押収された取引書類の写しが、匿名で王都の騎士団本部や、有力貴族たちの元へ届けられた。
同時に、街の酒場や広場では、シュヴァルツローゼ家の悪事を告発するビラが撒かれ、噂は瞬く間に王都中に広まった。
『シュヴァルツローゼ男爵家、禁制品密輸で私腹を肥やす!』
『令嬢リリアも関与か!?
贅沢三昧の裏に黒い影!』
そんな見出しが、ゴシップ好きの新聞の一面を飾った。
シュヴァルツローゼ男爵家は、たちまちにして社交界の笑いものとなり、王家からも厳しい詮議を受けることになった。
財産の一部は没収され、男爵の権威は地に堕ちた。
そして何より、リリア・フォン・シュヴァルツローゼ。
あれほどまでにプライドの高かった彼女が、今頃どんな屈辱を味わっていることだろうか。
「…ふふっ、あはははは!」
アリアンナは、バルムの街の安宿の一室で、王都から届いた新聞記事を読みながら、声を上げて笑った。
それは、心の底からの、乾いた笑いだった。
復讐の第一歩。
確かに、リリアに大きな打撃を与えることができた。
しかし、アリアンナの胸には、達成感と共に、まだ満たされない渇望が渦巻いていた。
「これだけでは、まだ足りないわ…」
リリアの絶望は、まだ序の口に過ぎない。
そして、もう一人の裏切り者、エドワード・フォン・ブラウンシュバイク。
彼こそが、アリアンナの最大の復讐相手だった。
「待っていなさい、エドワード。
次は、あなたの番よ。
あなたが築き上げてきた全てを、この手で粉々にしてあげるわ」
アリアンナの紫色の瞳は、新たな獲物を見据え、さらに危険な光を増していた。
シュヴァルツローゼ家の失脚は、ブラウンシュバイク公爵家にとっても他人事ではないはずだ。
エドワードは、この事態にどう動くのか。
アリアンナは、静かにその時を待っていた。
そんな折、ミラがアリアンナの元へ、一枚のメモを持ってきた。
「アリア、これ…王都の協力者から届いたんだけど…」
そこには、短い一文が記されていた。
『エドワード・ブラウンシュバイク、近々、王都郊外の離宮にて、正体不明の女性と密会予定あり』
「正体不明の…女性…?」
アリアンナの眉がピクリと動いた。
まさか、エドワードはリリアを切り捨て、もう次の女に乗り換えたというのだろうか。
それとも、何か別の企みが…?
どちらにしても、これは絶好の機会かもしれない。
「カイン、ヴォルフに伝えて。
次の標的が、見つかったかもしれないと」
アリアンナの口元には、冷たくも美しい、三日月のような笑みが浮かんでいた。
復讐の狼煙は上がった。
その炎は、やがて王都全体を焼き尽くすほどの業火となるのかもしれない。
シュヴァルツローゼ男爵家が関与する密貿易。
その具体的なルート、取引相手、そして何よりも、次の取引が行われる日時と場所。
「これは、またとない好機だ」
アジトの作戦室で、ヴォルフはアリアンナが記した羊皮紙を広げ、満足げに頷いた。
その表情は、大物を狙う狩人のそれだ。
「シュヴァルツローゼ男爵家は、長年、王国の禁制品である『黒睡蓮の種』を他国に密輸し、莫大な利益を上げていたようだ。
今回の情報によれば、三日後の満月の夜、バルムから少し離れた『黒水湾』と呼ばれる入り江で、次の取引が行われる」
黒睡蓮の種。
それは、少量で人を深い眠りに誘い、扱いを誤れば永遠に目覚めさせることのない恐ろしい植物の種だった。
薬にも毒にもなるため、王国では厳しく管理されている。
「男爵家ほどの貴族が、そんな危険なものに手を染めていたなんて…」
ミラが驚きの声を上げる。
「金のためなら、貴族も平民も関係ないということだ。
我々の仕事は、その密輸船を襲い、証拠となる『黒睡蓮の種』と取引書類を押収する。
そして、シュヴァルツローゼの悪事を白日の下に晒す」
ヴォルフの言葉に、アジトのメンバーたちの士気が高まる。
「アリア、お前には今回も重要な役目を担ってもらう」
ヴォルフがアリアンナに向き直る。
「何なりと。
あの女…リリアの家の悪事を暴くためなら、どんな危険も厭いませんわ」
アリアンナの紫色の瞳が、復讐の炎を宿して揺らめいた。
作戦は綿密に練られた。
アリアンナは、港町で得た地理の知識や、貴族の手口に関する洞察を活かし、積極的に意見を出した。
カインは戦闘部隊の指揮を、ミラは情報伝達と陽動を担当する。
「赤狼の牙」の総力を挙げた作戦だった。
三日後の夜。
空には不気味なほど大きな満月が浮かび、黒水湾の海面を銀色に照らしていた。
アリアンナは、他の数名の仲間と共に、闇に紛れて入り江を見下ろす崖の上に潜んでいた。
風が強く、潮の匂いが鼻をつく。
黒いマントで全身を覆い、銀色の髪はきつく編み上げてフードの奥深くに隠している。
手には、使い慣れた短剣と、ヴォルフから渡された投げナイフを数本。
「…来るぞ」
隣にいたカインが低く囁いた。
沖合から、音もなく一隻の小型船が近づいてくるのが見えた。
マストには、シュヴァルツローゼ家のものとは違う、偽装の紋章が描かれている。
「合図があるまで動くなよ、アリア。
絶対に先走るな」
カインが念を押すように言った。
彼の横顔は、月明かりの下でいつもより険しく見えた。
「分かっているわ。
でも、もしリリア本人がこの場にいたら…少しは楽しませてもらいたいけれど」
アリアンナは、唇の端に冷酷な笑みを浮かべた。
船が接岸し、数人の男たちが現れる。
積荷を降ろし始めると同時に、陸地側からも松明を持った一団が現れ、合流した。
取引が始まったようだ。
「今だ!
行けぇっ!」
ヴォルフの鋭い号令が闇に響き渡る。
それを合図に、崖の上や周囲の茂みから、「赤狼の牙」のメンバーが一斉に飛び出した。
「な、何奴だ!?」
「敵襲だ!
敵襲ーっ!」
密輸業者たちは不意を突かれ、混乱に陥る。
しかし、彼らも裏社会の人間だ。
すぐに剣を抜き、応戦してきた。
静まり返っていた黒水湾は、一瞬にして剣戟の音と怒号、そして悲鳴が飛び交う戦場と化した。
アリアンナも、カインと共に崖を駆け下り、戦闘に加わった。
敵の一人が、積荷を守ろうとアリアンナの前に立ちはだかる。
「女だと!?
舐めるなよ!」
男が下卑た笑みを浮かべて斬りかかってくる。
アリアンナは冷静にその剣をかわし、懐に潜り込むと、短剣で男の脇腹を深く切り裂いた。
「きゃあああっ!」
男が苦悶の声を上げて倒れる。
その血飛沫が、アリアンナの頬にかかったが、彼女は眉一つ動かさなかった。
「次!」
アリアンナは次々と現れる敵を相手に、まるで舞うように剣を振るう。
その動きは、以前よりも格段に鋭く、そして容赦がなかった。
カインもまた、その長剣で敵を薙ぎ倒していく。
二人は背中合わせになり、互いの死角を補いながら戦った。
その連携は、まるで長年コンビを組んできたかのようにスムーズだった。
「ミラ!
船の積荷は確保できそうか!?」
カインが後方にいるミラに叫ぶ。
「任せて!
もうすぐよ!」
ミラは数人の仲間と共に、すでに船に乗り込み、積荷である黒睡蓮の種が入った麻袋を次々と運び出していた。
戦闘は「赤狼の牙」の圧倒的優位に進んでいた。
敵の数は多かったが、奇襲と連携、そして個々の戦闘能力の差が歴然としていた。
やがて、抵抗する者はいなくなり、残った者たちは武器を捨てて降伏した。
ヴォルフが、捕らえた密輸業者たちのリーダー格らしき男の前に立つ。
「シュヴァルツローゼ男爵の指示だな?
正直に話せば、命だけは助けてやる」
男は顔面蒼白になりながらも、最初は口を割ろうとしなかった。
しかし、ヴォルフの冷徹な尋問と、周囲を取り囲む「赤狼の牙」の威圧感に屈し、ついに全てを白状した。
密貿易の全容、シュヴァルツローゼ男爵の直接の指示であったこと、そして、この取引には男爵令嬢であるリリアも深く関与し、利益の一部を化粧代や遊興費に充てていたことまで。
「リリア…あの女が、こんな汚い金で贅沢をしていたというのね…!」
アリアンナは、男の証言を聞きながら、拳を強く握りしめた。
裏切られた親友の、もう一つの醜い顔。
怒りが内側から込み上げてくる。
「よし、証拠は揃ったな。
積荷とこいつらをアジトへ運べ。
ただし、この『黒睡蓮の種』の一部は、貧しい村々で薬として必要としている者たちに分け与える。
我々はただの盗賊ではないことを、世に示さねばならん」
ヴォルフの言葉に、仲間たちは力強く応えた。
「赤狼の牙」は、手際よく戦場を処理し、夜明け前に黒水湾から姿を消した。
数日後。
シュヴァルツローゼ男爵家の密貿易に関する詳細な情報と、押収された取引書類の写しが、匿名で王都の騎士団本部や、有力貴族たちの元へ届けられた。
同時に、街の酒場や広場では、シュヴァルツローゼ家の悪事を告発するビラが撒かれ、噂は瞬く間に王都中に広まった。
『シュヴァルツローゼ男爵家、禁制品密輸で私腹を肥やす!』
『令嬢リリアも関与か!?
贅沢三昧の裏に黒い影!』
そんな見出しが、ゴシップ好きの新聞の一面を飾った。
シュヴァルツローゼ男爵家は、たちまちにして社交界の笑いものとなり、王家からも厳しい詮議を受けることになった。
財産の一部は没収され、男爵の権威は地に堕ちた。
そして何より、リリア・フォン・シュヴァルツローゼ。
あれほどまでにプライドの高かった彼女が、今頃どんな屈辱を味わっていることだろうか。
「…ふふっ、あはははは!」
アリアンナは、バルムの街の安宿の一室で、王都から届いた新聞記事を読みながら、声を上げて笑った。
それは、心の底からの、乾いた笑いだった。
復讐の第一歩。
確かに、リリアに大きな打撃を与えることができた。
しかし、アリアンナの胸には、達成感と共に、まだ満たされない渇望が渦巻いていた。
「これだけでは、まだ足りないわ…」
リリアの絶望は、まだ序の口に過ぎない。
そして、もう一人の裏切り者、エドワード・フォン・ブラウンシュバイク。
彼こそが、アリアンナの最大の復讐相手だった。
「待っていなさい、エドワード。
次は、あなたの番よ。
あなたが築き上げてきた全てを、この手で粉々にしてあげるわ」
アリアンナの紫色の瞳は、新たな獲物を見据え、さらに危険な光を増していた。
シュヴァルツローゼ家の失脚は、ブラウンシュバイク公爵家にとっても他人事ではないはずだ。
エドワードは、この事態にどう動くのか。
アリアンナは、静かにその時を待っていた。
そんな折、ミラがアリアンナの元へ、一枚のメモを持ってきた。
「アリア、これ…王都の協力者から届いたんだけど…」
そこには、短い一文が記されていた。
『エドワード・ブラウンシュバイク、近々、王都郊外の離宮にて、正体不明の女性と密会予定あり』
「正体不明の…女性…?」
アリアンナの眉がピクリと動いた。
まさか、エドワードはリリアを切り捨て、もう次の女に乗り換えたというのだろうか。
それとも、何か別の企みが…?
どちらにしても、これは絶好の機会かもしれない。
「カイン、ヴォルフに伝えて。
次の標的が、見つかったかもしれないと」
アリアンナの口元には、冷たくも美しい、三日月のような笑みが浮かんでいた。
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❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
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