122 / 125
第124話 地上の爪牙、反射の追撃
しおりを挟む
反射の一撃を受け、空中で体勢を崩したグリフォン。高度を落としながら、苦しげな翼の動きでなんとか制御を取り戻そうとしている。その巨体が、急速に地上へと近づいていた。
(今しかない!)
アルトはこの千載一遇の好機を逃さなかった。
地面を強く蹴り、落下してくるグリフォンの予測地点へと、弾丸のように疾走する。
手にした黒曜の剣の切っ先を、ギルドマスターが言っていた弱点の一つ、翼の付け根へと定める。新生「夜鏡」は左腕に確かな重みを与え、アルトに絶対的な防御への信頼感をもたらしていた。
しかし、空の王者は、ただ墜ちるだけの存在ではなかった。
落下しながらも、その鋭い眼光は地上で迫るアルトを捉えている。体勢を立て直すのは難しいと判断したのか、あるいは接近するアルトを迎撃するためか、グリフォンは落下する勢いを殺さず、逆に利用するように、大きく口を開き、岩をも砕くというくちばしをアルト目掛けて突き出してきた!
(墜ちながらも反撃を!?)
予測より早いカウンターに、アルトは一瞬驚愕する。だが、アーマーライノとの死闘を乗り越えた反射神経は、即座に対応を可能にした。
突進の勢いをわずかに殺し、半身になってくちばしの一撃を「夜鏡」で受け流す。ガギン!と金属同士が擦れ合うような激しい音が響き、アルトの腕に衝撃が走るが、盾の性能とアルト自身の体捌きで、致命的なダメージは回避した。
そして、ついにグリフォンが地面に激突するように着地した。土煙が舞い上がる。
翼の動きはまだ不安定だが、そのライオンの如き下半身は、大地をしっかりと踏みしめている。地上においても、その威圧感は少しも衰えていない。
「グルルルァァァッ!」
地に足がついたグリフォンは、怒りに満ちた咆哮を上げ、即座に反撃に移った。狙いは、間近にいるアルト。太い前脚が振り上げられ、鋭利な爪がアルトの胴体を薙ぎ払わんと迫る。空からの攻撃とは比較にならない、近距離での圧倒的な質量とパワーだ。
アルトはバックステップで爪撃を躱しつつ、グリフォンの前脚側面を黒曜の剣で斬りつけた。しかし、分厚い筋肉と硬い体毛に阻まれ、深く斬り込むには至らない。
(地上でも、この強さ…!)
グリフォンは休む間を与えず、連続して爪撃、噛みつきを繰り出してくる。アルトは「夜鏡」を巧みに使い、それらを捌き、受け流し、時には反射を織り交ぜて牽制するが、決定打を与える隙を見つけられない。盾がなければ、一撃で致命傷を負っていてもおかしくない猛攻だった。
グリフォンが再び翼を広げ、体勢を立て直して飛び立とうとする気配を見せた瞬間、アルトは好機と見た。
「夜鏡」を構え、盾の中央に意識を集中させる。
「インパクト・パルス!」
盾の表面から、不可視の衝撃波が放たれ、飛び立とうとしていたグリフォンの頭部側面を直撃した。
「ギャウッ!?」
グリフォンは短い悲鳴を上げ、頭を振ってよろめいた。飛行の試みは完全に中断され、その動きが一瞬、明らかに鈍る。視界も一瞬、定まらなかったようだ。
(効いた!)
アルトはこの隙を見逃さない。
踏み込み、狙いを定めるのは、先ほど浅く斬りつけた前脚、そしてそのすぐ上にある翼の付け根。
黒曜の剣に、自身の体重と踏み込みの勢いを乗せ、渾身の力を込めて振り抜いた!
ザシュッ!
