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第110話 北への旅路、陽気な相棒と古の祭祀場
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王都アステリアの北門をくぐり、アルトは一人、北の山岳地帯を目指して歩いていた。
目的地は、忘れ去られた古代の「魂の祭祀場」。
自身のギフトの謎を解く鍵が、そこに眠っているかもしれない。
リナや仲間たちに見送られたとはいえ、本格的な長距離の単独行は初めてであり、期待と共に一抹の不安も感じていた。
北へ向かう街道は、王都周辺ほどの賑わいはなく、道も次第に険しくなっていく。
行き交う人もまばらで、時折、武装した商人や、山岳地帯の村へ向かうのだろう人々を見かける程度だ。
夜は、安全そうな場所を見つけて野宿をする。
一人で焚き火を見つめていると、どうしても故郷のことや、王都で待つリナのことを考えてしまい、少しだけ感傷的な気分になることもあった。
道中、何度か魔物にも遭遇したが、今のアルトにとって、それらはもはや大きな脅威ではなかった。
単独での戦闘にも、自信がつき始めていた。
旅に出て三日目の昼過ぎ。
少し開けた街道沿いの岩場で、アルトが休憩のために腰を下ろしていると、背後からやけに陽気で、そして聞き慣れない抑揚の声が飛んってきた。
「おーい、そこの兄ちゃん!一人で休憩かいな?えらい静かな旅で、退屈してへんか?」
振り返ると、そこにはアルトと同年代くらいの、赤毛でそばかすのある、人の良さそうな顔立ちの青年が立っていた。
身軽そうな革鎧に、背中には二本の剣。双剣使いのようだ。
そして何より、その話し方が、独特の抑揚を持っていた。
「わいはケンタっちゅーねん。見ての通り、しがない冒険者や。兄ちゃんも冒険者やろ?どこまで行くん?」
青年――ケンタは、馴れ馴れしいくらい気さくに話しかけてくる。
「俺はアルト。北の山にある古い遺跡を調査しに行く途中なんだ」
アルトは少し戸惑いながらも、自己紹介をし、目的地を告げた。
「へえー、遺跡調査か!ロマンあるなあ!わいはな、この先の鉱山町に、ちょっとした『お届けもん』があってな。方向、途中まで一緒やんけ!よかったら、道中一緒に行かへん?一人より二人の方が、魔物が出ても安心やろ?」
ケンタはにぱっと人好きのする笑顔を見せた。
その屈託のない雰囲気に、アルトも悪い気はせず、彼の提案を受け入れることにした。
そこからの道行きは、ケンタのおかげで、驚くほど賑やかになった。
ケンタはとにかく陽気でよく喋る。
彼が旅してきた様々な土地の話、面白い魔物の話、そして自身の(やや大げさな)武勇伝や失敗談などを、独特のしゃべりでまくし立てるように語り、アルトを飽きさせなかった。
ケンタもまた、アルトに興味津々のようだった。
「兄ちゃん、その黒い剣、めっちゃカッコええやん!それにCランクやて!?すごいやんけ!どんな依頼こなしてきたん?」
アルトは、自分のギフトについて(特殊効果は伏せつつ)説明すると、ケンタは「攻撃を跳ね返す!?そら反則級やん!」と素直に感心していた。
二人が軽口を叩きながら森の中の道を進んでいると、突如、前方の道が塞がれていることに気づいた。
数本の太い木が、根元から無残にへし折られ、道を塞いでいる。
そして、その向こうから、低い唸り声と、荒い鼻息が聞こえてきた。
「なんや、あれ…?」
ケンタが眉をひそめる。
木の陰からそっと様子を窺うと、そこには巨大な猪の姿があった。
通常の猪(ボア)よりも遥かに大きく、体長は3メートル近くありそうだ。
その牙は長く鋭く湾曲し、全身の毛は針のように逆立っている。
地面には、その巨大な蹄(ひづめ)による深い跡がいくつも残っていた。
「エンシェント・ボア…森の主とも呼ばれる、凶暴な魔獣だ」
アルトが、以前図鑑で見た知識を思い出し、呟く。
「かなり手強い相手だぞ」
「へえ、そら面白そうやんけ!」
ケンタは、危険な状況にも関わらず、不敵な笑みを浮かべた。
「なあ、アルト兄ちゃん。こいつを倒さんと、先に進めんみたいやで。いっちょ、やったるか!」
「ああ、やるしかないな!」
アルトも頷き、黒曜の剣とバックラーを構える。
図らずも、この陽気な青年との、初めての共闘が始まることになった。
「ほな、わいが先に行くで!」
ケンタは叫ぶと、背中の双剣を抜き放ち、驚くほどのスピードでエンシェント・ボアへと駆け出した!
その動きは、まるで疾風のようだ。
彼はボアの巨体の周りを軽やかに舞うように動き回り、その鋭い牙や突進をひらりひらりとかわしながら、双剣で側面や背後から素早い斬撃を次々と叩き込んでいく。
しかし、エンシェント・ボアの皮膚は、見た目通り極めて硬質だった。
ケンタの双剣による斬撃は、火花を散らすばかりで、なかなか深いダメージを与えられない。
「ちぃっ、硬っ!こいつ、並の猪とちゃうわ!」
ケンタが悪態をつく。
そして、ボアの注意が完全にケンタに向いた瞬間、その巨体がアルトの方へと向き直り、一直線に突進してきた!
「アルト兄ちゃん、危ない!」
(来る!)
アルトは冷静だった。
バックラーを構え、真正面からボアの突進を受け止める。
ドゴォッ!という凄まじい衝撃!
Cランクになったアルトの体幹と、新しい革鎧、そしてバックラーをもってしても、完全に受け止めきるのは難しいほどのパワーだ。
しかし、アルトはその衝撃に耐え抜き、そして――
「反射ッ!」
受けた衝撃を、増幅させて叩き返す!
カウンター反射が、ボアの硬い頭部を直撃した!
「グモォォォッ!?」
エンシェント・ボアは、未知の衝撃に苦痛の声を上げ、その巨体をよろめかせながら数歩後退した。
その動きが、一瞬だけ鈍る。
「ナイスや、アルト兄ちゃん!今や!」
ケンタはその隙を見逃さなかった。
再び驚異的なスピードでボアに駆け寄り、その弱点である首筋の、比較的皮膚の薄い部分を目掛けて、双剣を交差させるようにして深々と突き立てた!
さらに、アルトも追撃する。
よろめくボアの、もう片方の側面から回り込み、黒曜の剣を、脚の付け根の関節部分へと力強く突き刺した!
「グモオオオオオォォォーーーーッ!!!」
致命的な二撃を受けたエンシェント・ボアは、最後の断末魔の咆哮を上げると、その巨体をゆっくりと大地に沈ませ、やがて完全に動きを止めた。
「はぁ…はぁ…やったか…」
アルトは肩で息をつく。
「ふぅーっ、危なかったわー。兄ちゃんがおらへんかったら、どうなってたことか」
ケンタも、額の汗を拭いながら、安堵の表情を浮かべた。
二人は、互いの健闘を称え合った。
「兄ちゃん、すごいな!あの反射ってギフト、ほんまにえげつないわ!それに剣の腕も確かやし」
「ケンタこそ、あのスピードと双剣術はすごかったよ。俺一人じゃ、あのボアを倒すのは難しかったと思う」
共に強敵を打ち破ったことで、二人の間には、単なる道連れ以上の、確かな友情と、冒険者としての信頼感が生まれていた。
エンシェント・ボアの牙(高く売れるらしい)を協力して回収した後、二人は再び旅路についた。
そして、その日の夕方、ついに麓の分岐点へとたどり着いた。
「ほな、アルト兄ちゃん、ここでお別れやな。短い間やったけど、楽しかったで!」
ケンタは、寂しさを隠すように、いつもの陽気な笑顔で言った。
「王都に戻ったら、絶対にギルドに顔出すんやで!今度こそ、祝杯上げなあかんからな!」
「ああ、必ず行くよ!ケンタも、鉱山町での用事、頑張ってくれよな!」
アルトも笑顔で応える。
二人は力強く握手を交わし、それぞれの道へと進んでいった。
ケンタとの出会いと共闘は、アルトにとって予想外の、しかし非常に貴重な経験となった。
再び一人になったアルトは、気持ちを切り替え、目的地の「魂の祭祀場」があるという、険しい山道へと足を踏み入れた。
周囲は切り立った岩壁が多くなり、空気もひんやりとしてくる。
そして、ついにアルトは、山の奥深く、霧が立ち込める谷間に隠れるように存在する、目的の場所にたどり着いた。
目の前に現れたのは、巨大な自然石を荒々しく組み上げて作られた、原始的な祭壇と、それを取り囲むように立つ、風化した石柱群だった。
遺跡全体が、長い年月の重みと、そして人間とは異なる、古(いにしえ)の存在への信仰を物語っている。
しかし、それ以上にアルトが感じたのは、この場所に漂う、捉えどころのない、精神に直接働きかけてくるような、奇妙で不快な気配だった。
(ここが、魂の祭祀場……。エリアーヌさんの言う通り、何か特別な、そして危険な場所みたいだ……)
アルトは気を引き締め、黒曜の剣を抜き、バックラーを構えながら、慎重に遺跡内部へと足を踏み入れた。
目的地は、忘れ去られた古代の「魂の祭祀場」。
自身のギフトの謎を解く鍵が、そこに眠っているかもしれない。
リナや仲間たちに見送られたとはいえ、本格的な長距離の単独行は初めてであり、期待と共に一抹の不安も感じていた。
北へ向かう街道は、王都周辺ほどの賑わいはなく、道も次第に険しくなっていく。
行き交う人もまばらで、時折、武装した商人や、山岳地帯の村へ向かうのだろう人々を見かける程度だ。
夜は、安全そうな場所を見つけて野宿をする。
一人で焚き火を見つめていると、どうしても故郷のことや、王都で待つリナのことを考えてしまい、少しだけ感傷的な気分になることもあった。
道中、何度か魔物にも遭遇したが、今のアルトにとって、それらはもはや大きな脅威ではなかった。
単独での戦闘にも、自信がつき始めていた。
旅に出て三日目の昼過ぎ。
少し開けた街道沿いの岩場で、アルトが休憩のために腰を下ろしていると、背後からやけに陽気で、そして聞き慣れない抑揚の声が飛んってきた。
「おーい、そこの兄ちゃん!一人で休憩かいな?えらい静かな旅で、退屈してへんか?」
振り返ると、そこにはアルトと同年代くらいの、赤毛でそばかすのある、人の良さそうな顔立ちの青年が立っていた。
身軽そうな革鎧に、背中には二本の剣。双剣使いのようだ。
そして何より、その話し方が、独特の抑揚を持っていた。
「わいはケンタっちゅーねん。見ての通り、しがない冒険者や。兄ちゃんも冒険者やろ?どこまで行くん?」
青年――ケンタは、馴れ馴れしいくらい気さくに話しかけてくる。
「俺はアルト。北の山にある古い遺跡を調査しに行く途中なんだ」
アルトは少し戸惑いながらも、自己紹介をし、目的地を告げた。
「へえー、遺跡調査か!ロマンあるなあ!わいはな、この先の鉱山町に、ちょっとした『お届けもん』があってな。方向、途中まで一緒やんけ!よかったら、道中一緒に行かへん?一人より二人の方が、魔物が出ても安心やろ?」
ケンタはにぱっと人好きのする笑顔を見せた。
その屈託のない雰囲気に、アルトも悪い気はせず、彼の提案を受け入れることにした。
そこからの道行きは、ケンタのおかげで、驚くほど賑やかになった。
ケンタはとにかく陽気でよく喋る。
彼が旅してきた様々な土地の話、面白い魔物の話、そして自身の(やや大げさな)武勇伝や失敗談などを、独特のしゃべりでまくし立てるように語り、アルトを飽きさせなかった。
ケンタもまた、アルトに興味津々のようだった。
「兄ちゃん、その黒い剣、めっちゃカッコええやん!それにCランクやて!?すごいやんけ!どんな依頼こなしてきたん?」
アルトは、自分のギフトについて(特殊効果は伏せつつ)説明すると、ケンタは「攻撃を跳ね返す!?そら反則級やん!」と素直に感心していた。
二人が軽口を叩きながら森の中の道を進んでいると、突如、前方の道が塞がれていることに気づいた。
数本の太い木が、根元から無残にへし折られ、道を塞いでいる。
そして、その向こうから、低い唸り声と、荒い鼻息が聞こえてきた。
「なんや、あれ…?」
ケンタが眉をひそめる。
木の陰からそっと様子を窺うと、そこには巨大な猪の姿があった。
通常の猪(ボア)よりも遥かに大きく、体長は3メートル近くありそうだ。
その牙は長く鋭く湾曲し、全身の毛は針のように逆立っている。
地面には、その巨大な蹄(ひづめ)による深い跡がいくつも残っていた。
「エンシェント・ボア…森の主とも呼ばれる、凶暴な魔獣だ」
アルトが、以前図鑑で見た知識を思い出し、呟く。
「かなり手強い相手だぞ」
「へえ、そら面白そうやんけ!」
ケンタは、危険な状況にも関わらず、不敵な笑みを浮かべた。
「なあ、アルト兄ちゃん。こいつを倒さんと、先に進めんみたいやで。いっちょ、やったるか!」
「ああ、やるしかないな!」
アルトも頷き、黒曜の剣とバックラーを構える。
図らずも、この陽気な青年との、初めての共闘が始まることになった。
「ほな、わいが先に行くで!」
ケンタは叫ぶと、背中の双剣を抜き放ち、驚くほどのスピードでエンシェント・ボアへと駆け出した!
その動きは、まるで疾風のようだ。
彼はボアの巨体の周りを軽やかに舞うように動き回り、その鋭い牙や突進をひらりひらりとかわしながら、双剣で側面や背後から素早い斬撃を次々と叩き込んでいく。
しかし、エンシェント・ボアの皮膚は、見た目通り極めて硬質だった。
ケンタの双剣による斬撃は、火花を散らすばかりで、なかなか深いダメージを与えられない。
「ちぃっ、硬っ!こいつ、並の猪とちゃうわ!」
ケンタが悪態をつく。
そして、ボアの注意が完全にケンタに向いた瞬間、その巨体がアルトの方へと向き直り、一直線に突進してきた!
「アルト兄ちゃん、危ない!」
(来る!)
アルトは冷静だった。
バックラーを構え、真正面からボアの突進を受け止める。
ドゴォッ!という凄まじい衝撃!
Cランクになったアルトの体幹と、新しい革鎧、そしてバックラーをもってしても、完全に受け止めきるのは難しいほどのパワーだ。
しかし、アルトはその衝撃に耐え抜き、そして――
「反射ッ!」
受けた衝撃を、増幅させて叩き返す!
カウンター反射が、ボアの硬い頭部を直撃した!
「グモォォォッ!?」
エンシェント・ボアは、未知の衝撃に苦痛の声を上げ、その巨体をよろめかせながら数歩後退した。
その動きが、一瞬だけ鈍る。
「ナイスや、アルト兄ちゃん!今や!」
ケンタはその隙を見逃さなかった。
再び驚異的なスピードでボアに駆け寄り、その弱点である首筋の、比較的皮膚の薄い部分を目掛けて、双剣を交差させるようにして深々と突き立てた!
さらに、アルトも追撃する。
よろめくボアの、もう片方の側面から回り込み、黒曜の剣を、脚の付け根の関節部分へと力強く突き刺した!
「グモオオオオオォォォーーーーッ!!!」
致命的な二撃を受けたエンシェント・ボアは、最後の断末魔の咆哮を上げると、その巨体をゆっくりと大地に沈ませ、やがて完全に動きを止めた。
「はぁ…はぁ…やったか…」
アルトは肩で息をつく。
「ふぅーっ、危なかったわー。兄ちゃんがおらへんかったら、どうなってたことか」
ケンタも、額の汗を拭いながら、安堵の表情を浮かべた。
二人は、互いの健闘を称え合った。
「兄ちゃん、すごいな!あの反射ってギフト、ほんまにえげつないわ!それに剣の腕も確かやし」
「ケンタこそ、あのスピードと双剣術はすごかったよ。俺一人じゃ、あのボアを倒すのは難しかったと思う」
共に強敵を打ち破ったことで、二人の間には、単なる道連れ以上の、確かな友情と、冒険者としての信頼感が生まれていた。
エンシェント・ボアの牙(高く売れるらしい)を協力して回収した後、二人は再び旅路についた。
そして、その日の夕方、ついに麓の分岐点へとたどり着いた。
「ほな、アルト兄ちゃん、ここでお別れやな。短い間やったけど、楽しかったで!」
ケンタは、寂しさを隠すように、いつもの陽気な笑顔で言った。
「王都に戻ったら、絶対にギルドに顔出すんやで!今度こそ、祝杯上げなあかんからな!」
「ああ、必ず行くよ!ケンタも、鉱山町での用事、頑張ってくれよな!」
アルトも笑顔で応える。
二人は力強く握手を交わし、それぞれの道へと進んでいった。
ケンタとの出会いと共闘は、アルトにとって予想外の、しかし非常に貴重な経験となった。
再び一人になったアルトは、気持ちを切り替え、目的地の「魂の祭祀場」があるという、険しい山道へと足を踏み入れた。
周囲は切り立った岩壁が多くなり、空気もひんやりとしてくる。
そして、ついにアルトは、山の奥深く、霧が立ち込める谷間に隠れるように存在する、目的の場所にたどり着いた。
目の前に現れたのは、巨大な自然石を荒々しく組み上げて作られた、原始的な祭壇と、それを取り囲むように立つ、風化した石柱群だった。
遺跡全体が、長い年月の重みと、そして人間とは異なる、古(いにしえ)の存在への信仰を物語っている。
しかし、それ以上にアルトが感じたのは、この場所に漂う、捉えどころのない、精神に直接働きかけてくるような、奇妙で不快な気配だった。
(ここが、魂の祭祀場……。エリアーヌさんの言う通り、何か特別な、そして危険な場所みたいだ……)
アルトは気を引き締め、黒曜の剣を抜き、バックラーを構えながら、慎重に遺跡内部へと足を踏み入れた。
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