115 / 125
第117話 Bランクへの飛躍、黒曜の盾『夜鏡』
しおりを挟む
ミノタウロス討伐という、Cランクとしては破格の功績。
それは、アルトの冒険者としての評価を、王都アステリアにおいて決定的なものとした。
数日後、ギルド評議会からの正式な通知が、ギルドマスターを通じてアルトにもたらされた。
「アルト君、評議会の決定が出た。君のこれまでの目覚ましい活躍、特に今回のミノタウロス単独討伐という偉業を鑑み、特例として【Bランク】への昇格を正式に承認する!」
ギルドマスターは、厳粛な、しかしどこか誇らしげな表情でそう告げると、アルトが身に着けていたCランクの鉄製プレートを外し、代わりに、銀色の美しい輝きを放つ、より精巧で複雑な意匠が施された【Bランク】プレートを手渡した。
Bランク。
それは、王国広しといえども、ごく一部の手練れの冒険者のみが到達できる領域。
ギルドの中核をなし、時には国家規模の依頼にも関わる、まさに一流の証だ。
アッシュフォード村を出た時には想像もできなかった高みに、自分は今、立っている。
アルトは、そのプレートの重みを、物理的なもの以上に、精神的な重みとして感じながら、深く、深く頭を下げた。
「ありがとうございます。マスター。このランクに恥じぬよう、これからも精一杯努めます」
その言葉に、ギルドホールからは、驚きと尊敬のこもった、温かい拍手が送られた。
若きBランク冒険者の誕生は、この王都ギルドにとっても、明るいニュースとなったのだ。
Bランクになったからといって、アルトが訓練を怠ることはなかった。
むしろ、その責任の重さを自覚し、彼はこれまで以上に鍛錬に励むようになった。
特に力を入れていたのは、エリアーヌと共に進める、ギフトの特殊効果「リフレクト・ショック」の制御訓練だ。
エリアーヌが用意した、古代の香木を焚きしめた静かな部屋で、アルトは長時間にわたる瞑想を行った。
心を無にし、自身の内側に存在するギフトのエネルギーの流れを、より深く、より鮮明に感じ取る。
そして、エリアーヌの指導の下、そのエネルギーに意識的に干渉し、特定のイメージ「守る」という強い意志を乗せていく訓練を繰り返した。
それは、気の遠くなるような、地道で繊細な作業だった。
しかし、ある時、訓練中に、アルトは確かな手応えを感じた。
極度の集中状態の中、「仲間を守る」場面を強くイメージした瞬間、彼の全身から、ほんの一瞬だが、あの蒼白い閃光が、以前よりも制御された形で、微かに漏れ出したのだ!
それは完全な発動には程遠い、ほんの兆しのようなものだった。
しかし、アルトの意志がある程度、ギフトの覚醒に影響を与えられた、初めての瞬間だった。
「…少しだけ、掴めてきたかもしれない…」
アルトが呟くと、隣で測定器を睨んでいたエリアーヌも興奮気味に頷いた。
「素晴らしい進歩ですわ、アルトさん!あなたの精神状態とギフトエネルギーの同調率が、確実に向上しています!この調子でいけば、いつか任意発動も…!」
制御への道はまだ遠く険しい。
だが、確かな一歩を踏み出したことに、アルトは静かな喜びを感じていた。
そんな訓練の日々の中、アルトは頑鉄工房のボルガン親方からも、待ちに待った連絡を受けた。
依頼していた、特製のバックラーが完成したというのだ。
アルトは期待に胸を膨らませ、工房へと急いだ。
「おう、来たか、小僧。…まあ、待たせただけの価値はある代物になったはずだ」
ボルガンは、ぶっきらぼうながらも、その目に確かな自信を宿して、一つの盾をアルトに差し出した。
それは、アルトが持つ黒曜の剣と対を成すかのように、夜の闇をそのまま写し取ったかのような、深く、美しい黒色をしたバックラーだった。
素材は、やはり希少な「夜闇鋼」。
大きさは通常のバックラーと同じくらいだが、その縁には鋭利な刃のような加工が施され、中央にはドワーフの古き守護のルーンが、力強く、そして精緻に刻み込まれている。
見た目だけで、その尋常ではない性能が伝わってくるようだった。
「名は『夜鏡(やきょう)』と名付けた。黒曜の剣と対になる、お前さんだけの、最高の盾だ」
ボルガンは、誇らしげに言った。
「夜闇鋼の特性でな、物理的な防御力は言うに及ばず、魔法的な攻撃に対しても、並の盾とは比較にならんほどの抵抗力を持つはずだ。そして…」
ボルガンは、アルトのギフトのことを思い出したのか、ニヤリと笑った。
「お前さんの、あの妙な反射の力。そのエネルギーを、より効率よく受け止め、そして何倍にも増幅させて相手に叩き返せるように、わしなりの工夫を凝らしておいた。まあ、使いこなせるかどうかは、お前さん次第だがな」
アルトは、畏敬の念と共に、「夜鏡」と名付けられたバックラーを受け取った。
手に伝わる、ずっしりとした、しかし不思議なほどの軽やかさ。
腕に装着すると、まるで最初からそこにあったかのように、完璧にフィットする。
黒曜の剣を右手に、夜鏡の盾を左腕に構えてみる。
黒と黒。
剣と盾。
まるで、一つの装備であるかのような、圧倒的な一体感があった。
これこそが、自分のための、最高の武具だ。
アルトは、ボルガン親方に、心の底からの感謝を伝えた。
新しい盾「夜鏡」を手にしたアルトは、早速訓練場でその性能を試した。
黒曜の剣との連携は、もはや芸術的とも言えるほどスムーズだ。
盾での防御から剣での反撃へ、あるいはその逆も、淀みなく、一瞬の隙もなく行える。
盾自体の強度も凄まじく、バルガスが訓練用に使う重い鉄槌の打撃すら、ほとんど衝撃を感じさせずに受け止めてしまう。
そして、カウンター反射。
ボルガンの言葉通り、夜鏡は、受けた衝撃をロスなくアルトのギフトへと伝え、そして反射されるエネルギーを、明らかに増幅させていた。
訓練用のダミーに反射を叩き込むと、以前とは比較にならないほどの破壊力で、ダミーが木っ端微塵に吹き飛んだ。
インパクト・パルスの威力も、夜鏡を通して放つことで、目に見えて向上している。
まさに、アルトのギフトのために鍛え上げられたかのような、最高の盾だった。
新たなランク、Bランク。
そして、新たな相棒、夜鏡の盾。
さらに、覚醒の兆しを見せるギフトの力。
アルトは、今、冒険者として、そして一人の戦士として、大きな飛躍の時を迎えていた。
彼は、Bランク冒険者としての最初の仕事に、そして己の新たな力を試すための、次なる挑戦に臨む時が来たと感じていた。
アルトはギルドへ向かい、Bランク向けの依頼が並ぶ掲示板の前に立った。
その中から、彼は一つの討伐依頼を選び出した。
『鎧角獣(アーマーライノ)討伐:南部平原に出現した鎧角獣1体の討伐。極めて硬い外皮と、城壁すら砕くと言われる突進力に最大限の注意を要す。危険度高。報酬 金貨2枚。ランクB推奨』
アーマーライノ。
サイのような姿をした巨大な魔獣で、その名の通り、全身が分厚い鎧のような外皮で覆われている。
生半可な攻撃は一切通用せず、その突進力は脅威そのもの。
Bランク冒険者にとっても、決して油断できない強敵だ。
「こいつだ」
アルトは、この強敵に挑戦することを決めた。
新しい盾「夜鏡」の防御力。
黒曜の剣の貫通力。
そして、4割へと成長し、さらに覚醒の兆しを見せるギフト【ダメージ反射】。
その全てをぶつけなければ、勝てない相手だろう。
これこそが、Bランク冒険者アルトとしての、最初の試練にふさわしい。
アルトは、依頼書を手に、カウンターへと向かう。
その足取りには、強敵への挑戦心を隠せない、確かな力がみなぎっていた。
それは、アルトの冒険者としての評価を、王都アステリアにおいて決定的なものとした。
数日後、ギルド評議会からの正式な通知が、ギルドマスターを通じてアルトにもたらされた。
「アルト君、評議会の決定が出た。君のこれまでの目覚ましい活躍、特に今回のミノタウロス単独討伐という偉業を鑑み、特例として【Bランク】への昇格を正式に承認する!」
ギルドマスターは、厳粛な、しかしどこか誇らしげな表情でそう告げると、アルトが身に着けていたCランクの鉄製プレートを外し、代わりに、銀色の美しい輝きを放つ、より精巧で複雑な意匠が施された【Bランク】プレートを手渡した。
Bランク。
それは、王国広しといえども、ごく一部の手練れの冒険者のみが到達できる領域。
ギルドの中核をなし、時には国家規模の依頼にも関わる、まさに一流の証だ。
アッシュフォード村を出た時には想像もできなかった高みに、自分は今、立っている。
アルトは、そのプレートの重みを、物理的なもの以上に、精神的な重みとして感じながら、深く、深く頭を下げた。
「ありがとうございます。マスター。このランクに恥じぬよう、これからも精一杯努めます」
その言葉に、ギルドホールからは、驚きと尊敬のこもった、温かい拍手が送られた。
若きBランク冒険者の誕生は、この王都ギルドにとっても、明るいニュースとなったのだ。
Bランクになったからといって、アルトが訓練を怠ることはなかった。
むしろ、その責任の重さを自覚し、彼はこれまで以上に鍛錬に励むようになった。
特に力を入れていたのは、エリアーヌと共に進める、ギフトの特殊効果「リフレクト・ショック」の制御訓練だ。
エリアーヌが用意した、古代の香木を焚きしめた静かな部屋で、アルトは長時間にわたる瞑想を行った。
心を無にし、自身の内側に存在するギフトのエネルギーの流れを、より深く、より鮮明に感じ取る。
そして、エリアーヌの指導の下、そのエネルギーに意識的に干渉し、特定のイメージ「守る」という強い意志を乗せていく訓練を繰り返した。
それは、気の遠くなるような、地道で繊細な作業だった。
しかし、ある時、訓練中に、アルトは確かな手応えを感じた。
極度の集中状態の中、「仲間を守る」場面を強くイメージした瞬間、彼の全身から、ほんの一瞬だが、あの蒼白い閃光が、以前よりも制御された形で、微かに漏れ出したのだ!
それは完全な発動には程遠い、ほんの兆しのようなものだった。
しかし、アルトの意志がある程度、ギフトの覚醒に影響を与えられた、初めての瞬間だった。
「…少しだけ、掴めてきたかもしれない…」
アルトが呟くと、隣で測定器を睨んでいたエリアーヌも興奮気味に頷いた。
「素晴らしい進歩ですわ、アルトさん!あなたの精神状態とギフトエネルギーの同調率が、確実に向上しています!この調子でいけば、いつか任意発動も…!」
制御への道はまだ遠く険しい。
だが、確かな一歩を踏み出したことに、アルトは静かな喜びを感じていた。
そんな訓練の日々の中、アルトは頑鉄工房のボルガン親方からも、待ちに待った連絡を受けた。
依頼していた、特製のバックラーが完成したというのだ。
アルトは期待に胸を膨らませ、工房へと急いだ。
「おう、来たか、小僧。…まあ、待たせただけの価値はある代物になったはずだ」
ボルガンは、ぶっきらぼうながらも、その目に確かな自信を宿して、一つの盾をアルトに差し出した。
それは、アルトが持つ黒曜の剣と対を成すかのように、夜の闇をそのまま写し取ったかのような、深く、美しい黒色をしたバックラーだった。
素材は、やはり希少な「夜闇鋼」。
大きさは通常のバックラーと同じくらいだが、その縁には鋭利な刃のような加工が施され、中央にはドワーフの古き守護のルーンが、力強く、そして精緻に刻み込まれている。
見た目だけで、その尋常ではない性能が伝わってくるようだった。
「名は『夜鏡(やきょう)』と名付けた。黒曜の剣と対になる、お前さんだけの、最高の盾だ」
ボルガンは、誇らしげに言った。
「夜闇鋼の特性でな、物理的な防御力は言うに及ばず、魔法的な攻撃に対しても、並の盾とは比較にならんほどの抵抗力を持つはずだ。そして…」
ボルガンは、アルトのギフトのことを思い出したのか、ニヤリと笑った。
「お前さんの、あの妙な反射の力。そのエネルギーを、より効率よく受け止め、そして何倍にも増幅させて相手に叩き返せるように、わしなりの工夫を凝らしておいた。まあ、使いこなせるかどうかは、お前さん次第だがな」
アルトは、畏敬の念と共に、「夜鏡」と名付けられたバックラーを受け取った。
手に伝わる、ずっしりとした、しかし不思議なほどの軽やかさ。
腕に装着すると、まるで最初からそこにあったかのように、完璧にフィットする。
黒曜の剣を右手に、夜鏡の盾を左腕に構えてみる。
黒と黒。
剣と盾。
まるで、一つの装備であるかのような、圧倒的な一体感があった。
これこそが、自分のための、最高の武具だ。
アルトは、ボルガン親方に、心の底からの感謝を伝えた。
新しい盾「夜鏡」を手にしたアルトは、早速訓練場でその性能を試した。
黒曜の剣との連携は、もはや芸術的とも言えるほどスムーズだ。
盾での防御から剣での反撃へ、あるいはその逆も、淀みなく、一瞬の隙もなく行える。
盾自体の強度も凄まじく、バルガスが訓練用に使う重い鉄槌の打撃すら、ほとんど衝撃を感じさせずに受け止めてしまう。
そして、カウンター反射。
ボルガンの言葉通り、夜鏡は、受けた衝撃をロスなくアルトのギフトへと伝え、そして反射されるエネルギーを、明らかに増幅させていた。
訓練用のダミーに反射を叩き込むと、以前とは比較にならないほどの破壊力で、ダミーが木っ端微塵に吹き飛んだ。
インパクト・パルスの威力も、夜鏡を通して放つことで、目に見えて向上している。
まさに、アルトのギフトのために鍛え上げられたかのような、最高の盾だった。
新たなランク、Bランク。
そして、新たな相棒、夜鏡の盾。
さらに、覚醒の兆しを見せるギフトの力。
アルトは、今、冒険者として、そして一人の戦士として、大きな飛躍の時を迎えていた。
彼は、Bランク冒険者としての最初の仕事に、そして己の新たな力を試すための、次なる挑戦に臨む時が来たと感じていた。
アルトはギルドへ向かい、Bランク向けの依頼が並ぶ掲示板の前に立った。
その中から、彼は一つの討伐依頼を選び出した。
『鎧角獣(アーマーライノ)討伐:南部平原に出現した鎧角獣1体の討伐。極めて硬い外皮と、城壁すら砕くと言われる突進力に最大限の注意を要す。危険度高。報酬 金貨2枚。ランクB推奨』
アーマーライノ。
サイのような姿をした巨大な魔獣で、その名の通り、全身が分厚い鎧のような外皮で覆われている。
生半可な攻撃は一切通用せず、その突進力は脅威そのもの。
Bランク冒険者にとっても、決して油断できない強敵だ。
「こいつだ」
アルトは、この強敵に挑戦することを決めた。
新しい盾「夜鏡」の防御力。
黒曜の剣の貫通力。
そして、4割へと成長し、さらに覚醒の兆しを見せるギフト【ダメージ反射】。
その全てをぶつけなければ、勝てない相手だろう。
これこそが、Bランク冒険者アルトとしての、最初の試練にふさわしい。
アルトは、依頼書を手に、カウンターへと向かう。
その足取りには、強敵への挑戦心を隠せない、確かな力がみなぎっていた。
3
あなたにおすすめの小説
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる