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第9話「変わる視線とスキルの対価」
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あの一件から、一夜が明けた。
学院の空気は、昨日までとは明らかに違っていた。
どこを歩いていても、生徒たちのヒソヒソとした囁き声が聞こえてくる。
「おい、あれが噂の……」
「アレン・リンク、だろ?
ゼノン様の魔法を食らってもピンピンしてたって……」
「まさか。
きっと、何か強力な魔法防具(マジックアイテム)を隠し持ってるんだよ。
下級貴族のくせに、どこで手に入れたんだか」
「でも、クズスキルじゃなかったのか?」
これまでアレンに向けられていた視線が、憐れみや嘲笑から、畏怖と、好奇と、そして少しの嫉妬が入り混じった複雑なものへと変わっていた。
これまでアレンを「種クズ」とからかっていた生徒たちも、彼と目が合うと、バツが悪そうにさっと逸らす。
だが、そんな周囲の劇的な変化に、当のアレン本人は、全く気づいていなかった。
「うーん、今日のランチはA定食の魚料理か、B定食の唐揚げか……。
どっちも美味しそうで、すっごく悩むなぁ」
彼は、食堂のメニュー表の前で腕を組み、今日も平和な悩みに頭を抱えているのだった。
◇
一方、平和とは程遠い場所にいる人物がいた。
ゼノン・フォン・ヴァイスだ。
彼は、魔法防具学の老教師の指導室で、一晩中、厳しい叱責を受け続けた。
そして、罰として一週間の奉仕活動と、二週間の魔法実技への参加禁止を言い渡された。
「……なぜだ」
自室に戻ったゼノンは、怒りに任せて、机の上の高級そうな羽根ペンをへし折った。
「なぜ、僕の魔法があのクズに効かなかった……!」
彼のプライドは、ズタズタに引き裂かれていた。
公衆の面前で教師に罰せられたことよりも、自分の力がアレンに通じなかったことの方が、何百倍も屈辱的だった。
「ゼノン様、お気を確かに……」
取り巻きの一人が、おずおずと声をかける。
「うるさいッ!」
ゼノンは、その取り巻きをギロリと睨みつけた。
「そもそも貴様らが、あの平民一人、まともに押さえておかんからだ!
役立たずどもめが!」
「も、申し訳ありません!」
取り巻きたちは、蛇に睨まれた蛙のように縮こまる。
ゼノンの思考は、もはや正常ではなかった。
アレン・リンクに対する感情は、単なる見下しから、どす黒く燃え盛る「憎悪」と「執着」へと完全に変貌していた。
(ただのクズスキルの男が、僕の魔法を防げるはずがない。
何かある。
あいつは、何かを隠している)
力でねじ伏せるだけでは、あの秘密は暴けないかもしれない。
そう考えたゼノンは、その思考を、より陰湿で、狡猾な方向へと切り替えていく。
(そうだ。
あいつが隠し持っている『何か』を、この手で暴き、奪い取ってやればいい。
そして、その秘密を白日の下に晒し、あいつを絶望の淵に叩き落としてくれる……!)
ゼノンの口元に、冷酷な笑みが浮かんだ。
彼は、アレン・リンクを社会的に抹殺するための、新たな企みを練り始めたのだった。
◇
「いい、アレン?
しばらくは、絶対に目立つような行動はしないでちょうだい。
特に、ゼノン様には、絶対に近づいちゃだめよ」
放課後の中庭で、リナリアはアレンに何度も言い聞かせていた。
ゼノンのあの最後の目を、彼女は忘れることができなかったのだ。
「うん、わかったー」
アレンは、芝生の上に寝転がりながら、気の無い返事をする。
その時、数人の上級生がこちらに歩いてきたが、寝転がっているアレンに気づくと、一瞬足を止め、わざわざ回り道をして通り過ぎていった。
「あれ?
みんな親切だね。
僕が寝てるから、起こさないようにしてくれたのかな」
「……そうじゃなくて。
あなた、怖がられてるのよ……」
リナリアは、大きなため息をついた。
彼女は、アレンの隣に座ると、声を潜めて言った。
「ねえ、アレン。
昨日のことだけど、やっぱりあの黒い石……種が、あなたを守ってくれたんだと思うの。
でも、それはすごく危険なことでもあるのよ。
あんなすごい力があるって知られたら、悪い人たちが、あなたからその石を奪おうとするかもしれない」
「ふーん」
「『ふーん』じゃないわよ!
本当に大事にしないと……」
リナリアが真剣な顔で言うと、アレンは芝生からむくりと起き上がり、ポケットの黒い石をそっと握った。
「大丈夫だよ」
彼は、にこりと笑って言った。
「だってこれ、僕のだもん。
僕の言うことなら、ちゃーんと聞いてくれる気がするんだ」
その根拠のない、しかし絶対的な自信に満ちた言葉に、リナリアは何も言えなくなってしまった。
この種とアレンの間には、自分がまだ理解できない、特別な繋がりがあるのかもしれない。
「……あーあ。
なんだか、今日はすごくお腹が空くなぁ」
アレンが、大きなお腹をさすりながら言う。
「え?
また?
ランチもデザートも、大盛りで食べてたじゃない」
「でも、空くんだからしょうがないよ。
そうだ!
おやつにしよう!」
アレンは、いつものように手のひらを上に向けると、元気の出る木の実の種をイメージした。
「スキル発動、『種』!」
ポトリ。
手のひらの上に、見慣れた木の実の種が現れる。
しかし、いつもとどこか様子が違った。
いつもより一回り小さく、色もなんだか薄い。
アレンは気にせず、それを口の中に放り込み、ポリポリと噛み砕いた。
「あれ?」
彼の動きが、ぴたりと止まる。
「……今日の木の実、あんまり美味しくないや。
それに、なんだか、元気もあんまり出ない……」
アレンは、心底がっかりしたという顔で、しょんぼりと肩を落とした。
その言葉を聞いた瞬間、リナリアの頭の中に、一つの恐ろしい仮説が閃いた。
(まさか……!)
黒い種が、ゼノンの魔法を防いだこと。
そして今、アレンのスキルが生み出す種の『質』が、明らかに低下していること。
二つの出来事が、彼女の中で一直線に繋がった。
(あの黒い種は、魔法を防ぐ『対価』として、アレンのスキルそのものの力を、一時的に吸い取ってしまったんじゃ……?)
ただ魔力を消費するだけではない。
スキルの根源的な力が弱まり、生成されるものの質が落ちる。
それは、アレンにとって、何よりも耐え難いペナルティのはずだ。
大好きな食べ物が、美味しくなくなるのだから。
リナリアは、ぞっとして青ざめた。
(アレンのスキルは、無敵なんかじゃなかったんだ……!)
強力な力を振るうには、あるいは、強力な力から身を守るには、相応の代償が必要となる。
もし、昨日ゼノンが本気のもっと巨大な魔法を放っていたら?
アレンのスキルは、どうなっていたのだろう。
最悪の場合、もう二度と、美味しい木の実の種を出せなくなっていたかもしれない。
「美味しくない種は嫌だなー。
明日の朝になったら、また美味しいのが出るといいなー」
アレンは、そんなリナリアの心中の恐怖などつゆ知らず、呑気に空を見上げている。
友人の持つ、底知れないスキルに、新たな謎と、そして新たな脅威が浮かび上がった瞬間だった。
学院の空気は、昨日までとは明らかに違っていた。
どこを歩いていても、生徒たちのヒソヒソとした囁き声が聞こえてくる。
「おい、あれが噂の……」
「アレン・リンク、だろ?
ゼノン様の魔法を食らってもピンピンしてたって……」
「まさか。
きっと、何か強力な魔法防具(マジックアイテム)を隠し持ってるんだよ。
下級貴族のくせに、どこで手に入れたんだか」
「でも、クズスキルじゃなかったのか?」
これまでアレンに向けられていた視線が、憐れみや嘲笑から、畏怖と、好奇と、そして少しの嫉妬が入り混じった複雑なものへと変わっていた。
これまでアレンを「種クズ」とからかっていた生徒たちも、彼と目が合うと、バツが悪そうにさっと逸らす。
だが、そんな周囲の劇的な変化に、当のアレン本人は、全く気づいていなかった。
「うーん、今日のランチはA定食の魚料理か、B定食の唐揚げか……。
どっちも美味しそうで、すっごく悩むなぁ」
彼は、食堂のメニュー表の前で腕を組み、今日も平和な悩みに頭を抱えているのだった。
◇
一方、平和とは程遠い場所にいる人物がいた。
ゼノン・フォン・ヴァイスだ。
彼は、魔法防具学の老教師の指導室で、一晩中、厳しい叱責を受け続けた。
そして、罰として一週間の奉仕活動と、二週間の魔法実技への参加禁止を言い渡された。
「……なぜだ」
自室に戻ったゼノンは、怒りに任せて、机の上の高級そうな羽根ペンをへし折った。
「なぜ、僕の魔法があのクズに効かなかった……!」
彼のプライドは、ズタズタに引き裂かれていた。
公衆の面前で教師に罰せられたことよりも、自分の力がアレンに通じなかったことの方が、何百倍も屈辱的だった。
「ゼノン様、お気を確かに……」
取り巻きの一人が、おずおずと声をかける。
「うるさいッ!」
ゼノンは、その取り巻きをギロリと睨みつけた。
「そもそも貴様らが、あの平民一人、まともに押さえておかんからだ!
役立たずどもめが!」
「も、申し訳ありません!」
取り巻きたちは、蛇に睨まれた蛙のように縮こまる。
ゼノンの思考は、もはや正常ではなかった。
アレン・リンクに対する感情は、単なる見下しから、どす黒く燃え盛る「憎悪」と「執着」へと完全に変貌していた。
(ただのクズスキルの男が、僕の魔法を防げるはずがない。
何かある。
あいつは、何かを隠している)
力でねじ伏せるだけでは、あの秘密は暴けないかもしれない。
そう考えたゼノンは、その思考を、より陰湿で、狡猾な方向へと切り替えていく。
(そうだ。
あいつが隠し持っている『何か』を、この手で暴き、奪い取ってやればいい。
そして、その秘密を白日の下に晒し、あいつを絶望の淵に叩き落としてくれる……!)
ゼノンの口元に、冷酷な笑みが浮かんだ。
彼は、アレン・リンクを社会的に抹殺するための、新たな企みを練り始めたのだった。
◇
「いい、アレン?
しばらくは、絶対に目立つような行動はしないでちょうだい。
特に、ゼノン様には、絶対に近づいちゃだめよ」
放課後の中庭で、リナリアはアレンに何度も言い聞かせていた。
ゼノンのあの最後の目を、彼女は忘れることができなかったのだ。
「うん、わかったー」
アレンは、芝生の上に寝転がりながら、気の無い返事をする。
その時、数人の上級生がこちらに歩いてきたが、寝転がっているアレンに気づくと、一瞬足を止め、わざわざ回り道をして通り過ぎていった。
「あれ?
みんな親切だね。
僕が寝てるから、起こさないようにしてくれたのかな」
「……そうじゃなくて。
あなた、怖がられてるのよ……」
リナリアは、大きなため息をついた。
彼女は、アレンの隣に座ると、声を潜めて言った。
「ねえ、アレン。
昨日のことだけど、やっぱりあの黒い石……種が、あなたを守ってくれたんだと思うの。
でも、それはすごく危険なことでもあるのよ。
あんなすごい力があるって知られたら、悪い人たちが、あなたからその石を奪おうとするかもしれない」
「ふーん」
「『ふーん』じゃないわよ!
本当に大事にしないと……」
リナリアが真剣な顔で言うと、アレンは芝生からむくりと起き上がり、ポケットの黒い石をそっと握った。
「大丈夫だよ」
彼は、にこりと笑って言った。
「だってこれ、僕のだもん。
僕の言うことなら、ちゃーんと聞いてくれる気がするんだ」
その根拠のない、しかし絶対的な自信に満ちた言葉に、リナリアは何も言えなくなってしまった。
この種とアレンの間には、自分がまだ理解できない、特別な繋がりがあるのかもしれない。
「……あーあ。
なんだか、今日はすごくお腹が空くなぁ」
アレンが、大きなお腹をさすりながら言う。
「え?
また?
ランチもデザートも、大盛りで食べてたじゃない」
「でも、空くんだからしょうがないよ。
そうだ!
おやつにしよう!」
アレンは、いつものように手のひらを上に向けると、元気の出る木の実の種をイメージした。
「スキル発動、『種』!」
ポトリ。
手のひらの上に、見慣れた木の実の種が現れる。
しかし、いつもとどこか様子が違った。
いつもより一回り小さく、色もなんだか薄い。
アレンは気にせず、それを口の中に放り込み、ポリポリと噛み砕いた。
「あれ?」
彼の動きが、ぴたりと止まる。
「……今日の木の実、あんまり美味しくないや。
それに、なんだか、元気もあんまり出ない……」
アレンは、心底がっかりしたという顔で、しょんぼりと肩を落とした。
その言葉を聞いた瞬間、リナリアの頭の中に、一つの恐ろしい仮説が閃いた。
(まさか……!)
黒い種が、ゼノンの魔法を防いだこと。
そして今、アレンのスキルが生み出す種の『質』が、明らかに低下していること。
二つの出来事が、彼女の中で一直線に繋がった。
(あの黒い種は、魔法を防ぐ『対価』として、アレンのスキルそのものの力を、一時的に吸い取ってしまったんじゃ……?)
ただ魔力を消費するだけではない。
スキルの根源的な力が弱まり、生成されるものの質が落ちる。
それは、アレンにとって、何よりも耐え難いペナルティのはずだ。
大好きな食べ物が、美味しくなくなるのだから。
リナリアは、ぞっとして青ざめた。
(アレンのスキルは、無敵なんかじゃなかったんだ……!)
強力な力を振るうには、あるいは、強力な力から身を守るには、相応の代償が必要となる。
もし、昨日ゼノンが本気のもっと巨大な魔法を放っていたら?
アレンのスキルは、どうなっていたのだろう。
最悪の場合、もう二度と、美味しい木の実の種を出せなくなっていたかもしれない。
「美味しくない種は嫌だなー。
明日の朝になったら、また美味しいのが出るといいなー」
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