鈍い手応えと共に、剣はグリフォンの体毛と皮膚を裂き、翼を支える筋肉の一部を断ち切った。
「ギャアアアアァァァーーーッ!!」
これまでにない、絶叫に近い悲鳴を上げてグリフォンが後退する。傷ついた翼は力なく垂れ下がり、もはや飛行は不可能だろう。その黄金の瞳が、憎悪と苦痛に燃えながら、アルトを睨みつけていた。
勝機は見えた。だが、相手は手負いの猛獣。ここからが、最も危険な局面かもしれなかった。
グリフォンは翼の機能を失ったことを悟ると、残された武器――爪と牙に全ての力を込めるかのように、再びアルトへと襲いかかってきた。その動きは、先ほどよりも荒々しく、捨て身の様相を呈している。
アルトは冷静だった。
「夜鏡」で致命的な攻撃を確実に防ぎ、黒曜の剣で的確に反撃を加える。
グリフォンの攻撃は苛烈だが、翼の負傷によりバランスを欠き、動きにわずかな隙が生まれていた。アルトはその隙を確実に見極め、ダメージを蓄積させていく。
何度目かの交錯。
グリフォンが、最後の力を振り絞るように、巨大な体躯でアルトに体当たりを仕掛けてきた。
アルトはこれを正面から受け止めず、半身で「夜鏡」に受け流す。
そして、体勢を崩したグリフォンのがら空きになった胸元――心臓部を目掛け、黒曜の剣を逆手に持ち替え、深く突き立てた。
グフッ…と、グリフォンの喉から空気が漏れる音がした。
あれほど荒れ狂っていた動きが、ぴたりと止まる。
黄金の瞳から、急速に光が失われていく。
やがて、巨体はゆっくりと横に傾き、ズシン、という重い音を立てて、完全に動かなくなった。
「……はぁ……はぁ……」
アルトは、グリフォンの亡骸の傍らで、荒い息をついた。
全身は汗で濡れ、腕にはグリフォンの猛攻を受け止めた衝撃がまだ残っている。しかし、深刻な怪我はない。これも、新生「夜鏡」の高い防御力と、自身の成長の証だろう。
見下ろすグリフォンの亡骸は、その威容を失ってもなお、力強く、美しい魔獣だった。
空の王者との死闘。それは、アーマーライノ戦とは全く異なる、新たな次元の戦いだった。
そして、アルトはそれに勝利したのだ。
「やった…」
Bランク冒険者としての、そして新たな相棒「夜鏡」との、本格的な初仕事。
アルトは、確かな達成感と共に、静かに呟いた。
彼はグリフォンから討伐の証となる鋭い爪をいくつか丁寧に採取し、依頼達成の証拠とした。
周囲を見渡せば、激しい戦闘の跡が生々しく残っている。
(ここも長居は無用だな)
アルトは、疲労した体に鞭打ち、亡骸を後にした。
王都への帰路、彼の足取りは、来た時よりも少しだけ、しかし確実に力強くなっていた。
この勝利は、彼に大きな自信と、さらなる高みを目指すための新たな糧を与えたのだ。
(今しかない!)
アルトはこの千載一遇の好機を逃さなかった。
地面を強く蹴り、落下してくるグリフォンの予測地点へと、弾丸のように疾走する。
手にした黒曜の剣の切っ先を、ギルドマスターが言っていた弱点の一つ、翼の付け根へと定める。新生「夜鏡」は左腕に確かな重みを与え、アルトに絶対的な防御への信頼感をもたらしていた。
しかし、空の王者は、ただ墜ちるだけの存在ではなかった。
落下しながらも、その鋭い眼光は地上で迫るアルトを捉えている。体勢を立て直すのは難しいと判断したのか、あるいは接近するアルトを迎撃するためか、グリフォンは落下する勢いを殺さず、逆に利用するように、大きく口を開き、岩をも砕くというくちばしをアルト目掛けて突き出してきた!
(墜ちながらも反撃を!?)
予測より早いカウンターに、アルトは一瞬驚愕する。だが、アーマーライノとの死闘を乗り越えた反射神経は、即座に対応を可能にした。
突進の勢いをわずかに殺し、半身になってくちばしの一撃を「夜鏡」で受け流す。ガギン!と金属同士が擦れ合うような激しい音が響き、アルトの腕に衝撃が走るが、盾の性能とアルト自身の体捌きで、致命的なダメージは回避した。
そして、ついにグリフォンが地面に激突するように着地した。土煙が舞い上がる。
翼の動きはまだ不安定だが、そのライオンの如き下半身は、大地をしっかりと踏みしめている。地上においても、その威圧感は少しも衰えていない。
「グルルルァァァッ!」
地に足がついたグリフォンは、怒りに満ちた咆哮を上げ、即座に反撃に移った。狙いは、間近にいるアルト。太い前脚が振り上げられ、鋭利な爪がアルトの胴体を薙ぎ払わんと迫る。空からの攻撃とは比較にならない、近距離での圧倒的な質量とパワーだ。
アルトはバックステップで爪撃を躱しつつ、グリフォンの前脚側面を黒曜の剣で斬りつけた。しかし、分厚い筋肉と硬い体毛に阻まれ、深く斬り込むには至らない。
(地上でも、この強さ…!)
グリフォンは休む間を与えず、連続して爪撃、噛みつきを繰り出してくる。アルトは「夜鏡」を巧みに使い、それらを捌き、受け流し、時には反射を織り交ぜて牽制するが、決定打を与える隙を見つけられない。盾がなければ、一撃で致命傷を負っていてもおかしくない猛攻だった。
グリフォンが再び翼を広げ、体勢を立て直して飛び立とうとする気配を見せた瞬間、アルトは好機と見た。
「夜鏡」を構え、盾の中央に意識を集中させる。
「インパクト・パルス!」
盾の表面から、不可視の衝撃波が放たれ、飛び立とうとしていたグリフォンの頭部側面を直撃した。
「ギャウッ!?」
グリフォンは短い悲鳴を上げ、頭を振ってよろめいた。飛行の試みは完全に中断され、その動きが一瞬、明らかに鈍る。視界も一瞬、定まらなかったようだ。
(効いた!)
アルトはこの隙を見逃さない。
踏み込み、狙いを定めるのは、先ほど浅く斬りつけた前脚、そしてそのすぐ上にある翼の付け根。
黒曜の剣に、自身の体重と踏み込みの勢いを乗せ、渾身の力を込めて振り抜いた!
ザシュッ!
鈍い手応えと共に、剣はグリフォンの体毛と皮膚を裂き、翼を支える筋肉の一部を断ち切った。
「ギャアアアアァァァーーーッ!!」
これまでにない、絶叫に近い悲鳴を上げてグリフォンが後退する。傷ついた翼は力なく垂れ下がり、もはや飛行は不可能だろう。その黄金の瞳が、憎悪と苦痛に燃えながら、アルトを睨みつけていた。
勝機は見えた。だが、相手は手負いの猛獣。ここからが、最も危険な局面かもしれなかった。
グリフォンは翼の機能を失ったことを悟ると、残された武器――爪と牙に全ての力を込めるかのように、再びアルトへと襲いかかってきた。その動きは、先ほどよりも荒々しく、捨て身の様相を呈している。
アルトは冷静だった。
「夜鏡」で致命的な攻撃を確実に防ぎ、黒曜の剣で的確に反撃を加える。
グリフォンの攻撃は苛烈だが、翼の負傷によりバランスを欠き、動きにわずかな隙が生まれていた。アルトはその隙を確実に見極め、ダメージを蓄積させていく。
何度目かの交錯。
グリフォンが、最後の力を振り絞るように、巨大な体躯でアルトに体当たりを仕掛けてきた。
アルトはこれを正面から受け止めず、半身で「夜鏡」に受け流す。
そして、体勢を崩したグリフォンのがら空きになった胸元――心臓部を目掛け、黒曜の剣を逆手に持ち替え、深く突き立てた。
グフッ…と、グリフォンの喉から空気が漏れる音がした。
あれほど荒れ狂っていた動きが、ぴたりと止まる。
黄金の瞳から、急速に光が失われていく。
やがて、巨体はゆっくりと横に傾き、ズシン、という重い音を立てて、完全に動かなくなった。
「……はぁ……はぁ……」
アルトは、グリフォンの亡骸の傍らで、荒い息をついた。
全身は汗で濡れ、腕にはグリフォンの猛攻を受け止めた衝撃がまだ残っている。しかし、深刻な怪我はない。これも、新生「夜鏡」の高い防御力と、自身の成長の証だろう。
見下ろすグリフォンの亡骸は、その威容を失ってもなお、力強く、美しい魔獣だった。
空の王者との死闘。それは、アーマーライノ戦とは全く異なる、新たな次元の戦いだった。
そして、アルトはそれに勝利したのだ。
「やった…」
Bランク冒険者としての、そして新たな相棒「夜鏡」との、本格的な初仕事。
アルトは、確かな達成感と共に、静かに呟いた。
彼はグリフォンから討伐の証となる鋭い爪をいくつか丁寧に採取し、依頼達成の証拠とした。
周囲を見渡せば、激しい戦闘の跡が生々しく残っている。
(ここも長居は無用だな)
アルトは、疲労した体に鞭打ち、亡骸を後にした。
王都への帰路、彼の足取りは、来た時よりも少しだけ、しかし確実に力強くなっていた。
この勝利は、彼に大きな自信と、さらなる高みを目指すための新たな糧を与えたのだ。
3
あなたにおすすめの小説
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる